今年3月に開催される第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)へ向けた米国代表の
暫定登録メンバーが17日に発表されました。これを受けて、米国スポーツサイトCBS Sportsが、
「選手もファンも無関心。米国代表を見れば、WBCが発展途上だと分かる。」という記事を掲載しています。
その内容は、以下の通りです。
Players, fans don't care, and Team USA shows WBC has yet to grow (CBS Sports)
http://www.cbssports.com/mlb/blog/danny-knobler/21570214/players-fans-dont-care-and-team-usa-shows-wbc-has-yet-to-grow ファンがWBCに興味を持てば、一流選手たちも出場するだろう。あるいは、一流選手たちが出場すれば、
ファンも関心を示すだろう。
しかし、実際には、一流選手は出場しないし、ファンも関心を持っていない。
木曜日にアメリカ代表メンバーが発表されたが、これで分かったことといえば、
当分の間はWBCは二流のイベントで在り続けるだろう、ということだ。
いや、二流というのは、さすがに言いすぎかもしれない。WBCを選手に例えるのならば、
有望株であるにもかかわらず、そのポテンシャルに気が付かれないまま日々を過ごしている
可哀想な存在のようなものだろう。
WBCはいつか、球界を彩る4年に1度の偉大な祭典になるかもしれない。
だが今は、平均的なアメリカ人ファンからすれば、全く重要ではない奇妙なイベントに過ぎない。
その結果、アメリカ代表にマイク・トラウトの代わりにシェーン・ビクトリーノが選ばれても誰も気にも留めない。
(訳者注:実力的には、トラウトの方がビクトリーノよりもはるかに上です。)
バスター・ポージーの代わりにJ.P.アレンシビアが選ばれても気にしないし、
ジャスティン・バーランダーの代わりにライアン・ボーグルソンが選ばれても気にしないし、
デビッド・プライスの代わりにデレク・ホランドが選ばれても気にしないのだ。
たとえWBCが二流の大会ではないにしても、アメリカ代表は間違いなく二流である。
(
>>2へ続く)
http://sportshouse.seesaa.net/article/314301790.html