【週刊テレビ時評】NHK大河ドラマ「八重の桜」視聴率が急落! 内野聖陽主演「とんび」が高視聴率
2013年01月15日 15時59分 [芸能] 2013年01月バックナンバー
NHK大河ドラマ「八重の桜」(綾瀬はるか主演/日曜日午後8時〜)が、早くも不安をのぞかせた。
初回(1月6日)では視聴率(以下すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)21.4%と、
08年の「篤姫」(宮崎あおい主演)の初回20.3%を上回る上々のスタートを切った同ドラマだが、
第2話(13日)は18.8%と2.6ポイントも下落した。
大河ドラマ史上最低の平均視聴率(12.0%)を記録した前作「平清盛」(松山ケンイチ主演)でさえ、
第2話では17.8%をマークした。この数字はそれと大差なく、今後の視聴率降下が不安視される。
先週は冬ドラマも続々スタート。トップの数字を獲ったのは、意外にもTBS日曜劇場「とんび」
(内野聖陽主演/日曜日午後9時〜)だった。初回(13日)は54分拡大版となったが、17.0%の高視聴率を記録。
ここ最近の同枠では「ATARU」(12年4月期=中居正広主演)初回の19.9%、
「南極大陸」(11年10月期=木村拓哉主演)初回の22.2%、「JIN−仁−完結編」(11年4月期=大沢たかお主演)
初回の23.7%には及ばなかったが、「JIN−仁−」(09年10月期=大沢たかお主演)初回の16.5%を超えた。
内野は脇役が多く、主役としてはインパクトに欠けるが、内野の妻役に民放の連続ドラマでは
11年ぶりの登場となった常盤貴子が登場。その好アシストがあったことも見逃せないようだ。
他のドラマでは、初回では15%を超えることが多かったテレビ朝日系列「科捜研の女」
第12シリーズ(沢口靖子主演/木曜日午後8時〜)の初回2時間スペシャル(10日)は、12.2%と極めて低調だった。
(つづく)
http://npn.co.jp/article/detail/32215205/