【テレビ】年間視聴率でも万歳! 男女サッカー 上位を独占

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1お歳暮はトマト1cφ ★
 今年の年間視聴率ランキングは、男女のサッカーが上位を独占した。

手軽に録画できる時代になったが、スポーツだけは数少ないリアルタイムで見たい番組だということだ。一方で良くも悪くも物議を醸す突出した番組はない一年だった。 (宮崎美紀子)

 総合トップ10は今年もほとんどがスポーツ中継。昨年から続く「なでしこ」ブームで、ロンドン五輪の女子サッカーも高視聴率に。

八位の「おはよう日本&五輪」は、大幅に延長した開会式の最後の十五分間。NHK総合、午前五時〜八時四十七分の開会式中継は24・9%で、早朝では異例の高さだった。

 ドラマは、NHKの朝ドラ「カーネーション」「梅ちゃん先生」と一、二位を分け合った。両作品とも、昭和の日本の温かさ、たくましさが共感を呼んだ。

「梅ちゃん先生」は、「こころ」以来九年ぶりに平均視聴率20%を突破。一方、大河ドラマ「平清盛」は平均12・0%で歴代最低を更新してしまった。

民放の連続ドラマでは、米倉涼子主演のテレ朝「ドクターX」が、同局「相棒」を上回ってトップに。テレ朝は今年は「プライムタイム」(午後7時〜11時台)で開局以来初めて首位をうかがう勢い。

 教育・教養・実用で同率一位の「ためしてガッテン」は、アルツハイマー型認知症の予防を取り上げた回だった。

 バラエティー(その他娯楽)は日本テレビのレギュラー番組の強さが目立った。
 二位の「めちゃ2イケ〜」は岡村隆史がEXILEのステージに挑む人気企画「オカザイル」。

十位の「〜イッテQ」は、イモトのマッターホルン登頂スペシャル。十位以下だが、フジテレビが六月に生中継したAKB選抜総選挙も18・7%と高かった。

 災害関連では、九月三十日に台風17号が愛知県東部に上陸、NHK「首都圏ニュース・気象情報」(26・5%)「ニュース7」(26・0%)など、NHKがよく見られた。

 大みそかにNHK紅白歌合戦を控えてはいるものの、今年は、〇九年の「ボクシング内藤大助×亀田興毅」、昨年の「家政婦のミタ」のような世間の話題になる40%超えの番組は一本もなかった。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/entertainment/news/CK2012122702000114.html