「ワイルドだろぉ」が今年の流行語大賞に選ばれたピン芸人スギちゃん(39)。
先日の表彰式では、一発ギャグが大賞に選ばれた芸人が翌年消えるというジンクスを
「そんなの払拭するぜぇ!」とワイルドに一蹴してみせた。
かつて「グ〜」で流行語大賞をとったエド・はるみ(年齢非公表)がてんぐになり
露出が減ったことを反面教師にしているのか、先月のある芸能イベントでは、
芸能界を生き抜くための処世術を見せつけた。
「スギちゃんが内田裕也と囲み会見に応じた時のことです。報道陣がスギちゃんをイジって、
スギちゃんもそれに乗っかり現場が笑いに包まれていた中、裕也さんが突然、某紙の記者を指差して
『何を笑ってるんだ! どこの社だ』と怒り出しちゃったんです」(関係者)
報道陣も主催者も内田の怒りようにあっけにとられ、内田の関係者でさえも
「何か勘違いしてるんだと思います。すみません…」とオロオロするばかり。
内田の怒りは収まらず、標的となった記者は何のことから分からないまま
「ちょっと来い!」と別室に呼びつけられたという。
「裕也さんは控室で散々暴れて帰ったそうですが、結局怒りの原因は誰にも分かりませんでした。
身に覚えのない怒りをぶつけられ釈然としないまま原稿を書いていた記者のもとに、
『ウチの裕也がすみませんだぜぇ』と聞き覚えのある声がして記者が顔を上げると、
深々と頭を下げるスギちゃんがいたそうです」(前同)
某テレビ局スタッフも「芸人には珍しく、1ミリの勘違いもない気配りの人。
超の付く緊張しいで、ワイルドキャラをすっかり忘れ肝心なところが全部カットになったり、
キャラに意識をとられ過ぎてスベったりとトークはイマイチだが、業界にはファンが多いから
すぐに消えることはない」と太鼓判を押す。
ソース: 東京スポーツ新聞社(東スポWeb)
http://www.tokyo-sports.co.jp/entame/63827/