【文芸】四半世紀ぶり東西ミステリーベスト!国内編1位は横溝正史『獄門島』 海外編1位アガサ・クリスティ『そして誰もいなくなった』★2
「本格」健闘 女性も躍進 四半世紀ぶり東西ミステリーベスト
発表年代を問わず、古今東西の全ミステリー作品を対象にした「東西ミステリーベスト100」(週刊文春臨時増刊)が発売された。
昭和60年以来27年ぶりという特集には、時代の変遷を伝える興味深い顔ぶれが並んだ。
順位は、日本推理作家協会員ら国内のミステリー通389人の回答をもとに算出された。
国内編の1、2位は前回と同じ。昭和60年以降に発表された作品では、宮部みゆきさんの『火車』が最高位。
前回ベストテンには女性作家がいなかったので、これも四半世紀の変化といえる。
島田荘司さんら本格推理の躍進が目立つ一方で、近年ブームの警察小説は意外にも苦戦している。
海外編では、一昨年の生誕120年で、新訳も相次いだアガサ・クリスティ(英)が、エラリー・クイーン(米)を逆転。
大きく順位を上げた『シャーロック・ホームズの冒険』=コナン・ドイル(英)=や、
新顔の『羊たちの沈黙』=トマス・ハリス(米)=など、映画化の成功が高評価に結びついた印象がある。
臨時増刊では、国内、海外ともに100位までの作品について、あらすじとうんちくが紹介されている。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/121213/bks12121308160002-n1.htm
横溝にクリスティ?
どこが推理小説w
京極のは映画2作でしか見てないけど
推理ものとしては微妙だった
あれ?うみねこがなく頃には10位にはいらなかったのか
現世のシャーロックという設定のドラマはまだ見てないな
大誘拐は確かに面白かった
8 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 10:49:53.57 ID:1Ie3cNls0
斜め屋敷最高!
9 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 10:50:20.32 ID:jeOVOJum0
悪魔が来たりてフェラホホホ
10 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 10:51:25.15 ID:RrTDOJzX0
キチガイじゃがしかたない
よし!わかった!
あげぽよ
>>4 君はあんな分厚い本を2時間程度でまともに映画化できると
思うかね?
それも日本映画界の実力で。
「虚無への供物」って難解だって聞くけどどうなん?
読んだ人感想きかせて
江戸川乱歩の「孤島の鬼」は泣いた
17 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 10:55:04.47 ID:1g4pTx530
文春のランキングなんだから文藝春秋から本出してる作品が上位になるのよ
ミステリの内容とか関係なくね
18 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 10:56:07.45 ID:GhbeEa5q0
アクロイド殺しは評価する
叙述トリックは推理小説の革命を起こしたと言ってもいい
まあ、帯に衝撃の結末!と書かれてたらほとんど叙述トリックなんだけどねw
乱歩はおもろないの?
綾辻行人なら時計館の方が好きだなあ
グリーン家か僧正を入れてほしい
22 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 10:59:31.51 ID:NNkQRW9+0
キチガイだが仕方あるまい。
テレビ放映でもピー音被せられない台詞。
23 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 11:05:33.56 ID:s0czSvBK0
>>21 ヴァン・ダインだっけか
グリーン家とビショップは名作たよね
でもビショップ殺人事件のほうはマザーグースのクック・ロビン知らないと面白さ半減だから
こういうアンケしてるレベルの人には受けないかもね
ハサミ男最高
25 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 11:08:08.13 ID:wbUXd2r80
>>15 時代背景を押さえて置かないと理解できない
26 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 11:09:08.56 ID:fPeDY+Ky0
やっぱ横溝さんはつよいな。
多くが納得する1位だもんな。
匣の中の失楽は?
正直「火車」は微妙
日本のうんこアニメがパクったネタ多いなw
32 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 11:14:34.06 ID:bomrDk9w0
なんでグリーン家と僧正ないのん?
ひどい色wwwwwww
34 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 11:22:11.36 ID:mAogKxy60
映画で観たもの以外知らない
確かに「 獄門島 」「 そして誰もいなくなった 」は面白かった
ドグラ・マグラはミステリー三大奇書は納得したけどベストはないわ
36 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 11:24:12.09 ID:s0czSvBK0
>>32 アンケートに答える人のレベルが下がってるから
前回のアンケート回答者だけど日本推理作家協会:123名、日本冒険小説協会:123名、各大学のミステリ同好会:56名
SRの会:142名、怪の会:21名、各界のミステリ通:43名
こんな感じね
今回も基本的に同じみたいで問題は大学のミステリー同好会とかそういう若い人の票もかなり入る
だから読むのにマザーグースの知識がいるヴァン・ダインとか理解できない人とか流行りの京極夏彦とか宮部みゆきが上位にくる
ちなみに1985年版では僧正殺人事件が9位 グリーン家殺人事件は22位
37 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 11:24:32.46 ID:iEhYyzEQ0
こうみると日本のミステリー分野って今なお質高いよね
コズミックが無いとか
39 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 11:25:15.60 ID:DSp8PvOF0
長いお別れは大好きだけどミステリー作品としてここまで評価されるものなのかな
ほとんど読んだ筈なんだがイマイチ覚えてない
十角館は過大評価過ぎるだろ
42 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 11:32:18.78 ID:Ek1HNFz40
島荘の占星術が21位から3位になったのはなんでなんだろうな。
43 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 11:32:39.77 ID:BC7Xuh1m0
本陣殺人事件はミステリー小説で初めて読んでる途中で犯人を当てれた
占星術は中だるみしすぎ
まだ斜め屋敷の方が上だろう
占星術殺人事件なんてトリックだの何だので話としては全く面白くない
自称ミステリー通がオナニーで持ち上げてるだけ
>>36 黄色い部屋の謎とかも歴史的意義と作品の完成度の高さを考えれば絶対入れるべきなのにな
バラの名前とかいらん
47 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 11:59:29.85 ID:ZozvP+gy0
さっき図書館で借りて来た本
「厭魅の如き憑くもの」三津田信三
「密室の如き籠るもの」三津田信三
「凶宅」三津田信三
「禍家」三津田信三
「湘南人肉医」大石圭
「飼育する男」大石圭
「日本探偵小説全集2 江戸川乱歩集」
厭魅は再読、3週間借りられるので年末年始ゆっくり読もう
占星術はトリック抜かしたら面白くないしなー
自分語りこえぇ・・・
50 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 12:10:51.76 ID:+Sv0hQOqO
さむけは入って欲しかったなあ、あのラスト一行の鮮やかさはタイトル通りさむけで震えた
「長いお別れ」「羊たちの沈黙」に違和感が。好きだけどさ。
日本のは高木彬光や鮎川哲也が入ってない時点で評価しない。
てか、何で芸スポ板?
過疎ってるミステリ板でやれよ、おまいら
53 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 12:27:03.42 ID:Gs6mzYZ10
>>52 ミステリ板いったら鼻で笑われそうなやつばっかじゃん
>>36 京極夏彦や宮部みゆきが流行りってw
現大学生にとっては魍魎も火車も古典だよ
55 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 12:31:41.90 ID:Gs6mzYZ10
コリン・デクスターがないとか意外
>>55 だって17〜20年前の作品だぜ?w
現大学4年生が2〜5歳の時だw
昔のばっかりw
たしかに最近で面白かったのは弱い・・・東野とか海堂とか
乱歩の「孤島の鬼」とか面白いけど、ほとんど冒険小説だもんな
59 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 12:38:34.51 ID:Gs6mzYZ10
エーコ先生ランクインですか
この中では一番硬くて難解だけどね
しかしエーコ先生三万冊の蔵書らしいが
どんな脳しているのだろう?
>>19 乱歩の「何者」という短編を立ち読みしたけど、
ボーンコレクター張りに病床から一歩も動かずに
犯人を推理する探偵小説ファンの青年と、
明智小五郎との推理合戦、最後のどんでん返し、
現代の日本人には思いもつかない動機など
非常におもしろかった。
今でも十分通用する。
金田一少年の話で、占星術のトリックとかぶってた奴あったな
あれってオマージュなのかパクリなのかどっちなんだ
63 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 12:43:15.17 ID:T1aKe0vp0
京極夏彦を一度読めば、
お前や、私のような並の作家志望者は
「諦める。」よね。
勝てるわけねえもの。
64 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 12:43:56.49 ID:Vxj1dyRmO
わらの女の心理戦は最強だと思う
昔、占星術読んで自分の頭の中で想像してた御手洗の容姿が、
BBC版のシャーロックにそっくりだった。
あっちは外人さんだけど。初めて見た時はビビった。
66 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 12:46:44.91 ID:zPn3kXGL0
>>63 「この位だったら俺でも書ける」と思うくらいじゃないと作家志望なんて
言えない。クドかったり上手く描けてない部分も多いよ。
榎木津探偵は好きだけど。
俺の感覚だと占星術がやっと古典に入りかけてる感じ
あ
島荘自身が占星術の映像化許可してないが
それならなぜ北の夕鶴2/3の殺人も拒否しなかったのか
無茶しやがって・・・
>>62 あのトリックパクってオマージュで済むかい!w
72 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 13:11:17.99 ID:kqq7+TJrO
占星術も十角館も好きだけど、トリック的に映像化できないよね
文章ならではのトリックだし
73 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 13:12:11.30 ID:9PdRnlrBO
赤川が入ってない時点で評価しないな。もっと読み込んで欲しいね。
74 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 13:15:42.64 ID:OhByjRt90
叙述トリックはヴァン・ダインに説教されるレベル
76 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 13:16:18.94 ID:zPn3kXGL0
>>70 あれを2時間ドラマでやったTBSは正直ちょっと偉いと思った
78 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 13:18:15.72 ID:EfxHqRqX0
御手洗シリーズの長編新作はもう出ないのかな・・・
Yの悲劇って映像化されてるの見たことないな?
Xの悲劇のほうが一般人には有名だよね?
80 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 13:20:41.47 ID:T1aKe0vp0
島田荘司はずっと低迷していたが、
近年、「摩天楼の殺人」で復調した。
さいきんは「写楽」とゆう力作も。
キチガイのせいでドラマにできないのよねん
82 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 13:23:54.23 ID:I9PUyJLWO
>>15 学生の頃なんとか読み切ったが、内容が全然頭に入らなかった
青い薔薇がどうたらこうたらとか
83 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 13:24:28.19 ID:s0czSvBK0
>>79 有栖川有栖の月光ゲーム Yの悲劇'88なら・・・
ってかYの悲劇って石坂浩二主演でドラマ化されてたはず
Xのほうが映像化の記憶にない
日本だと圧倒的に夏樹静子のWのほうが有名で下手したらエラリー・クイーンはパクリ呼ばわれされかねない・・・(´;ω;`)ウッ…
>>73 赤川次郎の「マリオネットの罠」は20位くらいまでには入っててほしいなあ
>>58 真ん中〜100位くらいだと新しいのもけっこうある
まぁ、こういうのって上位は原点とか、そういう系のになるのはしゃーないから
興味あれば本屋で立ち読みしてみたら?
内容すっかり忘れてたクイーンの国名シリーズを云十年ぶりに読み直したら
犯人当てが全部正解で嬉しいような寂しいような。
ヴァン・ダインの二十則
1.事件の謎を解く手がかりは、全て明白に記述されていなくてはならない。
2.作中の人物が仕掛けるトリック以外に、作者が読者をペテンにかけるような記述をしてはいけない。
3.不必要なラブロマンスを付け加えて知的な物語の展開を混乱させてはいけない。
4.探偵自身、あるいは捜査員の一人が突然犯人に急変してはいけない。これは恥知らずのペテンである。
5.論理的な推理によって犯人を決定しなければならない。偶然や暗合、動機のない自供によって事件を解決してはいけない。
6.探偵小説には、必ず探偵役が登場して、その人物の捜査と一貫した推理によって事件を解決しなければならない。
7.長編小説には死体が絶対に必要である。殺人より軽い犯罪では読者の興味を持続できない。
8.占いとか心霊術、読心術などで犯罪の真相を告げてはならない。
9.探偵役は一人が望ましい。
10.犯人は物語の中で重要な役を演ずる人物でなくてはならない。
11.端役の使用人等を犯人にするのは安易な解決策である。その程度の人物が犯す犯罪ならわざわざ本に書くほどの事はない。
12.いくつ殺人事件があっても、真の犯人は一人でなければならない。但し端役の共犯者がいてもよい。
13.冒険小説やスパイ小説なら構わないが、探偵小説では秘密結社やマフィアなどの組織に属する人物を犯人にしてはいけない。
14.殺人の方法と、それを探偵する手段は合理的で、しかも科学的であること。
15.事件の真相を説く手がかりは、最後の章で探偵が犯人を指摘する前に、全て読者に提示しておかなければならない。
16.よけいな情景描写や、わき道にそれた文学的な饒舌は省くべきである。
17.プロの犯罪者を犯人にするのは避けること。
18.事件の結末を事故死とか自殺で片付けてはいけない。
19.犯罪の動機は個人的なものがよい。国際的な陰謀とか政治的な動機はスパイ小説に属する。
20.自尊心(プライド)のある作家なら、次のような手法は避けるべきである。これらは既に使い古された陳腐なものである。
・犯行現場に残されたタバコの吸殻と、容疑者が吸っているタバコを比べて犯人を決める方法
・インチキな降霊術で犯人を脅して自供させる
・指紋の偽造トリック
・替え玉によるアリバイ工作
・番犬が吠えなかったので犯人はその犬に馴染みのあるものだったとわかる
・双子の替え玉トリック
・皮下注射や即死する毒薬の使用
・警官が踏み込んだ後での密室殺人
・言葉の連想テストで犯人を指摘すること
・ 土壇場で探偵があっさり暗号を解読して、事件の謎を解く方法
90 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 14:01:50.16 ID:9PdRnlrBO
占星術殺人事件にはたまげた
ミステリにハマるきっかけになったわ
92 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 14:09:43.48 ID:vWG+7w2iO
虚無への供物とチャンドラーのは積みっぱなしでまだ読んでないわ
もうりょうのはこはミステリーにハマるきっかけになった
>>60 唯一エーコで読んだことあるのが「フーコーの振り子」だけど
正直読んでて疲れた
だから薔薇の名前は映画しか見てないw
でもあれってミステリーなんだろうか
XもYも、映像化したら、犯人バレバレだしなあw
もっとも小説中でも、ミステリー慣れた人なら結構バレバレだし、
犯人当てより、全てを論理的に繋げて説明できるかどうかが肝だから。
95 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 14:27:55.64 ID:s0czSvBK0
>>94 悲劇四部作シリーズは通して読んで最終巻のあのラストの余韻を楽しむものですよ
小学生の時に読んだけど4部作の最後は感動した
ミステリランキング常連の「長いお別れ」ってずいぶん前に読んだきりだけど、長いお話・・・って感じでピンとこなかった。
評価が高いのは、やっぱり最後に明かされるアレのせい???
97 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 15:08:09.14 ID:wbUXd2r80
>>93 フーコーはアンチミステリかな
薔薇の名前はあの時代背景においては立派なミステリ
日本人には犯人の動機が弱すぎるけど
98 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 15:09:32.21 ID:ZmSgCDxy0
ドグラ・マグラなんて一体何人が楽しんで読んだんだろうあんなの
99 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 15:11:55.60 ID:NXhW2alUO
「そして誰も」より「アクロイド」のほうが好きだな
>>73 赤川はマジキチ
12月14日(金)朝日新聞東京版朝刊「声」欄
「三つの光景が安全を選ぶ原点」 作家 赤川次郎(東京都港区 64)
三つの光景を思い出そう。第一は昨年3月11日、東北地方を襲った大津波の
人間の想像力を遥かに超えた凄まじい破壊力。第二は福島第一原発の原子炉
建屋が爆発し、屋根が吹っ飛び白煙が上がった瞬間の身も凍る恐怖。第三は
その原発を「安全だ」と言い続けてきた専門家たちの、現実の事故を前になす
すべもなく、ただ呆然自失していた姿。
その後の言いわけや責任転嫁を消去すれば、その三つの現実こそが私たちの
安全を選ぶ原点である。狭い地震大国に原発を作り続けてきた政党が政権を
取れば、原発を再稼働させる可能性が高い。首都直下型地震も南海トラフの
地震も、すべてはこれからなのだ。必ず近い将来、日本はまた大地震を経験する。
次の大地震が起きればすべての原発が無傷でいられるなどと信じる人はいない
だろう。再び原発が大事故を起こせば、どれだけの国土が汚染されるか。自衛隊を
軍隊にすれば、放射能が防げるとでも言うのだろうか?
再び原発が爆発したら、子や孫までも放射能の恐怖にさらされるのだ。有力な
政党のスローガンは「日本を、取り戻す」だそうだが、ならば福島の人々に元通りの
故郷を取り戻させるのが先決だろう。
101 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 15:14:54.96 ID:WL8xHO7T0
ええ、2スレ目ぇ!?w
北の夕鶴2/3の殺人の2時間ドラマは大爆笑させてもらいました
ミステリといったら東野圭吾くらいしか読まない母ちゃんが呆然としてたw
大正四年 私は神戸二中へ入学して、そこで西田徳重なる友人をえた。
いったい探偵趣味にしろ、何趣味にしろ、仲間がないと、
しぜんに熱がさめていくのがふつうではないだろうか。
その反対に仲間を得ることによって、お互いに刺激しあい、
それらの趣味はますます盛んに、ますます助成されていくのではあるまいか。
西田徳重は私に優るとも劣らぬ、探偵小説のマニヤであった。
私の読んでいるほどの探偵小説は、すべて彼も読んでいた。
お互いにかぞえどしで十五であった。
質素剛健自重自治を四綱領としている神戸二中では、ふたりともいたって目立たない、
モッサリとした存在であった。
われわれはほかのだれとも交際しようとはせず、いつも校庭の隅っこで
あきもせず探偵趣味について語り合っていた。
日本の探偵文壇の不振をなげき、黒岩涙香以来、これという翻訳家の
現われないのをかこち合った。
われわれは古本屋ででももう手に入らない涙香本が、貸し本に多くあることを知った。
こうして徳重と私の貸し本屋巡りがはじまったのだが、
それが中学三年の後半期に入ると、三の宮へんの古本屋をまわる
外国雑誌漁りにと発展していったのである。
西田徳重と私との外国雑誌漁りは、いまから考えても、じつに熱心なものであった。
しかも神戸二中では、みだりに外食することを許さなかったし、
われわれにもそんな金はなかったので、日曜日など朝来てひと巡りし、
昼きておなじことを繰りかえし、夜は夜でまた誘いにくるのである。
そんなに廻ってみたところで、新しい雑誌がきているはずはないのだが、
いまから思えば、徳重も私も孤独だったのだろう。
われわれはまた、探偵小説のトリックについても競い合った。
お互いにトリックをつくって、語りあい、批評し合うのである。
その当時私の創ったトリックに色盲がある。これはのちに「深紅の秘密」と題して
『新青年』に投書し、二等に当選した。
色盲をトリックとした探偵小説には、その後ちょくちょくお眼にかかるが、
私の「深紅の秘密」が一番早かったのではないか。
横溝正史
>>98 アレは楽しめるだろ?比較的
だから3大奇書の中では飛び抜けて売れてる印象がある
104 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 15:22:45.09 ID:kqq7+TJrO
北の夕鶴、つか吉敷シリーズってミステリーってより人間ドラマなんだよなー。まぁ全編通しての物語は好きだけど
御手洗シリーズがトリック重視なんじゃないの?
105 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 15:26:41.96 ID:9tBrW/ob0
ダビンチコードが入ってねーーーーーーーーーー!
『虚無への供物』 これはすごかった
107 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 15:30:11.39 ID:fsRhamAi0
虚無は入ったらアカン方面なんじゃないのどっちかっていうとw
反省した人が多いんかいな?
夏樹静子さんが入ってねーー
>>103 虚無のほうがミステリっぽいだろ
推理合戦あるし
110 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 15:34:23.35 ID:BdSKaaau0
半七捕物帳は?
三大奇書、読まれてる割合はこれくらいじゃないのか
ドグラ・マグラ : 虚無への供物 : 黒死館 = 30 : 5 : 1
差つけすぎか
112 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 15:44:24.23 ID:NICoWWQd0
我ながらよくこんなの毎日読んでたなと思う
西村さんの「華麗なる誘拐」「殺しの双曲線」「四つの終止符」とか
トラベルミステリーの前は面白かった
>>104 北の夕鶴と奇想天を動かすは御手洗シリーズばりの破天荒トリック系だね
115 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 15:53:43.01 ID:gCSi6ere0
日本人は「Yの悲劇」と「そして誰もいなくなった」の評価が高すぎて気持ち悪い。
Yの悲劇有名だから読んでみたけどいまいち
チームバチスタの栄光とかロートレック荘事件の方が面白い
117 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 16:00:00.87 ID:I/dtHMPKP
118 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 16:00:10.51 ID:1xyxTwKo0
119 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 16:08:56.28 ID:fsRhamAi0
横溝で訓練されてた世代が多いから、そして誰もいなくなったみたいなサスペンス調なのが親しみやすいんでしょ。
パズラーもああいうの好きだし、順当じゃないのかな。
夏木静子さんや山村美紗さん(毛色違うけど)は、日本だとミステリというよりも
今で言う昼ドラ路線っていう認識なんじゃないのかな。こういうのには名前あがら無さそう。
121 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 16:18:58.80 ID:WL8xHO7T0
山村美紗も燃えた花嫁とか、シリーズの1〜2作目くらいは良かったんだよ
ただそこからが惰性
夏樹静子はWの悲劇の映像化のせいで評価低いのはあると思う
122 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 16:26:42.56 ID:BdSKaaau0
赤川西村森村なんかもあまりにも多作だから評価が下がってるかも。
キオスクで売ってるイメージになってしまった。
>>111 そんなもんだと思うよ
アンチミステリとかマニアだけが読んで満足すればいい
普通のミステリーファンや一般人には理解しづらいアートみたいなもんだろ
「そして誰もいなくなった」は、新訳が出たからな。
俺も買い直したけど、読んでないな。
エルロイのブラックダリアほど読んでて疲れる小説はなかなかない
ドグラ・マグラて読んだけどどんな話か忘れた
チャカポコしか覚えてない
127 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 16:39:19.77 ID:tde94qlC0
アクロイド殺しは微妙、
死の接吻が入ってない
>>36 基本的に同じなら前回も若い人の票がかなり入ってるって事だろ
宮部やら京極を今の流行りとかいうなら横溝も島田も松本も天藤も当時の流行りになるわ
今と昔の若者は違うと思いたい阿呆なんだろうけど今も昔もお前の言う流行りものに票が入ってるんだよ
しかも日本編のランキングを使って海外編のランキングを分析するって阿呆の極み
海外編への票が日本編への票に流れるとでも思ってるのか
129 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 16:54:22.59 ID:kqq7+TJrO
横溝正史は中学の頃、石坂浩二主演の映画?ドラマ?をきっかけに色々読んだけど、記憶内容がごっちゃだわ
ストーリーよりも、昭和だか戦後だかの陰歪なおどろおどろしさにハマってた感がある
で、京極夏彦にそんなおどろおどろしさを期待して読んだけど、情景描写が細かすぎて、ページの割には話が進まなくて
一気に読めんかったわ
130 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 17:23:15.85 ID:LbE4OTZE0
獄門島は、石坂主演の映画の方がおもろいやん
特に、和尚役のオサーンの演技が素晴らすぃ
131 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 17:29:04.22 ID:fnTkK06J0
和尚役のオサーンって・・・・
132 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 17:31:51.74 ID:+iizWRIm0
ドグラ・マグラって読み終わったら、えっ?と思ってまた最初から読み直すよな。
メビウスの輪w
二階堂黎人ってまだ書いてるの?
134 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 17:43:28.70 ID:FHms6xKl0
ミステリー程度で知性とか言われても、密室のトリックとか、ダイイングメッセージとか
正直どうでもいい。所詮大衆の暇つぶし。
京大推理小説研究会出身だからとかでプライド持ってたりするとおいおい、大丈夫かよ、
それくらいでプライド持っちゃダメだよ、ゴキブリがプライド持ってるようなもんだろ、
と忠告してあげたい。
でも、個人的には島田荘子とかいうおっさんのウィキペディアが最高に痛くて面白い。
ネタでやってるのか、本気でそう思ってるのか。自画自賛がここまでくると
精神科行って来いと誰も言わないのか、そこが気になる。
京極作品は、は読後自分で何か書いてみたくなるから好きだけどな〜
まあとりあえず「火刑法廷」getしてきたんで読んでみるかと。
三毛猫ホームズのドラマ版は、石立版の狂死曲と駆け落ちが面白かった記憶がある。
夏樹静子は、火サスの佃次郎シリーズでしか観てないけど、ほとんど面白かった…幻の男とか。
山村美紗は、いつか観光に使いたい。
138 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 18:02:06.67 ID:SQ3BShcn0
「火車」はミステリかどうか…
これが入るんだったら日本の暗部に突っ込んだ「レディ・ジョーカー」「神の火」入れろや
139 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 18:04:36.34 ID:SQ3BShcn0
>>125 そこはエルロイの「LAコンフィデンシャル」もしくは「ビッグノーウェア」では。
140 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 18:05:27.74 ID:sW+JYV5cO
鶯の
身を逆さまに
初音かな
むざんやな
冑の下の
きりぎりす
一つ家に
遊女も寝たり
萩と月
それはないだろw
っていう展開だったりトリックだった作品ベスト10の方が面白いと思う
まぁこっちのランキングにも島田荘司先生が挙げられるだろうが
142 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 18:09:30.78 ID:kCt+IpxQ0
ドグラマグラ読んで意味が分からんかったから
夢野の本は他の読んでない
143 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 18:11:44.65 ID:H1pN5Bni0
年末年始は石坂こうじの金田一を見たい
144 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 18:11:54.23 ID:GiTWYdAC0
確かにおれもドグラマグラしか読んでないわ
他二つの方がまだ意味分かるのかな?
幻の女っていつも上位だけど
それほど面白くないよね
146 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 18:16:18.76 ID:7nS6FzaB0
チャンドラーが入ってて嬉しいなぁ
映画から小説読んだくちだけどどちらも面白い
147 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 18:24:20.18 ID:miTjLk1C0
都筑道夫の名前が出てこないのは納得いかないなあ。
あれほど影響を他方向に与えてる作家もそうはいないんだが。
148 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 18:25:48.48 ID:FHms6xKl0
お前ら頭大丈夫か?
実際の殺人事件など密室のトリックなど関係なく、怒り心頭で発作的に殺してしまう事件が
大多数なんだよ。ダイイングメッセージなんかもそんなもん被害者で書いてる奴いるか?
そんな子供騙しのお遊び小説にランキングも糞もない。
松本清張のように殺人事件の背景にある社会的問題を鋭くえぐる社会派推理小説ならともかく
奇抜な(現実にはあり得ない)密室トリックとかダイイングメッセージとか
どうでもいい子供の遊びに文学的価値など無い。ただの糞だ。
149 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 18:27:26.12 ID:1yZWIQHl0
U.N.オーエンは彼女なのか?
150 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 18:27:38.69 ID:1uIxKyyg0
>>146 ちなみにチャンドラーのどれが好き?
自分は大いなる眠りと長いお別れ、待っている、黄色いキングが好きだ
薔薇の名前はミステリーのフリをした
哲学と記号論の教科書。
152 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 18:30:33.01 ID:GiTWYdAC0
>>148 芸術を生み出すのはそういった妄執なのかも知れない
「トグロ・マグロ」
154 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 18:32:06.45 ID:eTv3r3xRO
季違い
155 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 18:33:40.23 ID:1uIxKyyg0
>>151 小説の世界にどっぷり浸るのが楽しいんだよな〉薔薇の名前
>>148 まあミステリーなんか暇つぶしに過ぎないけど、良質のエンタメであるとも言えるしねw
>>147 鮎川ですらランク外の時点で無理だよ。
まあ物部と退職刑事のシリーズはおもしろいけどね
158 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 18:38:26.06 ID:Y1C7v1sZ0
>>147 いやついこの前の、あの尼崎の大犯罪の主犯女の留置所での死なんて
どう考えても変形密室殺人だろう。提供される情報が余りにもフェアではなくて、頑張って推理しようにも無力になってしまうというパターンだけどね。
159 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 18:51:34.30 ID:+Sv0hQOqO
Y読んで以来マンドリンには怖いイメージ付いてしまったw
160 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 19:01:22.89 ID:22GAChCj0
>>148 まさにミステリー小説内で登場人物が言いそうなことだ
162 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 19:14:08.99 ID:Xpmtu/Ed0
宮部みゆきなら模倣犯が入ると思ったんだが…
歌野晶午はもう少し評価されていいはず
石崎幸二が好き
雑談のなかで話が進むところが
164 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 19:49:04.99 ID:M6Zs2q4u0
定番出てくるのはしょうがない
165 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 19:49:17.83 ID:wbUXd2r80
>>103 黒死館殺人事件のが典型的なミステリの形式を踏んでるだろうが
やっぱり綾辻行人の代表作は十角館なのか
167 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 19:54:08.74 ID:WDqzc/+m0
公判維持できそうにないときは、犯人は自殺します
>09(★) 『魍魎の匣』 京極夏彦
これは面白かった
>>166 でも、前スレから時計館の方が好きというレスが多いよ。
だから、少し気になる…十角館は読んだけど、あまり印象に残ってないから。
170 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 19:58:22.14 ID:Vy3OVthU0
綾辻の作品はどれも薄くてどれも同じに見える
171 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 19:58:35.37 ID:+Sv0hQOqO
そして誰もは残り五人になった時のパニックなりかけた各々の心中の台詞を並べた章が圧巻だった
真犯人、真相わかって読み返したら余りに見事な筆致に唖然とした
古谷一行版『獄門島』を観たら、「きがちがっているがしかたない」ってセリフに差し替えられてた
173 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 19:59:23.41 ID:cburO86dO
初めてナマコを食べた人は偉い。「今は誰だって食べるだろ」と叩くのは筋違い。
要するにミステリも同じこと。密室でも見立て殺人でも、無から作りだした功績は大きい
174 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 20:00:12.74 ID:fsRhamAi0
アニオタとかは時計館のほうが雰囲気好きなんだろうな。
ミステリ慣れしてる人は、誰もいなくなったオマージュで処女作の十画のが好きなんじゃない。
「ドグラ・マグラ」はミステリーというより、SF、ダーク・ファンタジー、幻想文学、哲学書に近い。
20年来の横溝ファンだが、このランキングは変だと思う
178 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 20:18:50.57 ID:dRn+4g9d0
気違いじゃが仕方ない
再読しようと「虚無への供物」を買おうとしたら2冊分冊になっている。
黒死館を読み始めたけど難解な固有名詞の連続で挫折しそう。
181 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 20:40:36.03 ID:nupM+TKO0
めし
182 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 20:43:08.43 ID:P3D7FyUR0
ホームズはミステリーっつーか
冒険小説に近い気がしてどーにも違和感感じる
もちろん面白さとは関係がないけど
>>182 最近やってた映画も思いっきりアクションみたいだったな。
ドグラ・マグラは、ミステリーかどうか怪しいところだが、
読んでいておかしくなる、という都市伝説はマジな気がした。
それくらい異様だったよ。
186 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 20:50:53.70 ID:YF5HaLxk0
火車なんかよりゃ金田一少年の電脳山荘殺人事件の方がよっぽど出来がいい
187 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:5) ◆FANTA/M8CU :2012/12/15(土) 20:56:55.46 ID:yabfT9Y3O
(σ^∀^)σ
乙一の『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』は入ってないのか。
188 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 21:08:32.64 ID:0bItNC8Z0
クリスティ…オリエント急行
クイーン…X、エジプト十字架
ホームズ…ソア橋、踊る人形
金田一…三つ首塔
上位にランクされてる作品も良いがそれよりこっちの方が好き
あと黄色い部屋、モルグ街、僧正、辺りは入れても
189 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 21:13:15.83 ID:+4oxICYSO
季違いじゃが仕方ない・・・
>>188 エジプト十字架、好きだったなー
手口がグロかったからか、学校の図書館から廃架されちゃったけど…
島田荘司は三浦和義無罪論書いてたよね
193 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 21:18:17.21 ID:GAjJ2CNEO
うちの裏の前栽に
すずめが3匹留まって
1羽のすずめの言う事にゃ
おらが在所の陣場の殿様
狩り好き派手好き女好き
虚無への供物って、アンチミステリーだと思ってた。
195 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 21:26:01.63 ID:QZeC4euY0
エーコ先生は読んだ後の満足感は半端内が
二度と読もうとは思わなくなるな
虚無はアンチミステリーって言われてるね。
子供に匣の中の失楽、孫に匣の中という作品も書かれてる
198 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 21:34:14.16 ID:YsZpE+FX0
ミステリーとして素晴らしいというより、単純におもしろい作品だな。
古本で角川文庫版の横溝正史作品を集めたら本棚が暗くなった
どうしても手に入らなかった「七つの仮面」だけが豊川悦治主演映画のときの再販版で白い
200 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 21:40:03.38 ID:6wxB6hxI0
獄門島って
全く無関係の復員詐偽のオヤジが
自分の欲の為にたまたま島で嘘を付いたから
殺人事件が起きたんだよね?
このオヤジが島に来なかったら
平和に過ごせたんだよね?
ある意味凄いわこのオヤジw
火車は小説としては名作だけど、ミステリーとしては微妙。
宮部は名ストーリーテラーだが名ミステリー作家じゃないよ。
>>125 エルロイの暗黒のLA4部作は、ブラックダリアのあとの3作が面白い。
>>200 横溝作品ってそういうの多くない?
事件のグロ耽美とそれの脱力感とが相乗効果でいい具合になる気がする
本陣殺人事件は何より文章が好き。
暗く湿った雰囲気あるけど、軽快で今の時代でも読みやすくて美しい日本語。
角川文庫で一緒に収録されてる「車井戸はなぜ軋る」も妹萌えの名作。
205 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 22:05:33.41 ID:6wxB6hxI0
蜃気楼島の陸続きの所を夜中自転車で走ってみたいと思ったのは
俺だけじゃないはず
初期中期の松本清張はどれも面白いが
なぜその中で「点と線」が代表作と言われるのか未だにわからない
207 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 22:09:38.95 ID:Xpmtu/Ed0
>>176 へー葉桜は36位なんだ。これまた微妙な位置だ。
クリスティは「アクロイド殺し」「そして誰も…」「オリエンタル急行」の3作品がメジャーみたいだけど
五匹の子豚、ひらいたトランプ、鏡は横にひび割れての3つも評価されて欲しいな
208 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 22:12:26.72 ID:IMxC7zlzO
葉桜はボケーっと読んでたからオチにひっくり返った
210 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 22:13:55.69 ID:E+4uU6Ur0
おい
ニコラス・ブレイク
ヘレン・マクロイ
D・M・ディヴァイン
が入っていないじゃないか
都筑道夫はー?
鉄道ミステリーなら鮎川哲也のほうがはるかに優れてるから
社会派ミステリー代表みたいな感じで清張に票入れてるんだろう
>>148 ただの娯楽だろ?文学的価値とかそんなのどうでもいい
お前の方が色々期待しすぎなんじゃないの?
214 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 22:17:37.93 ID:Xpmtu/Ed0
>>206 この作品が出た当時、飛行機を使った移動は政治家大が緊急時か外交で使うもんで、
国内線はまったくメジャーじゃなかったのよ。
だから国内線で飛行機を使ったトリックは画期的だった訳
占星術殺人事件は最初の梅沢レポートに躓いて二、三回挫折した
216 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 22:22:05.95 ID:BdSKaaau0
ミステリーマニアの中ではディックフランシスの評価ってどうなの?
今邑彩の、少女Aの殺人と「裏窓」殺人事件は、土ワイのドラマ版がかなり面白かった。原作は読んでないけど、意外な結末だった。
218 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 22:30:58.29 ID:HLQJ47AV0
気違いキタ――(゚∀゚)――!!
02(02) 『虚無への供物』 中井英夫
04(06) 『ドグラ・マグラ』 夢野久作
↑推理小説だと思って読むと面白くないじゃんこれ、名作だけど
10(14) 『火刑法廷』 ジョン・ディクスン・カー
↑糞
エポックメイキングだろうが何だろうが糞
220 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 22:34:51.01 ID:E+4uU6Ur0
ちなみに江戸川乱歩と横溝正史
どっちが好き?
自分は横溝正史
221 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 22:37:39.48 ID:bWTbYJKd0
>>165 ,j;;;;;j,. ---一、 ` ―--‐、_ l;;;;;;
{;;;;;;ゝ T辷iフ i f'辷jァ !i;;;;;
ヾ;;;ハ ノ .::!lリ;;r゛
`Z;i 〈.,_..,. ノ;;;;;;;;> そんなふうに考えていた時期が
,;ぇハ、 、_,.ー-、_',. ,f゛: Y;;f. 俺にもありました
~''戈ヽ `二´ r'´:::. `!
222 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 22:41:25.49 ID:oOFLDIH0O
>>207 あ、鏡は…は名作だね。あれ読むと、あーこんな人種いるいる、と思って驚く>キーとなる人
クリスティの何がすごいって、100年前でも異国でも、人間の本質ってあまり変わらないんだって知らせてくれることだな。
すごい洞察力と表現力だと思う。
しかしハヤカワはなんでクリスティ文庫なんて作りやがったんだ…
前の挿し絵が好きだったのに。
あと三冊ぐらいでコンプだったのに…orz
223 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 22:46:32.80 ID:L4HxNy8s0
挿絵じゃなくてカバーだろ?
224 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 22:47:34.54 ID:bWTbYJKd0
殊能将之さえ復調してくれれば、他の作家は用済み
アレのふりして騙すというのは
忍者とかスパイとかB級アクションでは普通だから
これが意外なトリックなの?と思った
読んでる途中で、アレされた中に実はアレがいるのではと疑ってたし
もうひとひねりあると思ってたので脱力
アクロイドも。これは今ではアレの視点で語る、というのも多いから
このアレは実はアレじゃね?と気づいてしまうけど発表当時は斬新だったのかも、と思った
オリエント急行は、なるほど意外な犯人だ、と思った
226 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 22:53:26.78 ID:aqIeKjjI0
薬丸岳の「天使のナイフ」が面白かったな〜
少年犯罪とか、ちょっと社会派的要素が強く、純粋なミステリーとは違うけど
>>222 クリスティーの後期は人間の見方にいじわるさが増してて面白い
なんでバークリーが一作も入ってないんだよ
クソみたいなランキングだな
229 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 23:06:18.21 ID:KL4g8a04Q
>>188 ホームズ以外は、ほぼ同意。
ドイルはミステリーじゃないけど、教授シリーズのが好き。
230 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 23:08:48.88 ID:ghcKRdTu0
スーシェポワロのドラマから入って海外の古い作品を読んだ時期があったが
皇帝の嗅ぎ煙草入れとユダの窓が印象に残ってる
クリスティならエッジウェア卿の死が好きだったな
231 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 23:10:24.98 ID:E+4uU6Ur0
>>228 バークリーは「毒入りチョコレート事件」と「ジャンピング・ジャニイ」
が入ってる
占星術殺人事件は
ただひたすら長い独り言の応酬やったな
233 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 23:13:45.57 ID:Xpmtu/Ed0
>>224 あの人ははどうでもいい。
ハサミ男書いた時は期待してたけど
推理小説と称してクトゥルフ書くようなアホはイラン
234 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 23:14:49.26 ID:5lcetA4x0
ご、獄門島ってwwwww
あの岩を坂道に転がす奴だろwwwwww
235 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 23:16:49.28 ID:fb8x/E/A0
>>220 全然テイストが違うからなあ
自分の好みは横溝だけど、乱歩も唯一無二の人だと思うよ
獄門島の1位は納得だわ
背景も殺人の理由も何もかも、あの時代の日本じゃないとあり得ない
236 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 23:20:18.40 ID:fb8x/E/A0
>>212 鮎川哲也はなんでこんなに知名度低いんだろうな
一応あるテレビシリーズでも「鬼貫八郎(妻子持ち、糖尿病)」とかになってるし謎すぎる
俺の中じゃ六とんが一位だけどな
238 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 23:21:12.71 ID:1ckiNoTM0
なんで赤川次郎が入ってないの?
通を気取ってんのか。
239 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 23:21:44.27 ID:wbUXd2r80
>>233 あの頃の講談社ノベルスはラストで壁投げ本を量産してたな
黒い仏とか清涼院流水とか人狼城の恐怖とか
240 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 23:22:54.31 ID:J2wP8eOr0
映画のほうが好きだけど、アガサ・クリスティ原作ならマレーネ・ディートリッヒ主演の「情婦(検察側の証人)」がダントツすぎる
あとはハワード・ホークス監督、ハンフリー・ボガート主演の「三つ数えろ」
「オリエント急行殺人事件」はアカデミー賞とったらしいけど、大げさで古臭くて酷かった
TVのポアロ・シリーズの「オリエント」はいい
「そして誰もいなくなった」はさすがに映画化しづらいのか、映画の存在すら知られてないな
「アクロイド殺し」を映画化して成功したら神扱いだろうな
241 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 23:27:36.85 ID:n0EiNUXV0
「アクロイド殺し」は「夜歩く」のパクリ
三つ数えろの原作者は・・・
「誰が運転手を殺したんだ」とボガートがホークスに聞き
ホークスがチャンドラーに電話したが結局わからなかったそうだ
244 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 23:32:15.86 ID:ghcKRdTu0
>>240 TV版のオリエントはラストがシリアスでよかったね
>>222 同じく…前ので良かったよ。今のは少し高いのかな…。
>>148 社会派のリアリティってのも、ホンカク物とは方向性が異なるだけで、
充分に非現実的だと思うけどなぁ。
ホンカク物の動機がありきたりでつまらないというならわかるけど、
その面でのリアル云々なら社会派のほうがよっぽどひどい。
247 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 23:39:40.75 ID:Xpmtu/Ed0
>>240 映画版オリエンタル急行はお正月の顔見世興行映画だから、大袈裟なのはしかたない。
映画版の方は犯人がポアロに叱られて反省してるシーンがあって好きなんだけどな
テレビ版は犯人が無神経過ぎてイラっとした
チャンドラーをミステリーに入れるのは違和感がある。
カッコいいとは言えない中年男の悲哀と生活感にみちた抒情詩だろ。
知的な刺激よりも、別のところを揺さぶられる。
とても抑制が効いていて、アメリカ地方都市で繰り広げられる能楽みたいな作品群であるが。
>>248 ミステリと探偵小説と推理小説と警察小説はやっぱり別物だからなあ
探偵小説と警察小説がミステリとしてまとめられる事もあるけど、一般的には推理小説をミステリという感じなのかな?
警察小説を入れて良ければ横山秀夫の「第三の時効」あたりはランク・インしてもいいレベルだと思う
250 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 23:46:19.60 ID:fb8x/E/A0
>>248 同感
アイリッシュも
>知的な刺激よりも、別のところを揺さぶられる。
この系統だなあ
251 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 23:51:00.43 ID:VQN8+0OL0
フロスト新作まだー?
252 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 23:51:41.03 ID:4Jqf6ov80
>>248 とりあえずミステリの系譜を調べてから言えニワカ
アクロイド殺しは犯人が以外なだけで、ストーリー設定はクリスティのよくあるパターンだと思うんだよな
そして誰もいなくなったとオリエント急行は設定が好き
とりあえずこの三冊は中高生のときにほぼ予備知識なしで読めたのは幸せだった
原りょう「私が殺した少女」
綾辻行人「時計館の殺人」
我孫子武丸「殺戮に至る病」
島田荘司「奇想、天を動かす」
島田荘司「異邦の騎士」
東野圭吾「宿命」
泡坂妻夫「乱れからくり」
京極夏彦「絡新婦の理」
Sidney Sheldon「The Other Side of Midnight」
このあたりが好きなのだが、さすがにベスト10には入らないか…
>>246 まぁどっちも今はある程度様式美っぽいところあるし
それがエンターテイメントのよさだったりするし
現実の事件のどうしようもなさとかわけのわからなさは
なんかミステリーという枠で表現できるようなもんでもないな
256 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 00:04:46.82 ID:ICNd7aVqO
有栖川は入ってないんだ
257 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 00:06:24.92 ID:35+YXAhn0
日本ならでわの作品が読めるのは日本人として生まれて良かったと思うけど
海外の名作もそのぶん日本に来ていないんだろうな
258 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 00:13:45.30 ID:YcvQTvuR0
「幻の女」は消防の時読んで、どういう流れか忘れたが確かステージ前列の
女がスカートを捲りあげて太腿をあらわにしてステージ場の男を誘うシーンがあり、
訳もわからないまま興奮しその部分を何度も読み返したのを覚えている。
260 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 00:16:31.47 ID:pWxJRgG+0
泡坂妻夫「乱れからくり」
これは迷路のトリックは凄かったが、「からくり人形」のウンチク部分が長過ぎて辟易とした
261 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 00:17:47.48 ID:a4ZLw/e20
幻の女より、ウールリッチ名義の喪服のランデヴーのがいい
262 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 00:18:29.10 ID:1x3llzCL0
>>227 怖いくらい人間に対して完全に冷め切った描写を見せるレンデル作品なんかと比較するとどうなの?
レンデルは純粋にミステリに分類できるものは少なめなので比較対象にならないのかな。
263 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 00:27:09.24 ID:9sryTWhvO
島田荘司は奇想、天を動かす推しの人多いんだね。
異邦の騎士は好きだけど、謎解きとしては斜め屋敷とか御手洗の短編シリーズが好きだわ。
ギリシャの犬とか
綾辻の時計館は同意
てかミステリーじゃないけど綾辻作品の【殺人鬼】を映像化して欲しいわ
264 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 00:28:31.66 ID:BKJ7GgDWO
黄色い部屋が入ってない
薔薇の名前は好きだけどミステリーベストと言われるとビミョー
宮部とか東野は個人的に好きじゃない
265 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 00:29:06.78 ID:qBMDVntT0
泡坂妻夫は茶目っ気がある感じで好きだなあ
11枚のとらんぷと乱れからくりは面白かった
西澤保彦の麦酒の家の冒険が結構よかった
267 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 00:35:29.00 ID:kT2fOVC90
泡坂妻夫の短編は至福
268 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 00:39:23.05 ID:DoO9omTR0
短編といえば阿刀田高の「ナポレオン狂」とか傑作だな
269 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 00:42:02.48 ID:pWxJRgG+0
島田の「斜め屋敷」は殺害トリックが力技過ぎ
発想力は凄いけど
270 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 00:49:59.18 ID:Xp5lH6ya0
>>261 喪服のランデブー、アイリッシュ作品で一番好きだ
二人は毎晩8時に会った。雨の降る日も風の日も、星の照る夜もてらぬ夜も。
>>265 愛一郎やS79号の締め方が好きだ。
シリーズに登場してた人を一堂に会して大団円な感じ。
名前を見てこの人はどの話に登場したんだっけと考えるのが楽しい。
生者と死者は袋とじ未開封とカット済み、どちらも欲しくなるな。
幻の女とわらの女、なんかタイトルを間違える。
272 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 01:00:38.90 ID:IwLluATv0
>>271 そうそうw
泡坂作品の楽しみの一つだよな
273 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 01:11:21.32 ID:a4ZLw/e20
>>270 原文は読めないけど美文で有名らしいね
喪服〜は一途で恋人のために復讐するところがロマンチックでいい
幻の女も出だしは有名だね
>夜は若く、彼も若かった。が、夜の空気は甘いのに、彼の気分は苦かった。
ただし幻の女は主人公は夫婦生活は破綻してたとか言い訳しつつ不倫してるし、
奥さんが死んで冤罪晴れて最後に不倫女とハッピーエンドがいまいち感情移入できないw
>>270 00年のドラマ版は素晴らしかったよ。
>雨の降る日も風の日も
このフレーズは最終話で聞いた…あれだけ悲しいEDは観たことがないな。
獄門島より悪魔の手毬唄のほうがいいと思うんだが・・
虚無への供物は古本屋で買って、10年以上積んだまま
277 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 01:26:15.91 ID:+OXadCmb0
虚無への供物の初版本を持ってるのが密かな自慢
278 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 01:27:01.33 ID:QTda+lh60
名探偵コナンしか読んだことないやつもおるんだろうな
かまいたちの夜がないな・・・・
最近の作家で注目してるのは、三津田信三 の刀城シリーズ。 あれは読んでいて背中がゾクゾクする
281 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 01:29:17.77 ID:IPaEjXNj0
>>248 ミステリであることは間違いないと思う
少なくとも純文学といえるレベルではないだろう
282 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 01:32:20.28 ID:ew5JC+O60
十角館は絶対に映像化不可能な作品だよな
>>275 何年か前にドラマ化した時、毬つきのシーンが気持ち悪かったなあ、毬の動きが。
仮面館は話題にものぼらないんですね
285 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 01:38:18.54 ID:EoM2xWOsO
しかしかわりばえしないなあ。
初心者には役立つ本だが、これってムック本みたいな感じで出てた本だよな。
以前のみたいに、文庫にしとけよ、文庫に。
年末のこのミス、本ミス絡みで手に取りやすい方にしたのか。実用性を重視しろ。
286 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 01:41:54.83 ID:e5LuK3gB0
日本で一番売れてるのは名探偵コナン
>>284 奇面館?
しかし書き手もよく本格疲れしないよな。いや、してるのか。
読んでる方もある程度パターンを通過すると、お決まりのやりとりを読むのが疲れるわ。
しかも結末も、ハッとするような結末ってのは読めば読む程なくなっていくしな。
288 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 01:51:37.63 ID:gz7WRRiS0
ホームズなら「唇のねじれた男」がダントツで印象に残ってるな。
アヘン窟の中で2人が出会う情景が(映像作品見たことないのに)ありありと目に浮かぶ。
クリスティだと「ナイルに死す」が各キャラの個性が最高に立ってる。
ちょっと長ったらしい感じのせいで代表作扱いじゃないのかも。
289 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 01:53:49.97 ID:DsfakloUO
映画ナインスゲートの原作「呪のデュマ倶楽部」でハマって→「フランドルの呪画」
高橋克彦の浮世絵シリーズ
みたいな歴史とか過去を紐ときながらミステリーて他にありますか?
オススメあったらお願いします
290 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 01:58:05.81 ID:a4ZLw/e20
>>274 NHKで藤木がやってたあれ?原作ファンとしては改悪すぎて唖然としたけど
よかったと思った人もいたのか。ならドラマ化も悪くはなかったってことか・・・
当時ドラマ実況スレとウールリッチスレに、原作ファンゆえに荒れまくってたコテがいた
同情のあまり最終回の頃には住人がファンになってた。なつかしいわ
291 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 01:59:05.90 ID:dpTP3yQ30
海外の古典作品はまだ面白そうなやつが
たくさんあるんだがなかなか翻訳されない
ナイオ・マーシュとかジョン・ロードとか
虚無への供物は今でも読めると云うか、むしろ今の時代に読んだほうが
リアリティとか同時代性を感じられる。
全然古くなってない。
読者が犯人って言うのは未だにフォロワーが出てない
293 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 02:04:32.90 ID:2/clL+uT0
宮部は「火車」だけ読んで冗長な比喩表現に辟易したんだが、
こんなランキングに入るくらい評価されてるんだな。
294 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 02:05:52.62 ID:EoM2xWOsO
>>292 ネタバレするやつはミステリ読む資格なし。
既読だからいいが、これから読むやつは可哀想だな。
こういう奴がいるから、ミステリ板にはいかない。
>>257 世界の本が一番読めるのが、日本語と言われてる
英訳されてないアジアの本もいっぱい翻訳されてるって
296 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 02:09:14.26 ID:7kT6Oiom0
島田荘司は斜め屋敷か異邦の騎士
綾辻なら時計館か霧越邸
宮部みゆきは龍は眠るかレベル7が好きだな
298 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 02:13:30.75 ID:c8WRkEI20
初めて読んだミステリが十角館で幸せだったと思う
>>290 そう、アレで藤木と麻生と東儀を知ったよ。原作を知らないから楽しめたんだろうね、当時あるコラムでも絶賛されてたし。
何より、故野沢尚さんの脚本が好きだったのも影響したかと。
301 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 02:27:06.59 ID:DsfakloUO
>>296 調べたが小説じゃないのでちょっと違うみたい。でもサンクス
>>298 名前は見たことある
既刊順に読むべきかな?
>>240 そして誰もいなくなった、をルネ・クレールが撮ったヤツはDVD持ってるな。
設定周りは原作に忠実だけど、1945年の米国映画、ラストは当然の如く改変。
303 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 02:40:43.26 ID:Hpl5gnpA0
>>301 写楽はミステリー小説だろ?
内容は賛否あるけど
304 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 02:41:16.16 ID:7KsO8g480
>>301 とりあえず「千尋の闇」か「リオノーラの肖像」読んでみれば
千尋の闇は過去(1910年頃)の事件と現代の事件が絡みあっててそれを紐解いてく話
リオノーラの肖像は過去の事件(WW1の頃)と自分の出生の秘密を紐解いてく話
305 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 02:44:08.08 ID:JCLw9+WUO
獄門島?
なんで(笑)
>>289 高木彬光「成吉思汗の秘密」 、「邪馬台国の秘密」、「古代天皇の秘密」
307 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 02:55:36.50 ID:6oHNFLkw0
虚無への供物とかドグラマグラとか難解すぎてわけわからん。
>>248 同意!
ミステリーというよりハードボイルド
309 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 03:10:52.65 ID:7KsO8g480
なんでこんなにハードボイルドの成り立ち知らない奴が多いんだよ…
310 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 03:16:47.49 ID:DsfakloUO
>>304 詳しくありがとう!
そこから読んでみます
>>306 ありがとう
「人形は〜」は既読なんだよね。普通に面白かった(すごく好きな人スマン
1番興味のある古代〜からいってみるかな
超長編ミステリーってハマったときの快感は凄いけど、自分に合わないときの
苦痛さは異常。
でももしや…と最後まで読んでしまうのはミステリーだけw
自分は虚無への供物はダメだったなあ
311 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 03:47:31.49 ID:N0vfg0Z40
>>1 上手く引っ掛けたつもり? バーカ wwwww
312 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 03:51:40.53 ID:SOzmusxjO
島田はトリックとかの力押しっぷりがかわいい
アリスはさっぱりし過ぎて好きになれない
一番好きなのは三津田信三
あの胸くそ悪い感じがいいおね
313 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 04:05:03.41 ID:XH3NOD/7O
無実はさいなむとかアガサクリスティーはいいな
314 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 04:25:31.78 ID:qfupAUlh0
東野圭吾の「私が彼を殺した」ってのが面白かったな
トリックが凄いとかそんな話ではないんだが
315 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 04:26:41.70 ID:ZVnGOSdLO
下北沢暴力団員殺人事件は?
316 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 05:39:00.72 ID:PZ9g/4kqP
クリスティは同じトリックをまた別の作品で使ってたりするから
最初は有名作から読むべきだね
と最初に読んだのが終わりなき夜に〜だった自分は思うw
317 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 05:45:30.53 ID:9gAfMBrOO
東野圭吾ゼロ(笑)
奴はなんで叩かれないの
318 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 05:46:24.48 ID:fQH4PCiuP
獄門島って何がそんなに評価されてるの?
よくわからん
319 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 06:11:48.33 ID:ZqIuz36E0
獄門島はアガサ・クリスチーの『そして誰もいなくなった』なんだよ
宮部みゆきの評価はステマだろ。
ミステリー好きが火車なんかを面白いと評価するはずないと思うんだけど。某都知事候補の左翼弁護士をモデルにしてるらしいし、プロ市民臭さがマスコミには心地よいのかねえ。
321 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 07:14:06.64 ID:DTVz7VJPO
犬神家のスケキヨが逆さまの理由って映像では説明されてんのかな
香琴女史の正体とか
322 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 07:28:25.98 ID:8qXWuU7k0
高木彬光、乱歩、ヴァンダインは入らないのか…
ホック「長い墜落」
ダール「おとなしい凶器」
まず選出されないだろうが個人的にはこの辺の短編が好みだわ
>>24 小説という媒体をうまく使った、好例ではあるな。
324 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 07:34:55.37 ID:HSLMMmI60
ドグラ・マグラ、虚無への供物なら黒死館殺人事件も 横溝2つなら乱歩も
クリスティ2つならヴァン・ダイン僧正かグリーン家かクロフツ樽とかクロイドンとか
325 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 09:32:00.56 ID:+P8fAB3+O
初読の時オリエント急行はポワロが全員を集めるシーンの直前に真犯人がわかって個人的に物凄く印象的な作品w
改めて読み返しても細部までキチンと書かれていていい作品
>>322 高木彬光の「帝国の死角」は中学の時読んでトリックにビックリして
小4の弟に説明して聞かせた。弟はよくわからないながらも凄いと
思ったようだった。本当にそう思ったかどうか訊いてみたいが今は疎遠のホトトギス
金田一って事件を解決しないわりにはあちこちをウロチョロして何のためにいるのかわからんっつーの、
>>310 古代天皇は、阿刀田高「楽しい古事記」とかで予備知識入れといたほうがいい
井沢元彦も歴史ミステリーをけっこう書いてたな
黒死館は教養文庫版が絶版なのが惜しまれるんだよな
10年以上前に黒死館の生原稿が発見されて、そっちに基づいた決定版が国書刊行会から出るという話だったが、
例のごとく遅延している
330 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 09:57:31.70 ID:tjSSQeyi0
黒死館って絶版になってるのか
>>330 早川のポケミス版で見かけた気がするけど
332 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 10:05:54.03 ID:NJ7i9Nq+O
黒死舘はまだあるよ
ちくまか宝島かに
334 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 10:10:23.87 ID:+OXadCmb0
そうか良かった
ドグラ・マグラ、虚無への供物はいいけど
黒死館は読めなかったムリ
>>18 火車は衝撃の結末だが叙述トリックじゃない
鳥肌たったわ
>>292 ところがどっこい、篠田大先生の蝶たちの迷宮という大傑作がございます
あそこは樽か月長石か白衣の女だろ・・
横溝作品は結構読んだけどどれも緻密で一定の水準を超えてて
レベルが高いと思うけどな。だから横溝作品の良い悪いは
個人の好みで別れるケースが多いと思う。
俺は悪魔の手毬歌が最高だと思うが。
カーはもう入ってこないんだな。さびしい。
高木彬光や鮎川哲也も・・・
ディクスン・カーは、圧倒的なトリック創作能力や
読者を怖がらせてやろう、面白くしようという溢れるサービス精神に比べて、
文章力が全く追いついてないのが一般的なウケが良くないところなんだろうな。
実際のNO1は赤川次郎だけど、
こういうのにはいかにも過ぎて挙げる奴が少ない
ああ、しまった。カーは火刑法廷が10位にあった。すういません。
でもヴァンダインがないのはおかしいだろう。
アイルズもスレッサーもニコラスブレイクももうよまれてないんだねえ
344 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 11:07:00.40 ID:+OXadCmb0
345 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 11:10:02.46 ID:UZ+zweEF0
火車はないわ
駄作もいいとこ
そうはいってもこのランキング
海外ミステリの方はかなり古典中心じゃねーか?
347 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 11:16:46.47 ID:GEvR5wCW0
Yの悲劇って何で評価高いのか
無理矢理だろアレ
348 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 11:29:53.14 ID:NrtW+A350
>>233 俺は推理小説が嫌いだから丁度いい
推理小説は馬鹿が読む物
349 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 11:35:35.92 ID:ustBBu96O
鮎川高木ですらベスト10から漏れて、土屋笹沢あたりは影もないか…
350 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 11:36:02.74 ID:wZPncmDL0
横溝作品がいまでも人気なのは、発表当時よりちょっと古い時代を舞台にしているから、
時代が変わっても古びないというのもあるかも。
発表当時の時代と密接に結びついた作品だと、ちょっと時代が変わると一気に古臭くなる。
>>350 なるほど、発表当時からレトロだったから時代感覚から自由になってる訳ですか
352 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 11:41:23.77 ID:YB30LXQ90
>>347 どのへんが無理矢理?
プロットがしっかりしてて面白いよ
Yの悲劇批判を書いた三島由紀夫ですらプロットは評価してる
意外性に欠るとか途中で犯人が分かってしまうというのならまぁわからんでもないけど無理矢理??
ちょっとピンとこないな
353 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 11:41:47.02 ID:BKJ7GgDWO
アーロン・エルキンズ
エドワード・D・ホック
あんまり読まれて無いのかね
メジャーかと思うんだけど
>>349 りら荘事件とか人形はなぜ殺されるは傑作だよねー
355 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 11:47:19.23 ID:rj4ookNX0
冷静に考えると京極ってデビューしてからの2年間で短期間に名作連発して今の地位築いたけど、
その後は15年間近くその惰性でステータス/商品価値を保っている印象もあり
昔のUKのロックバンドとかで初期に1年に1枚ぐらいのペースで名作アルバム出しまくった後に、
残りの人生数十年間5年に一回ぐらいお茶を濁した仕事とか再結成とかツアーで
たらたら余生を過ごすようなの結構いるけどそれに近い
356 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 11:55:04.61 ID:LD+VCNzH0
Yの悲劇は嫌いだな。
なにがって動機というか背景とういうか。
ああいうミステリーはありなのかというか。
クリスティのねじれた家の方はすんなり受け入れられたんだが
ハリスは羊よかレッドドラゴンの方が好きだな
にしても海外は古典が多いのはなぜだ
クリスティは「死が最後にやってくる」が好きだけど
芸スポでたまにたつミステリのスレで上がってるの見たことないな
有名作多いからしょうがないか
359 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 12:02:15.91 ID:qs0xkKrNP
ドルリー・レーンのキャラが苦手
欠点がない感じだし
ジェイムズ・エルロイも入れてやってくれよ・・・
ぼくはドリルー・レーンと思いこんでて恥じかいたからYの悲劇は嫌だ。
クイーンならエジプト十字架がいいなあ
362 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 12:07:32.39 ID:YB30LXQ90
>>359 レーン最後の悲劇で欠点は浮き彫りになる気が・・・
サム警部にあてた手紙読むとなんというかいままでの見せてきた完璧なる紳士にして探偵レーン像は過去に演劇で演じた役とかわらぬ
あくまで彼が演じていた理想の探偵だった・・・
演劇でさまざまな人生を演じてきた彼は、実際の人生でも独善的な神を演じてしまった
家名の誇りという狂気で自らの身を焼き滅ぼしたという点で完璧とは程遠い、むしろ実際のレーンは後のレクター博士のような人物だったとも読み取れるよ
>>357 自分も海外のは多少なりと知ってる名前のもの手に取りがちだし
こうなるのも必然だろう
364 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 12:09:55.32 ID:qs0xkKrNP
>>350 本陣なんて発表当時ですでに「犯人の動機が古臭い」という批判があったくらいだし
今となっては一周して逆にアリな気もするが
>>355 でもそれって俺には結構理想の人生w
たまにゴミみたいなアルバム出してワールドツアーと言う名の
世界一周旅行に出てちょっとしたお小遣いをする。マジ理想w
あと赤川次郎ってどうしても角川映画の御用作家のイメージが強すぎるな
海外の有名なミステリーは
図書館にあったハードカバーの子供向けに字も大きく、
導入部が漫画になってて話に入りやすく読みやすくなってるのを読んでたな
ホームズやルパンシリーズ、ドラゴンプールの怪事件、エジプト十字架、ABC、ゆうれい殺人事件などなど・・・
今なって思うと絶妙な選択されてたシリーズだったと思うし、おかげでミステリーに興味持つことができた
おとなになってから文庫本とかで読むとまた違う印象になるのかな
>>365 あれだっけ?嫁が処女で無かったのが許せんとかいうのだったっけ?w
Yの悲劇は最終章への前振り
370 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 12:49:27.46 ID:KAnHsb8f0
Yの悲劇は凄いとは思うけど、動機の面で真っ先に容疑者から外される人物を犯人にするなら動機をちゃんと考えんとアカンわ
クイーンはギリシャとオランダがすごすぎる
藤沢周平の彫師伊之助シリーズがないのが残念だな
クイーンはギリシャ棺が好きだな
初クリスティがアクロイド殺しですごい衝撃を受けた小学生の頃、
探偵が最初から引退してたのも衝撃だった
俺の好きな「途中の家」(早川版ね)が100位以内から落ちた
ライツヴィル物よりこっちが面白いと思うんだけど
>>368 今になってみると逆にありえそうな動機でもあるんだよなーアレ
あの手の潔癖なキチガイってどこかに紛れ込んでそう
外国の宗教で処女信仰あるところとかだとリアルに受け取られそうだしw
密室ものはユダの窓が一番いい
クロイドン発12時30分、伯母殺人事件、殺意
この手の倒叙ものはただ犯人の没落を眺めているだけで大嫌いだ。
罪と罰がエンタメ性あり、文学ありの多様さいかに抜きん出ているか。
しかも50年位上成立が早い。凄い。
>>370 動機なんてどうでもいいのです
偉い人にはそれが
379 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 15:37:14.82 ID:20cmVOM20
>>367 ポプラ社の児童向けのやつか
江戸川乱歩なんかも楽しかった
若年層のミステリー読書普及にかなり影響あったんじゃないかな
まあ最近のポプラ社は水嶋ヒロの件でやらかしたけど
自分はあかね書房の少年少女世界推理文学全集だったな
作品のチョイスも装丁もセンス良かった
381 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 16:42:54.69 ID:0Fb0q5Nr0
旧角川文庫の怖い表紙とか、今は無理なんだろうなあ
382 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 16:48:00.17 ID:wZPncmDL0
>>381 横溝のやつならつい最近復刻されてたような。
11 『黒いトランク』 鮎川哲也
12 『戻り川心中』 連城三紀彦
13 『容疑者Xの献身』 東野圭吾
14 『黒死館殺人事件』 小栗虫太郎
15 『生ける屍の死』 山口雅也
16 『亜愛一郎の狼狽』 泡坂妻夫
17 『空飛ぶ馬』 北村薫
18 『白夜行』 東野圭吾
19 『不連続殺人事件』 坂口安吾
20 『時計館の殺人』 綾辻行人
21 『斜め屋敷の犯罪』 島田荘司
22 『双頭の悪魔』 有栖川有栖
23 『姑獲鳥の夏』 京極夏彦
24 『二銭銅貨』 江戸川乱歩
25 『砂の器』 松本清張
26 『私が殺した少女』 原リョウ
27 『孤島の鬼』 江戸川乱歩
28 『人形はなぜ殺される』 高木彬光
29 『レディ・ジョーカー』 高村薫
30 『妖異金瓶梅』 山田風太郎
31 『飢餓海峡』 水上勉
32 『刺青殺人事件』 高木彬光
33 『りら荘事件』 鮎川哲也
34 『乱れからくり』 泡坂妻夫
35 『陰獣 芋虫』 江戸川乱歩
36 『葉桜の季節に君を想うということ』 歌野晶午
37 『ゼロの焦点』 松本清張
38 『11枚のとらんぷ』 泡坂妻夫
39 『犬神家の一族』 横溝正史
40 『匣の中の失楽』 竹本健治
41 『模倣犯』 宮部みゆき
42 『半七捕物帳』 岡本綺堂
43 『OUT』 桐野夏生
44 『死の泉』 皆川博子
45 『新宿鮫2 毒猿』 大沢在昌
46 『山猫の夏』 船戸与一
47 『テロリストのパラソル』 藤原伊織
48 『太陽黒点』 山田風太郎
49 『絡新婦の理』 京極夏彦
50 『不夜城』 馳星周
11 『オリエント急行の殺人』 アガサ・クリスティー
12 『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』 スティーグ・ラーソン
13 『死の接吻』 アイラ・レヴィン
14 『Xの悲劇』 エラリー・クイーン
15 『さむけ』 ロス・マクドナルド
16 『三つの棺』 ジョン・ディクスン・カー
17 『ジャッカルの日』 フレデリック・フォーサイス
18 『僧正殺人事件』 S・S・ヴァン・ダイン
19 『鷲は舞い降りた』 ジャック・ヒギンズ
20 『毒入りチョコレート事件』 アントニイ・バークリー
21 『八百万の死にざま』 ローレンス・ブロック
22 『ボーン・コレクター』 ジェフリー・ディーヴァー
23 『ギリシア棺謀殺事件』 エラリー・クイーン
24 『ジェゼベルの死』 クリスチアナ・ブランド
25 『深夜プラス1』 ギャビン・ライアル
26 『星を継ぐもの』 J・P・ホーガン
27 『ホワイト・ジャズ』 ジェイムズ・エルロイ
28 『黄色い部屋の謎』 ガストン・ルルー
29 『推定無罪』 スコット・トゥロー
30 『笑う警官』 マイ・シューヴァル&ペール・ヴァールー
31 『試行錯誤』 アントニイ・バークリー
32 『シャドー81』 ルシアン・ネイハム
33 『樽』 F・W・クロフツ
34 『モルグ街の殺人』 ポオ
35 『興奮』 ディック・フランシス
36 『マルタの鷹』 ダシール・ハメット
37 『皇帝のかぎ煙草入れ』 ジョン・ディクスン・カー
38 『血の収穫』 ダシール・ハメット
39 『時の娘』 ジョセフィン・テイ
40 『警察署長』 スチュアート・ウッズ
41 『シンデレラの罠』 セバスチャン・ジャプリゾ
42 『エジプト十字架事件』 エラリー・クイーン
43 『クリスマスのフロスト』 R・D・ウィングフィールド
44 『ユダの窓』 カーター・ディクスン
45 『ナイン・テイラーズ』 ドロシー・セイヤーズ
46 『利腕』 ディック・フランシス
47 『バスカヴィル家の犬』 コナン・ドイル
48 『赤毛のレドメイン家』 イーデン・フィルポッツ
49 『ジャンピング・ジェニイ』 アントニイ・バークリー
50 『見えないグリーン』 ジョン・スラデック
386 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 17:08:41.79 ID:NrtW+A350
『虚無への供物』で、「犯人はあなただ!」と指摘されたあの人は、実は何もしてないんだよね
ミステリによくあるパターンとして、
探偵に「犯人は君だ!」と指摘されると、
それまで善人面してた犯人が、
「ふん、バレちまったらしょうがないな」と、いきなり柄の悪い悪党へと豹変する
そういうのってよくあるでしょう
だからあの人はそういうミステリの典型的犯人を演じてみせたんだよ
あの人のあの演説は、
いいよ、お望みどおり犯人を演じてやるよ。それで満足するんだろ
という、あの人からの皮肉なんだよ、ミステリマニアへのね
(このミステリマニアってのはもちろん探偵だけじゃなく読者も含まれる)
でもその皮肉もミステリマニアには通じない
あの人は序盤にミステリマニアに対して苦言を呈したが、
全然効き目はなく、ついには自分を犯人扱いだもんね
笠井潔は『虚無への供物』について、
あの人は犯人を演じていただけなのではないだろうか、ということを言っている。
つまり、結局病死と事故死と自殺だったということだね。
だからアンチミステリーなんだと。
それが正しいかどうかは知らないけど、まあ、定説のひとつにはなってるよ。
ただし、犯人を演じていたのだとしても、あの人のあの告発での叫びは、
心からの叫びだっただろうけどね。
387 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 17:09:17.51 ID:6k0GovL50
>>387 ども。ランキングに入ってるのだとドグラ・マグラかな。
胎児の夢になんかロマンを感じてしまったw
海外はあまり読んでないけど最近新訳が出たブラウン神父が気になってます。
>>319 「僧正」と「そして誰も・・・」の要素が入った、スゴく贅沢な作りだよな。
それに加えて、最後のどんでん返しというかある種のやりきれなさ・・・1位に
選ばれて当然、って感じか (^^)
390 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 17:26:49.00 ID:J66jiEd40
>>388 ブラウン神父か
懐かしいな
キャップ持ちは忙しくて本読む暇なさそうだよね
頑張ってね
我孫子武丸の”0の殺人”はダメですか?
>>316 終わりなき〜は読んでないけど、何かとかぶるのか…。
> 50 『不夜城』 馳星周
ありゃミステリでいいのか
394 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 19:23:09.34 ID:7qJMRgnw0
>>383-384 読んだもの:
03 『シャーロック・ホームズの冒険』 コナン・ドイル
04 『幻の女』 ウィリアム・アイリッシュ
13 『死の接吻』 アイラ・レヴィン
17 『ジャッカルの日』 フレデリック・フォーサイス
19 『鷲は舞い降りた』 ジャック・ヒギンズ
25 『深夜プラス1』 ギャビン・ライアル
32 『シャドー81』 ルシアン・ネイハム
47 『バスカヴィル家の犬』 コナン・ドイル
買ったけどまだ読んでいないもの:
26 『星を継ぐもの』 J・P・ホーガン
33 『樽』 F・W・クロフツ
34 『モルグ街の殺人』 ポオ
---
国内物は一冊も読んでいなかった。
50のうち国内は2/3くらい読んでるなぁ
ベスト10には概ね納得。「大誘拐」が結構上位にきているのが面白いね
個人的には十角館ではなく時計館の方が上位に来て欲しかったかな
伊坂幸太郎がベスト50に入ってないのが意外
「点と線」は発表当時だから評価されたのであって
もう今じゃ全く通じないからなあ
30年前に読んだときでさえ途中でトリックに気付いちゃってあっけにとられた
古典なんて全部そうじゃね?
鉄道トリックは時事ネタと思って読まないとな
伊坂幸太郎は構成はうまいけどミステリかと訊かれると?な感じ
>>359 耳聞こえないジジイの探偵って、物凄い欠点だと思うが・・・
>>383 さすがに舞城とか入らねえんだな
森もランク外か
>>367 子供向けのホームズ読んでたイメージで本来のホームズを読むと
コカイン使用してるシーンがあってビックリしたw
>>383 >28 『人形はなぜ殺される』 高木彬光
これ、昔、土ワイでやったんだけど
あの内容を2時間で収めること出来るのか、
と思いながら、テレビを見ていたら、
肝心の、人形が殺される部分がカットされて、
そのまま、電車で通りすぎて、着いてしまったんだよな
そりゃ、大事な部分を丸ごとカットしたら、2時間で収まるわ
唖然とした覚えがあるな
>>383 『妖異金瓶梅』が入ってるw
これの金蓮さん好きだなあ、悪女だけどなんか憎めない
廣済堂版を買ったすぐ後に扶桑社から完全版が出たんだっけ…
>>391 我孫子で入れるなら殺戮に至る病だろうな。
速水兄弟ものはどれも面白いけどね
404 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 22:02:06.63 ID:xN2hH2F30
ラノベに投票したひともおるかな
405 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 22:14:18.41 ID:ISQggR7LO
406 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 22:17:58.72 ID:z66S6JKV0
ベスト10で死人が出ていないのは「大誘拐」だけかな?
けが人も1人(鎌で指切った正義)だけだよね
>>367 挿絵が『やる気まんまん』の横山まさみちだったシリーズか
408 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 22:36:23.54 ID:driWZqVp0
勘違いする人いそうだから言っておくが、
虚無はミステリ読み込んでからじゃないとつまらんぞ。
アンチミステリって呼ばれてるくらいだから。
これはミステリ好きのランキングだよ。
>>400 ドイル自身ホームズにたいして思いいれなかったんだっけ?
ホントは歴史モノ書きたかったとか
410 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 22:54:33.03 ID:wZPncmDL0
>>383 森村誠一は50位にも入らないのか。
あまりにも過小評価なように思う。
411 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 22:58:55.63 ID:UCv0ZU6o0
おまえら読書好きなんだな
火車と占星術、魍魎しか読んだことないわ
>>47 三津田さんのは「作者不詳」と「赫眼」オススメ
アントニー・バークリーは20位、知名度の割には健闘したというべきか。
個人的には「被告の女性に関しては」が大好きなんだけど。作者は80年前の英国の金持ち紳士
のくせに主人公が童貞中二病とかいい意味でマジキチとしかいいようがない。
日本の歴史上さいこうの傑作は、ひぐらし
異論は認めない
でもウミネコは意味わからんかった
415 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 23:07:22.80 ID:z66S6JKV0
鋼鉄都市とか星を継ぐものとかはミステリに入らんの?
417 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 23:16:02.60 ID:mFXPz/RrO
「窮鼠の檻」だな
色々ネタバレされたのを思い出すな…特にあるゲーム。
クリアする前から、クラスメートだけではなく同級生達に「アレ、犯人なんやで」と…。最低だったみんな元気か?
>>416 星を継ぐものは26位、鋼鉄都市は100位に入ってるよ
420 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/16(日) 23:35:34.20 ID:8qXWuU7k0
部屋掃除してたら買ったきり未読のカーテン(クリスティ)が見つかった
いい機会だからスタイルス荘と一緒に読むか・・・
今年は足長に刺されたからかキプロスの蜂が気になる
アナフィラキシーが怖ええ
>>409 1回滝で殺してるもんなwww
続きを望む読者と、特に出版社の強い要望で復活させただけという気がする。
魍魎の匣ってミステリーってよりSFぽかったなぁ。
うぶめもイマイチだったし京極は合わなかったわ。
あと、島荘はバカミス作家だな。
>>398 「点と線」は鉄道トリックですらないからなあ
要するにAからBまでどの鉄道使っても無理と思ってたら
飛行機使ってましたってオチだからな
>>422 島荘がバカミスなら京極堂だって・・・
(うぶめのトリックは馬鹿すぎるw)
だがそれがいい、って感じなんだけどね
ミステリーと推理小説ってどう違うの??
426 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/17(月) 01:09:00.25 ID:ai5rfRTN0
高木彬光がランクインしてるのがうれしい。
神津&松下は名コンビ。
80年代のアドベンチャーゲームにも良作は多かった
ポートピア、オホーツク、道化師殺人事件、マンハッタンレクイエム
>>425 同じものと捉えてもいいけど、
ミステリー/ミステリ/推理小説/探偵小説の順に、
扱う作品の範囲が狭くなるという見方も。
犯罪小説や冒険小説などを推理小説と呼ぶのはちょっと…という人も、
それらをミステリーに含めるくらいはまあいいか、となる。
>>427 クロス探偵物語を忘れちゃ困るな!・・・と言いつつ未だオホーツクがクリア出来てない俺orz
>>429 オホーツクはネタバレされない為に、3日でクリアしたよ。ただ、FC版とPC版は少し違う…。
御神楽少女探偵団は、江戸川乱歩の世界観に近かったんだっけ。独特で面白かった。
431 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/17(月) 07:17:55.22 ID:cS8Us2kx0
そして誰もいなくなったって面白いんだけど読んで損した気になったわ
あんなの犯人誰でもいいじゃん
432 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/17(月) 10:09:07.06 ID:+q4WR6vZ0
このランキングを見て、自分がマジョリティーだったことにびっくりしたw
横溝のごくもんとうたまらんわー
433 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/17(月) 10:37:29.92 ID:3WhydgAD0
⊂(^ω^)⊃ セフセフ!!
「Yの悲劇」は超有名作品ということもあり、犯人を知った状態で読んだんだが、
それでも十分楽しめた。
ただ、犯人バレの状態で読むと、ばあさんの隣に寝てた女性が犯人の顔を触るシーンで、
「これ、この描写で犯人わかってまうやん! クイーンやりすぎ!」て戦慄したんだけど、
全く初見で読むとやはり分からないものなのかな。
435 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/17(月) 11:05:51.09 ID:dpgx3xS+0
>>423 いや他の乗り物使うってトラベルミステリーでは定番中の定番だろw
まあ最近は時刻表ものを好んで読む人なんて少ないから
いきなりだと騙されたって感じがあるのかもしれんが
トラベルミステリーというかアリバイものでは、不可能に見える状況でも
あるものを使えば時間稼げて可能になるって定番だからな。
ただ面白く無いだけだからな、そのトリック。
クリスティでも面白く使用がなかった。
横溝の小説は、八つ墓村や夜歩くみたいな、金田一が主人公じゃないほうが好きかも。
辻まさきが初期作意外な犯人の三部作発表してるけど
あれはどう評価されてるんだ
子供用の文庫シリーズだったよな
アクロイド殺しはトリックが無理ありすぎだろ
>>435 そうなのか?
しかし飛行機なんて今じゃ真っ先に思いつく乗り物だからなあ
その手があったか!なんて刑事に驚かれてもどん引きするわ
Yの悲劇は今はエラリークィーン名義なのか
筒井康孝の「ロートレック荘事件」
>>437 解る
金田一にはあんま魅力感じない
あと八墓村は野村映画版のインパクト強すぎ
445 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/17(月) 18:10:54.13 ID:DJk+ZPInO
本陣の犯人は究極の処女厨ってことでいいんじゃないかなあ
別に動機に無理があるとは思わん
>>445 未読の人もいるんだからネタバレはやめろ
447 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/17(月) 18:40:36.21 ID:W6vTUVQy0
ミステリーではないが、森村誠一の小説にも処女厨の話があったな
いつの時代にも処女厨はいるんだろうね
古今東西なのか。東西って書いてあってイミフだったよ。
449 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/17(月) 20:34:07.55 ID:EUIBCCB40
(*´д`*)イヤァ-ン!!
>>440 当時から批判されてた
本人もあれは失敗だったと認めてる
451 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/17(月) 21:07:48.34 ID:K+cxVs3Y0
フランシス・アイルズの「殺意」がないな
>>412 三津田って最近評価されてきた感じがする作家だよな
ジャンルが混乱するせいかもな
俺は早くから眼をつけてたけどなんかマイナー扱いだったような
このスレのせいですでに6冊ポチッた
横溝を1冊も読んだことないんだけど
何がオススメ?読みやすいやつがよいです。
蔵の中
458 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/17(月) 23:31:57.78 ID:pQBLWUMoP
>>456 個人的には悪霊島が一番好きなので薦めてみるw
ミステリーとしての完成度はともかく
おどろおどろしくて面白かった
クラシカルストーリーズ圧勝すぎてワロスwwwwwwww
いいものはタイムレスにいいってことだけど今の洋書って全く読まれてないのか駄作ばかりなのか・・・
>>456 獄門島・悪魔の手毬唄・悪魔が来りて笛を吹く、あたりがオススメw
461 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/18(火) 03:03:58.28 ID:Yezl7PzF0
ローゼンリッター
462 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/18(火) 05:21:00.98 ID:avGxHUYu0
>>458 悪霊島は長いからなw
しかも途中で犯人解るし。
でも解ってからが面白いよね!
オドロオドロしさは横溝作品の中でも随一だろう。
年代的に金田一耕助が新幹線利用したと思われる唯一の作品かな?
463 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/18(火) 05:25:53.46 ID:avGxHUYu0
>>456 獄門島をお薦めするよ!
初期の作品だし横溝作品、金田一がどういう人間なのかを知るのに適している。
ストーリーも他作品よりシンプルだし読みやすいので。
「あなたがページをめくるから、殺人が起きるのです」って何だっけ…
>>456 三首塔
主人公が見聞きしたことだけでストーリーが進むので、感情移入しやすい。
金田一さえ、敵か味方かわからない。
>>456 悪魔の寵児
厚すぎない
表紙が素敵
入手しやすい
467 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/18(火) 09:03:56.98 ID:KhsHVtF80
φ(゚Д゚ )フムフム…
468 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/18(火) 09:30:21.14 ID:vO9AubF00
虚無への供物読んだけど、当時はかなり衝撃だったんだろうね
>>367 小学生の頃、ホームズの挿絵が凄い好みでよく読んでたw
そういえば初めて読んだ長編もホームズだったなあ。
470 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/18(火) 09:49:28.19 ID:sPLPl5lb0
>>166 ターニングポイントってことだろうな
作品的には飛び抜けたものはないし
このスレめっちゃ勉強になる。
詳しい人が多いなぁ・・・だから2chはやめられんw
472 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/18(火) 10:13:02.67 ID:/g+BLrLYO
>>456 「髑髏検校」
俺が知る限り、初期文庫版の表紙の恐ろしさは、恐怖表紙揃いの横溝作品でも随一
カバー無しで電車で読むと、見た子供が泣く
473 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/18(火) 10:28:00.14 ID:hT77nljvO
>>439 何処のシーンが?
椅子を動かす所が?
それより何でアクロイドが、血の繋がりの無い妻の連れ子をあそこまで可愛がったのかが分からん
それとポアロが退場する時「明日になれば私の手紙が警察に届く」と言って翌日に医師が死んだら
あの場にいた連中は皆、犯人が誰だか見当付くよな
死んだ後だってマスコミは容赦無く新聞に書き立てるだろうし姉の為に庇う意味が無い
474 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/18(火) 10:28:28.57 ID:q5KwLWgZO
>>63 作家志望ではないので諦めるとかはないが、そこまでの作家ではない。
中二心をくすぐるのが上手い人気作家といったところ。
モルグ街の殺人、は入れるべきだと思うが。
476 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/18(火) 10:42:15.03 ID:C1YBJen60
>>384 ホワイトジャズとクリスマスのフロイトが入ってるのが嬉しい
477 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/18(火) 10:42:38.93 ID:hT77nljvO
クリスティ以外で、女の有名なミステリー作家っているのかね
栗本薫辺りはミステリーと言うよりラノベ作家だし
日本でってことなら宮部みゆきや桐生夏生、高村薫あたりは有名では
あと名前忘れたけど海外だと検視官シリーズの人はめちゃくちゃ売れてなかったか
ただクリスティはもう飛びぬけて有名すぎるから
そこと比べるとなるとな
479 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/18(火) 10:54:36.05 ID:VKRqGBYZO
やっぱりこのスレもネタバレ、犯人バラシある?
>>458 >>462 「悪霊島」って20年前にある女性漫画家が書いてたの読んだけどかなり忠実で
悪くはなかったよ。絵は女性コミックだったけど
ミステリーで見るとつらいけど現代で持ってきても通用するし悪くない
初期の時代じゃないから違和感も凄い部分もあるけど
481 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/18(火) 11:24:17.93 ID:cQI6OREm0
オリエントは中学の時読むのをやめられずに
一晩で一気読みしたなつかしい思い出。
アクロイドもやられたと思ったな。
483 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/18(火) 12:43:48.91 ID:Ez6TPF+90
点と線はアリバイトリックばかり重視されて批判も多いが、
個人的には心中のほうがキモな気がするんだよなあ
>>401 ワロタ
なぜも何も人形殺されてないやんw
484 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/18(火) 12:46:46.25 ID:89+YzkZ70
クリスティの最高傑作は「予告殺人」
クイーンの最高傑作は「神の灯火」
それにしてもヴァンダインはもう読まれていないのかな
485 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/18(火) 13:21:47.84 ID:yu2rxsroO
検死官シリーズは、初期は良かったが今は駄作ばかりで読む気もしない。
個人的にミネット・ウォルタースの「氷の家」とエルロイの「ブラックダリア」を入れたい。
486 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/18(火) 13:22:30.54 ID:cINw0qYT0
バンダイはナムコと合併しました
487 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/18(火) 13:24:51.00 ID:EjpFHmA30
獄門島は原作のままだとキチガイって言葉(結構重要な言葉)
が出てくるのでそのままじゃリメイクできない。
ちょっと前にテレビでキチガイを使わずにリメイクしていたが
話がまったく違うものになってしまい原作のレイプだった。
488 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/18(火) 13:33:01.82 ID:cINw0qYT0
言葉狩りは空想の世界を狭くした
ミステリーだけではないが
489 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/18(火) 13:35:49.75 ID:E4wJIX6FO
本屋でちょうど横溝百十周年イベしてるね ミステリー散策もやってたわ@岡山
獄門島ってそんなに面白かったのか、どっちかというと悪霊島のほうがインパクトがあったような
491 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/18(火) 13:41:52.79 ID:kZnzB8xv0
横溝作品とか粒子が粗い程度のフィルムの方がいい感じなので、リメイクよりも昔の作品を何度も見る
492 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/18(火) 13:53:01.66 ID:L9HAc6vv0
デジタル撮影はコントラストがはっきりしていて
雰囲気が必要な作品では微妙
494 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/18(火) 14:11:39.93 ID:VBj92+BrP
>>456 やっぱ八つ墓村だろう
以下、獄門島、犬神家の一族、夜歩くあたり
495 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/18(火) 14:20:14.20 ID:oz6uMLJo0
俺は悪魔の手毬唄が一番面白かった。
496 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/18(火) 14:23:31.87 ID:xuSOO8DT0
AAにもなってる頭から沼?に身体が刺さってるのは
どの作品から?
497 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/18(火) 14:32:03.37 ID:mzwfV7Uv0
島田荘司の数字錠好きです
498 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/18(火) 14:36:55.97 ID:rwMYlvrwO
十角館はつまらなくはなかったけど、特別持ち上げるような作品ではなかったなあ
>>496 AAを知らないけど、多分犬神家の一族。
因みに、今年放送された「リーガル・ハイ」というドラマの7話は、犬神家のパロディーだった。
500 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/18(火) 14:40:13.09 ID:avGxHUYu0
>>490 獄門島は芸術性
悪霊島は現代版ホラー
この違いじゃないかな?
同じ瀬戸内海の孤島が舞台でも
獄門島は戦後すぐ、悪霊島は高度経済成長真っ只中の昭和48年が舞台だし。
悪霊島は他の横溝金田一シリーズを頭に思い浮かべているとギャップに驚くと思う。
ヒッピーとか岡山県の水島コンビナートの公害、島のレジャーランド計画とか登場するし、
他の作品には無い独特の雰囲気を醸し出してる。
501 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/18(火) 14:43:44.23 ID:Yg3NhkgY0
「\
ヽ ) /~)
/ / ( /
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( \ ||
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\ ヽ/ /
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
502 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/18(火) 14:51:28.71 ID:Yg3NhkgY0
<> スケキヨですがなにか?
 ̄ ̄
503 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/18(火) 14:53:51.25 ID:SP28KSYvO
>>498 あれは推理小説のお約束や多少好きな人間ならこう推測するだろうってのをわかって外しにいった本だからね、ある意味斬新
504 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/18(火) 15:02:36.68 ID:1UdCLDDD0
>>456 「八つ墓村」のオドロオドロしい舞台設定が好き。山奥の因習の村に住むことになった
主人公の心細さは、現代人でも理解し易いはず。金田一は、途中から出てくる謎の人。
クイーン親子のコンビ大好きだった
エラリイに憧れたなー
506 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/18(火) 15:06:59.09 ID:F3dmXvGV0
ほらー、やっぱりオリエント急行みんな好きじゃん。
なんでもそうだが、対象の歴史を知っていると今の楽しみも増す。
横溝作品なんかはその最たるもの。
時代背景を楽しみ、キャラを楽しみ、トリックを楽しむという贅沢。
よく出来た映像作品もあるとなお楽し。
508 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/18(火) 16:13:29.35 ID:mzwfV7Uv0
_____
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509 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/18(火) 16:13:29.57 ID:bPwG0lYx0
>>481 私はアクロイド殺しが一番よかったです。
そして誰もいなくなった
アクロイド殺し
予告殺人
ゼロ時間へ
親指のうずき
検察側の証人
ホロ―荘の殺人は名作になり損ねた。クリスティのいうとおり、ポワロを出さない方がよかった。
511 :
忍法帖【Lv=39,xxxPT】(1+0:5) :2012/12/18(火) 20:25:09.82 ID:tgJyOHDx0
tes
ポワロよりミス・マープルが好きだな
つまらんお喋りおばあちゃんが・・・・と思いきや実は!
なラストの鮮やかさは癖になる
514 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/18(火) 20:44:15.95 ID:+P9pUnoki
>>497 数字錠は御手洗ファンへのクリスマスプレゼント
スーパーマンになる前の御手洗短編集には外れなしだね
515 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/18(火) 21:37:24.32 ID:icKpQGfR0
>>383 筒井康隆の「ロートレック荘事件」や原寮の「私が殺した少女」が入ってないなんてメクラばっか
>>510 「鑑は横にひび割れて」も入れてほしい。
マープル物は妙な味が全編ある。
>>516 確実に読んだはずなんだけど内容覚えてないんだよねえ、スマソ。ABCも同じく完全に失念。
>>510に上げたのは、読んで20年ぐらいたってる今でも覚えてるほど衝撃を受けた作品ということで。
「そして誰も〜」「アクロイド殺し」「オリエント〜」がメジャー御三家だろうけど、「予告殺人」はマープルものの最高傑作だし、かなりお勧めかなあ。
『殺人、予告申し上げます』
>>515 原ォ上位に入ってますよ。よく目を開けて見ましょう。
ロートレックは仕掛けがデカすぎて察しやすいから
評価が割れるんだろうな。
>>517 ABCとかスタイルズ~あたりは忘れて当然つうか、
ミステリ初心者にクリスティでお勧めはどれって言われたら
ABCはむしろ「読むな」って忠告しそうな気がするな自分だったら。
平々凡々な作品と思う
クイーンでギリシャ棺桶推してる人が多いが、俺読んだはずなのに
忘れてるな、なんでだろ…国名シリーズで面白かった=エジプト、オランダ、シャム
つまらん=ローマ、日本
忘れた=その他 だわ。
このスレを見てたら久しぶりに読書をしたくなったぞ
贅沢な時間を過ごしたくなった
520 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/18(火) 22:40:38.06 ID:FBdZ889J0
>>516 上で書いてる人いたけどキーパーソンのキャラ造型がいいよな
ああいうヤバ目な女性とか男女のちょっと歪んだ恋愛関係をサラッと
でもあるあると頷きたくなる感じで描くの上手すぎ
横溝のは紐をなんたらかんたらしたら密室がどうのこうのというくだいで萎えたわ
>>518 ミステリ読み始めて、いきなり
「そして誰も〜」「アクロイド殺し」「オリエント〜」を読んじゃうのは不幸だろ。
クイーンから読むのがいいのかねえ。
524 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/18(火) 23:27:12.70 ID:mzwfV7Uv0
読みたいのから好きに読むほうかいいさ
525 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/18(火) 23:32:23.20 ID:TFFRVfNQO
今日図書館で金田一モノの有名どころ一通り借りてきた
表紙絵がどれもいい感じに気持ち悪くて夢に出そうです
526 :
456:2012/12/18(火) 23:32:31.22 ID:itvO8K2XP
オススメを教えてくれてサンクス。
横溝は敷居が高そうなイメージがあったんで…
正月休みから読み始めるよ。
読書スケジュールを立てたら
wktkしてきた( ゚∀゚ )
527 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/18(火) 23:35:43.47 ID:OfAU8ohN0
『そして誰もいなくなった』はすげえ怖かったww
特急に乗って時間つぶしで読んだんだけど
ドキドキが抑え切れなくて、となりのおっさんに
「こえーんだよー」ってしがみつきたい衝動に駆られたわww
>>15 普通に面白かったよ。
推理合戦はある意味パロディだからそこ知らないと厳しいかも知れないが。
529 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/18(火) 23:41:50.42 ID:rjqSL4CL0
クリスティの「ミス・マープル」ものってTVでよくやってるけど、原作は一つも傑作ないよな
ぬるい作品ばっか
前スレ落ちちゃってるのか
ログ取ってなかったわ…
クリスティはエンドレスナイトしか読んでねえやアクロイドすらすっとばして読んだが
邦題の痛さ具合も込みであれは妙に気に入った
>>527 あれはドキドキ感を楽しむ話なんだよw
犯人なんかどうでもよくてさ
自分も怖いのにやめられなくて、最後の一人が自分の部屋に戻ったところでマジでぞわっとしたw
533 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/19(水) 00:00:45.29 ID:17HmD7wPP
>>512 学生時代はポアロが好きだったけど
大人になったらマープルもいいなと思うようになったわ
というかなんで深夜プラス1が紛れ込んでいるんだ
時々買い直しているが何度読んでも中年男のドリーム小説にしか見えないぞ? あれ
騙して悪いがミッションを弁護士に依頼されたからミステリ扱いなのか?
535 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/19(水) 00:22:50.22 ID:kyJyD4pE0
前回のとき内藤陳が押し上げた残滓としか
読んで損はなかったがハメットの二作やユダの窓より上ってのはないだろうとも思う
536 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/19(水) 00:28:54.41 ID:4T9TvvqMO
そして誰も→邪道
オリエント→非道
アクロイド→外道
しかし「この3人が殺されるから守ってくれ」と言われて行ったのに
3人とも殺されてしまうまで何もできないじっちゃんの無能っぷりは凄い
連続殺人を途中で阻止できたことが1度もないんだよな確か
孫の方がまだ優秀だったり
538 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/19(水) 00:36:00.05 ID:1MLy21gqO
おお十角館が入ってるだけで俺は満足だ
十角館はミステリとかほとんど読んでない時に読んだんで
例のシーンで何が起きたのかすら理解できなかったな
541 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/19(水) 00:54:37.45 ID:Aoc92LBzO
>>532 そう恐怖なんだよ!
中学のとき深夜に読み終わって(途中でやめれなくてw)布団の中で
震えて朝を迎えたわ
ちょっとちょっとどうなっちゃうのー!ヒィー縄ーー!
んで最後の解決のアレも淡々とした狂気を感じる
542 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/19(水) 00:57:52.84 ID:ERyq6Z4dO
火車とかないわー
火車が絶賛されてるのがマジで疑問
543 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/19(水) 01:00:13.43 ID:PL9rA96t0
「そして誰もいなくなった」ってそんなに長い話じゃないんだよな
終盤になって読み終わってしまうのがもったいなくて、はやる気持ちを抑えつつチビチビ読んだ記憶がある
544 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/19(水) 01:04:47.25 ID:glJXFEyhO
推理物の翻訳って大変そうだよなあ…
546 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/19(水) 01:06:33.56 ID:3w+H6bKk0
クリスティ作品といえば旧版の「予告殺人」の重大誤訳が思い出される。
今はもう直されているみたいだけど、最初解決編の部分を読んだとき「???」となってしまった。
548 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/19(水) 01:18:24.12 ID:dWQDox2nO
横溝正史はあの時代とうまくハマったんだろうね、今ああいう微妙に閉ざされた空間の舞台は作りにくい
549 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/19(水) 01:27:19.75 ID:GoUqwUrY0
>>548 あれ別に発表当時の時代じゃないでしょ。
こういうの全部10代で読んでおいて
よかったw クイーンとか今は読む根気がない。
>>100 なんでマジキチなの? 赤川さん、ものすごく正しい事を言ってる。
原発は絶対なくさないと駄目。子供のいる人は皆そう思ってるよ。
>>545 逆に獄門島も訳しようがないよな
「クレイジーじゃがしかたがない」じゃかかってないしね
553 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/19(水) 01:53:41.17 ID:FCLE6c+Y0
エラリークイーンはライツヴィルシリーズが好きだな
特に街、人物の描写が他の作品より綿密で何より作者が楽しそう
なぜかアニメのシンプソンズの舞台、スプリングフィールドが真っ先に思い浮かぶんだけど
554 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/19(水) 01:54:44.98 ID:93ZVsWNl0
>>526 横溝は映像化作品のせいで妙におどろおどろしく陰惨なイメージだが、
文章は平易でわかりやすいし、一部初期作品を除いてほぼまっとうな倫理観・恋愛観に
基づいた話ばかりだから意外と読みやすいよ
ぜひ楽しんでくれ
555 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/19(水) 02:20:15.68 ID:Eo3wpjmP0
>>550 わかる。今はパズラー、物理トリック、アリバイ崩し等は
よほど出来が良くないと読んで良かったなとなかなか思えない気が。
個人的に法月は今でも楽しく読めるけど、アリスの火村シリーズなんかは
チンマリまとまりすぎててちょっとしんどい
綾辻が92~3年くらいに「時代が進むに連れて本格のメインストリームは
叙述&倒叙ドンデンに向かってくんじゃないか」みたいなこと言ってたけど
現状を鑑みると慧眼だったと思う
557 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/19(水) 02:33:30.23 ID:Aoc92LBzO
横溝とクリスティの再読率は異常・・なのは自分だけですか?
「獄門島」「悪魔の手毬唄」「病院坂〜」
「そして誰も〜」「オリエント〜」「ナイルに死す」「白昼の悪魔」
ポアロ第1作「スタイルズ荘〜」もなんか好き。
>>548 発表当初は、ほとんど相手にされなかったんだろう
ほとんど絶版中だったのを、
少年マガジン連載の八つ墓村を読んだ角川春樹が、
作者に直接会って、全作品の販売権を取得して、
映画化、文庫化で、ここまで人気が持続したんじゃないの
559 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/19(水) 02:48:58.23 ID:21vcyXs60
>>557 横溝物の短編も面白い作品結構あって再読してる。
首(獄門岩の首)
湖泥
貸しボート13号
蜃気楼島の情熱
香水心中
クリスティーでは、ナイル殺人事件が一番好きだな!
坂口安吾の不連続殺人事件も金田一物好きな人にはお薦めするよ!
ドグラ・マグラはむしろ幻想小説じゃね?ジャンル分けもちょっと難しいな・・・
最後の方に止まらなくなって、読み終わると「・・・?」となって、もう一度読み返すと、「はーはー、なるほど(笑)」
とか一瞬分かった気になるんだけど、最後まで終わるとやっぱり「・・・あれ?」となる不思議w
「あー、胎児の夢ね」とは思わされるけど、明確には何も答えを提示してないし、ミステリーと呼べるのか。
>01『そして誰もいなくなった』 アガサ・クリスティ
ええええええ
クリスティだったら、もっと面白い話があるだろ
名作扱いだったから読んだけど、タイトル通りになるだけでストーリーとしては平凡
>>558 発表当時はかなり話題になってる。大乱歩が絶賛してるし、
白黒時代にけっこうな作品が映画化もされてる。
ただ、社会派なんかの台頭で本格ミステリ自体が下火になって
60年代にはもう終わった作家扱いになってたんですよ。
それが70年代になって角川で映画化されてブーム再燃したわけ。
>>544 「鈍器」と「楽器」の間違いなんかはそのまんま訳せてたじゃん
「きちがい」はどうしようもないな
つーかこれがNGワードのせいで
日本ですらなかなか実写化や再放送ができん
>>561 「そして誰も〜」はストーリーや犯行トリックじゃなくて
叙述トリックがキモな作品なんだから当たり前じゃん
主人公や探偵の視点じゃなくて神視点で書かれてるから
全員の内心まで平等に描写されてるのに
犯人が分からないっていうね
>ストーリーとしては平凡
訂正
ミステリーとしてはストーリーが異色だったけど、作品としては平凡
>>564 >全員の内心まで平等に描写されてるのに
>犯人が分からないっていうね
いや、俺は犯人の動機まで予測できたぞ
普段、ミステリーの犯人探しは苦手なんだがな
きちがいNG時代も、「きが違ってるが」で放送してたぞ
568 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/19(水) 03:46:36.08 ID:FCLE6c+Y0
きちがいはキ印って表現をよくみかけたような
語られる視点といえば、ファイロ・バンスのヴァンダイン君視点が読者視線でしっくりくるな
>叙述トリックがキモ
それがキモだったからあんまり感心しなかったのかもな
殺し方や謎解きのテクニックとかなかったし
ポアロが好き
ミス・マープルはいまいち
元になってるミステリーベストまだ買ってないけど半村良の「どぶどろ」は入ってないだろうなあ。
予想外のラストという意味では、あれを超える作品はない。宮部の「××の×」読んだとき
まっさきにどぶどろが思い浮かんだ。
横溝作品は好きだが、推理小説として、そんなのありかよ、って作品もあるのがなぁ。
「夜歩く」とか。
まあ、あれも海外の作品を参考にしたんだろうけど。
>>571 あれでイモリの黒焼きが精力剤だと知った。
それで千と千尋に出てきたのか
>>563 放送禁止用語・差別用語ってホントくだらないよな。
物の本質は何も変わらない訳で、単なる言葉遊びじゃん。
コレのせいでこういう不具合が沢山出てる。
574 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/19(水) 09:54:53.76 ID:UqNFnWnF0
宮部みゆきは好きなんだけど、、、(お化け時代物とかw)
「火車」が入ってるのか・・・うーん
罪と罰も入れてもいいと思うんだが。
576 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/19(水) 10:07:29.42 ID:dWQDox2nO
>>549 金田一シリーズは昭和20年代がメインだから時代とリンクしてるよ
577 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/19(水) 10:17:07.67 ID:d8q4p1u/P
「悪霊島」って面白いの?
「病院坂〜」が2冊で冗長でキツかったから避けてる
「仮面舞踏会」もそうかなと思ったけど読んだらわりと面白かった
横溝最初に読んだのいつだろうな
本陣が最初ぽい
図書館の全集ものと文庫で読んだ
昔の岡山とか山陰のイメージは
横溝で形成されたな
上で出てる夜歩くも最初読んだ時
おおーと思った
ミステリなのか?とは思う
>>577 病院坂は自分も挫折した
他はそんなにキツくないと思う
ベスト10だと和洋でそれぞれ半分は読んだ記憶あるな
江戸川乱歩のペンネーム元の作家ポーも
好きだった
580 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/19(水) 11:22:32.61 ID:cu9pK6ZL0
横溝ブームだったか探偵ブームだったか小学3年生の頃だったから読み通すのは大変だった。
学年誌の付録で探偵名鑑みたいのがあって金田一耕助とエラリークイーンが好きだった。
読んだはずだけど内容も覚えていないな。
火車はそれとリンクして闇金の実態が表に出て騒がれたり
グレーゾーン金利問題とかがあったのを思い出す
もっと時代すぎたら評価下がるのかな
582 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/19(水) 11:40:31.35 ID:WVQs1D8m0
アランドロンの「太陽がいっぱい」とかヒッチコックの「見知らぬ乗客」の原作者、パトリシア・ハイスミスは90年代に再評価されたよね
自分としては映画が強烈すぎて原作読む気がしない珍しい作家だな
クリスティなら「招かれざる客」がかなり面白かった気がする
ストーリーあんまり覚えてないけど
予想通り自分の好きな作品を主張しあう人達のスレになってるね
踊らせてる踊らせてる
584 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/19(水) 11:46:16.13 ID:Eo3wpjmP0
まあ意見交換は面白いよ
585 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/19(水) 12:01:52.79 ID:5fqhkQwt0
個人的には占星術殺人事件が一番だな
6人の死体から完璧な1人の人間を作り出す
アゾートっていう狂気をだすことで、トリックを隠すミスリードがうまい
586 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/19(水) 12:22:51.63 ID:Q1z93mw40
西尾維新がなぜない?
588 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/19(水) 12:27:22.83 ID:ySRq6SJdO
フィルポッツ「赤毛」は真の探偵が現れる展開が好きだ
「闇の声」の子供の泣き声トリックは明快な解決法と動機が感動的だった
犯人バレバレだけど「怪物」の新訳が読みたい
589 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/19(水) 12:31:10.24 ID:jppTX2DY0
西尾維新読めよ
あいつのミステリーはハンパない
宮部みゆきって文章ヘタだと思うのは俺だけか?
591 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/19(水) 12:37:26.23 ID:uH0Qf5XQ0
直木賞取ったら考えるわ。
593 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/19(水) 12:40:54.85 ID:jppTX2DY0
西尾維新の戯言シリーズはおもしろい
>>590 短編ならいける
長編になるとくどくなる
>>580 小学校の頃は、海外物の推理小説は、
ハードカバーで、原作をかなり抜粋したものが、
普通に図書室とかにあったな
グリーン家とか、エラリー・クイーンの作品はそれで読んだ
中学になって、文庫本のオリジナルを読んだが、
そういうのを事前に読んでいたので、読み易かった
でも、日本のは、乱歩が子供向けに書いた少年探偵団ものばかりで、
オリジナルを簡略したものはなかったな
横溝正史のも、そういうのがあれば、更に人気出たのかな
>>562 >それが70年代になって角川で映画化されてブーム再燃したわけ
映画化はブームを加速化して消費しつくしたけど、映画化でブームになったわけじゃないけどね
そもそも何の下地もないのに映画化を企画することなど無いし
社会派が爛熟期に入ってた昭和40年代初めに本格派見直しの機運があって、横溝でいえば
講談社が新たに編んだ全集がバカ売れしたりしたんだよ
そこから少年マガジンでの影丸譲也の八つ墓村の劇画連載に繋がり、それを見た角川春樹が
八つ墓村を、それまで古典中心だった文庫で出して大当たり、他の作品も続々文庫化して
いった
一連の映画化はブームのきっかけじゃなくて帰結だったんだよ
古典の名作って翻訳の文章が古臭くて読みにくい印象あるけど
新たに翻訳しなおしてるのとかある?
早川でクリスティーとチャンドラー、創元でカーとヴァン・ダイン
角川と創元でクイーン、ちくまでチェスタートンが新訳版を刊行中
光文社の古典新訳文庫でもいくらか出てる
>>595 横溝先生は一度出た短編を改稿して中長編にされた作品がいくつかあって
それら元々の短編の方を集めた文庫本が出ているな
600 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/19(水) 13:17:53.81 ID:/0MBIMeq0
光文社の古典新訳文庫はコナン・ドイルを出してる。
ホームズのバスカビル…はこれで読み直した。
>>596 そういう流れだったのか
角川の前に、講談社が横溝の全集を出したのは知らなかった
その全集があったから、マガジンで八つ墓村を連載したんだな
でも、そこまでやって、なぜ、講談社で文庫で出さなかったのかな
それが不思議な気がするが、全集の売れ行きがイマイチだったんだろうな
その漫画を角川春樹が読んで、角川から文庫で出すことを考えなかったら、
横溝作品は、今頃、どうなっていたんだろうか
その当時、本陣と八つ墓村以外、ほとんど絶版状態だったらしいからな
>>596 でも横溝ブームの再映画化はATGの本陣殺人事件が最初なんだよな
横溝自身がエッセイで何で今頃とか、映画当たるといいと関係者からの結果を待ちわびてたんだよね
604 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/19(水) 13:54:59.14 ID:fr6ccr8u0
このスレ続くなーw
今トリック主体というと柄刀一かな
龍之介シリーズはラノベっぽい理科のお勉強トリックって感じだが
密室キングダムなんか捨てトリックもあって良かった。
ifの迷宮で泣いたのは内緒だw
西尾維新は京極夏彦に影響受けてるから
京極好きは読むべき
606 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/19(水) 14:16:57.49 ID:Eo3wpjmP0
みんなすきね
607 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/19(水) 14:25:30.39 ID:Aoc92LBzO
年末のミステリー売り上げちょいageかもw
自分も三津田ポチした
>>603 横溝センセイの可愛さは異常
>>557 自分も好きだよ。一度手放したが、また買っている。
クリスティーや横溝正史、クィーンなどなど。
「カーテン」追加も忘れずに。
最近本読んでないんで、この1、2年でおもしろいの
いくつか教えて。
611 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/19(水) 14:56:21.03 ID:21vcyXs60
>>577 悪霊島は上下二冊だが、病院坂に比べて読みやすい!
ただ、最初の殺人までが長いので子供の頃は飛ばして読んでたw
上刊の中盤、島に渡った頃からだんだん面白くオドロオドロしくなっていく。
この作品は謎解きを楽しむというよりも、犯人と金田一の対決、駆け引きが面白いので最後までハラドキ感一杯ですらすらと読める!
>>501は見たことあったが
>>502の簡易版初めて知ったw
>>557 クリスティなんて何度繰り返し読んだことか
持ってる文庫は古いから買いなおそうかと思ってたけど新しくなったクリスティ文庫の装丁がイマイチ
悪いわけじゃないんだけど、以前のものの方が愛着があったし好みなんだよな
613 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/19(水) 16:46:23.74 ID:nPZ+2aWxO
鮎川哲也氏の黒いトランクとリラ荘殺人事件が、なぜ10に入ってないんだよ!しばくぞ!
ヴァン・ダインが入ってないのはなんで?
>>614 読めばわかるよ。図書館だったらたいていあるから読んでみたら。
カナリアとか僧正はまだいいけど、7作目以降は違う意味で面白い。
616 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/19(水) 17:27:36.83 ID:Z3I+xTm10
新しいならいいのかと
>>614 良くも悪くもアマチュアっぽい粗さが今は低評価になってる。
僧正18位なら充分だと思うが
619 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/19(水) 17:51:14.47 ID:Eo3wpjmP0
∧_∧ コロンボは
___ ( ´・ω・)___ ミステリーではないか
/ \  ̄旦 ̄__\
.<\※ \____|\____ヽ
ヽ\ ※ ※ ※| |====B=|
\`ー──-.|\|___l__◎..|ヽ
 ̄ ̄ ̄ ̄| .| ̄ ̄ ̄ ̄|
\| |〜
620 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/19(水) 17:59:03.64 ID:sfwOiuu+O
「この子の七つのお祝いに」のドロドロ加減は…
そして誰もいなくなったっちゃ
横溝は「え、そんなら事件おこさなくてもよかった・・・」
みたいなオチが多すぎ
そういう意味では本陣がすっぱりとしてて好きだ
動機はアレとはいえww
623 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/19(水) 20:18:02.65 ID:Eo3wpjmP0
c⌒っ゚д゚)っ
「りら荘事件」は見事だったな〜
横溝作品は婦人が淫乱なイメージ
626 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/19(水) 20:30:23.37 ID:9pcFzcieO
クリスティは推理関係無く普通の小説としても好きなのが多い。
ホロー荘、蒼ざめた馬、死が最後にやってくる…
今は歪んだ家の歪んだ子供が楽しみでしょうがない。また名子役が誕生しそう。
子供の頃ホームズから始めてだんだんクィーンとかに手を広げて
いきなりアクロイド読んで、それはない!と怒った真面目な中学生だったなあ、自分w
昔はトリックとか犯人とかに興味があったけど、
ミステリでも今は小説としておもしろかったらいいと思うようになった
まあマイナーだろうけどクレイグ・ライスとか昔の映画みたいで洒落てて好き
628 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/19(水) 20:52:32.27 ID:g11RW3eF0
御手洗潔ももう古典か
>>571 表題は、横溝が一番好きなーディクソン・カーのデビュー作から、叙述トリックは
クリスティのアクロイド殺人事件からの影響を受けてるなw
確か、初版の単行本の装丁も、戦前に出たカーの「夜歩く」にそっくりという
凝りようだったらしいwww
630 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/19(水) 21:20:31.02 ID:h9E+hvyF0
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631 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/19(水) 21:20:37.34 ID:rIlY2+fF0
662: ノーブランドさん [sage] 2011/06/17(金) 16:42:24.25 0
3.11地震がおきた平成23年12月26日に、あるデザイナーが自宅で密室状態で殺された。
そしてそのデザイナーが死んだ後見つかった手記には、毎回アホみたいに買ってくれる6人のこじゃれたオヤジからそれぞれの長所に合わせて体の一部分を切り取り、
それらを合成して完璧な肉体を持つ超優良顧客「コヤージ」を作成するというものだった。
その後そのデザイナーの店の六人のこじゃれたオヤジが全員行方不明になり、体の一部が欠けた死体で発見された。
こじゃれたオヤジたちが行方不明になる前にデザイナーは死んでいるのに、コヤジさんは誰が作ったのか、本当に作られたのか、そしてそれはどこへ行ったのか。
いろいろな謎を残し、この事件は元カルペの雑用係殺人事件として迷宮入りとなった。
632 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/19(水) 21:25:05.72 ID:+aFlbRFjO
>>620 映画で一番恐ろしかったのは岩下志麻のセーラー服姿だったw
633 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/19(水) 21:59:11.01 ID:u2gE/26t0
Yの悲劇なんて本国ではまるで評価されてないのにw
それにしても古臭いベストだな
634 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/19(水) 22:01:32.07 ID:2eRPAMHZ0
ここの批判意見って、ミステリ好きに合わない書き込み多いよね
マジックとか壊しにかかるレベルの人
635 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/19(水) 22:11:28.22 ID:1U9brgtz0
ミステリーとはなにき
636 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/19(水) 22:23:05.90 ID:Eo3wpjmP0
(_ _ ) <参考になりますた
ヽノ)
ll
637 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/19(水) 22:29:43.91 ID:doyLe0X9O
Λ Λ
三⌒ω⌒三 そろそろ本気だす
638 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/19(水) 22:31:19.21 ID:XBhn5Z0Z0
獄門島?
ああ、原作と映画で犯人が違うヤツんね。
639 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/19(水) 22:36:20.15 ID:ZK5gCSf2O
そろそろジャンルを分けるべきじゃないの
640 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/19(水) 22:42:30.40 ID:L2L+RO340
映画獄門島の浅野ゆう子は切れてて良い!感動した。
641 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/19(水) 22:49:19.36 ID:XMEr5P4jO
島田荘司は動機が日本軍の蛮行とか在日がどうとかそんなんばっかりだからなぁ
推理小説は12-13歳のときは読みまくったんだけど、ほぼ忘れたw
年取ったらもう一回たのしめそう。
>>602 昔、春樹がインタビューで言ってたが、横溝正史はすでに死んでいるんだろうと思ってて、
遺族に文庫化のお願いをしに行くつもりで横溝邸に行ったら、本人出てきて驚いたらしいw
それぐらいに忘れられていた作家だった
ただ、同じインタビューで春樹は「横溝作品は古臭いから、時代劇と一緒で何時の世も腐ら
ない」と言ってる。言い得て妙だと思う
646 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/19(水) 23:06:38.50 ID:qUamAGK6O
『葉桜の季節に君を想うということ』 歌野晶午 のヒロインの正体がわかってゲロ吐きそうになった うまく騙されたとゆーか 気持ち悪かった
金田一は石坂なのか古谷なのか
横溝は石坂は2枚目過ぎるとお気に召さなかったようだが
古谷派
思春期に読んだ横溝作品のせいで
岡山はドロドロした人間関係や旧習に縛られた
閉鎖的な土地というイメージで固定されているw
650 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/19(水) 23:27:34.46 ID:Eo3wpjmP0
金田一は作品によるよな
古谷もいいが石坂もよい
その後のあれやあれなんかはいらね
651 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/19(水) 23:33:37.45 ID:d8q4p1u/P
これから「ポアロのクリスマス」を読みます
652 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/19(水) 23:34:34.50 ID:fBuDMYpN0
>>384 『死の接吻』は酷かったなー
冒頭の「ベイビィ愛してるよベイビィ」ってやりとりが気持ち悪くて受け付けなかった
翻訳が悪いんだろうけど
653 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/19(水) 23:37:24.38 ID:EDWoq6KJO
なんとまあミーハーなチョイス
654 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/19(水) 23:39:53.97 ID:qIKE1JkH0
ミーハーと言うより初心者向けじゃね
655 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/19(水) 23:42:00.09 ID:Cmg0WVvq0
超マイナーなところで石崎幸二
656 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/19(水) 23:44:41.12 ID:qIKE1JkH0
>>655 メフィスト賞受賞してるのに超マイナー?
657 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/19(水) 23:47:34.95 ID:8RDsNXF+0
ところでヴァンダインの僧正殺人事件ってどうみてもビショップ殺人事件だよな。
なんでこんな名前になってしまったのか。
一般人はメフィスト賞すら知らない
659 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/19(水) 23:55:05.66 ID:Z2i+v/qu0
660 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/19(水) 23:55:14.35 ID:iadBfYQx0
661 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/20(木) 00:02:18.84 ID:9M7ewX/C0
鷲は舞い降りたの何処がミステリーなんだ?
無理やり冒険小説入れるにしても
それなら荒鷲の要塞だろ。
誰が敵で誰が味方かわからないところとかで。
>>649 むしろ脳天気な所なのにねw
何しろ、日本一天気が良い所で台風もめったに来ないし、天領だったから昔から栄えて
豊かな土地柄だからね (^^;)
663 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/20(木) 00:12:20.40 ID:VTYJQVzr0
>>621 アニメうる星やつらのエピソードの中で最も好きかもw
664 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/20(木) 00:16:55.59 ID:VHF77xdQ0
>>662 いまだに津山といえば31人殺しが出てきちゃう
岡山の方、ごめんなさい
665 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/20(木) 00:28:56.77 ID:6agc4ahx0
火車のドラマ版(佐々木希の)は、関西のABCで22日(土)12時から再放送。
>>602 「なぜ、講談社で文庫で出さなかったのかな」
当時文庫ってゆーのは古典の名作しか出さなかったの、エンタメじゃなくて教養方面
シェイクスピアとか論語とかさw
文庫自体岩波と新潮ぐらいしかなかったんじゃないかな
黒死館殺人事件は入ってないのかよ
>>667 当時、春陽堂文庫というのがあって、
そこには、古いマイナーな推理小説が出ていたな
国士舘殺人事件は、そこにあったような気がするが
横溝の文庫は、そこしか出ていなくて、
本陣、八つ墓村、蝶々殺人事件位しか出ていなかったかな
他にもあったかもしれないが、本屋の隅にしかなかったな
だから、角川から沢山の横溝作品が文庫で出た時、驚いたわ
671 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/20(木) 02:35:38.77 ID:HCA6Lm5x0
ヨイヨイ(ノ。・ω・)
>>670 国士舘殺人事件と書くと、なんかすごいなw
673 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/20(木) 02:51:40.91 ID:VHF77xdQ0
>>672 マッチョな体育会系の犯人が、トリックとか関係なく力業で連続殺人を繰り広げてそうw
674 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/20(木) 02:58:41.36 ID:mJ2oSa7X0
『蜂工場』とか『ホッグ連続殺人』とか入ってないの
>>673 俺のイメージでは、体育館裏で木刀軍団と鉄パイプ愚連隊計100人が激突して、双方に5人ずつ死者が出るイメージw
国士舘殺人事件…
もうJFL退会で済むレベルですらなさそうだな
>>661 映画しか見てないけど、最後のどんでん返しは十角館に通じる
読者は史実を知ってるんだから
本来、オチはわかりきってるはずなのに
それを逆手にとったのは天才的
見てて
「えっ、いいの?」と思った
>>675 愚連隊でなくて朝鮮学校だろ
国士舘vs朝鮮学校は伝説だからな
毎日乱闘ケンカ三昧だった
国士舘と言えば、世田谷線の血闘でしょ、チョソコとの(苦笑)
680 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/20(木) 05:53:20.72 ID:HCA6Lm5x0
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681 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/20(木) 07:39:56.61 ID:Dd6Yteaf0
火刑法廷がカーのベストワンというと首かしげる。
乱歩は絶賛してるし、けっこうおもしろいが、
ラストの落ちとトリック謎解きがいまいちになって
682 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/20(木) 07:44:52.96 ID:Hz9DTEdgO
謎解きもいいけど、人間の心理に焦点をおいたミステリーもいいね。
日本だとあんごの不連続、海外だとクリスティーの鏡は横にひび割れて、あたり。
683 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/20(木) 08:18:00.85 ID:su838R70P
>>681 個人的には火刑法廷のラストのオチが好きだわ
だから同じような感じの乱歩の陰獣も好き
国内ベスト10中6冊、海外4冊は読んでる。これは多いのか少ないのか?
俺は4冊、4冊
一般人と比べると多い
読書家と比べると少ないんじゃないか?