【文芸】四半世紀ぶり東西ミステリーベスト!国内編1位は横溝正史『獄門島』 海外編1位はアガサ・クリスティ『そして誰もいなくなった』
「本格」健闘 女性も躍進 四半世紀ぶり東西ミステリーベスト
発表年代を問わず、古今東西の全ミステリー作品を対象にした「東西ミステリーベスト100」(週刊文春臨時増刊)が発売された。
昭和60年以来27年ぶりという特集には、時代の変遷を伝える興味深い顔ぶれが並んだ。
順位は、日本推理作家協会員ら国内のミステリー通389人の回答をもとに算出された。
国内編の1、2位は前回と同じ。昭和60年以降に発表された作品では、宮部みゆきさんの『火車』が最高位。
前回ベストテンには女性作家がいなかったので、これも四半世紀の変化といえる。
島田荘司さんら本格推理の躍進が目立つ一方で、近年ブームの警察小説は意外にも苦戦している。
海外編では、一昨年の生誕120年で、新訳も相次いだアガサ・クリスティ(英)が、エラリー・クイーン(米)を逆転。
大きく順位を上げた『シャーロック・ホームズの冒険』=コナン・ドイル(英)=や、
新顔の『羊たちの沈黙』=トマス・ハリス(米)=など、映画化の成功が高評価に結びついた印象がある。
臨時増刊では、国内、海外ともに100位までの作品について、あらすじとうんちくが紹介されている。
MSN産経ニュース 2012.12.13 08:14
http://sankei.jp.msn.com/life/news/121213/bks12121308160002-n1.htm
3 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 11:47:36.77 ID:xiGkUEVd0
基地外じゃがしかたあるまい
4 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 11:47:37.91 ID:BsDcj0jg0
.
小説の半分がミステリーなのか?
基地外
7 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 11:48:06.01 ID:h3/EniMP0
「そして誰もいなくなった」ってタイトルがいいね。タイトルだけで興味をそそる。
> 03(21) 『占星術殺人事件』 島田荘司
少年マガジンに連載してた推理漫画のトリックをパクった小説だっけ?
薔薇の名前だけは、もうホント、どうしようもなくつまらなかったんだが、
世間の評判はいいんだよねえ。誰か、何をどう読むとアレが面白くなるのか教えてほしい。
10 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 11:49:28.79 ID:zg5ll+E90
金田一耕助っていつも現場に居合わせるのに事後の後講釈しかできないよね
11 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 11:50:57.46 ID:geRqU6J60
>>10 しかも、犯人が自殺して死者が一人増える。
小説好きのおまいらに聞きたい
シドニー・シェルダンっていま何やってるの?
海外編はもう見飽きたと言うくらいの名作中の名作ばっかりだなww
薔薇の名前だけが異質と言えば異質か。
国内編は横溝正史2つ入れるなら白夜行入れる方が現代的になったと思う。
基地外じゃが仕方がない
15 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 11:52:25.38 ID:9nRHfQK70
横溝正史なら女王蜂が好きだな。
あと、白と黒。
>>12 2007年1月30日、肺炎による合併症のため入院先のカリフォルニア州の病院で死去した。89歳。
だってさ
ちゃかぽこちゃかぽこ
19 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 11:53:26.24 ID:Vn0bGT8qO
悪魔の手鞠歌
悪魔が来たりて笛を吹く
八ツ墓村
犬神家の人々
21 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 11:54:42.43 ID:He/xHiRW0
日本の小説って外国語に翻訳無理だろうな
漢字やらいろいろ使われて英語じゃ表現できないだろう
22 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 11:55:03.59 ID:9A3Xf2nb0
>>9 映像で見るから詰まらなくなる
監督次第でどうにでもなる
本を超える映画は無い、せいぜいかなり良いかも程度がせいぜい
本を読むと言うのは想像力、行間を読む事など映像とは全く違う
島田荘司は逆風の中耐えて
後進の支持を受け
評価を上げてきたな
24 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 11:55:25.83 ID:u9LGFFCQ0
薔薇の名前入ってるなら
京極は鉄鼠の檻にしろよw
グリーン家殺人事件は入れて欲しかったなー
26 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 11:55:53.72 ID:a0DqKKZd0
宮部の火車しか読んでない。
27 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 11:56:03.79 ID:qR5pn4AF0
虚無への供物とか携帯がある今の時代じゃ絶対書けないミステリーだな
28 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 11:56:11.46 ID:hUtbCxD5O
何故、
八墓村が入らないのだ
きっと、杉沢村にカモフラージュにされた皮肉の結果かもしれぬ
>>1 ★以外は25年前と変わらないっていうこと?
虚無への供物とか大誘拐とかもう今誰も読んでないでしょ
むっちゃくちゃ面白いのは確かだけど
30 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 11:56:29.30 ID:Vn0bGT8qO
ミステリー本は読まないから
ドラマか映画化してくれ
それなら見る
31 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 11:56:41.20 ID:qQ/tHjy/0
おにいさまアーーッ
33 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 11:58:37.97 ID:u9LGFFCQ0
>>29 虚無への供物は三大奇書とか言われるから
意外と今でも読まれてるかも
エラリー・クイーンはあまり日本でドラマ化されてない気がするが気のせいか。
宮部みゆきの火車と理由がごっちゃになるんだよなー
両方読んだんだが、どっちがどっちみたいな
八墓村は最強の萌え小説として再評価されるべき
>>9 あれは話の本筋じゃなく、神学関係や歴史的なディテールを楽しむもんだと思う
02(02) 『虚無への供物』 中井英夫
03(21) 『占星術殺人事件』 島田荘司
08(★) 『十角館の殺人』 綾辻行人
09(★) 『魍魎の匣』 京極夏彦
このへんはザ・推理小説という感じ
火車とかそこまでおもしろいか?
倉知淳の「星降り山荘の殺人」とか馬鹿馬鹿しくて好きだな
39 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 12:00:56.32 ID:bqQEg7Nk0
>>29 虚無への供物はミステリファンなら必ず読むだろ
>>29 虚無への供物っていつか読もうかなぁと思ってるけど
なんとなく敷居が高くて
やっぱヘロッとは読めないよね?
しかしこうしてみると
横溝正史無双状態だな
41 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 12:02:06.51 ID:GMTuC57h0
42 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 12:02:51.23 ID:bqQEg7Nk0
>>35 どっちも入れ替わり的な要素があるからかな
44 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 12:03:18.82 ID:y9nsGcYQ0
犯人はヴァンダイン
>>17 A Hard Day's Night → ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!
>>25 ヴァン・ダインの小説は、翻訳が古すぎて大学ミス研の連中ですら読んだことが無い奴が多いらしいから…
外国小説であれば、バークリー『二発の銃声』だとかハル『伯母殺人事件』あたりは、
古典中の古典として入れて欲しかった…
47 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 12:04:53.84 ID:VLOg9D4O0
火車って白夜行の劣化版じゃね?
>>42 そうなん?思い込みか
ジョン・ディクスン・カーってメチャメチャ面白いのに
何で日本での知名度はいまいちなんだろう
ミステリファンならみんな知ってんだろうが
>>30 十角館なんて映像化したらすぐ犯人分かってしまう
小説だから楽しめる世界ってのがあるんだよ
50 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 12:05:55.74 ID:2X5YnrWv0
「虚無への供物」は圧倒的
これを超えるものはない
51 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 12:06:07.16 ID:iaCmsp4D0
いま話題のステマスレがあると聞いて
むざんやな
『そして誰もいなくなった』は映画版のラストで思わず声あげたわ
54 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 12:07:32.52 ID:PrIXFU5a0
なんかすげえ読みたくなってきた!ヤフオクいてくるっ!
55 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 12:07:34.78 ID:He/xHiRW0
海外のミステリーのつまらなさはなぜなんだろう
英語の限界かな
キングとかうんこ以下のつまらなさだね
定番の虚無への供物とYの悲劇は?
って思ってスレ開いたら
どっちも2位でしたか。ちょっとした釣られ感が。。。
57 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 12:08:36.84 ID:bqQEg7Nk0
>>46 > ヴァン・ダインの小説は、翻訳が古すぎて大学ミス研の連中ですら読んだことが無い奴が多いらしいから…
ヴァン・ダイン読まないってマジか…
グリーン家のラストのあの緊迫感たら ないのに
>>48 J.D.カーが日本であまり普及していない理由としては、とにかく翻訳されていないかららしい。
クリスティだとかホームズ物なんて全作品が翻訳されているが、所謂『ミステリ黄金時代』の作家でも、
カーは翻訳が極端に少ないし、しかもその翻訳が古臭い。
10年位前から国書刊行会からハードカバーでファルス小説らとともにカーの作品も復刻されているけど、
逆に言うとこの良心的な会社が動いて本邦初訳なんて銘打てるということは、
どれだけ訳されていなかったんだという…
このシリーズはカーと、バークリー、そしてミルンを再発見させてくれただけで、
永久の価値を持つ仕事をしたといえるね。
61 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 12:09:45.04 ID:Vn0bGT8qO
スティーブンキングだろ
62 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 12:10:28.69 ID:PrIXFU5a0
古典ならチェスタトンが1番面白いな
今なら誰でも知ってるようなトリックもこの人があ考えたもん多い
それに読み物として優れてる
世界三大架空の探偵
エルキュール・ポアロ
シャーロック・ホームズ
エラリー・クイーン 《ブラウン神父、フィリップ・マーロウ、ミス・マープル》
>29 虚無~は大学でミステリ研とか入るヤツなら
読んでいない方がおかしいってレベル
ただ一般の読書好きには全くお勧めするモノではないが
ドグマグは意外とけっこう勧めやすい。「読んでてイミフで
イライラするところはバンバカ読み飛ばしてもおk」って言ってから貸せば
大抵の人はすげー本だったって感想返ってくるな
トップ10を見て違和感あるのはやっぱ薔薇の名前だな
オールタイム「トップ100」なら入れてもいいが、自分的にはトップ50でもあやうい
100位まで見てないが、「嘘、そして沈黙」とか「ホッグ連続殺人」とかは
これ系でいつも過小評価されてる気が
66 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 12:11:29.38 ID:bqQEg7Nk0
スティーブンキングってホラーじゃん
どっかで「金田一が役立たずの無能。好きなだけ殺させてから推理してもおせーよ」
って感じの獄門島レビュー読んで噴いた
68 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 12:13:37.83 ID:bj8mRagQO
ポワロ作品でアクロイドを初めて読んだのは幸せだったのか不運だったのか分からんが
とにかく異常に衝撃受けたなあ
>>59 まあ、言っている事も気持ちも良く分かるけど、若者に読んでもらおうと思ったら、
新しい訳、少なくとも80年代後半以後の翻訳は必要だよ。
最近だと、バーナビー・ロス=エラリー・クイーンの『ドルリー・レーン四部作』だって、
角川文庫が新訳を出してくれたからこそ、新しい読者を確保できるのだろうし。
70 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 12:14:13.94 ID:7DNz7+gc0
>>66 ショーシャンクの空とかあっから、少なくともホラー専ではないだろ。
71 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 12:14:54.75 ID:qR5pn4AF0
島田荘司なら斜め屋敷の方選べばいいのに
オチが扉の裏にいましたじゃ笑えない
73 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 12:15:26.83 ID:PrIXFU5a0
東野圭吾入ってないんだな。最近よく聞くが。
おう、おめえらああああああ!誰か読んだことある奴いねえのかいっ!!!
海外の方ほとんど読んでるけど、国内一つも読んだことないわ
今後国内で松本清張に優る作家が現れるとは思えない。
76 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 12:15:56.73 ID:4EeU2UlF0
そのうち横山秀夫が入るようになると思う
虚無への供物は読んだけど何が面白いのか理解出来んかった
島田荘司、綾辻行人はテッパンだな
ミステリーってSFに比べると驚きがないよな〜。
殺人事件があって登場人物のうち誰かが超自然的でない方法で殺すって
当たり前すぎて驚きようがない。
しかしそんなことをいいながら
>>1のリストの本を
半分以上読んでいる俺はえらい。
火刑法廷はちょっと驚いた。
東京異聞とかのイミフなちゃぶ台返しでないのは偉い。
宮部みゆき結構読んで好きなんだが
火車ってそんなに面白いか?
80 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 12:16:41.05 ID:etKrxIUC0
江戸川乱歩がないのはおかしい。
81 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 12:16:48.18 ID:GcasQerOi
ありそで無かったのが不連続殺人事件
20位までには入ってるのかな
>>60 ポケミスなどで結構翻訳されてたけど片っ端から絶版になってたんだよ。
>>68 この作品、「卑怯だ」「アンフェアだ」みたいなことで論争がおこった、
ってこと聞いてたから、読んでるうちに何となく犯人が分かっちゃたのが残念
あードグラ・マグラは読んだわ
チャカポコ…チャカポコ…
>>81 俺はこの文春の別冊を立ち読みしたが、確か20位以内に入っていたはず。
個人的には、本格と社会派をごった煮で評価するのもどうかとは思うが、
鮎川の『りら荘殺人事件』が20位以内に入っていなかったのには、衝撃を受けた。
国内編
×
○
○
○
○
×
○
×
○
×
海外編
×
○
×
○
×
○
×
○
○
○
意外と読んでるな。偉い。
>>68 幸せだろ
俺は予備知識あったからな
予備知識なしで驚いたのはハサミ男かなw
88 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 12:19:05.03 ID:hH6EsC3B0
烏賊川市シリーズが好きだ。大きな声では言えないが。
館シリーズも好きだが。
東野圭吾は外れないけど、みんな読んでるんでなんかなあって感じ
89 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 12:21:03.20 ID:qwMuMIXyP
「ミステリー小説」の定義がよくわからない
宮部みゆき
綾辻行人
京極夏彦
この辺は一生読まないでいいと思うわ
他に読むものいっぱいあるし
宮部は時代物のほうが好きだ
海外編が古典ばっかだな
国内は新世代の作家も入ってるんだけどな
中学のとき『悪霊島』の読書感想文書いて一部の先生に絶賛されたわw
>>68 衝撃受けたなら、幸せ。
最初読んだ時、幼すぎてよく分からなかった…。
>>78 SFとミステリは親和性高いじゃん この2ジャンルのハイブリッドは沢山名作ある
「惑星を継ぐもの」とか「ターミナルエクスペリメント」とか
イーガンやカードの一部の作品群とかは、よくミステリヲタに「これは
ミステリに分類しちゃおうぜ」とか言われてるよ。
>>85 不連続は20位以内なんだ、良いチョイスと思う
俺は自分でランク付けするなら、りら荘あたりよりは泡坂妻夫や
高木彬光で出来の良いのの方を上に持ってくるなー多分
黒いトランクもだが、鮎川作品って「読み物」としてけっこうキツいんだよね
世代が下がった法月とか有栖川のガチガチパズラーと比べても、
鮎川ミステリって「小説」じゃなくて「異様に長いクイズ」を読まされてる感が個人的にある
97 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 12:25:05.00 ID:He/xHiRW0
今は貴志が一番すごい
>>92 宮部さんの小説って、
・社会派推理小説
・少年系ミステリ(SF、ファンタジー要素含む)
・時代劇
という三本の柱があるけど、
下から順に、俺は好きだなw
火車
ソープで働けばいいのにと思いました。
100 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 12:28:05.50 ID:He/xHiRW0
占星術殺人事件
処女作とは思えないね
貴志は悪の教典で外した
それまではハズレなしだったけど
102 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 12:28:17.74 ID:u9LGFFCQ0
宮部さんのファンタジーや幽霊や妖怪の出る時代物は好きになれない
白ける
>>96 レス、有難う。
高木彬光の小説は、『人形は何故殺される』が間違い無く、『刺青殺人事件』も確か
20位以内に入っていたように思う。
鮎川作品についての印象は、俺も近いものがある。
ただ、本格ってこういうものなんだよ…という説明には、『りら荘〜』は外せないと思うんだよね。
俺の立場としては、あまり社会派が好きではないパズラーなんだけどね…
105 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 12:29:46.21 ID:YWM4ZgFSO
>>76 いいよねぇ。謎解きはハッとさせられるし何より人間のドロリとした内面の描きかたがエグい。そこがいい。
この手のランキングで必ず上位に入っていた生きる屍の死が消えたな
泡坂妻夫の「幸せの書」もビックリした。あれ凄すぎるw
107 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 12:30:15.90 ID:He/xHiRW0
貴志でダークゾーンとか新世界からは
あれはほんと神だな
ダークゾーンの展開とか頭どうなってんだて感じ
108 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 12:30:37.37 ID:Ao8ERy980
宮部自身受け付けない
何がいいのかさっぱり
>>96 星を継ぐものはいいよね〜。
どうせ読むならああいうでっかい嘘を読みたいよ。
百億の昼とか幼年期の終わりとかもミステリだね。
幼年期の終わりのホワイダニットは未だに衝撃的。
いや、驚きを求めてミステリ読んでる人は多いはずなのに
SFを読まない人間が多い現状に対して
それは知的怠慢ではないかと憤りを禁じ得ない。
>>1-2 横溝正史の作品の前では、それ以降の作家のミステリーは全て霞む…。
未だに横溝正史を越えるミステリー作家が日本に現れないのは、本当に残念。
111 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 12:31:48.94 ID:Ao8ERy980
戦前の作家では乱歩は別格だね。
読んで面白いもの
古典にならない不思議
このランキングではかすりもしないけれど
キャロル・オコンネルの「クリスマスに少女は還る」を
年末になると読み返す
115 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 12:32:58.87 ID:hH6EsC3B0
宮部みゆきの文章は冗長で疲れる
貴志さんはクリムゾンなんたら読んでまったく感銘を受けなかったが、
最近の作品は面白いのか?
連城三紀彦が入ってない(し話題にも登らない)のも知的怠慢だな。
戻り川心中は天才すぎる。
ジョジョ第三部で「獄門島へでも行きます」ってセリフがあったような。
118 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 12:34:13.99 ID:a0DqKKZd0
宮部だと「魔術がささやく」が一番面白かった。
119 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 12:34:48.00 ID:6U2+ZmMB0
孤島の鬼が入ってねーぞ!
120 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 12:35:01.68 ID:He/xHiRW0
貴志のクリムゾンドキドキしすぎて
やばかった
すごすぎ
121 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 12:35:21.15 ID:YWM4ZgFSO
122 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 12:35:33.04 ID:6U2+ZmMB0
ミステリスレでSF読めよと憤る人たち
あ
125 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 12:36:08.16 ID:a0DqKKZd0
貴志祐介だと「新世界より」かな。
126 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 12:37:17.80 ID:He/xHiRW0
貴志と島田は
マジで半端ない
>>120 喜志作品だと、
・『黒い家』⇒サイコさん、ガクガク(((n;‘Д‘))ηナンダカコワイワァ
・『クリムゾンの迷宮』⇒リアルRPG+バトルロワイヤル
・『天使の囀り』⇒当分、生肉は食えないな…
という感じだったw
やっぱ東野圭吾でしょ。
ブレイク間違いなし!
島田は南波杏と結局ヤったんだろうか
>>123 SFスレが立たないんだからしょうがないだろ!
黒い家と天使の囀り読んでみるわ。新世界よりは長そうだから
その二つが良かったら読んでみる。
131 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 12:38:59.93 ID:iaCmsp4D0
お前らは東野(笑)や宮部(笑)や伊坂(笑)のラノベを読んでなさい
俺はクックとディーヴァーとゴダードでいいです
132 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 12:39:13.86 ID:f4zsHBDgT
>>10 印象的な終り方ならどんなんでもいいんだよ
有栖川とか綾辻あたりはほとんど読んだが終幕がどんなだったか思い出せんw やっぱ自殺してたっけ?
あと大誘拐は傑作だかんね、お前ら。
話題しないのは知的(ry
>>113 同意。宮部みゆきや綾辻行人入れるなら乱歩先に入れて欲しかったわ。
135 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 12:40:49.10 ID:MKdnJH4m0
>>67 角川映画「金田一耕介の冒険」で、金田一(演・古谷一行)がセリフでみんなにそう言われて
いるけど、途中で解決したら面白くないでしょ……みたいな事をボヤいていたw
>>77 同感。中学〜高校の時に推理小説読みまくっていた時、「虚無への供物」と「ドグラ・マグラ」
別の意味で「復員殺人事件」が伝説の作品として語られていたけど、ドグラマグラは推理小説じゃねーだろ?
とは思ったが、面白かった。坂口安吾は大好きだが、推理小説は「不連続」も含めてつまらない。
推理小説≒知的ゲームとかいう思想が合わない。復員は、後半は高木先生だが。
で、「虚無」は古本屋回って、数か月でようやく手に入れた。ワクワクして読んだが、
いろんな人の賞賛の言葉から期待していた(例えば「超推理小説」とか)ものどころか、
普通に面白く無かった。まあ、当時は横溝正史から卒業して、清張の短編にはまっていた
時期のせいでもあったかも知れないが。で、あの小説の何処が凄いの?
136 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 12:41:07.90 ID:Ao8ERy980
>>130 意味不明
SFを少しは読むけどミステリースレでミステリーとその読者をdisるのは呆れるわ
138 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 12:41:42.01 ID:WqJXP0/w0
この中で十角館だけは未来永劫映画化はないんだろうな。
後のはなんだかんだいっても映像化出来そうだし。
葉桜は?
あれは、ミステリ初心者だったオレは
凄くびっくりしたな。
それからいろいろ読むようになった。
綾辻も殺人鬼もおもしろかった。
140 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 12:41:58.30 ID:JeoepCm/O
乱歩みたいなパクリ作家を持ち上げるなよ
江戸川乱歩の最高傑作「孤島の鬼」
>>133 『大誘拐』は、原作も映画もネ申レベルという稀有な作品だよね。
原作を読んでから映画を見ると、最後の大トリックがヴィジュアルで解るし、
映画を見てから原作を読むと、各人のバックボーンがつかめて理解も深まるし。
映画版の刀自・北林谷栄さんと猪狩警部・緒方拳のラスト・シーンの腹芸大会は、
鬼気迫るものがあったね。
143 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 12:43:29.01 ID:P3wkGG4GO
>>1 何この本棚にあったの列挙しましたリスト
アホか
144 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 12:43:47.66 ID:+Sqjf/6Z0
>>139 葉桜はどうしたって評価割れるでしょ。
設定に無理あるから…
145 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 12:44:10.13 ID:nCfesQR6O
横溝は金田一耕助シリーズ大好き
>>137 かっとなってやった。
今はちょっと反省している。
>>140 乱歩は本格に憧れていたけど、本格を書く力はなかったんだよな
三角館もエンジェル家の丸パクリだしね
148 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 12:47:28.94 ID:RbGi5Npy0
Yの悲劇はぬるいだる!
ドダゴンプールとかエジプト十字架のほうが好き。
うおーなんで孤島の鬼がないんだよーうおー
>>104 俺も社会派正直どうでもいい派ですよ。
点と線より小説的に優れてる(と思う)砂の器のがずっと好き。
クイーンのパズラーって意外に読み物として楽しく読めるのに、
鮎川はなぜかサクサクッと読めずにもどかしいんだよね…なので
俺の中の鮎川氏ベストは「達也が嗤う」。これは短いし、魔球を投げられた感じで
誰にでもお勧めできる
>>131 俺は独断と偏見に満ちたトップ100自分で作っていいよって言われたら
クックをトップ20の内に3~4作は入れる。あとディーヴァーって
池田真紀子さんの訳がいいのもあるが、ややハリウッド系の作風なのに
文章にすごく気を使ってるのが好感持てる。ただウォッチメイカー関連は
もう引きずらなくて良いような気が。「ウォッチメイカー」自体、
「魔術師」からちょいパワーダウンしてるように思えたし。
子供の頃うちの並びに高木彬光すんでた。今考えると家の前で騒いで執筆の邪魔したかも。
>>147 影響とパクリは、紙一重だけどねぇ…
大横溝だって、疎開中に岡山で読み漁ったカーの影響をかなり受けて、
戦後に金田一シリーズを物したわけだし。
俺の大好きな『夜歩く』なんて、タイトルをモロニパクっているしw
中身はぜんぜん違うがw
153 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 12:49:14.94 ID:RbGi5Npy0
>>147
んにゃ
「おい小林君…あのマネキンを観たまえ、…まるで生きているように人間そっくりじゃないか?」
明智でないんだなこいつ。これは名シーン。
154 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 12:52:07.45 ID:puf+HwVQ0
幻の女
これだな
155 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 12:52:42.27 ID:PPHSjUo10
なぜ「黒死館殺人事件」が入っていないのだ!
真珠カがいちばん好きだな。あと八つ墓村
>>142 映画版の存在は知ってたけどそっちも面白いのか。
今度見てみよう。
>>152 獄門島もYの悲劇を日本に置き換えただけかもしれないね
キチガイ→マンドリン
犯人の設定も同じだし
でも横溝は抜群に巧いんだよなぁ。なんていうか乱歩は翻訳小説読んでるよう感覚
>>156 『鬼火』を忘れないでやってください。
綾辻行人のシリーズ第二作『○○館の殺人』の元ネタですw
160 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 12:56:21.42 ID:8iI2e8GtT
本陣殺人事件読んでも文章からはピタゴラススイッチの工程が全然イメージできんかったわw
あれはTVで見るべきな稀有な推理小説
>>19 > 犬神家の人々
伊丹十三が作りそうな映画タイトルワロタw
>>148 「そんなの知ってるわ」だったらすまんけど、
「Y」が異様に人気あるのは日本だけなんだよね。本国では
Xのが評価高い。でも俺もYはクイーンベスト3に入れるしXは入れない。
クイーンで再評価されてほしいのは「九尾の猫」かなー
時代を三十年は先取りしてたサイコミステリと思う
あとは「神の灯」も再訳とかでもっと日の目を浴びてほしい
本格ってのはホラー要素も入ってくるんだな
だから読んでてドキドキする
社会派はドキドキ感が足りない
>>158 横溝は、ストーリー・テリングが抜群に上手い。
ぐいぐい引っ張っていくというあたりの力が、半端ではない。
『獄門島』と『犬神家の一族』を俺があまり評価できないのは、偶然性が高すぎること。
それだったら、『夜歩く』や『迷路荘の惨劇』、『八つ墓村』の方が、本格の要件としての
偶然性の排除に成功していると思う。
165 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 12:58:47.35 ID:Ao8ERy980
本格派がホラー……
虚無への供物、青空文庫にねーじゃねーか
グーグル先生の嘘つき
島田荘司なら甲冑のブランコトリックに爆笑したな
>>122 エロキモ怖いよな
最初にあれ読んだせいで他のに手を出したとき満足度低かった
169 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 13:00:34.35 ID:RbGi5Npy0
>>161
をれが好きなのは十日間の不思議なんすニ。
エラリィが激情にかられるラストってあれのみなので寡聞にして。
>>1 点と線以外は全部読んでるなあ
松本清張だけは食指が動かない
171 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 13:01:04.89 ID:RhtwLHl0P
東野とか宮部は世相が暗くなるからいやだ
172 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 13:01:33.77 ID:2okjj6490
久しぶりに女に会うのに精を付けたい爺さんがサンショウウオ捕まえてきて
食わずに殺されたってやつ、金田一シリーズの何の話だっけ?
いつもこの手のスレで聞いて、すぐ忘れてしまう
鮎川哲也の「りら荘事件」が入ってないのかと思ったら、
疑問に思ってる人がすでにいたか
173 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 13:02:07.41 ID:RbGi5Npy0
そそ 最近ニヤッと片眼つむって転がりつつばきゅーんばきゅーんて無いよニ。
横溝は大好きだけど、獄門島が毎回一位になる理由がよくわからん
175 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 13:02:58.23 ID:RbGi5Npy0
あ、ちなみに若手さんでは若竹七海さんが好きです。二冊しか読んでないけど。
176 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 13:03:12.36 ID:cs40hQhI0
横溝はなんか苦手だ
それ以外は納得
>>172 『悪魔の手鞠唄』
お庄屋殺しで…αβοοη..._φ(゚∀゚ )アヒャ
179 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 13:04:25.09 ID:uIC/IHkbP
魍魎の匣はアニメで見た
他は知らねえ
180 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 13:04:27.96 ID:RbGi5Npy0
横溝さんは、
いつまで経っても幕が半分降りた脚だけラインダンスの脚がずっと 奇数 の作品のそこだけだいすき
あとは映像で。つか、↑の映像化は、してないんでしょうな…。
181 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 13:05:29.86 ID:qwMuMIXyP
>>68 自分は初めて読んだクリスティがアクロイドと同じトリックの話だった
だからアクロイドは途中で犯人がわかってしまったw
182 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 13:05:43.31 ID:RbGi5Npy0
気づいた女性客が叫び声あげて騒動になんすな
今ならみなさん冷静な気がします。
>>177-178 ありがと
犯人が沼に飛び込んで自殺したり、美空ひばりもどきの少女歌手が
出てくる話だったっけ
>>175 ミステリーというより、ハードボイルドに近い作家さんって印象
>>175 若手じゃないと思うw
若竹や加納、北村薫も好きだな
186 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 13:07:06.58 ID:cs40hQhI0
>>181 アクロイドは有名な古典だから挑戦したがる作家が多いよな
187 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 13:07:54.67 ID:RbGi5Npy0
>>184
デビュー作 わーあたまのいいかたと。トリック書いたら一切読む必要ないので…おすすめ。もひとつは「悪いうさぎ」。
アグレッシヴなかただと思いました。
松本清張は小説としては面白いけど
ミステリー部分は今読むと古いというかちゃちくない?
189 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 13:08:58.50 ID:8YuQwf4o0
取り敢えず 無人島に一冊だけ持って行くなら
デイム・クリスティの「鏡は横にひび割れて」と決めている。
>>141 怖すぎて続きが読めない
乱歩ってほかも同じ感じなの?
最近はフーダニットものとかどんでん返しとか驚愕の結末とかが好まれるけど
登場人物の人間がちゃんと描かれてて過去の生い立ちとか社会背景とか…
そういうのが本当のミステリ好きの本格派なんだろうな
占星術殺人事件を読む前に七枚のとんかつを読んだのはミステリ読み一生の不覚w
193 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 13:10:04.05 ID:RbGi5Npy0
クリスタル殺人事件とアクロイド殺人事件はこのタイトルでお願いしたいんだけどだめなの。あと
やっぱ超古典でもオリエントエクスプレス。これは知らないで読んでほんとよかった。
194 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 13:10:16.66 ID:6U2+ZmMB0
>>183 そうそう
犯人の息子が最後に歌手になる為に東京に出てくやつな
新宿鮫は?
アシモフの「黒後家蜘蛛の会」は今でも読み返す
出す出す言ってた6巻以降結局出なかったけどね
197 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 13:12:10.30 ID:RbGi5Npy0
ええと
超マイナーなかたで
「赤い病院の惨劇」ての書かれた寡作家さん。ひそかに数冊読んだとです。女性に対する視線がすごく好きな作家さん。
でもとても理知的です。
「Yの悲劇」一択
199 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 13:14:23.09 ID:suveRy8RO
アクロイドは作者の前書きの「インチキだ」の一言で、犯人の予想が付いてしまった('A`)
純粋に推理を楽しみたかったのに
そして誰もいなくなったは、ウォーグレイブの額から「血が滴り落ちていた」の記述があるのは
反則だと思う
あれじゃ読者は皆、彼は死んでると思うだろ
200 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 13:15:17.43 ID:uIC/IHkbP
『この中に1人、妹がいる』の次に読むのに丁度いいミステリーを教えてくれ
201 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 13:15:44.54 ID:RbGi5Npy0
えっ
古典でなんじゃこりゃはいろいろありますときいとりますな
ゴリラとか!そうそうブラウン神父は三日月荘が意味も無く好き。
>>196 こういうランキングだとチェスタトンの影に常に隠れちゃうが
もの凄く質が高いよね。有閑金持ちが推理合戦→上品な執事がすすっと
名推理を披露、ってパターンも上品で絵になってる
個人的これ系の古典なら、黒後家~はオルツィより微差で上、チェスタトンとほぼ同格
203 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 13:17:15.04 ID:NxONfd1F0
このミスが駄目になっちゃったから、
代わりのミステリランキング誌ができるといいなあ。
(なんだ、またストリキニーネかよ・・・・)
>>200 その本はわからんんけど、じゃあタイトルが似てるから
萩尾望都の「11人いる!」で。名作だよ。
宮部作品の中で『火車』が選ばれてるのは納得
普通の人間が追い詰められてトチ狂って罪を犯す描写がよかったのに
異常なサイコが常人には理解できないことをやってのける、コワイですねー
というオチの話が多くなってから恐ろしくつまらなくなった
こないだ読んだ三部作も、あまりにもつまらなくて涙が出た
ナントカ法廷…もうタイトルすら忘れている自分にも驚愕だがw
207 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 13:19:04.99 ID:RbGi5Npy0
「あなたに捕まりたくて犯罪を犯す」は、まだ無いと思うんだけど
書いちゃった!!
209 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 13:19:38.94 ID:2MbmKaME0
210 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 13:23:00.30 ID:bzzP5IiJT
>>180 > いつまで経っても幕が半分降りた脚だけラインダンスの脚がずっと 奇数 の作品のそこだけだいすき
それなんだっけ?
>>200 騙されたと思って「ハサミ男」を読んでみろ
個人的には今まで読んだ作品の中で一番好きだ
映画化されてるみたいだが絶対見るな
212 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 13:23:44.06 ID:suveRy8RO
>>155 最後まで読んだ後の、疲労と脱力感と言ったら
口からエクトプラズムが出るレベル
嬉しい! 獄門島が1位か
大抵の(特に外国の)推理小説って途中が長ったらしくて退屈だけど
横溝作品は途中も面白いもんなぁ(獄門島だと駐在さんとの話が特に)。
映画版では音楽が最高に良かった
216 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 13:25:46.14 ID:aKPp+Jj2O
『獄門島』?
あれ殺人の動機付けがデタラメやん
横溝なら『八墓村』以外人に勧められんが
217 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 13:25:52.27 ID:PPHSjUo10
>>212 そうか?
個人的には別格でミステリベスト、殿堂入りなんだがなあ
杉本一文のカバー絵は好きだった
>>200 「妹のブラを探せ!」 ロリミステリの最高峰
220 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 13:26:35.08 ID:53wVsWJA0
江戸川乱歩の「三角館の恐怖」と「緑衣の鬼」は翻案だよ
翻案っていう言葉知らない?
「ロウフィールド館の惨劇」に感動した。全然ミステリではないのかもしれないけど。一行目から犯人も被害者も動機も書かれてて
謎は何もないってやつ。それなのになんでこんなにワクワクしてしまうのだと思いながら一気に読んだ。傑作。
222 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 13:27:27.54 ID:UrzWEkRC0
昨日CSで獄門島を見ていたけど、最後まで見れなかったから犯人教えてくれ
223 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 13:27:28.80 ID:6bOxo1wl0
黒門島じゃなかったっけ?
224 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 13:27:55.97 ID:W06+gHzZ0
『民主党 そして誰もいなくなった』
『民主党の悲劇』
『幻の民主党』
『民主党殺し』
『長いお別れ/民主党』
『民主党の沈黙』
225 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 13:28:19.77 ID:suveRy8RO
>>90 犯人とトリックが分からず、探偵役の主人公と一緒に
読者が謎を解いていくのがミステリー
最初から犯人が分かっているのがサスペンス
清涼院流水ってまだ書いてんのかな
メフィスト賞初の壁投げ本だったんだが
227 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 13:28:37.85 ID:iSoDi6yb0
「占星術殺人事件」は、
13歳の私に、作家になることを決意させた大傑作。
「魍魎の匣」は、
21歳の私に、上には上がいるのだと、完膚無きまでに叩きのめしてくれた大傑作。
(講談社・28歳・男)
横溝は映像化にめぐまれた作家だね
日本の古い村や町のイメージはテレビの金田一シリーズでつくられたとこがある
>>133 大誘拐は緒方拳が出てる映画版しか見たことないけど、
ほんとに傑作だと思った。何度も見てるな
230 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 13:29:48.36 ID:RI0/PXb80
231 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 13:31:10.46 ID:He/xHiRW0
貴志と島田半端ない
レベルが他の作家とは違うから
だまされたと思って読んでみ
狂気を感じるレベルだからこの2人は
232 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 13:31:47.41 ID:rqdXjTeR0
233 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 13:32:12.31 ID:53wVsWJA0
今の若い子(20〜)は金田一君やコナン見てるから
グリーン家とか黄色い部屋のトリック、ネタバレで知ってるから
読まないらしいね。いいことやら悪いことやら
エラリー・クイーンって一時期読みまくってたのに、全然内容覚えてない
名探偵を一人だけ挙げるとしたら?
236 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 13:34:35.80 ID:iSoDi6yb0
清張はタイトルをつけるのが上手い。
地方紙を買う女
時間の習俗
天城越え
象徴の設計
書道教授
、、、
これは読みたくなる。
237 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 13:35:00.05 ID:HU0bo+GM0
恐怖新聞は?
238 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 13:36:17.39 ID:CDX5tmbg0
虚無への供物はいつも上位に選ばれるがミステリ―としては凡庸
作家がミステリ―の形式を借りて純文学を書いただけ
これより黒死館殺人事件の方が選ばれるべき
Yの悲劇は乱歩のせいで過大評価されすぎ
あの犯人は反則だろ。Xの悲劇と入れ換えろ
あと羊たちの沈黙はホラーサスペンスなんだが
239 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 13:36:21.07 ID:bzzP5IiJT
>>233 連載始まって2週目でコナン切ったがまともなトリックもあるんだな
全部暗号物だと思ってたわw
241 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 13:37:11.59 ID:W6fRjWxOO
242 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 13:37:24.40 ID:suveRy8RO
>>231 島田は占星術と斜め屋敷と漱石ロンドンは面白かった
それ以降はなんか駄作が多く無いか?
特に腐女子の読者層を「唯一の理解者」とか持ち上げる様になった辺りから
243 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 13:37:33.12 ID:Y5S5Vh9B0
金田一耕助は東京に事務所を構える私立探偵のくせに
岡山県と長野県で起きる事件にばかり携わってるな。
無惨やな兜の下のキリギリス
「獄門島」って「本陣殺人事件」より上にくる横溝正史の代表作なの?
他の作家は代表作が普通に上がってる気がするけど小説としては「獄門島」なの?
レスざっと見たけど森博嗣挙がってないな…
評価イマイチなのかな
「そして二人だけになった」「すべてがFになる」は凄く面白かったけどな
乾くるみの「イニシエーションラブ」とか倉知淳の「星降り山荘の殺人」は
ミステリー初心者にもお勧めかなあ。ラク〜に読めるし面白い。
>>239 たまに古典ミステリのネタバレしてるから気をつけろ。
「ABCの殺人」なんかモロバレだからな。
「金田一」も初期は「黄色い部屋」「密室の行者」など古典からのトリック流用が多かった
248 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 13:39:39.25 ID:He/xHiRW0
綾辻の屋形シリーズは
あんな家にいつか住みたいなって思わせてくれるね
そういう意味では島田を超えたな
あと、綾辻某を読んで喜んでいるのは、
童貞か無職だと思う。
250 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 13:42:55.00 ID:2MbmKaME0
>>242 昔は世間から一歩離れてる感じの人だったが、途中からおかしくなったな
と、言っても御手洗潔のメロディの頃までしか知らないけど
251 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 13:43:20.11 ID:He/xHiRW0
根拠は?
252 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 13:43:22.74 ID:VuE6NyMRO
獄門島は分かるけど何で横溝の2位が本陣なんだ
もっと他にいくらでもあるだろ
それにしても国内は近年の作品がちらほら入っているけど海外は古典オンパレードだな。
海外ではもうサスペンス主流で謎解き主体の本格ミステリはジャンルとして死滅しつつあるんだな。
>>253 本格ミステリはそういう運命なんじゃない?
そうそう新しいトリック考えられるものじゃないでしょう
・・・ブゥゥゥーン
ロートレック荘事件は何位だろう
257 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 13:46:59.17 ID:suveRy8RO
>>248 館シリーズなら北山猛邦が好きなんだが寡作なんだよな
もう少し沢山書いて欲しいもんだが
観月みたいな個性的なキャラを1回で使い捨てにするのは勿体ない
>>231 「悪の教典」いまいちだったけどな。
あのタイプの殺人鬼モノを読むとついレクター博士やベイトマンと比べてしまい人物造形がしょぼく感じてしまう。
まだ村上龍の「イン・ザ・ミソスープ」のフランクの方が狂気に満ちていた気がする。
>>246 イニシエーションラブ読んだら
なんじゃ?これ?恋愛小説?だったけど
最後から2?3?行目読んだらミステリーに変わったわ
260 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 13:48:58.50 ID:lIUebNqt0
>>254 古典トリックを新しいトリックに見せるのも作家の手腕
とはいえ、本格ミステリは少なくなったな
261 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 13:50:00.39 ID:suveRy8RO
>>246 文章に癖があるから、好みが別れるんだと思う
>>246 森博嗣は『今はもうない』みたいなの書いた方が絶対映えると思う
でも本人がまともなミステリもまともな人物・心理描写も書きたがらないからもう仕方ない
東野圭吾の直木賞とった「X」
あれはトリックがバレバレで酷い代物だったよね
>>246 星降り山荘の探偵登場シーンは卑怯だよなw
265 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 13:55:02.64 ID:He/xHiRW0
>>258 保険金詐欺ババアの出てくる黒い家
この小説は日本の家屋の 奥の間 の怖さをまざまざと思い知らせてくれる
266 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 13:55:12.62 ID:53wVsWJA0
267 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 13:55:18.92 ID:6U2+ZmMB0
268 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 13:59:52.46 ID:Bc3VN7us0
横溝正史、最近ブックオフ行っても全然置いてないからもう忘れられたんかと思ってた。
まだ人気があったんだな。若い人にはどうかわからんが。
綾辻行人の水車館が好き
雰囲気とか
>>190 かなりテイスト違うと思う
乱歩は「人間椅子」とか「鏡地獄」みたいな短編が上手いんだが
大抵怪奇描写だけでぐいぐい読ませる手法を取ってる
孤島の鬼のようにあんなに登場人物をしつこく描写した作品はあまりない
後半凄いから続きオススメだよ
271 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 14:03:32.07 ID:OnTR4d3JO
272 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 14:03:44.34 ID:rqdXjTeR0
>>246 森博嗣は俺もシリーズものはほぼ網羅していて好きだけど、やっぱちょっと
特殊というか未開拓な理系ミステリーだから万人向けではないよね。
「9マイルは遠すぎる」入ってないのか
275 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 14:06:47.92 ID:He/xHiRW0
水車館いいね
ああゆう家住みたい
推理小説って現実に悪用されたことってあるの?
>>273 「すべてがF」が出たのって、まだパソコンがそれほど一般的じゃない時代だもんね。
自分も情けないが初見は「???」だった。
海外の前回1位yの悲劇なのか
これさあ
国内1位の獄門島の基地外だから
とおんなじで
話の途中で英語のインストロメントにはほかに楽器の意味もあるっていう脚注でネタバレしちゃうよね
推理小説としては欠陥作品じゃないの?
>>276 誰だっけ?完全犯罪のトリックを思いついたが実践されると困るので作品化しなかったとかいってた人いたな
280 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 14:12:46.56 ID:bDlzlX2tO
>>224 おまえ嫌いじゃないぞw
「ミンスが来たりてホラを吹く」
>>265 黒い家は怖かったけど序盤がかったるい。ホラー度は下がるが雫井の火の粉の方が好きだな
282 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 14:15:15.90 ID:25p9bUsd0
西尾維新の「クビキリサイクル」が意外にもちゃんとミステリしてた
283 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 14:17:02.23 ID:6U2+ZmMB0
>>281 黒い家って原作は面白いのに映画は糞つまんねえよな
ここまで「奇想 天を動かす」なし
なんでキ●ガイ本3冊がベスト5に全部入ってんの?w
286 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 14:18:46.57 ID:25p9bUsd0
>>211 「ネタバレ見たしなあ」と思いながら読んだけど関係なかったぜ!
小学生の頃は図書館で海外ミステリの子供向け版みたいなやつをたくさん読んだな
面白かった記憶があるのは、
ブラウン神父
マルタの鷹
エラリー・クイーンの国名シリーズみたいなやつ
江戸川乱歩は?
289 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 14:23:03.16 ID:bDlzlX2tO
冬にコタツでお菓子とお茶でミステリー読むのサイコー!
いわゆる吹雪の山荘モノ好きなんだが、あまりないよね?
そして誰も〜・獄門島・そして扉が〜・館シリーズ・クリムゾンの迷宮・東野圭吾
それ以外でオススメあったらおまいら教えろ!
いや教えて下さい
>>150 ディーバーはボーンコレクターの映画から入ったんで
リンカーン・ライムが黒人と思いこんでて
ソウルコレクターであれ?と思って調べたら白人だった。
これが一番のどんでん返しだったわw
島田荘司は、日本人は意地悪っていう考えに凝り固まりすぎだな。
あれさえなけりゃいいんだが。
291 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 14:25:02.91 ID:ezbp0O72O
「そして誰もいなくなった」は後世にも影響残すぐらいだしな
綾辻の「十角館」も「誰もいなくなった」をオマージュしてるし
292 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 14:26:25.66 ID:xiGkUEVd0
>>289 三津田信三の「〜如き〜」シリーズが面白い
293 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 14:27:30.03 ID:wyUJpJSO0
クローズドサークル的なのが好き
島に閉じ込められて〜ってな感じのやつ
孤島の鬼は最後可哀想なんだよね・・
お前らは宮部()や東野()でも読んでりゃいいよw
296 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 14:32:07.18 ID:bDlzlX2tO
>>292 ありがとう
知らない作家さんだからよりワクワクします
年末年始の休みに読む本決まりましたw
297 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 14:32:46.13 ID:suveRy8RO
>>271 あれは女キャラの性格が怖いんであってだな…
そもそもミザリーはミステリーじゃないし
シャイニングも原作はあんまり怖くない
298 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 14:33:28.80 ID:sRhsv9dD0
>>1 カーはいつまでたっても「火刑法廷」なんだな
「曲った蝶番」が再評価される日はまだか
299 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 14:34:01.13 ID:kT5Jdujt0
小説で読むなら俺の中では乱歩の方が横溝より上だな
ドラマや映画だと横溝原作のほうがいいんだが
俺クックが好き、パターン化してるけど面白いわ。
>>243 短編は東京多いよ
長編でも東京が舞台のものはイマイチ金田一っぽくないのか、あまりウケないのかねw
302 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 14:35:48.03 ID:NxONfd1F0
>>297 ITは怖い。
とくに序盤の怖さは群を抜いてる。
303 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 14:37:17.53 ID:ukyUAVR70
気違い
季違い
アガサと横溝作品は映画のCMが頭に残ってる
305 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 14:40:13.48 ID:suveRy8RO
>>299 処女が「眠っている間に犯されたかも知れない」と心配するくだり
犯られたかどうか自分で分からないなんて有り得ない
犬神家を書いた頃の横溝の性の知識は10代の童貞レベル
306 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 14:40:26.44 ID:sRhsv9dD0
>>278 欠陥かどうかは別にして、獄門島のあれはYの影響受けてるよな
>>291 ミステリ好きの友達と特殊なあだ名で呼び合ったなぁ
ちなみに俺はカーだった
密かにクラスのアイドルのコにアガサってつけてた
>>289 小説じゃないけど、かまいたちの夜
正直、吹雪の山荘もので
これをこえる作品はでないだろう
311 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 14:47:32.48 ID:PPHSjUo10
>>309 意地悪するなよ、ま、読んじゃったら他人に薦めたくなる本なのは確か
312 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 14:48:35.88 ID:l+bA9T5wO
ミステリより殺し合いの方が面白い
隠蔽工作なんてどーでもいい
>>311 ドイツ編フランス編のあと
ワクワクしながら解決編を待ってたら
探偵編が出て、書店で立ち尽くした記憶があるw
>>305 内容覚えてないが
ヤられたら絶対わかると思うが、ヤられてないのにヤられたかと心配するならありうるんじゃないの?w
>>36 八つ墓村は小説は見たことないんだけど
村の人間を殺人しまくってた犯人が昔裏切りで殺された侍の末裔だとは
本人も知らなかったってとこが自分の超萌えポイント
原作がどうなってるかはわからんけどもね
316 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 14:57:59.75 ID:cURv+IP9O
>>276 悪用されたわけではないが
黒川博行は小説の現金受け渡し手法がグリコ森永の犯行と激似ってんで
当時警察から聴取されたり、こないだも犯人扱いのライター現れたり
未だに迷惑してるw
317 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 14:59:23.20 ID:5X1rJZ0Q0
横溝が入ってて乱歩がないのかよ
>>289 たしか有栖の46番目の密室もそんな設定だった気が
江戸川乱歩シリーズ
320 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 15:03:19.46 ID:25p9bUsd0
321 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 15:03:50.41 ID:sRhsv9dD0
>>289 りら荘事件
シタフォードの秘密・・は吹雪の山荘とは少し違うか
薔薇の名前はやおいとしか覚えてない
映画のせいだな
323 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 15:05:45.61 ID:8E382xmL0
>>242 地味だけど漱石は傑作だよなあ。 ミステリーとしてどうかはまた別として
岡嶋二人の「99%の誘拐」を楽しめる時代に読めたのは幸せだったと思う
>>110 あの時代背景とその独特のオドロオドロしい雰囲気
猟奇的な犯人に完成度の高いトリックそして金田一耕助・・・
これを越えるのは相当難しいだろ
京極評価高いんだな
328 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 15:08:55.48 ID:zTpHHHiV0
岩下志麻のオナニー最強ということか
>>289 具体的な意味での吹雪の山荘ではないけど、有栖川有栖の学生アリスシリーズ、
『月光ゲーム』、『孤島パズル』、『双頭の悪魔』、『女王国の城』は、全て広義の意味での
『吹雪の山荘』モノ。
読む順番は、上記のように出版順に読まないと、激しく後悔すること間違い無し。
次回は三津だ信三が貫禄のランクインや
331 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 15:10:22.63 ID:E8mCevsR0
>>1 『魍魎の匣』 京極夏彦
『そして誰もいなくなった』 アガサ・クリスティ
本で読んだことあるのこれしかねえな・・・
>>289 追加。
綾辻を読まれるということで既に読了済みかもしれないが、
『霧越邸殺人事件』は、吹雪の山荘もの+幻想系小説の傑作。
私見によれば、『Another』以前の綾辻の最高傑作だと思う。
333 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 15:14:43.79 ID:sRhsv9dD0
「霧越邸」好きだけど、怒る奴は怒るだろうな
家の呪いやー
虚無への供物はタイトルこそ仰々しいけど
かわいい女装少年とかが出てきて
華やかで読みやすかった記憶がある
>>315 八つ墓村は映像化の際には大抵影が薄くなる妹キャラのヒロインが居る
その他の女性キャラもちょっと弄ってやればすぐギャルゲ、エロゲになるw
337 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 15:20:58.36 ID:iStdMYy50
夢野久作のドクラ・マグラは、純文学作家であれを評価する人がいるが、
そういう意味ではあり得るかとも思うが、ミステリーとしてはつまらない。
洋モノではアガサ・クリスティは、正直タイクツミステリーだな。まあ、推理小説の
一つの時代を造った作家・作品として覚えておけばいいだけだ。横溝が、アクロイドの
真似をした夜歩くなんかを書いているが、ミステリー感は圧倒的に差があるもんな。
トンデモ感が伴いながらも読ませるダ・ヴィンチ・コードが出ていても良さそうに思うが、
キリスト教国では抵抗があるのかね。
>>332 霧越邸苦手
出てくる人たちがわがまますぎて全員イライラする
でもそれ以外の絢辻はイライラする以前の問題なのでお勧めはする
ランキングで読んだことないのは火刑法定だけだ
テニスコートとか煙草入れは読んでるのに、なんで読まなかったんだろう
>>289 五月雨式で、申し訳ない。
ギャグをウザがらなければ、東川篤哉『館島』も吹雪の山荘ものと言えないこともない。
これは、あくまでユーモア小説として読んでほしいが、でもミステリとしても立派なものだよ。
>>306 横溝御大によると、『獄門島』で芭蕉の句を端緒に…という発想でミステリを構築することは出来たけれど、
やはり出来合いのものを使うと、限界があったとのこと。
その憾みを解消するべく後に書いたのが、『悪魔の手鞠唄』。
あの作品に出てくる『手鞠唄』は、もちろん全て御大の自作なので、極めて都合よくミステリを構築できたとのこと。
>>333 『人形館の殺人』と双璧だろうねw
ドグラマグラってミステリーなの?
古典はトリックしょぼいからな
横溝なんか文章上手いから今読んでも面白いけど
海外本なんかそういう文章の良さとか翻訳されてるせいかよくわからんし
342 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 15:23:17.89 ID:c7fl0ZUL0
「オリエント急行殺人事件」入ってない!?
これ、本当に読み終わりでこたつ中にグガーッてなった。
クリスティは全部呼んだけど、その中でビックリした本ナンバーワン。
若かったのかなあ・・・。
あとミステリーじゃないけど「パーカー・パイン」。
343 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 15:23:18.03 ID:UgJIssJBO
綾辻の最高傑作といえば「人形館の殺人」だと思う俺は異端なのか?
どんでん返しものが好きなら「星降り山荘」「ハサミ男」「ロートレック荘」は押さえておくべき
344 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 15:24:07.25 ID:dpYuE19U0
綾辻は時計館の方がいいとおもうんだけどなあ。
十角館は評価されすぎだろ…
霧越邸の映像化は見事だったな
館シリーズ
初期は面白かったけどね
347 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 15:25:33.98 ID:e3XHvcrB0
獄門島は当時浅野ゆうこの死に顔で抜きまくった記憶があるw
348 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 15:26:34.74 ID:u9LGFFCQ0
俺も時計館が好き
349 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 15:27:24.47 ID:dpYuE19U0
>>343 どんでん返しものなら先に葉桜かもしくは王手飛車取り殺人ゲームが来なきゃダメだろ
ハサミ男とロートレック荘は駄作だ
>>181 どの作品だろう?思い出せない…。
アクロイドはドラマ版が予想通り全然だったけど、しょうがない…。
金田一耕助さん、あなたの推理は間違いだらけ
>>344 『時計館』は、たしかベスト20か40くらいまでにはいっていたはず@文春別冊
あの作品も、綾辻の最高傑作の一つだよね。
『時計館』、『霧越邸』、『Another』が表ベスト3で、
裏ベストは『どんどん橋、おちた』、なかでも『伊園家の崩壊』だろうねwww
353 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 15:29:04.92 ID:QdoXb8Mv0
>>337 >キリスト教国では抵抗があるのかね
これは日本人が考えたランキングだよw
>>352 本に限らなければYAKATAも捨てがたいけどねえw
白夜行がはいってないじゃないか!
356 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 15:30:35.17 ID:+Zn9nuoD0
悪魔が来たりて笛を吹くのほうが好きだなー
>>3 http://ja.wikipedia.org/wiki/きちがい >過去に映画やテレビドラマとして制作されたことはあるものの、この語が放送禁止用語として指弾されてからはテレビではそのまま放送できない。
>それらを放送する場合は苦肉の策としてその部分のみ削除を行い、新たにドラマ化される場合はストーリーを改変している。
どんな改変をしたんだか…そんなことするくらいなら別のやればいいのに
>2007年5月1日にNHK-BS2「衛星映画劇場」で放送された際には、上記のような処理はまったく行なわれなかった。
放送するなら、これが当然だ。
357 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 15:31:10.49 ID:UgJIssJBO
>>349 「葉桜」はあの読んでいくうちに感じる違和感でトリックに気づく人多いみたいよ
自分は気づかなかったけどねw
359 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 15:31:30.27 ID:iStdMYy50
>>353 いや、書き込んでから気がついてさ、ツッコム奴がいるかと思っていたら、アンタが来たかw
もう一カ所ツッコミ所があるんだが、分かるかい。
U.N.オーエンは彼女なのか?
361 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 15:33:13.53 ID:dpYuE19U0
>>352 どんどん橋がファースト綾辻だったんだけどさw
読み終わった瞬間、図書館の本じゃなければ叩きつける程の怒りを覚えたぞ
>>356 『悪魔が来たりて〜』の映像化だったら、稲垣版金田一での成宮寛貴が良かったw
あの原作、退廃的で退嬰的で、しかもモダンで都会的でもあるという横溝御大のもう一つの魅力が
満載だよねw
岡山ものと東京ものの融合ということで、俺は『夜歩く』が一番好きなんだよなぁ…
前の方で違うIDで散々書き込んできたけどw
葉桜つまらなかった
365 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 15:34:56.11 ID:wCk09eGl0
綾辻なんか、実は密室じゃなくて隠し通路があってどうたらこうたらばっかじゃん
金田一は古谷版がすき
>>349 密室殺人ゲームシリーズはトリックだけじゃなく伏線も秀逸だな
>>361 そりゃあ初京極に「どすこい」引き当てたレベルだなあw
”意外すぎる犯人”を元のミニドラマで見たときはなかなかよかった
>>361 『どんどん橋』がファースト綾辻って、生まれて初めてとんかつを食べる幼児に、
梅肉和えとんかつを喰わすようなものではないか?w
色々と食べてくるとそれも美味しいと思えるが、ファーストでは絶対にあり得ないという…w
呉モヨ子の艶めかしさは文学史上No.1だと思っている
グリーン家殺人事件が入ってないとは
Yの悲劇より好きなのに
372 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 15:39:44.20 ID:KMqt1g4A0
最近イギリスでオリエント急行ドラマでやったよね
ドラマ版のいつものポワロの中の人が驚くほど太っててビックリしたw
あと何故か宗教色が強くなってて、基本の筋は変わってないけどなんか暗かった
374 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 15:45:44.19 ID:4wA4xviM0
「匣の中の失楽」が入っていないのは納得できん
「虚無への供物」は入っているのに
オリエント急行は読んだことないのに
なぜかオチを知っている・・・
376 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 15:46:13.97 ID:z7Ni2+ls0
江戸川乱歩ないんだなー
金田一も大好きだが、孤島の鬼は超傑作だった。
百鬼夜行シリーズも順番に読んでいく必要があるけど、
『魍魎の匣』より『鉄鼠の檻』の方が、俺としては読みごたえがあった。
次点で、『女郎蜘蛛の理』(漢字が分らない…)。
>>375 おれも占星術殺人事件は読んだことないのに知ってる
「三大奇書」みたいに固定化されてしまうとオトクだよな
もはや、ちょっとやそっとじゃ名が消えることはない
>>1 選ばれる傾向も内外作品で差があるんだな。
長・短編は分けたほうがいいと思う(・ω・`)
381 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 15:48:40.59 ID:du1bMUXa0
ランキングので読んでないの読んでみようかと思ったが
火車が5位ってので、なんか信憑性がなくたった
いや、火車が悪いってわけじゃないけど、おもしろくはなかったな
傑作ミステリー=おもしろい、って評価基準じゃないなら仕方ないが
382 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 15:50:56.00 ID:h1f/oUb10
犯人はヤスなのはどの作品だ?
383 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 15:58:16.46 ID:+SUGkm65i
384 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 15:58:57.20 ID:53wVsWJA0
「匣の中の失楽」をNHKでドラマ化されたのを見た記憶がかすかにあるのだが
気のせいだろうか。。。
樽
モルグ街
黄色い部屋
はダメでしょうか?
>>385 古典だねぇw
ベスト100内には間違い無く入るだろうけど、ベスト10にはきついよねw
でも、読んでいないと間違い無くモグリ!と非難されるだろうなwww
387 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 16:03:39.73 ID:PPHSjUo10
>>379 そのうちの黒死館殺人事件を推してるのが自分だけだという悲しい事実
学生時代徹夜で一気読みしたもんだ
何このスレ楽しいwwww
390 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 16:06:50.03 ID:53wVsWJA0
黒死館殺人事件は内容はともかく雰囲気はものすごくいいよね
>>164 『獄門島』は、その偶然こそが肝だと思うんだけど
すべての条件が揃わなければ起こらなかったのに、揃ってしまった
でも、、、、っていう
あのラストの切ないこと
島田は占星術以外が糞
ここまで「匣の中の失楽」なし
394 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 16:09:22.04 ID:JhSvPyYXO
金田一がパクったのは?
リンカーン・ライムシリーズの魔術師が面白かった
398 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 16:10:52.65 ID:PPHSjUo10
>>390 聖アレキセイ寺院とかもいいよ
小栗虫太郎はデビュー作の「完全犯罪」以外ぜんふお薦め
ああ・・・すまんね
>>354 YAKATA…あのワゴンセールの常連か!気になったけど、結局買わなかったな〜w
最近だと、ミステリー紛いの「イニシエーション・ラブ」を読んだけど、半分予想通りだった…。
獄門島の「きちがいじゃがしょうがない」とか、
十角館の「○○(さすがに伏せるw)です」とか
印象の残る科白がある小説は好きだな
402 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 16:12:56.99 ID:fm41QObjP
勝て
>>385 樽ってトリックおかしくね、不可能なような
404 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 16:14:58.03 ID:9lWd2fQI0
島田荘子とかいうおっさんのウィキペディアが痛すぎるwwwwwwwwwww
写真とか貼って大物ぶってるけど全然知らねえwwwwww
前職がダンプカーの運転手とか、作家もいろいろだなw
405 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 16:17:53.55 ID:AW77vJJF0
なーんで黒死館殺人事件が入っておらんのか理解に苦しむわ
龍臥亭事件のミチさんの正体にはぶっとんだな。
島田創始って死体ぶん投げすぎじゃね?
子供のころ、ポプラ社の少年探偵団シリーズが好きでよく読んでた
大人になって海外の古典て言われるもの読み出したんだけど、
かつて読んだことあるトリックが、出てきたときは
正直がっかりしたな
それこそ「赤毛のレドメイン家」→「緑衣の鬼」とか
確か「黄色い部屋の謎」もそうだけど、
こっちは乱歩作品を思い出せないw
409 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 16:35:09.72 ID:xiGkUEVd0
>>406 「涙流れるままに」は切なかったな
吉敷が格好いい、御手洗は詰らん
410 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 16:36:27.11 ID:/v0e/n9tT
時計館はマジ解きするために時系列を自分で作ったりして読んだらもっと面白かったかもな、ちょっと勿体ないことした
411 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 16:39:05.48 ID:z8YwNrt/O
そして誰もいなくなったは今読むと現代の推理モノの元ネタが凝縮されすぎてて逆にパチモノ臭い
アガサはちょっと天才すぎるね
412 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 16:40:33.49 ID:TyYUtSH20
英語読めん君らは知らんと思うがズムーホという探偵物が秀逸だったな。
金田一耕介は古谷版が好きだけど、更に連ドラ版と2時間版がある。
前者は悪魔の手毬唄が印象的で、後者は(可哀想だけど)共通してヌードになる女優がいて綺麗だった印象が強い。
414 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 16:42:23.20 ID:JhSvPyYXO
金田一がミイラのバラバラを繋げるのをパクったけど何て作品ですか?
犯人、松方弘樹が一本釣りしたマグロの腹を割いて中に隠れてたんだっけ?>そして誰もいなくなった
ネタバレ
犯人はヤス
417 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 16:44:20.01 ID:JIGwET7NO
魍魎の匣が入ってるのか
よかったな
個人的には貴志の黒い家とか我孫子の殺意にいたる病とか面白かった。
>>417 魍魎の匣より、狂骨の夢が好きな俺って異端なのかな、やっぱ、、、
長い長いジクムント先生の論議は引き込まれた。
421 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 16:49:25.86 ID:53wVsWJA0
しかたないよ、推理小説は戦中は「敵性文学」。外国から入ってきた文学形式なんだから。
戦後日本で栄えたのはいいことですよ
占星術とか金田一をぱくった奴だっけ
そんなのランキングにいらね。
423 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 17:01:07.76 ID:Ao8ERy980
孤島の鬼がない(´・ω・`)
425 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 17:03:18.50 ID:25p9bUsd0
『毒入りチョコレート事件』とか『名探偵の掟』とかのアンチミステリ的ミステリーが好き
>>425 俺もバークリーは大好きだけれど、『毒チョコ』は少なくとも100冊以上はミステリを読んだ人間でないと
面白さや凄さは分りにくいだろう…
この文春の別冊ムックは、普段、ミステリを読まない人がガイド本として手に取ってくれることを前提に作っている、
いわば販促のためのものなんだから、『毒チョコ』は上位には来ないだろう…
たしか、ベスト50位以内にはあったような気はするけど。
ファンには悪いが京極のあの勿体ぶった長々とした文体がダメ。
いつも数ページで断念する
428 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 17:10:27.16 ID:kkX0RqJG0
エラリイ・クイーンという響きに惹かれて海外ミステリに手を出したなあ
エラリー表記だったらスルーしてたかも
430 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 17:10:56.51 ID:mNFTro59P
獄門島って、キチガイという言葉が
事件を解くヒントになる話だよなw
431 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 17:11:57.58 ID:eHU9lFJH0
京極堂は推理小説というよりは明智小五郎みたいなご存知物の探偵小説な気がする
ヴァン・ダインですはおおおおってなった
自分がミステリーにはまったきっかけだわ
映画の『獄門島』は犯人変えちゃったからな
小説の『獄門島』は、表面的には村長・医者・住職の「複数犯による犯行」というロジックの裏に
村の実力者である鬼頭嘉右衛門の影に操られてたという「操り」と「死者が犯人」というパターンが組み合わされてる
さらに、ドラマ的には物語序盤にだけ登場する復員服姿の男が実は「実質的な”犯人”」であるという
複合的な内容になっている
434 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 17:23:30.73 ID:RbGi5Npy0
いやあ プール底の三つ指の痕
サイコー!
>08(24) 『ブラウン神父の童心』 G・K・チェスタトン
この短編集の中に入ってる「怪しい足音」が、古畑任三郎の玉置浩二の回の元ネタだと知った時は驚いた
読んでみたが、確かに三谷がコメディにしたがりそうなトリックだと思った
436 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 17:24:58.13 ID:RbGi5Npy0
ディック・ヴァン・ダイクっつー メリーポピンズで相方の煙突掃除屋さん兼ちんどん屋さん
このかたがヴァン・ダインだったらと思うとドリームランドUSA。
437 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 17:27:15.43 ID:xM7c0Lh30
アガサクリスティは邦題がいいんだよね
あんまり小説読まんけど
春にして君を離れ なんてタイトル素晴らしくないか
ついでに今の表紙もいいね
438 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 17:27:23.31 ID:pZ6F4Pf80
>>427 そりゃ残念。あの長ったらしい文体を乗り越えてからが楽しいのに
宴で爆笑した俺
439 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 17:28:11.67 ID:RbGi5Npy0
アガサってたぶん、ふたなりか、XXY遺伝子っすに。
普通の女の人はああ論理構築できない。なんか… できてるかたは ゲフン とゆううわさも。
>>385 そん中でこの手のオールタイムベストなら
黄色い部屋を大抵の人は一番上に持ってくると予想
樽は…正直そこまででは。デクスターの出来が良いのとかのがランク上に持ってきたい
ポーはミステリ以外にも秀作が多いから、一作抜き出すよりキャリアトータルで
評価したい作家。俺はポーならウィリアムウィルソンが一番好きだし
そういやクリスチアナブランドは「ジェゼベルの死」か「招かれざる~」あたり
一作くらい入っててほしい。 てかこのスレ覗いてる人でこのムック持ってる人っているかな
>>9 薔薇の名前は、言ってみれば「詰め合わせ」の評価だろうな
トリック一つ一つは
>>9の言うとおりつまらないんだが
古典的な代表トリックがとりあえず一通り揃ってる、という感じ
物語の面白さは、トリックと別のところにある
442 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 17:29:52.21 ID:RbGi5Npy0
ちなみにをれは乃南アサさんも注目してまして
宝石への女の執念の短編がよかったれす。へえ、って。
443 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 17:29:55.87 ID:3u7mFcljO
金田一は八墓村を読んで絶句したわ
最後の最後で「私は最初から犯人がわかっていたんです。ただ確証がなかったので」みたいな話をしだして、
だったらその犯人にあなたを怪しいと思ってると最初に釘を刺しておけば何人も死ななかっただろうに…
444 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 17:31:02.16 ID:RbGi5Npy0
殺人事件が起きるような人間関係でうかつな発言は死を意味しますぞ。
445 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 17:32:07.37 ID:RbGi5Npy0
金田一は
寝るときだって熟睡してないはずですよ。
島荘最高や!
447 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 17:33:25.88 ID:Nffmrqqo0
正直京極の長ったらしい蘊蓄は読まなくても問題ないよね
448 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 17:34:07.06 ID:YOn7NcfH0
金田一耕介シリーズは旅情サスペンスの先駆者
点と線は歴史的な意義は認めるが作品自体はクソ中のクソ
さんざん鉄道のアリバイ調べをしときながら最後の最後で飛行機使ってましたはねえよ
わたしのファイロヴァンスがノミネートされてないわぁ><
金田一ってアトピーだったんですって
>>385 正直、黄色い部屋が一番面白い、何でベスト10に入ってないのか理解に苦しむねw
453 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 17:37:34.51 ID:bj8mRagQO
図書館でエラリークイーン借りたら「コイツが真犯人!」というとんでもない書き込みあって激怒したなあw
454 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 17:39:49.53 ID:o8kdoioG0
国内のミステリー物は読んでないが映像で見てるのが多いな
海外のはほとんど読んでるが
>>158 戦後、横溝さんは意識的に翻訳調にならないように気を付けて書いてたからね、最近読んだ
「横溝正史読本」か「真説・金田一耕助」のどっちかにそう書いてたわw
456 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 17:41:48.51 ID:pZ6F4Pf80
>>453 法月綸太郎の短編には、その手の輩と戦うのがあるぞw
457 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 17:43:16.47 ID:pZ6F4Pf80
>>400 ジョークで企画された、YAKATA+電車でGO!=「YAKATAでGO!」は
ぜひ商品化してほしかったのだがw
クリスティは高校時代にほぼ全部読んだなあ。
ミス・マープルの「予告殺人」とか、「親指のうずき」とか衝撃的で今でも覚えてるわ。
そろそろ島田の占星術読んでみようかな・・・
459 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 17:43:50.24 ID:p8innicG0
乱歩はその時代の空気がまるで違うからここで同一に語るのは野暮ってもんでしょう
乱歩の功績はその作品のみならず、日本に海外に推理小説を紹介したこと
そして、後進の作家が活躍できる場を作ったことにあると思う
横溝も乱歩がいなければ作品の発表の場はなかった
パクリとか言ってるのは多分「翻案小説」のことか
あれも紹介の一部だ
松本清張は名作と言われてる作品ほど駄作という傾向がある
04(06) 『ドグラ・マグラ』 夢野久作 読んだ。映画も見た。傑作、個人的にはこれが一位、異色すぎるのか。
06(03) 『点と線』 松本清張 読んだ。あんまり覚えてないな。
07(12) 『大誘拐』 天藤真 映画を見た、面白かった。
01(04) 『そして誰もいなくなった』 アガサ・クリスティ
04(02) 『幻の女』 ウィリアム・アイリッシュ
05(08) 『アクロイド殺し』 アガサ・クリスティ
06(03) 『長いお別れ/ロング・グッドバイ』 レイモンド・チャンドラー
09(★) 『羊たちの沈黙』 トマス・ハリス
読んだ気がするけど、「羊たちの沈黙」ぐらいしか記憶にないなぁ、細部は。
読み直してみるか。
463 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 17:45:18.38 ID:RbGi5Npy0
「なぜエヴァンズに頼まなかったのか?」タイトルで好きなもののひとつ。で、もっと陰鬱な作品を永年予想してて
遂にひもといたら
あら 冒険活劇 拍子抜け 多彩だなアガサ。ちなみに謎解きには不誠実を直感。
>>456 アレいいよね、てか「法月綸太郎の冒険」「新冒険」は
異常にクオリティが高いつうか捨て短編が殆ど無いのが凄い。
その次に出た「洞察」だかは少し落ちるように感じた
465 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 17:45:38.44 ID:hYu4onql0
薔薇の名前はなぁ・・・
唯一読むのが苦痛で最後まで読めなかった本だ
466 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 17:46:51.74 ID:joRGTfD00
確実に言えるのは、冬に読むミステリーは面白い
467 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 17:47:08.11 ID:B5tuB0g20
>『幻の女』 ウィリアム・アイリッシュ
同じ作者の「黒衣の花嫁」の方がすき
468 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 17:47:13.14 ID:/v0e/n9tT
横溝正史の作品は定期的に何度読み返しても面白いわ
発端の事件からの盛り上がり具合がすげー
469 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 17:47:33.30 ID:RbGi5Npy0
もうひとつ好きなタイトル「クレアが死んでいる」
まあ畑違いで恐縮ですがガンダムXの次回予告ってこの種ののオマージュですよね。
横溝のインタビュー読んだら
昔は、おおまかなプロットしかないのに連載始めて
落ちが思いつかずに連載中止なんてことがたまにあったらしいよ。
中西智明の消失
この人これしか書いてないようだけど
472 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 17:49:05.21 ID:RSgbRvun0
黒死館殺人事件がないのか
火車ってなんでこんなに評価されるのか
まぁ海外編は文句つけても仕方ないくらいのものばっかだけど
おれってば絶対犯人を当てられない探偵小説を書くってばよ
小説じゃないけど
佐々木倫子「ペパミント・スパイ」の一編「田舎の日曜日」が洒落てて良い
一種の「倒叙もの」なんだけど「どうやって殺したのか」じゃなく「なんで殺せなかったのか」
がポイントになってるところが面白い
横溝正史はさすがに凄いよ
獄門島のあの言葉の意味を知ったときは感動した
しかし高木彬光の作品はトップ10に入って欲しかった
人形は〜と刺青殺人は傑作中の傑作
477 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 17:53:04.08 ID:RbGi5Npy0
ホームズでは踊る人形が一番好きです。eが多い 言われるとそのとおり しかし言われないとまず気がつかない。
>>476 前の東西ベスト100には高木のその作品がトップ10にどっちも入ってたのにな
479 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 17:54:56.32 ID:RbGi5Npy0
原題the dancing dolls すかに おしっこちびっちゃいまつに。
480 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 17:55:42.96 ID:z4QtVc33O
和尚が娘の死体を担いで寺の階段をあがっている、だが遠くからは灯りしかみえない。
481 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 17:55:53.18 ID:ohIIt4OI0
好きなタイトルか
・蒼穹のかなたへ
・夜よる暗き闇
・幻の終わり
・長いお別れ
このあたりかな
482 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 17:56:15.54 ID:xM7c0Lh30
わらの女 は入ってないのかあ
読んだことないけど タイトルがぞくぞくするね!
>>482 個人的には幻の女と同クラスだよ。現代でも読む価値の十二分にある古典。
多分30位までには入ってるんでないかなと予想、
シンデレラの罠とかと超近い順位にいそうな感じ
484 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:00:32.86 ID:suveRy8RO
悪魔の手鞠歌のOPとEDは秀逸
着物を着た少女が無表情で鞠をついてるのが不気味で良い
渥美清の金田一は黒歴史
485 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:01:11.41 ID:RbGi5Npy0
渥美清さんのは背広に蝶ネクタイでしたっけ。
486 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:05:10.27 ID:xM7c0Lh30
>>483 読んでみるわ タイトルからして哀れな女を想像させていいもんな
ちょうど 角田美代子自殺のニュースで思い出したタイトルなんだよ
まあ読んでないゆえまったく頓珍漢な連想なんだけど
487 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:05:14.12 ID:RbGi5Npy0
病院坂の首くくりの家
ツインピークスローラパーマー最期の七日間
チャイナタウン
反撥
ひどいネタバレすまんこふ
鵺の鳴く夜は恐ろしい・・・だと思ったら
悪霊島とごっちゃになってた
489 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:08:37.31 ID:v7LJviZl0
>>486 このスレに出てくる名探偵で、角田美代子自殺を素直に信じる探偵はいないだろ
490 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:08:50.41 ID:RbGi5Npy0
また鬱になる話ですが
アイズワイドシャットは、伝えたいことは確かに巨匠がおっしゃってたとおり最高傑作でいいかと思うんですが
美学はほんと地に墜ちてましてどうしたの巨匠 と なると
シャイニングで軽蔑しかしてない妻というのが本音で…
娘が巨匠に居たなら…ご覧になりました遺作?エクスキューズシーンが。
491 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:08:55.18 ID:CqcWDA0RO
492 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:09:06.50 ID:OlZh147M0
>>10 それよりも、判ってて犯人を自殺させているところがね・・・
493 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:10:31.72 ID:RbGi5Npy0
つまりあまりに反抗的な巨匠に、間諜がということでしょう。それはもちろん奥様の場合も充分。
494 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:10:39.76 ID:VnEOLOqN0
『獄門島』映画は好き
やけにスタイリッシュな画なんだよなw
495 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:11:05.72 ID:ba2WGiw/0
ミステリ好きでも海外は食わず嫌いで全然読まないっていう馬鹿が多いよな
>>1に入ってないやつだと
Xの悲劇
ギリシャ棺の謎
フランス白粉の謎
皇帝のかぎ煙草入れ
毒入りチョコレート事件
九マイルは遠すぎる
ウッドストック行最終バス
偽のデュー警部
この辺は神すぎる
ていうかエラリークイーンはほとんど面白い
496 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:11:28.54 ID:RbGi5Npy0
アイズワイドシャットは直訳で忌憚無く言うとあきめくらです。
497 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:11:39.98 ID:xM7c0Lh30
>>489 そうなんかなw 結局360度まわって自殺かもよ?w
まあ誰か秀逸なタイトルで小説にして欲しいね!
498 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:12:34.00 ID:RbGi5Npy0
角田さんには重信説が出回ってますね。
499 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:12:43.58 ID:zLMFzXBd0
>>55 >海外のミステリーのつまらなさはなぜなんだろう
>英語の限界かな
激しく同意。
英語は国際ビジネスと技術分野だけですまして欲しい。
発音からして虫酸が走る。
リンガ・フランカにはドイツ語かフランス語がふさわしかった。
世界にとっての悲劇。
500 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:12:52.81 ID:ohpBc8XSO
>>492 滅びの美学な感じで、犯人自殺は結構好きなんだけどなあ…。物語の中では
コナンのせいで犯人自殺はなくなってきたよね、今
501 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:13:06.56 ID:pZ6F4Pf80
タイトルが良い、で思いつくのは
終わりなき夜に生まれつく
かな
クリスティーはほんと、訳者GJ
「亜愛一郎の狼狽」最強にて至高の短編集
獄門島のアホっぽい三姉妹とか本陣殺人事件の鈴子とか妙に印象に残る。
504 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:13:39.90 ID:ohIIt4OI0
>>486 哀れな女がご希望なら「レベッカ」なんてどうだい
505 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:13:55.57 ID:RbGi5Npy0
また、実行犯の李はほぼ確実にグリコ森永事件の眞犯人でしょう。蜂の巣をつついた騒ぎは今は困るわけです。
館シリーズはあとから出版されたのは仕掛けが大仰で
酷いのばかり。それができたらなんでもありだろ!!!!!!!!!!
ミステリと呼べるのは所期だけ。
507 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:15:00.88 ID:ohIIt4OI0
Yより本家グリーン家のほうが好きだ
「柔らかい肌」より「不自然な女」のほうが正直萌える
509 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:15:54.81 ID:RbGi5Npy0
なぜがを抜いたのかな。
510 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:16:27.46 ID:xM7c0Lh30
>>504 ありがとう 哀れ好きなんで読んじゃうぜ
511 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:16:34.77 ID:ba2WGiw/0
>>508 グリーン家は良いんだけど犯人があまりにもわかりやすすぎるからな
名作と言われてる中であそこまでわかりやすいのもほとんどない
512 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:16:59.30 ID:RbGi5Npy0
ポー以前の小説で
テレーズデスケイルゥ モーリヤック
原推理小説の匂いのする作品です。おすすめ。
513 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:17:23.25 ID:25p9bUsd0
クイーンは自殺する気のない犯人を明確な意志をもって見殺しにしたような……
ファイロ・バンスは積極的に犯人を死なせたような……
あの辺は理解に苦しむ
>>506 俺も初期のほうが好きだな
だんだん2視点の関係が雑になってきてる
515 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:18:19.43 ID:RbGi5Npy0
十日間の不思議は
あれは心理学を悪用したマインドコントロール事件だったので激怒したと解釈してます。
516 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:19:12.75 ID:iHJiocNi0
点と線って発表当時は斬新だったのかもしれんけど、
いま読んでも全然面白くない。
松本清張なら他にいまでも面白いのがもっとあるだろ。
517 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:21:11.93 ID:RbGi5Npy0
西村京太郎さんは点と線一本の方ですよね。どっちも読んでませんが。小峰元さんはすてき。乾いた天才少年が
ふとした善意で足がつく話が一番好きです。
518 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:21:27.00 ID:Zb+o8zezO
>>516 この手のランキングでは面白さより歴史的意義のが重視されるからねw
519 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:21:38.95 ID:bqQEg7Nk0
>>510 他だとチャンドラーの長いお別れ
K・ピーターソンの幻の終わり
C・ウールリッチの黒い天使
R・ゴダードのリオノーラの肖像、さよならは言わないで
海外ミステリばっかりだけどこの辺もおすすめ
520 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:22:50.47 ID:RbGi5Npy0
耳の意味
DEAF MAN
ゴッホ
実はこれが痛烈でして。「耳は出しますか?」
521 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:23:16.01 ID:ba2WGiw/0
>>518 古典的名作は時代なんて超越したおもしろさがあるけどな
十角館は同時代のミステリの中だと飛び抜けてるけど
そして誰も〜に比べるとやっぱだいぶ劣るしな
>>513 ポワロもそこらへんは冷淡というか死をもって償わせること多い気がする
俺は嫌いじゃないけどね
ファイロ・ヴァンスはやりすぎたと思うけどw
523 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:23:57.18 ID:RbGi5Npy0
みみみが
世界の支配者らしいですね、みなさんどうぞお気をつけて。
524 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:24:20.36 ID:TqodNYXA0
Xの悲劇>Yの悲劇だろ
キチガイの血統だからとかひどすぎる
つーか、ミステリの最高峰は星を継ぐものだろ。あれ以上の作品はない。
525 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:24:20.96 ID:25p9bUsd0
「殺しの双曲線」は分かりやすくて読みやすくて面白いけど、
あれを先に読んだら「そして誰もいなくなった」を読むのがダルくなりそうだという一点が勧めにくい
>>516 松本清張だと遺体をパラフィンで固めて、それを
製材所で木屑みたいに削って証拠隠滅する
エグいのが印象に残ってるな。影の地帯か。
>>521 飛び抜けてるかな?
あれって最後の衝撃以外読んでて楽しいところ全然ないんだけど
528 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:25:21.41 ID:NxONfd1F0
西村京太郎は、トラベルミステリーより初期の社会派ミステリーのほうが
ずっと面白かった。
無難な線のランキングだなぁ。
十角館もいいけど学生アリスの方が個人的には好きかな…
530 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:25:48.74 ID:8HTBm8vx0
>>492 自分は警察じゃないからって犯人を見逃す話もあったような気がする
この中で今でも誰にでも読めて面白いのは大誘拐だろうな
あとはクセがあったり、歴史的な意味での評価もある
>>524 優秀なSFは優秀なミステリーであることが多いよな
まぁSF部門でトップ10確実だからこっちに入れるのはって感じでしょ
トリックやシチュエーションじゃ獄門島だろうが
犯罪動機の完璧さじゃ悪魔の手毬唄だろ
534 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:26:21.45 ID:RbGi5Npy0
とーころが
西村京太郎さん遂に
航空機事故にまつわるミステリーを上梓 食指は動きます。
>>527 俺もさっぱりだったな
当時読んだら凄かったんだろうけど
537 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:27:55.16 ID:RbGi5Npy0
あと ぼくらの三部作 一作目、してやられました。同名です。なにがだれが?
>>531 大誘拐は映画も良かったよね。
でもバリバリのミステリーってわけでもないような気がするんでなぁ。
539 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:29:18.57 ID:xM7c0Lh30
>>519 おお!海外ミステリは自分の常識不足で
風景描写等で細かに想像できずにつっかえつっかえなんだけど
それでも異国な空気感が好きなんで 読んでみます
540 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:29:49.51 ID:7y/QkXwi0
『獄門島』って印象薄いんだが、文中で金田一を「耕助」って名前で表記しているので親しみがある。
しかし、地上波でもしあるとして「キチガイじゃが仕方がない」って言えるかね?
541 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:30:24.38 ID:gF7F09fEi
坂口安吾「不連続殺人事件」が入ってないじゃん。ミステリ作家じゃないから?
>>540 「きがちがってるから」って変えてるらしいよ
544 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:32:17.82 ID:RbGi5Npy0
埼玉四幼女殺害事件当時、誘拐未遂に遭いひどく怖い思いをしたかたのブログがありまして
「ニュースを観て驚きました。苗字が同じだったからです。」との記述が。
その経験上、暗号に詳しくなったそうです、論理記述とか。と、なると、ですよね。憮然、ゆううつめらんこりっくでつゆに。
545 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:32:46.85 ID:Nwgw/MAa0
国内編
01(01) 『獄門島』 横溝正史
海外編
01(04) 『そして誰もいなくなった』 アガサ・クリスティ
コレは、素晴らしいランキング
547 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:34:00.43 ID:CkHs/sXT0
海外の順位ってあまりにも古すぎないか?
548 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:34:13.01 ID:RbGi5Npy0
ちなみに当時をれは超ニブ勘だったので速攻メール出して伺ったら速攻閉鎖ですゆ。
>>547 海外では本格って完全に終わったジャンルだからな
今はサスペンスものが主流
ジェフリーディーヴァーとかは日本でも結構人気あるよな
550 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:36:46.30 ID:RbGi5Npy0
ディーンクーンツさんはがんばっておられるかと思いますよ
美文は崩れてしまいましたが。
551 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:36:52.55 ID:25p9bUsd0
552 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:37:32.60 ID:bqQEg7Nk0
>>541 不連続殺人事件は読む人を選ぶというか、終わりに納得いかないというか…
入ってなくても不思議はないかな
553 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:39:03.30 ID:RbGi5Npy0
あべさだって ABCDともなくないとこ少しやでぃつ。
554 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:39:46.90 ID:TqodNYXA0
>>550 クーンツ懐かしい。超訳になって読まなくなったw
今でも邦訳の新作出てるの?
555 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:40:53.08 ID:RbGi5Npy0
>>554
Oddシリーズで気を吐いておられますが
たぶん、日本に関係深すぐて、出しません。
556 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:41:49.21 ID:ISO5fwZq0
なぜビブリアが入ってないのか!w
557 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:42:39.51 ID:RbGi5Npy0
558 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:42:54.18 ID:NhI252dP0
松本清張は社会派の元祖で本格ものはほとんどなかったから、
時刻表トリックの元祖ともいえる点と線がこういう選考過程で選ばれたのは仕方ないかもな
ただ、社会派のブームを作ったのはゼロの焦点だし、
俺はこっちのほうが断然好きだな
これがなかったら土曜ワイド劇場とかの2時間ドラマは生まれてなかったよ
559 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:44:54.38 ID:RbGi5Npy0
ゼロの焦点って市川さんかなと 書かなきゃよかった場合もありますが書いたものはしかたない。
菅さんはそこで酷いことをなされたらしくその暗号がアンドロメダストレイン。世界は醜悪です。
560 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:46:24.02 ID:X4qK2OEV0
八つ墓村って映画だとドロドロなイメージだけど、
原作は結構さわやかなのな
561 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:46:58.97 ID:RbGi5Npy0
そりゃ お前にとっちゃ 日常だよ。
562 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:48:05.26 ID:RbGi5Npy0
ちなみに
ゼロの焦点平成で感じたのは
安倍公房でした。砂の女。
563 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:49:21.03 ID:RbGi5Npy0
これもひとつの点と線でつに。おしゃべりはここまででごきげんよう。
>>558 動機に社会的なリアリティを持たせたのが清張最大の功績だからね。
その面での代表作といえる「砂の器」がランクインしていないのは
殺人トリックがあまりに荒唐無稽だからだろうな。
565 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:49:56.38 ID:NhI252dP0
社会派代表として宮部の火車が選ばれてるが、
これよりは松本清張のゼロの焦点や砂の器のほうが作品として優れていると思う
宮部みゆきならむしろ摸倣犯のほうがいい
あのダークさは凄いよ。映画は糞すぎたが
本陣はこの季節に読むのにはピッタリだよね
でも動機はこの時代には理解されない
国内はバランスよくジャンルの代表作が一通りランクインしてるのな
赤毛のレドメイン家
見えないグリーン
樽
帽子収集狂事件
海外古典でもこのあたりは過大評価
クリスティの邦題は
「鏡は横にひび割れて」が好きだ
ただ被害者にはホント腹立った
三回氏ね!と思った
570 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:52:05.19 ID:kClK9m8U0
ファミコン探偵倶楽部、面白い
572 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:54:20.08 ID:/PHMJlk7O
>>570 まああれのストーリー箇条書きにしたら
ギャルゲのシナリオにしか見えんよな
クリスティの最高傑作は実はナイルに死す
575 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:55:27.76 ID:gF7F09fEi
ヴァンダインのグリーン家は良かったなあ
上でも誰か書いてるけど
576 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:55:42.51 ID:gUVtuPuM0
カーの作品は
登場人物像が薄すぎて
しかも名前を覚えにくくて
誰が誰だか判らんようになる印象
なんか変な女に付きまとわれてなんかお宝みつけて最後結婚しちゃうんだっけ?w
578 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:55:55.16 ID:wsx2slVC0
579 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:57:49.61 ID:HFhCUaZFP
斧琴菊
580 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 18:57:51.54 ID:gUVtuPuM0
>>94 俺は小3の読書感想文で
「野生の証明」を取り上げて
先生に「・・・」されたわw
クリスティは「そんなトリックありかよ!」ってのが三作もあって驚かされた
海外作家の翻訳がどうしても読みにくいんだけど、どうにかならんの?
クリスティとかですら入りにくかったんだけど
583 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 19:01:48.90 ID:cNA7V1RE0
>>7 いつのまにか英タイトルがAND THEN THERE WERE NONEになってるな
家にあるののはTEN LITTLE NIGERSなのに
584 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 19:03:14.00 ID:bdGth80R0
>>568 赤毛の~は好事家が読むものとしては勧められる気がする
要するにヲタが読むぶんには楽しい、一般の読書好きが読んでも楽しくない
樽は同意、点と線と同じで歴史的価値で評価を底上げされてると思う
見えないグリーンもまあ同意、変化球というよりゲテモノ。
帽子収集狂、って知らなんだと思ってググったらカーなんだね、
本当にまったく知らなかったわ
「グリーン家」が人気のようだが個人的には「僧正」だな。
自分はこれでマザーグースを知った。
そういや「グリーン家」の旧家のドロドロと「僧正」の見立てをミックスすると「獄門島」になるんだな。
587 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 19:05:20.56 ID:wTYA3Fge0
>>582 翻訳家によって違ってくるかな
特に昔の翻訳は読みづらいのが多い
588 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 19:05:37.62 ID:oHDMnzwF0
昨日BStbsで獄門島見たけど
あまり面白くなかった
589 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 19:07:00.01 ID:ieGrc9ri0
そして誰もいなくなった、は厨房の頃読んだが本当に衝撃を受けた
面白かったなあ
「帽子収集狂」は初見時にはトリックにムリがある、ありえないと思ったが
近年の某詐欺事件の多発を見て、けっこういけるんだなと思い直した
横溝って文章のうまさがいいんだお
おれも原作読むまでバカにしてたが
>>560 八つ墓村の里村典子(だっけか?)の容姿に関する表現が鬼畜すぎて吹くw
593 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 19:09:11.85 ID:VuE6NyMRO
悪魔が来りて笛を吹くを読んだあとの後味の悪さは異常
横溝作品て兄と妹の間にできた子の話とか陰惨なイメージだわ
595 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 19:11:31.14 ID:CyySUHEa0
>>591 古い人なのに、文章が現代文と変わらないから読みやすいんだよなぁ
596 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 19:12:43.84 ID:25p9bUsd0
典子が萌えキャラ化したのは100%テコ入れだと思った記憶がある
597 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 19:15:34.63 ID:oHDMnzwF0
獄門島は漫画やアニメの部類に入れた方がいい
598 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 19:16:54.33 ID:iHJiocNi0
>>595 古い人なのに文章が読みやすいミステリ作家といえば岡本綺堂。
599 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 19:17:19.37 ID:bdGth80R0
犬神家の原作は読んだことないのだが、あの狂ってカエル撫でてた娘の描写って、相当ヒドイ容姿に書かれてたりするの?
市川昆の最初の方のでは、哀れさがよく出てて良かったね。
600 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 19:17:43.00 ID:NBmCmrdI0
チャンドラーはミステリーなのか?
601 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 19:18:01.09 ID:xM7c0Lh30
>>598 自分はその人 大好きだよ!
翻訳も読みやすくてとても良かった 青空文庫ありがとう
>>593 犯人に落ち度ないからな
近親相姦しまっくってた馬鹿華族のせいだし
>>592 悪魔の手毬唄の里子のことかと思った
美形なのに顔半分赤痣の
604 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 19:22:17.45 ID:CyySUHEa0
>>599 犬神家ってスケキヨさんだけど、狂った娘は出て来ないぞ
アガサクリスティもスティーブンキングもノーベル賞取って無いんだな
昭和11年発表の「蜘蛛と百合」には,すでに“ぼくっ娘”が登場>横溝
608 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 19:26:30.43 ID:NBmCmrdI0
>>1 国内偏は俺が好きな小説ランキングとほぼ一致するな
1〜4位は神すぎる
三つ首塔はエロチックアドベンチャーって感じで面白い
611 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 19:27:37.40 ID:CyySUHEa0
>>607 あぁ、確かにおかしくなったな
小夜子さんはそこそこ美人だけど、珠代さんと一緒だと目立たないって書かれてた
八つ墓村の典子さんは主人公に「なにこのブサイク、こっち見んな」扱いされてた
612 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 19:28:06.41 ID:jprXqzdZ0
613 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 19:29:17.70 ID:25p9bUsd0
小夜子が頭おかしくなったのは映画のオリジナル設定だったっけ?
>>607 梅子だか竹子の娘だっけか…
初期のやつは川口晶がやったんだよな
清水俊二訳の「そして誰もいなくなった」は誤訳が酷い
616 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 19:33:17.19 ID:CyySUHEa0
>>613 原作もおかしくなったよ
スケタケだかスケトモだかが殺されておかしくなった
>>614 犬神家と八つ墓村がごっちゃになってるぞ・・・
617 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 19:34:13.56 ID:Z0ZjxN0h0
>>3 ちょうど、いま読みちゅうなのだが、
それ言ったやつが犯人? 和尚?
618 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 19:35:57.98 ID:jprXqzdZ0
>>615 だが村上春樹のロンググッバイの訳は酷い日本語だった
619 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 19:36:36.80 ID:Zb+o8zezO
「悪魔が来たりて笛を吹く」の美禰子なんて超絶ドブス扱いですよ
>>592 でも、最終的には聡明で可愛いヒロインになったやんw
俺は横溝正史なら八つ墓村の最後あたりの洞窟のあたり好きだなあ。
あれ?よく見たらかわいいかも(宝持ってるし・・・)
623 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 19:38:13.89 ID:yLPr6HpOO
マルタの鷹は?
624 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 19:38:41.58 ID:rtvMVmiF0
島田荘司の占星術殺人事件はトリックとしては国内最強だと思う。
>>114 クリスマスに少女は還る、いいよね
これは最後に泣いたよ
626 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 19:39:48.56 ID:jprXqzdZ0
深夜プラス1
>>616 へ?犬神家がスケキヨで八ツ墓村は双子の婆さんじゃなかったか!?
小夜子って犬神家の方だよな
自分何か間違ったのだろうか…
628 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 19:40:22.77 ID:dpYuE19U0
>>619 そんな事ないよ。ジミでサエないルックスと陰気な雰囲気があるだけで
ブスとは書いてない
かあちゃんがエロ美人だからブスと勘違いしがちだけど
629 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 19:40:39.40 ID:9ApdY0IF0
宮部の火車の完成度は異常。
本そのものの内容が卓越してるだけでなく、
読後、現実世界の迫力や奥深さに改めて気づかされる。
宮部には将棋の羽生的な得体の知れない恐ろしさがある。
まさに超一流の作家。
社会派のオススメを教えてくれ
25年後には山田悠介が入ってたりするのかな
>>617 和尚さんよりも、その寺にいるお坊さんが池田秀一なんだっけ、シャアの声優の人
634 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 19:43:18.03 ID:CyySUHEa0
>>627 ごめん
自分が小梅さんと小竹さんって読み間違えてた
本当に失礼しました
635 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 19:43:37.47 ID:KRRGx+2h0
地味だが横溝なら『夜歩く』は名作。
あと坂口安吾『不連続殺人事件』、小栗虫太郎『黒死館殺人事件』がランクインしていないのが不思議、謎
Yの悲劇よりもXのが面白かったけど
638 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 19:45:42.71 ID:9ApdY0IF0
>>631 本物の作家とは人間としての種類自体が違うから到底無理だと思う。
山田はまず読書からはじめるべき。
639 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 19:45:55.94 ID:/v0e/n9tT
>>611 そこそこどころじゃなかったろw 珠代がチートすぎるだけで小夜子もトップレベルだったはず
ご、獄門島⁉
黒門島さぁ〜
641 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 19:46:48.44 ID:Wp0t4QF40
横溝作品はたいてい男の女関係のだらしなさが事件の発端
八つ墓村の犯人の顛末が映像化されてるのって
稲垣吾郎のドラマ版だけか
643 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 19:47:03.10 ID:Bq2H0F240
獄門島と言えば…早苗さん
小説の登場人物に恋したのは早苗さんが初めてだw
>>638 なんのかんの言ってあれだけバンバン本出してそれなりに売れて支持層もあるってのは凄いとは思う
読んでみたいとは思わないけど…
>>635 中身見てないが、「夜歩く女」と改題したドラマ版はこれだけで万死に値する。
病院坂の首くくりの家もあんな中途半端にドラマにするくらいなら、ドラマ化するなっての。
ロスマクドナルドのさむけが好きだ
国内なら三津田の首無し
647 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 19:48:21.11 ID:suveRy8RO
真珠郎は文庫の表紙絵が恥ずかしくて買えなかったリア厨の時
男のケツなんか描くなよ
648 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 19:48:49.65 ID:bj8mRagQO
グリーン家好きな人結構いて嬉しい、Yより先に読んだからかグリーンの方がより強烈に面白かった
Yも確かに大好きだがちょっとおどろおどろしすぎたりアレが犯人というのも納得いかんしなあ
確かにマンドリンには呆気に取られ感嘆したが
>>634 ああ、なるほどwあの双子の婆さんそんな名前だったもんなw
650 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 19:49:07.06 ID:25p9bUsd0
山田の日本語力で作家になれるなら俺も……
と思うのは罠なんだろうな
>>457 そ、そんな企画が…全くイメージ出来ないw
653 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 19:50:24.53 ID:CyySUHEa0
>>637 「悔しい・・でも・・・感じちゃうビクンビクン」がもうこの頃の推理小説で確立してたんだよねぇ
ジャック カーリイの「ブラッド・ブラザー」、面白くて一気に読んだ
656 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 19:53:20.42 ID:CyySUHEa0
>>653 自己レス
それは三つ首塔だ
横溝先生、作品大杉
657 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 19:53:28.05 ID:sJoVU+jwi
>>630 松本清張、張込みが入ってる新潮の短編集
658 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 19:55:06.77 ID:/httHLUk0
クリスティはいいけど、エラリィ、ヴァンダイン、チェスタトン、カーなんて面白くもなんともなくね?
659 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 19:55:16.54 ID:9ApdY0IF0
>>644 頭の弱い人たちに、頭の弱いマンガが売れまくって一定の支持を得てることを凄いと思うなら
その感想はごもっともかと。
>>654 カーリイは文章も上手いし
日本人が求めてるタイプのミステリを書くからもっと売れてもいいと思う
でもブラッドブラザーは個人的には期待したほどではなかった
>>653 ツンデレもヤンデレも、
今の萌にあたるような属性は全部この頃にはあったしな。
662 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 19:56:10.31 ID:4jJFy+/g0
島田荘司はトリックが懲りすぎてて微妙だったな
663 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 19:56:13.67 ID:V93wPy05O
>>67 金田一耕介には事件の依頼をしたくないってネタではよく言われるよね
そして誰もいなくなったは
あんまり評判がいいんで読んだ時は
なあんだあ
こんな話か
と思ってしまった
>>656 夜歩くでも間違ってない気がするぞw
見下してた兄の友人にムニャムニャって感じだし。
666 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 20:00:19.56 ID:bj8mRagQO
そしてのラスト残った一人(微妙な表現だが)がああやって死ぬかなあ…とは初読からの疑問
「そして誰もいなくなった」ってどん感じなんだろう?
今度買ってよんでみるか。
どんな展開の作品か楽しみ!
清涼院流水のこともたまには思い出してあげてください
きちがいじゃが仕方がない
ジェミニー・クリケット事件もイイな
羊たちの沈黙や古畑任三郎でトリックが応用されてたが
671 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 20:05:32.98 ID:9ApdY0IF0
>>668 バトロワ直後に、じゃんけん世界大会だかなんだか読んだときは本当にがっかりした。
>>664 ご都合主義な面はもちろんあるし、
最後あたりは無理矢理くさくもあるけど、
最後の手記による謎解きあたりとか、やっぱり傑作だと思うよ。
クリスティならマープル物の方が好きだけど。
673 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 20:06:34.19 ID:dpYuE19U0
>>657 あの短編集は神だよね
張り込みもいいけど、鬼畜などの傑作が沢山入ってる
675 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 20:07:27.75 ID:z9uR5Tce0
アクロイドは禁じ手っぽいがw
>>560 映画はかなり原作と違うんだよな、いつの間にかSFホラーチックな結末に
なっててビックリしたわwww
677 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 20:10:12.38 ID:lIUebNqt0
貫井徳郎好きだったな
wiki見たらまだ書いてるみたいだから読んでみるかな
>>79 テレ朝でドラマ化され佐々木望の演技が冴え渡った事で話題になってたでしょ。
679 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 20:11:36.61 ID:BFgUdTYf0
乱れからくり 刺青殺人事件
高校の頃読んで結構おもろいと思ったけど詳細はおぼえてないw
夢野久作は全集でほとんど読んだ唯一の作家だが何気無い短編が好きだった
681 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 20:13:57.45 ID:CyySUHEa0
>>667 古典的名作だろ、読んでおけよ
無人島みたいな隔離された場所に、手紙で数人が呼びつけられる
やがて殺人事件が発生、登場人物全員が、「こいつが犯人かもしれない」「次に殺されるのは自分かもしれない」という緊迫した状況
船は出ず、電話も使えず、外界との通信は不可能
ちなみに、坂口安吾『不連続殺人事件』もこれを真似して描かれたもので、状況はほぼ同じ
意外な犯人(犯人は1人とは限らない)、それをごまかすためのトリックに感心した
>>632 シャアは、ドラマの方の「黒猫亭」でも若い坊さん役をやってるんだよなw
>占星術殺人事件
金田一のパクりか
685 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 20:14:43.11 ID:45jejq/N0
中井英夫って読んだことないわー。見てこよっと。
横溝作品はなんともいえない湿っぽさというか、陰性な感じがツボだった。
>>541 『ナイル殺人事件』って昔の映画見た直後に読んだら予想通りだった。すごい偶然。
>>675 それを踏まえた上で、一つの方向を示したのが横溝の夜歩くだな。
あれは話も程よく入り組んでて、謎的にも劇的だし、
作者にとって挑戦作的な所も好きだ。
犬神家の一族で、湖で足を出して死んでた奴がミステリーの中でBest of死に様だと思ふ
689 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 20:17:52.11 ID:TmizJwk70
アガサクリスティはほとんど全部読んでるけど、
初心者にお勧めするなら『ゼロ時間へ』
最初に犯人が殺人計画を立てて(もちろん犯人は誰?状態)
それを実行に移す瞬間(ゼロ時間)に向かっていく作品なんだけど、
話の冒頭、自殺に失敗して病院に入院してる男と看護婦の話。
男『俺なんか生きてても何の役にも立たないんだよ!』
看護婦『いえ、あなたはきっと誰かの役に立つわ』
男『おれが?誰の?何の取り柄もないのに・・』
看護婦『あなたがそこにいるだけで、誰かを助ける事に・・』
超お勧め!!
690 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 20:18:03.81 ID:lIUebNqt0
>>685 念のため言っておくけど、虚無の〜以外は幻想小説ばっかだぞ
島荘は途中で長々と挿入される日記やら昔話やらが無駄に面白くて困る
>>687 作中作でもそうだけど理由付けって大切だよね
三津田なんで入ってないんだ!
クリスティというかミステリーを始めて読んだのがシタフォードだったな
面白かったけど長靴がなんのことか分からんかったわ
>>682 そういう意味の犯人だとオリエント急行殺人事件とかが印象深い
695 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 20:20:41.92 ID:e1t2B2WA0
こんなかでSF要素強いのある?
あったら読みたい
赤川次郎は軽い作風だけど
「マリオネットの罠」だけは本格的
犯人も衝撃的
>>691 占星術も冒頭の手紙がしんどいよな
異邦の騎士だっけか
あれもメロドラマ臭くてどうも好きじゃない
斜め屋敷や北の夕鶴2/3の殺人みたいのは好きw
ドグラ・マグラって、ミステリー通から見てもミステリー枠なのか
699 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 20:23:52.80 ID:mSYF+Syr0
「皇帝のかぎ煙草入れ」(JDカー)がベストだなあ
現実世界でも、こういう怖さがあるもの
>>690 幻想系なの?泉鏡花好きだった時期があるけどあまり縁がなかったわー。
書店か図書館で見てくるthx
『アクロイド殺し』はよく話題に挙がるのに、バークリーの『第二の銃声』が全く出てこないのが寂しい。
クリスティやヴァン・ダインたちが活躍していた『本格黄金時代』に、メタ・ミステリを書いてしまった
才人・バークリー。
探偵が事件を解決できないという、今でもほとんどあり得ない設定の推理小説を書きまくって、
ウッドハウスになりたかったけどなれなかったバークリー。
せめて、『ジャンピング・ジェニイ』くらいは読んでほしい。
せっかく、新訳文庫版も出たことだし…
>>695 ドグラ・マグラ
インナースペースものとしてだけど
703 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 20:26:09.50 ID:z9uR5Tce0
>>621 すごいいい忠告ありがと。
でもここ面白いわ、離れがたいw
このスレは★2行くな!
>>700 高野聖読んでから泉鏡花に最近嵌ってるわ
ヒタヒタした感じの幻惑感が好き
何か他におすすめの作品ある?
707 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 20:30:06.60 ID:bj8mRagQO
さむけ、ホッグ連続殺人事件、キドリントンから消えた娘って大傑作を立て続けに読んだ四日間は頭だけでなく心までなんつーか異様な状態になったなあ
708 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 20:30:18.81 ID:fA+nIkwI0
金田一の殺人防御率の悪さは異常
さっきからチョイチョイ名前が出てきているけど、あと25年もしたら
三津田信三『首無の如き祟るもの』も、ベスト20には入ると思う。
この手のスレで全然名前が出てこないが、個人的に贔屓にしているのが
柄刀一(つかとう・はじめ)。
初期・島田荘司の超絶的に荒業な物理トリックの後継者にして、
奇妙なまでの不可能犯罪フェチっぷり、密室への偏愛など、
どう考えても時代を間違えているとしか言いようがないwww
『密室キングダム』は凄まじいから、マジでお薦め。
>>161 わー。九尾の猫 良いよねー。最後に読んだのは20年ほども前だけど、今でもストーリーはっきり覚えてるし
鮮明に映像として情景が目に浮かぶよ。
「災厄の町」も凄い作品なのに、ファン以外にはあまり評価されてないように思う。
711 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 20:33:21.62 ID:9ysQCMwi0
>>708 登場人物があらかた殺されてから
犯人はコイツだってわかるパターン多いよな
>>659 あの人のは題名勝ちなところもあると思う
わりと印象に残る題名なんだよね
本人が付けてるのか、ものすごい優秀な編集がついてるのか知らんけど
横溝は田舎ものは面白く都会ものはつまらないからわかりやすい
その中で面白いのは「獄門島」や「本陣」じゃないと思うけど
>>701 第二の銃声は純粋に作品単体として考えればたいしておもしろくない
バークリーだと毒入りチョコレート事件がすごすぎる
田舎の謎がありそうなネチネチした感じがいいんだよなw
716 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 20:36:26.64 ID:PPHSjUo10
>>709 柄刀一はアーサーさまシリーズが好きだ
角川で女性作家がパクリ書いてるけど
717 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 20:36:36.75 ID:1nSoorO00
ドグラマグラ読んだけどチャカポコ言い出してから意味がわからんくなった
結局どういう話なん?
718 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 20:37:38.36 ID:MKdnJH4m0
スレチだけど、金田一は「市川昆」の奴はみんなダメだな。
評価は最悪だけど意外と好きなのが、西田敏行の「悪魔来たりて笛を吹く」
原作に比較的忠実だし、渥美の暗さ重さ、石坂の都会的と違って一番、金田一してたと思う。
斉藤とも子の代表作じゃないか?
あと、ATGの「本陣」の次、ブームの相当初期に企画された「八つ墓村」。
あの長くて、七面倒臭いトリックを簡略化して、怪奇やら因縁やらに持っていく橋本忍の凄さ
はいい。
で、ベストは意外と低予算で作られた「本陣殺人事件」かな。数千万で、監督の奈良の実家で
撮影したとか抜きにしても、田村兄やたの頭のイカレタ娘とか、中尾金田一も良かった。
話変わって、横溝ブームの時にTBSがいろんな映画会社に、森村、高木とか連ドラ作らせていたけど、
映画版が屑に見えるくらい良かったのが、「白昼の死角」だった。この間、映画版を買ったけど、何だアレは?
ナメてんのかというくらい。過去が美化されてるのかも知れないけど、テレビ版(渡瀬恒彦と岸田森、森下愛子)
の奴が見たい。
719 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 20:37:41.91 ID:bdGth80R0
>>673 鬼畜って短編だったのか。映画しか知らないもので。
720 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 20:38:09.90 ID:z9uR5Tce0
乱歩とかだったら「屋根裏の散歩者」とかかな
721 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 20:38:40.85 ID:hyTh3+rh0
真田広之が出てるD坂の殺人事件は面白かったな
722 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 20:39:31.98 ID:ezbp0O72O
>>713 ある意味一種のホラーだからね、狭い地域での込み入った人間関係無いと成立しないし
723 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 20:42:02.17 ID:OGNxn8Bg0
ID:JLiFSlFq0のオタク度ぱねえ
ビン底メガネくんとみた
724 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 20:42:24.73 ID:e1t2B2WA0
>>702 サンキュー
なんか読んだことある気がしたけどマグロのほうだったわw
今度読んでみる
>>706 僕は「外科室」「夜行巡査」「婦系図」あたりから入った
726 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 20:43:35.06 ID:r1HC+zaZ0
レンデルって人気無いのだろうか
助走距離長すぎて飽きちゃうの我慢して読むと後半の爆発力最強すぎるのだが。
指に傷のある女は
>>1のTOP10にもひけを取らないおもしろさだよ。
>>708 短編とか中編はそんなに人が死なないんだけどな
長編になると死にまくるからw
あと、東京を舞台としたエログロっぽい作風のモノ(「幽霊男」とか)も死にまくるよな
728 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 20:48:44.43 ID:iHJiocNi0
森村誠一って一世を風靡したのに評価されないね。
絶頂期の代表作はかなり面白いのに。
まあ、2ちゃんで悪く言われる理由はわかるけど。
729 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 20:49:06.95 ID:b32wJF9F0
>>700 中井英夫は寺山修司を世に送りだした人で、三島由紀夫や澁澤龍彦あたりと交流があったと言えばどんな人物かわかるかな
占星術殺人事件は作品全体としてはだるいけど
トリックに関してはマジでワールドクラスだな。初めて読んだときは衝撃的すぎた
731 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 20:50:53.46 ID:Dtu/9RwIO
>>708 まあ探偵の仕事は防犯じゃなく推理だからね…とは言っても、推理に時間かかりすぎると次の殺人が起こるからな
732 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 20:51:00.08 ID:Zb+o8zezO
>>276 小説じゃないけど何かの誘拐事件で犯人が黒澤明の「天国と地獄」を参考にして、「天国と地獄」がバッシングされたらしいよ。
>>279 去年亡くなった土屋隆夫。この人も読まれなくなったけど、「危険な童話」「影の告発」はベスト10入りしてもおかしくない傑作だと思う。
高木彬光の人形はなぜ殺されるはホント残念な作品
文章がウザすぎて傑作になりそこねたと思う
734 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 20:54:08.35 ID:Zb+o8zezO
>>728 森村誠一より笹沢左保がもっと評価されてほしい
>>733 文章でいえば十角館の最初の方もやばいぞ
どこのキモオタ集団だよwってレベル
横溝正史の角川文庫は装丁なんとかしてくれないかな
ミステリ好きだけどおどろおどろしい絵を夜ふと枕元で見るのが嫌い(´・ω・`)
>>713 等々力警部派ではなく磯川警部派って事ですなw
>>438 だって情景描写ばかりでなかなか全然本題に入らないからなぁ…これはツラい。
まぁ単に好き嫌いの問題だから仕方ないよな。
739 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 20:56:51.65 ID:HbJXOZ59T
>>667 『こんなヤツらといっしょにいられるか!! 私は自分の部屋に(ry』の代表格あるいは元ネタ
ホームズは、推理小説というより探偵小説って感じだが
741 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 20:57:05.63 ID:lszupi7M0
ここまで「シンデレラの罠」は無しか・・・
国内外の1位は納得だけど
Yの悲劇よりX
ホームズの冒険より踊る人形、サセックスの吸血鬼
が好きだわ
>>735 法月の密閉教室もなんだかなあの文章だった
>>736 実写映画の表紙じゃなくて、あのイラストの表紙大好きだけど、
貸ボート13号の表紙はなぜか俺のトラウマ。
>>741 自分もXの方が好きだ
ホームズは全体的にチート臭がきつくて無理
クイーンの国名シリーズだとチャイナ橙だけはクソすぎるので読まなくてよし
てか横溝正史のタイトルのセンスの良さは異常
「病院坂の首縊りの家」とかカッコいい
内容はあれだったけど
>>745 エラリー・クインってコロンボの『構想の死角』みたく共同ペンネームらしいけど、
無能なほうが一人で書いた駄作?
748 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 21:05:17.73 ID:57LEF4ZUT
>>736 横溝作品の角川文庫の表紙はアートの域だろ
749 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 21:07:41.32 ID:jh+FAyE2O
>>196 (・∀・)人(・∀・)
アシモフは『ユニオン・クラブ綺譚』も好き
日本の短編集だと泡坂妻夫の亜愛一郎シリーズが好きだな
750 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 21:08:43.38 ID:v7LJviZl0
乱歩の「陰獣」は入れて欲しいな
エロがきついんで誤解されるが、あれこそ本格推理の傑作
無残やな甲の下のきりぎりす
投票した奴は本当に好きなものだけを選んで、
その結果これなのかよ。なんかとりあえず入れておかなきゃと思ってねえか
753 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 21:18:50.12 ID:iSoDi6yb0
100万部売れた「重力ピエロ」が入ってない。
あたかも、自動販売機のジュースのように
誰もが買っていたのに。
セイヤーズ入ってないのは残念
ここにいる奴でも、冒険ハードボイルド系メインって奴がいない空気
ミステリオタって本格やらその作家が評価したもの好きだよねほんとに
756 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 21:20:27.38 ID:s0XZQs+l0
Yの悲劇よりねじれた家派だ
757 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 21:22:51.47 ID:s0XZQs+l0
カーってなんで火刑法廷がいつも一番評価なんだろな?
758 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 21:23:56.90 ID:feIYBbGf0
赤川と東野はもういいよ
あれは面白いんじゃなくてただバカでもスラスラ読める文字の集合
>>750 乱歩は駄作が多すぎるけど、特に少年向け
陰獣は大傑作だね
>>758 だからどっちもランクインしてねーじゃん
>>755 そりゃ
冒険ハードボイルドベスト100
じゃないんだもん。
火車だけはあり得ん 何がおもしれえんだあれ?
女には向かない職業
>>758 初期の赤川次郎は読みやすくて中身がある
量産はじまってからは読みやすいだけだけどさ
765 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 21:28:59.51 ID:rtvMVmiF0
古谷主演の金田一ドラマ面白かったなぁ
766 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 21:29:10.65 ID:PPHSjUo10
笠井潔の矢吹駆シリーズは哲学者の密室まではいい
その後作者が萌えに走ったりしてからは何も言えない
767 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 21:29:16.01 ID:s0XZQs+l0
>>762 とりあえず宮部入れよう。やはり火車かなみたいな感じ。
768 :
289:2012/12/14(金) 21:29:17.79 ID:bDlzlX2tO
もう誰もいなくなった…と思うけどレスくれた人ありがとう
既読のもあったがまだ結構あるんだね>クローズドサークルもの
年末楽しみだ〜〜〜
769 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 21:30:04.86 ID:TONTrOEv0
>>761 でもまあ、ミステリーだしさw
クリスティとかクリスティは読んでても、
ハメット、チャンドラー、ロスマクはないという
まあ、古びやすいジャンルではあると思うけども。
771 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 21:30:41.10 ID:s0XZQs+l0
今年一番はまったのはジョン・ダニングのジェーンウェイさんシリーズだな。
初めてハードボイルド系で面白いと思った。
クリスティはここ見てる限りだと
「そして・・」
「アクロイド」
「オリエント」
が3大傑作な感じなのかな。
ABC殺人事件とかも有名なのかな?
>>489 あのニュース知って、某戯言シリーズのアレを思い出したわ。
表紙イラストでネタバレというのも凄いけどな
774 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 21:32:42.30 ID:s0XZQs+l0
>>772 ABCは影響を受けてる作品が多いイメージ
>>758 東野は初期の「ある閉ざされた雪の山荘で」は好き
あと「超・殺人事件」
777 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 21:33:06.98 ID:felaKPNDO
えー
アクロイド殺しより杉の柩だけどなぁ。
まぁ斬新?だったってことなんだろうけど…
778 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 21:33:31.29 ID:sRhsv9dD0
火車は今読み返すと、社会派ぶった部分が邪魔に感じる
いま都知事選にも出てる宇都宮を賞賛してるようなのが駄目
エンタメとしての出来は申し分ないしラストも良いけど
清張も社会派的な要素は無くてもいいケースが多いと思う
砂の器なんてライ病と結び付けなくても作品にできたのではないか
>>689 面白かったけど、犯人が分かりやすかった…。ドラマ化はしてないだろうな。
780 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 21:34:38.35 ID:bdGth80R0
>>753 そ、そんなに売れたのか。それ一本で楽に印税一億円いってるな。そりゃ直木賞断るだろう。経済的に別に問題ないし。
782 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 21:37:23.33 ID:bDlzlX2tO
>>764 初期の短編大好き
「野菊の如き君なりき」「死が二人を分かつまで」とかさ
未読の人いたら是非
角川文庫でブクオフで100円だ
>>766 哲学者の密室まではほんとに面白かったと俺も思う
栗本薫の伊集院大介シリーズは人気ないのかな。
自分は結構読んでるんだけれども。
現実に、館シリーズの天沢誠司みたいなやつっているんかな
>>754 ピーター卿シリーズ今たまたま読んでるけど、
セイヤーズさんは完全に恋愛小説家枠の人だな。
ロマンスに勢力傾け過ぎてて、謎の魅力が薄過ぎる。
789 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 21:43:29.05 ID:uUtvpbkF0
ナンシー・ドルーは入ってないのかー!?
790 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 21:47:42.38 ID:EFFrp6zB0
正統派ミステリーって減ったよね
みんな奇をてらってるように見せかけて逃げてるだけ
つまんないのを自覚してるから
791 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 21:49:44.80 ID:AdzErFra0
ここまで山村美紗が1件もないことに驚いた
>>758 赤川次郎のあれだけのシリーズ、キャラクターを作る才能はすごいと思うよ。
キチガイじゃあ仕方が無い
794 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 21:52:01.93 ID:bZTCfOGcO
『魍魎の匣』
こんなもん書いたらいかん
795 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 21:52:14.55 ID:GFnQi8k40
ハヤカワかと思ったら文春かよwwww
796 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 21:52:35.96 ID:MO859mri0
>>790 本当にな
落ちで驚かそうと下らない子供騙しするのが多すぎる
出版社もそれでよしと思ってるし
797 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 21:53:20.93 ID:sRhsv9dD0
>>794 ウブメのほうがミステリとしては出来いいと思う
魍魎のオチはSFっぽい
798 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 21:55:51.30 ID:V4EEu4Jy0
京極夏彦の単行本太すぎワロタ
社会派入れるくらいなら、生ける屍の死を入れるべきだろ
>>785 「絃の聖域」「鬼面の研究」は分類としては本格ミステリなんだろうけど、
本格ミステリってものをパロったようなところはいまいち本格ファンには受けが悪いような。
個人的には「優しい密室」「仮面舞踏会」「タナトスゲーム」のような、若い頃の心の危うさへの眼差しみたいなものが感じられる作品が秀逸だと思う。
>>723 俺?? 一般人から見たらでろでろの読書オタクだけど
本当のミステリヲタクからしたら俺のミステリ読書量なんて
たかがしれてると思うよ。例えばマクロイなんてヲタ的には多分
読んでて当然の作家だろうけど、俺は近年ががっと復刊されるまで
「悪魔に食われろ青尾蠅」しか持ってなかった
>>726 レンデルはクイーンとかと逆で
本国で支持高し、日本ではイマイチ人気無しと思う
レンデルを集中して何冊も読んでる人ってなかなかいないような
>>709 三津田は個人的にもうちょい文章が上手ければ…て感じ
作風的にも「好事家の為の」の域をどうしても出ないから、
あと十年経ってもやっぱり「こういうランキングには縁がないが
ミステリ好きなら三津田読んどけ」って言われてる気がする
>>797 おれ アニメしか見てないけど 魍魎の箱の最後のオチには驚いた
京極が売れる理由がわかった
>>798 余りにも厚すぎて読む気になれなかった
>>749 アシモフはSFの「鋼鉄都市」からのシリーズもきっちりミステリーしてるしねえ
>>696 あの小説はずっと昔に読んだけど
なぜか自分の中ではマットディロンで主人公?が再生される
なんの映画の影響だろうかw
>>802 鉄鼠だったかのノベルスが出たとき京都の某本屋に
「読みかけで伏せて置いたらそのまま立ち上がりそうな本出してすみません」
みたいな本人直筆(?)のコメントが添えてあって笑った記憶があるw
黄色い部屋の謎は古典にして密室ものの最高傑作
おおお★マークを除いては、概ね同意の書籍が並んでいるな。
子供の頃読んだ数々、懐かしい。ポーやホーソンが無いのは寂しいが。
『そして誰もいなくなった』は、ミステリー最高峰だと思う。
>>362 殺戮はかなり気持ち悪いよな
友達には奨めないw
>>807 よくそう言われるから読んでみたが、個人的には話的にもトリック的な意味でもイマイチだった。
811 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 22:16:12.48 ID:3yYnhnDh0
京極は塗り仏までかなぁ、個人的には
巷説も面白いけど
812 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 22:17:17.00 ID:sRhsv9dD0
>>807 長編ミステリ黎明期の作品では
黄色い部屋よりビッグ・ボウのほうが面白かった
>>1 どうでもいいけど、これ東西じゃなくて内外だよなあ
814 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 22:17:49.42 ID:CX8FGhfo0
>01(04) 『そして誰もいなくなった』 アガサ・クリスティ
ふざけんな! タイトルでネタばれかよ
>>801 レンデル大好き。非ウェクスフォードものしか読んでないけども。
上にも挙がってたロウフィールド館の惨劇が嚆矢。あとは「殺す人形」もお気に入り。
ドロドロクネクネねじ曲がった心理をを淡々とした文章で書いてるのがいい。
>>801 ウェクスフォード警部ものは全部読んだよ
向こうの十津川警部みたいな感じな
朝からこのスレをずっと覗いていて、別IDになっても書き込んできたけど、
つくづく日本っていい国だよなぁ…
英米では本格ミステリはもはや絶滅種だし、サスペンスやホラーばかりで、
物理トリックを追求する作家だったり、因習や日本の土俗的なものを追求する作家だったり
多種多様な作家がいるもんなぁ…
外国の友人が言っていたけど、日本語さえ読めれば、日本は読書家にとっては天国だって。
最新の洋書も比較的早く邦訳されるし、上記の事も含めてね。
818 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 22:24:16.24 ID:Nwgw/MAa0
そして誰もいなくなった、最高
屋敷内で殺人事件が起こり、集められた連中が疑心暗鬼になりながらも
脱出不可能な状況下であり、人間の本能として食事はせざるを得ない
ココ最高
最初の夜は給仕が居て酒と豪華な料理に舌鼓を打っていたのに、
もはや給仕も居なくなり、キッチンの棚から見つけて来た缶詰を
冷たいまま、その場で立ちながら朝食として食うシーンがリアル過ぎ
>>815 >ドロドロクネクネねじ曲がった心理をを淡々とした文章で
ミネット・ウォルターズも、そんなの書かかせたら天下一品だなあ。
820 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 22:26:50.12 ID:sRhsv9dD0
>>817 デクスターとか出てきたとき英米でも本格が復活するかと思ったんだが
そうはならなかったな
でもドイルやクリスティーより売れるミステリ作家はもう永久に出ないだろうな
今でもドラマになったりするし
昔のミステリ板にあったランキング
416 : 名無しのオプ[sage] : 2008/07/20(日) 03:06:32 ID:2Fdy/Mtq
>>1-400集計(2005/03-2008/05)
1位 『魍魎の匣』 京極夏彦 33票
2位 『十角館の殺人』 綾辻行人 32票
3位 『殺戮にいたる病』 我孫子武丸 22票
4位 『白夜行』 東野圭吾 19票
5位 『ハサミ男』 殊能将之 18票
6位 『双頭の悪魔』 有栖川有栖 17票
7位 『火車』 宮部みゆき 15票
8位 『姑獲鳥の夏』 京極夏彦 14票
『そして誰もいなくなった』 アガサ・クリスティ 14票
10位『異邦の騎士』 島田荘司 13票
『すべてがFになる』 森博嗣 13票
『亡国のイージス』 福井晴敏 13票
13位『占星術殺人事件』 島田荘司 12票
14位『クラインの壺』 岡嶋二人 11票
『七回死んだ男』 西澤保彦 11票
『Yの悲劇』 エラリー・クイーン 11票
17位『奪取』 真保裕一 10票
『ドグラ・マグラ』 夢野久作 10票
『匣の中の失楽』 竹本健治 10票
『アクロイド殺し』 A.クリスティ 10票
21位『イニシエーション・ラブ』乾くるみ 9票
22位『秘密』 東野圭吾 8票
『戻り川心中』連城三紀彦 8票
24位『葉桜の季節に君を想うということ』 東野圭吾 7票
『ガダラの豚』中島らも 7票
『そして扉が閉ざされた』岡嶋二人 7票
822 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 22:28:29.75 ID:8Ykd8jCn0
アシモフの鋼鉄都市は傑作ミステリ
SF小説でありながらミステリしているのが素晴らしい
おすすめ
薔薇の名前って数学書だろ
代わりに警官嫌いか10プラス10入れろ
824 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 22:35:55.29 ID:felaKPNDO
>>746 そういや浦沢は何をもって20世紀少年にそれを仕込んだのか
未だに意味がわからんよ。さすが大風呂敷作家。
>>817 このあたりは識字率的な流れが影響してるのかねえ?
826 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 22:39:06.48 ID:8E382xmL0
>>822 ミステリーとしての仕掛けが各界に多大な影響与えてるからな
あれ、SFよりむしろミステリーの色が強いと思う
828 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 22:42:02.31 ID:3thBLBc60
斜め屋敷のトリックは映像化したら爆笑できそうだな。
クリスティとか読むと、いわゆる他の古典的名作ってうけつけられなくなるんだよなあ。
トリックに筋立てがついていけてなくてねえ・・・黄色い部屋もそうだったけど。
アクロイド殺しもトリックは反則なのかもしれないが、そう思わせないくらいの文章の妙があるから良いんだよね。
電人M
黄色い部屋って瞼の母ものだろ
代わりに(r
って、黄色い部屋入ってねえじゃねえかよ!
833 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 22:51:46.70 ID:cKJ/UX7DO
百日紅→獄門ってコンボでドラマ化してくれないかな
買いたいけど、Amazonだと高くなってる。
本屋巡りするかな。
俺思ったんだけど江戸川乱歩ってエドガー・アラン・ポーのパクリじゃね?
836 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 22:59:08.64 ID:jA9vGcQZO
837 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 22:59:17.43 ID:MO859mri0
838 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 23:00:59.77 ID:oVq4BmB0O
>>825 学問のすすめ発表時みんな読めてたんだろ
海外の古典のベストセラーって識字率がよくわからないからどこまで一般に浸透してるかわかんないんだよな
ディケンズとかトルストイとか
劇が発達したのは文字読めない人も通ったからとか影響ないのかなあと思ったり
840 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 23:04:58.09 ID:sRhsv9dD0
黒い悪い子・・
841 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 23:06:05.27 ID:CyySUHEa0
>>817 >外国の友人が言っていたけど、日本語さえ読めれば、日本は読書家にとっては天国だって。
本国では絶版になってる本とかが普通に売られてて驚いたなんて話もあるしね
世界で一番本が多い国だってのも聞いた事があるなぁ
>>841 神保町って世界一でかい古本屋街じゃなかったっけ
でも、海外だと100年前の本がふつうに本屋の倉庫にあったとか清水幾太郎が書いてたと思うけど、例外だったり、今の時代は違ったりするのかな
>>825 日本のミステリの質の高さ=熱の落ちなさの理由はよくわからないんだよね、
もしかしたら評論とかで書いてる人いるのかもしれないけど。
手垢のついてないどんでんがえしをストイックに追うエネルギーに関しては、
日本のミステリは欧米よりずっと熱心。
ハリウッド映画の大作で「驚愕のうんちゃら」とか「あなたは絶対に騙される」とか
コピーがある映画がズコーな時って少なくないでしょ
例えば「怪異や惨劇の原因が、実は主人公の妄想or狂気の産物」ネタって
日本ではよっぽど捻った見せ方をしないかぎりボコボコに叩かれるのに、
ハリウッドは未だにこれやり続けてるよね
>>825 例えば、『ダヴィンチ・コード』が英語で出版され、大絶賛されたとする。
で、各国の出版社が著作権を買って、自国の言語に翻訳させるとする。
ここで問題になるのは、
『果たして、翻訳させてまでその本を売ったとして、需要があるかどうか』
という、資本の問題になる。
たとえば、日本語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、ロシア語くらいまでであれば、
話者がそれなりの数いるので、おそらくペイするだろうと考えられる。
では、オランダ語では?
ノルウェー語では?
スウェーデン語では?
フィン語では?
話者が少なすぎて、英語版でそのまま出版しないと、ペイしないらしい。
だから、北欧圏のちゃんとした教育を受けた人が英語を話せるというのは、
必要に応じて仕方なくということらしい。
その点、日本であればどんなマニアックな分野、マニアックな内容でも必ず需要があるから、
まず日本語訳される。
『ギルガメシュ神話』から『正法眼蔵』からマルキド・サドから『性愛の歴史』まで、
欧米みたいな宗教的なタブーがほとんど無いから、自由自在に訳される。
だからこそ、日本語がわかるということが前提にはなるが、読書家の天国と言われるらしい。
>>841 基本的に宗教的タブーもないから、多種多様な本が並ぶしね。
玉石混交というか。
846 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 23:15:47.52 ID:CUV4sV5r0
>>422 私は、占星術を先に読んだので、後から漫画を読んだときに、
推理小説のパクリだと思ったのですが、逆だったのですね。
おお、レンデルが話題に。
彼女は日本ではミステリ作家じゃなくてサイコサスペンスの大家と
認知されているような気がする。「殺す人形」とか「引攣る肉」とか。
あと角川版は翻訳がな。正直「ロウフィールド館」は非常に読みにくい
848 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 23:17:15.54 ID:r/iGLH650
クリスティは嫌いじゃないけど、全盛期の作品は偶然的要素が
多いというか、蓋然性が低いというか、よく言えばドラマティック
な展開が多すぎる。
芝居や戯曲としてとらえれば非常にクオリティが高いと言えるのかも
しれないけど。
とはいえ、あれだけバラエティにとんだ作品群を書き上げたのは
やっぱり凄いのかな。
俺の好きな「赤毛のレドメイン家」のイーデン・フィルポッツや
ルルーやミルンといった作家は、もともと主流文学の作家という
こともあるけど1,2作しか探偵小説を書いてないしね。
849 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 23:17:45.91 ID:CUV4sV5r0
湊かなえ「告白」は、最近では結構衝撃的だったけどなあ。
後、東野圭吾「聖女の救済」も良かった。
850 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 23:17:47.50 ID:cNA7V1RE0
852 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 23:21:18.21 ID:aVh5lozp0
>>844 日本って規制緩いのかきついのかわからん国で、
映画でもパゾリーニの『ソドムの市』が倫理上の問題で
各国で上映禁止になるなか、日本の場合モザイクで陰部を隠して、
成人映画指定にしたら普通に上映許可がでて、公開時は外人がわざわざ
日本まで見に来ていたという話があるぐらいだからな
発禁の対象についての考えが、根本的に海外と違うと思う
853 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 23:22:27.42 ID:CyySUHEa0
>>851 ググるのはいいけどグモるのは駄目ーーー!!
>>850 うおおおおお それだ!ありがとう
謎のマットディロンが解決しました
855 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 23:25:01.74 ID:NxONfd1F0
>>824 20世紀少年の序盤はS・キングのITそのもの。
上手に漫画にしてるw
サイコとかサスペンスとかハードボイルドとか苦手で損してるなと思うけど
ドキドキしたりドロドロとした人間関係が主体として書かれてると続き読むのが面倒になる
本格物は基本、主役or探偵役は第三者の立場だから
どんなに人間関係がドロドロしても所詮他人事だから安心して読めるんだよね
最後の事件ってついてなければ死なないしw
857 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/14(金) 23:52:12.06 ID:KDXN1QkYO
「火車」はセリフ無しの役で佐々木希を最高の使い方をした。
そして誰もいなくなったなんて、中高生くらいでは誰もが読んでるようなものを・・・
「大誘拐」はヘリから現金をどうやって下ろしたかがわからん(ToT)
大体いいけど
薔薇の名前 と 火車 はないわ
>>858 最後の衝撃が凄いからな、俺もあれでミステリーに嵌ったが、同じような人が
多いんだろうなとは思うね (^^)
862 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 00:05:09.18 ID:M4gtOfHFO
ミステリーとはカテゴリー違いかもしれないが、
楳図かずお『蝶の墓』に一票。
『おろち』もなかなかミステリーで面白いけどね。
>>835 おまけに江戸川区ではなく、三重県出身というミスリーディングまでしている…凄いね。
864 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 00:07:18.83 ID:I1cLexyN0
蔵の中が好きだけど、
映画のヒロインが女装の男で微妙な気持ちになる…
病院坂の首縊りの家だろ!!!!
火車は過大評価されている気がする
>>54 小説なんてアマで1円だよ
まぁ、送料250円なんだが
サラ・ウォーターズって、評価どうなんだろ?
半身と荊の城が凄く好きなんだけど。
870 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 00:20:51.85 ID:l/a43xYf0
>>868 >>1にある作品は小学生〜高校生くらいのミステリファンが読むものが大半じゃね?
871 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 00:22:42.26 ID:l/a43xYf0
>>869 半身は読んだか自分の好みじゃなかったな
なんというか女性作家らしい作品だよな
>>871 うん。
一歩間違うと腐女子?みたいなテイストだけどギリギリで踏みとどまってるのがいい。
最後のカタルシスも良いと思うんだ。
>>107 貴志祐介は好きな作家だけど
ダークゾーンはまぁまぁかなぁ
俺の中で彼の最高峰は「黒い家」と「新世界」よりかな
874 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 00:29:44.43 ID:aG+8WVI+O
泡坂妻夫の最高傑作は「妖女のねむり」
異論は認めない
>>868 アガサ・クリスティーなんて中高生が読むものだろ?
876 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 00:30:55.49 ID:l/a43xYf0
>>872 なんかわかるw
女性の萌えとミステリが融合してる感じだ
そういう意味ではアン・ライスを彷彿とさせる
877 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 00:31:53.55 ID:Xpmtu/Ed0
シャーロック・ホームズの冒険入れるんなら、モルグ街の殺人をいれるべきじゃね?
虚無への供物、ドグラ・マグラはよくわからなかったけど
当時としては画期的って事だったのかな。
黒死館殺人事件はテレーズ人形しか覚えてない。
879 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 00:34:49.71 ID:coqC3W+B0
ヘルハウス(フローレンス・タナー
少年探偵団(小林少年
880 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 00:37:16.02 ID:AFEHFtB/O
黒いトランクはどーした?
>>422 ああ、占星術殺人事件が話題になりドラマ化のオファーが殺到したのに
島田荘司が「このトリックは小説で読んでほしいから」と断り続けていた渾身のトリックを
丸パクした上にあっさりドラマでそのトリックを披露、
挙句に単行本に「島田荘司氏に捧ぐ」とちょっとインスパイアされました感じを気取っていた
あの金田一少年の事件簿の異人館殺人事件なw
882 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 00:40:38.98 ID:4OmQtupG0
>>878 日本の三大アンチミステリーだね
虚無への供物は最後まで読んだけど、ドグラマグラは途中で挫折したw
あれ島田荘司に抗議されてから慌てて付け足したんじゃなかったっけかね
885 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 00:42:51.31 ID:gt/Cw3Js0
国内と海外半分ずつ読んでるわ
アクロイド殺人事件は5位かー
>>882 ドグマグは真ん中の論文飛ばしちゃえばいいんですよー。
あそこは別に読まなくったって、それ以降を読むのに何の差し支えもありませんから。
中学の時読んで部屋に戻るのが恐かった
ロープがぶら下がってる気がして
綾辻行人の良さがわからん
ドグラ・マグラは神格化されすぎてて、読むと気が狂うと中には本気で思っている輩もいるけど、
読みにくさ、脳パンク的な見方で考えると黒死館の方が全然難解で気狂いじみてる
虚無への供物は普通に面白い小説でした
>>139 叙述トリックそのものには興味が無い俺もアレは度肝抜かれた
逆に十角館は面白かったけど、そこまでって感じ
>>877 後のミステリの要素が詰め込まれてるし、
マイルストーンとしての価値は高いけど、
一作品としてはどうかな。
十角館はミステリ・ファンの間だけの内輪受けみたいなところが好き。
御神楽少女探偵団のアレは、ランキングのアレの影響なんだろうか…と、当時思っていた。
>>889 綾辻は、謎解きしてない小説のが面白いと個人的には思ってる。
はよ推理諦めて、幻想小説家になっちゃえって。
896 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 01:06:48.16 ID:EPMG7JRqO
一応ルパンも推理小説だけどこの手のランキングにはいっさい入らないね
899 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 01:14:20.22 ID:Xpmtu/Ed0
>>892 でもシャーロック・ホームズの冒険より入れる価値あると思うな。
盗まれた手紙なんか傑作だと思うし
こういうスレを見ると色々ポチりすぎて困る
十角館のオチはミステリファンだったらあの苗字からあの作家を想像するだろうけど
知らない人が読んだら驚きも半減するんじゃないかと思った
902 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 01:30:58.87 ID:GiTWYdAC0
何故か連想出来なかった俺・・・orz
903 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 01:33:51.73 ID:Xpmtu/Ed0
十角館は「ある人の苗字がそれっぽいからって、あだ名も120%それっぽくなる訳ないでしょうが!!別のあだ名が付く可能性だってあるでしょ!!」と
口を尖んがらせて作者が言い訳してそうなイメージがある
904 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 01:35:37.69 ID:GiTWYdAC0
905 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 01:36:35.61 ID:Xpmtu/Ed0
>>889 文章下手くそなんだよね。
アイデア枯渇したんなら嫁さんに稼いで貰った方がいいと思う。
>>876 そーいや、俺はアン・ライスも好きだったw
あっちは正統派美青年&幼女で耽美的に見えてあんま重くなのいい。
908 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 01:59:31.80 ID:9q6H0DgSO
前の文庫の続きで良かったのに。あれにはお世話になった。
前回のを再版して、新たに90年代以降くらいからのでやった方がいい。獄門島とYの悲劇言ってりゃ済むと思ってるからな。
闇に駆ける猟銃
910 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 02:19:19.35 ID:MyFalWoa0
ロンドンは本屋がとにかく無い
ほうぼう歩き回ってやっとひとつみつけた。しかも、狭かった。一冊二冊こうて帰ってくますた。
911 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 02:21:13.72 ID:swiO+b1v0
>>910 あっちでのロバートゴダードの評価ってどうなの
いくつかドラマ化されたりしてるみたいだけど
913 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 02:36:15.73 ID:D3Jh3a0f0
>>859 迷走中にくーちゃんの家の庭にヘリを着陸させて下ろしたんだろ
何回ベストを決めてるんだ
915 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 02:43:47.18 ID:MyFalWoa0
それは聞いたことない名前です。一週間の滞在でしたし当時は今よりもヒアリングがだめでした、ごはんは
食べられましたけど、ホステルのチリビーンズですっかりチリビーンズの虜に。一冊はジュヴナイルで、
もう一冊はボブグリーンのヴェトナム帰還兵インタビューだった気がします。
ええ、いちおう、大英博物館はゆきました。それとdccが出始めのころで、MDでなくdccデッキが売ってまして
当時怒濤の異次元円高が開始期でオヤ2万円でこのデッキ買えんのかいと眺めた覚えが。マクドナルドの
ポテトはカリカリで嬉しく、売り子さんが黒人さんでした、ロンドンは黒人さん多いです。
916 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 02:49:31.08 ID:MyFalWoa0
スーパーdccの規格の話が今あるそうですPC向けの。それと、2061年宇宙の旅だったかもしれないです。
ショッピングモールが今の日本のアウトレットスタイルで、しかもハイソな通りがありました、中野ブロードウェイみたく
屋内と通りのかけあわせのようなところが。また地下鉄がデザインは最高だがおんぼろく、英国病を思ったものです。
当事よりは回復したようでなんとなく嬉しくなくはありません。
917 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 02:51:38.31 ID:MyFalWoa0
自動販売機は、ご存知かとはですがスニッカーズの種のチョコバーしかありません、一切。
918 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 02:54:51.39 ID:1PQbRFRk0
野獣死すべしないのかよ。好きなのに。
リプリーもないのか。
919 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 02:55:14.98 ID:MyFalWoa0
ロシアとイギリスはなーんと国交が無い!そうで
所得平等化を願うド左翼として好きになってはいけなーい国らしいのですが…そんなに感じは悪くはなかった。
しかし、びっくりしたことはふたつありました。ちょっと書くのがはばかられるようなことが。それと若者はやはり
少しすてばちなようです全体的に。
921 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 02:56:46.30 ID:1PQbRFRk0
日本人が選んだのか。それならクリスティ1位でも
映画化されて順位が上がったみたいな作品が多いのも納得。
アメリカ人が選ぶならエドガーアランポーが必ず入るだろ
922 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 03:00:56.98 ID:lphVDxFC0
ID:MyFalWoa0は何しにこのスレに来たんだ
923 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 03:04:11.63 ID:MyFalWoa0
ポーは黒猫はすばらしすぎてそののち秀作が派生したため怖くは無かったですけれども、
シュトレームの渦の中へみたいな、あまり目的のよくわからない作品は、ポーのとらえどころの
無さを漠然と思う、んですが言いたいことわかってないんですかね…歴史の渦のことかな。あそう
The TIMESでないガーディアン紙を初めて知り求めてみたのですがいきなし中ごろに宇宙の
熱的死の記事がありましてしかも内容がポジティヴだった。ひどく嬉しくて長いこととっておきましたが
大学の寮に置いてきてしまいまして惜しいことしました。
924 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 03:05:51.34 ID:PQ/HkviR0
925 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 03:06:44.99 ID:MyFalWoa0
ちゃんと推理スレの体裁は保っている。ホームズの土地紹介、遺憾かな。
ポーさんはミステリー作品としてどうかね。
ジャンルを確立した名誉賞的な位置づけなら文句なしだけども
927 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 03:09:46.36 ID:MyFalWoa0
どちらかというとクトゥルー神話のテイストだなっと思うんですが。
古いのばっかりだな。特に海外
929 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 03:13:06.82 ID:MyFalWoa0
クトゥルー神話 魚人間の話は結構興味深く聞いたんですが、どうもそういう世界ではイエーイおならブブーみたいな
香具師の存在が希薄でどうしたらいいのかよくわからず。あれかなそういうことしたら天罰が即下って瞬殺みてーな
超厳しい世界なのかなと。それで水あわねーのかなっとか。
930 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 03:13:12.82 ID:gXvpv/Kf0
70年代のスウェーデンポルノで、若草が濡れるとき というのがあった。
しかも叙情的でエロス心をそそる音楽がほんと素晴らしく、出てくる若草も可愛かった。
931 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 03:14:00.45 ID:Sjh+JB1N0
ID:RbGi5Npy0=ID:MyFalWoa0だろ
932 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 03:14:22.13 ID:6OiYmPYUO
>>900 つい最近小説の面白さを知った俺が激しく同意
仕事で忙しくてゆっくり読むヒマないけど、休憩中にチマチマ読むか
933 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 03:19:12.37 ID:MyFalWoa0
エロ文芸ものはかなり観ましたが、ナチス虜囚ものでまじめなものがありまして、恋人同士のユダヤ人が
ナチス女将校に辱められて、みんなの見ている前でセックスせよと命じて哄笑するシーンが印象的です。それと
ラスプーチンの映画で彼が権力を失うその瞬間を再現した作品が秀逸でした。なにげないふとしたことなんすに。
また、ソ連女将校さんの悲恋で印象深いのもあり、クリストファーリーヴのバチカンの嵐はとてもすばらしい佳品だと
思います。
変なやつ(ID:MyFalWoa0)が来たから解散〜
935 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 03:21:29.08 ID:MyFalWoa0
ひっひっひ NEONAZIのおまへには耳が痛いだろう。愛の不在だよに。
936 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 03:25:14.87 ID:sW+JYV5cO
むざんやな
冑の下の
きりぎりす
この歌のとこゾクっとした
>>68 ファミコンでポートピアをやった後だった俺は不幸だ
938 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 03:26:42.49 ID:MyFalWoa0
三回それ書いたね。しかし、日本はそう、廻らん。憲法改正などできはせんのでまあ観ていてご覧。
939 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 03:29:01.07 ID:0gBz9hyYO
ミステリーの範疇じゃないかもしれんが
リングの原作は最強
940 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 03:31:00.98 ID:MyFalWoa0
クロス探偵物語 新型殺人法が実際世間で導入されるようになりまして
鋭すぎるのも考え物ですな。テーマ曲が素晴らしい。
941 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 03:31:19.30 ID:Ll0rZWHx0
942 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 03:36:43.59 ID:MyFalWoa0
そういうこともあるでしょうとしか言えません、いたましい事件。世界ははっきり書くが薩長の放った韓国人の
下半身の黒いつたで心を侵食されています。コロンバイン高校の一件は、ドイツ系移民を嘲笑し排斥する
ジョックス重用少女性否定(フリル?ありえないKARA! の指針のせいで、これが アメリカ用の殺伐化 の
アイデアなんですな
薩長の。
943 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 03:44:30.84 ID:MyFalWoa0
本当に 薩長は、唾棄では足りない県民性。しかしいやしくも同胞であり
懲罰は困難を極めるでしょう。
十角館は最後の、だ、騙されたー!!っていう快感で
それまでのロジックの無理矢理さとか動機の軽さが吹き飛ばされる
鮎川哲也、有栖川有栖、倉知淳、法月綸太郎
この辺も入れて欲しいな
945 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 03:46:43.42 ID:MyFalWoa0
ひとついい傾向は、山口組がかなり逼迫しているようだということです。演技ではないですね。
「そして誰もいなくなった」はほんとに面白かったなぁ
子供だったから判事のズラの意味とか分からんかったけどあまりに淡々人が死んでくのが衝撃
ミステリーでなくホラーだけど文庫の表紙の怖さがトラウマになったのがキャリー
947 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 03:50:16.64 ID:MyFalWoa0
そして誰も〜 は、落ち聞かされてもあまりピンと来ない。動機が不明瞭です。つまりスタイルでドヤ顔したがりすぐて、
肝心の殺意が希薄なんすに。ただ、オマージュのヘザーグラハム主演バッドトリップは秀逸。いったいこれは
どういう事件だったのかという全貌を読み解くと充足感があります。
948 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 03:52:12.31 ID:MyFalWoa0
その点オリエントは、動機がしみじみとするので、名作なのではないでしょうか。
949 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 03:52:56.96 ID:2v9ZavrwO
十角館って守谷とかって協力者の友達が船で渡って殺してたやつ?動機がショボいよね
弁護側の証人だって評価されるべき
ストーリーは確かに糞詰まらんがw
951 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 03:57:43.40 ID:32plXYQA0
検察側の証人でなかったっけ
>>949 綾辻の館シリーズはどれも動機が逆恨みレベル
こいつが恨んでるやつっぽいからその周りの人間も含めてまとめて殺っちゃえ☆
あ、人違いだったてへぺろ☆
こんな犯人にちょっと同情的な書き方なのがなんとも……
好きだけどね
検察側の証人 クリスティ
弁護側の証人 小泉喜美子
954 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 04:03:49.59 ID:zF/ASYEh0
若い女が3人も死ぬからリョナるのには最適だね獄門島。
鐘で首がすっとぶ所で射精。馬鹿なのが玉に傷だけど
探偵に協力する(物語上は探偵「が」協力する)脇役の警察関係者の人気投票とか見てみたい
956 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 04:06:33.10 ID:2v9ZavrwO
957 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 04:07:20.31 ID:MyFalWoa0
武井咲くんは奥山レポーターの死の言い訳セックスの当事者で(みてはいかんセックス目撃で殺害事由
それは別件殺害 ってやつなんですがつまり困窮したのでプチエンジェルの名簿売却打診で注進が
いってしまったという
しかしとなると後背位で攻め立てていたのは誰なのか?今個人名を天啓しましたが無根拠なので書きません。
959 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 04:10:10.89 ID:MyFalWoa0
観てはいけないセックス目撃型の殺人に
生きジゴクの鹿川くん事件があります。たぶん、校長と、校内のマドンナのそれでしょう。
961 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 04:14:48.55 ID:MyFalWoa0
果たして 少女の醜悪化は止まるのか。書いて止まるのか書かないと止まるのか、それも問題です。
ドグラ・マグラが入ってるともうなんでもアリなランキングになる印象
964 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 04:20:49.48 ID:MyFalWoa0
うーん
NEONAZIと共感は非常に危険なんですがいたしかたないですな。これで退いたほうが事態が好転するとは
思えないので。
965 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 04:22:00.42 ID:MyFalWoa0
つまり…
それは
良識では無い。
偽良識なんです。
966 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 04:29:48.40 ID:MyFalWoa0
今回
完成度の高い善人仮面が殺人者乃至教唆幇助なので
話のあわせ方でご自分の実人生も狂うようにできてます。つまり、昨晩の盛り上がりの中に
わかり易い悪人のほかに、誰も気づいてない悪人が 階級の高い悪人が紛れていた確度が強い。
967 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 04:49:16.29 ID:trCZ6Hdx0
ミステリは雰囲気を楽しめるものがいい
トリックやどんでん返しではなくて雰囲気の心地よさだ
だからベストテンには入らないもので、いいものは結構ある
968 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 05:03:33.89 ID:0QD/g1ypO
ディクスン・カーは?
エラリークイーンはドラマでしか見てないや
クリスティの凄いとこはミステリーファンだけじゃなく、主婦や子供でも読めるとこだな
エラリー・クイーンやディクスン・カーじゃこうはいかない
971 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 06:40:00.96 ID:eO+FOanK0
ポアロ初期は堅苦しい風だったのが面白い
十角館は、猿の惑星みたいなオチだからな
いや、あっちはテイラー自身も衝撃を受けてるが、
十角はびっくりしてるのは読者だけ。
作者が、読者を直接だましてる点で変則
973 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 06:54:39.83 ID:+Sv0hQOqO
アクロイドを誰が殺したかって評論本もスゲー面白かった、真犯人は有名なアイツではなく実はあの人だったという説明にもかなり説得力あった
ただあの本の最大の欠点はクリスティの他作品のトリック、真犯人バラシまくりな事、俺は殆ど読んでいたから良かったが
974 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 06:57:27.57 ID:9EiEFRSA0
アクロイド殺しってどんな話なんだろう
宇宙人が殺された事件をアンドロイド探偵が推理するみたいな題名だけど
得意げにオチばらしてる奴しねや
976 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 07:05:14.85 ID:2v9ZavrwO
十角館の殺人の 犯人の守須の動機がショボすぎて 飽きれる
977 :
みみずく ◆HnU/0uMNI6 :2012/12/15(土) 07:15:39.23 ID:6wxB6hxI0
金田一物では
『湖泥』
『獄門岩の首』
『借しボート』
が好きだな♪
978 :
みみずく ◆HnU/0uMNI6 :2012/12/15(土) 07:17:04.37 ID:6wxB6hxI0
十角館よりも時計館のほうが好きだな♪
>>970 アメリカで、新しい職場に入ってなじめず悩んでいた女性が
いつも家に帰るとクリスティを読んで、帰ればクリスティが待ってるっていうことで元気づけられたっていう
話を読んだことある。
杉の棺みたいに恋愛における心のすれ違いとか、美味しそうな食べ物の話とか
人の心理をのぞいてるような楽しさとかうなづける感じ、可愛いコミカルな描写とか
読み物として楽しいんだよね。
で、最後に実はそういうのに騙されて見過ごしてた何気ない描写が謎ときの核だったりするんだけど・・・。
ハヤカワの海外SFやミステリって電子書籍にあまりなっていないよな
ハヤカワがもうちょっと電子書籍に力を入れてくれれば移行できるのだが
藤原宰太郎や西村京太郎の名探偵シリーズで色々ネタバレされたな…ほとんど忘れたけど、Yの悲劇だけは丁寧すぎたから…。
982 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 07:43:19.69 ID:eO+FOanK0
アクロイドは読む前に他の本でトリックを知ったよ
日本の推理小説の巻末のあとがきに
他の本だからってネタばらすのは止めて欲しい
森博嗣の「そして二人だけになった」は2回目のどんでん返しがなかったら
入ってたかも。
984 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 08:21:07.60 ID:T1aKe0vp0
島田荘司はずっと低迷していたが、
近年、「摩天楼の殺人」で復調した。
さいきんは「写楽」という力作も。
>>844 わが闘争が普通に売ってるのって日本だけらしいね。
高木彬光はどうでしょうか?
神津恭助シリーズとかおもしろかったな
>>984 あくまで個人的に、だけど
綾辻や歌野みたいな本当の長いスランプ期は
あんま無いんじゃないかと思うよこの人
魔人の遊戯やネジ式ザゼツキーあたりはじゅうぶん佳作だった
989 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 09:26:18.63 ID:PQ/HkviR0
>>980 個人的に、クリスティはページを手でめくる紙の文庫で読みたいなあw
中断する時はヒモでしおりにしてさ。
1000なら西之園萌絵の四則演算の速度が1/2になる
991 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 09:43:59.35 ID:eO+FOanK0
昔だったら赤川が独占してただろうに
992 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 09:51:49.98 ID:Vy3OVthU0
>>991 昔っていつだ
少なくてもここ十数年赤川がランキングに入ってるの見たことないぞ
993 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 09:53:07.68 ID:8QKiaYTkO
横溝正史の「獄門島」がテレビCM流しとる
必死か
994 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 10:11:18.45 ID:9PdRnlrBO
赤川は入るべき。
>>992 角川映画全盛期の頃かね。あの頃なら森村誠一も入ってたな
996 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 10:20:54.44 ID:nDJLDX3V0
997 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 10:22:24.47 ID:nDJLDX3V0
998 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 10:24:10.44 ID:s0czSvBK0
>>997 1978年のベスト10に5位三毛猫ホームズの推理(赤川次郎) 8位幽霊列車(赤川次郎)がランクインしてるのに何言ってるの???
999 :
名無しさん@恐縮です:2012/12/15(土) 10:28:12.24 ID:eO+FOanK0
赤川初期の様々なシリーズはどれも大当たりだったね
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