【サッカー/Jリーグ】今季王者のサンフレッチェ広島、来季はJ2降格の危機! 前監督が引き抜き工作

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日刊ゲンダイ

 サッカーのクラブW杯準々決勝(9日)でアフリカ王者のアルアハリ(エジプト)と対戦したJ王者の広島。

試合はFW佐藤の1ゴールに終わり、1―2の力負け。13日の準決勝で南米王者コリンチャンス(ブラジル)と戦うチャンスをフイにした。

 広島といえば「ザッケローニ日本代表の主軸が0人」なのに今季Jを制覇し、クラブW杯にコマを進めたチームである。

 DF森脇と水本、GK西川は代表のベンチ要員だし、22ゴールで得点王のFW佐藤は、主力FWのケガで追加招集されたのが一度だけ。代表合宿に呼ばれたこともない。

 そんな雑草軍団のクラブW杯出場は「去年まで広島で指揮を執っていたペトロビッチ浦和監督が攻守連動型サッカーを植え付けた」(サッカー記者)から。

 しかし、そのペトロビッチが来季の浦和J優勝のために広島の主力選手の引き抜きを断行。年明け早々、広島の主力4人の浦和移籍が発表されるともっぱらだ。

「浦和は声を掛けた全選手に年俸1.5倍にアップの条件を出した。FW佐藤が7500万円、MF青山とDF森脇が5000万円、そしてGK西川に6000万円が提示され、この4人とは基本合意に達している」(マスコミ関係者)

 主力をゴッソリ持っていかれる広島はJ2に降格した神戸のDF伊野波やJ2福岡のFW城後にオファーを出している。

しかし、引き抜かれる選手との実力差は歴然としているし、そもそも広島の流動型サッカーに馴染むのに1年以上はかかる。

「来季J1で広島は中位どころか、開幕当初から下位に低迷した揚げ句にリーグが終わったら2部降格の可能性も十分にある」(前出の記者)

 Jリーグ優勝チームが翌年、J2に降格した例はない。広島が、屈辱的な「前例」となる――。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121211-00000004-nkgendai-spo