来年3月に開かれる第3回WBC=ワールド・ベースボール・クラシックでは大リーグでプレーする
日本選手が相次いで出場を辞退した一方、ほかの出場チームには大リーグを代表する選手たちが
名を連ねました。
大リーグ機構などで作るWBCの主催者は3日、本大会に出場が決まった16チームの主力選手を
2人ずつ発表しました。
それによりますと、ベネズエラ代表としては大リーグで45年ぶりに三冠王に輝いたタイガースの
ミゲル・カブレーラ選手とことしのワールドシリーズでMVP=最優秀選手に選ばれたジャイアンツの
パブロ・サンドバル選手が出場します。
またドミニカ共和国代表にはヤンキースのロビンソン・カノー選手とブルージェイズのホセ・レイエス選手、
アメリカ代表にはメッツのデビッド・ライト選手とツインズのジョー・マウアー選手が出場します。
各出場チームの主力として大リーグを代表する選手が名を連ねた一方、大リーグの選手たちの
出場辞退が相次いだ日本代表は、巨人の阿部慎之助選手と楽天の田中将大投手の2人が
主力選手に挙げられました。
また、この日は、予選ラウンドを勝ち上がったチームを含めた第1ラウンドの最終的な組み合わせも
発表され、日本は、来年3月2日の初戦でブラジルと対戦することになりました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121204/k10013936591000.html