【野球/WBC】メジャーリーガーの辞退者続出 あまり権威がない大会だとバレてしまった

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1いかんのか?φ ★
 来春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表は、大リーガーなしの編成になるかもしれない。
代表チームの山本浩二監督が希望していた6人のうち、ダルビッシュ有投手(レンジャーズ)、
岩隈久志投手(マリナーズ)、川崎宗則選手(元マリナーズ)は11日までに出場辞退を伝えた。

 青木宣親選手も、所属するブルワーズの監督が難色を示し、辞退が決定。黒田博樹投手とイチロー選手は、
フリーエージェントで所属球団が決まっていない段階では、とても参加する、なんて言えない。
06年の第1回大会には2人、09年の第2回大会では5人の大リーガーがチームに入っていたが、
13年大会は日本野球機構(NPB)のメンバーだけになるのだろうか。

 日本人大リーガーが代表を辞退する理由は簡単。まず、定位置を確保していない選手は、キャンプの時期に
チームから外れるリスクは冒せない。第二に、春先に故障したらシーズンに影響するから、チームは出したがらない。
第2回大会後の松坂大輔投手(レッドソックス)とイチロー選手の離脱は、球団には悪夢だった。
第三に米国内でWBCの認知度が低いので、やる気が出ない。

 オリンピックから野球競技が外れたため、日の丸を着けてプレーできる唯一の国際大会、とはいうものの、
実際にはさほどの権威はないことに、大リーガーたちは気付いてしまった。

 現実には大リーグ機構と大リーグ選手会が主催する、金もうけ(上品にいえばビジネス)の大会であり、
あるいは世界各地に散らばる大リーガーの卵たちの品評会。そんな悪口もきこえてくるWBCに、
真の世界一決定戦という権威を付加する方法は?(>>2以降に続く)

http://mainichi.jp/opinion/news/20121115k0000e070193000c.html