セリエA第11節が3日に行われ、首位のユヴェントスと日本代表DF長友佑都の所属する2位のインテルが対戦する“イタリア・ダービー”が行われた。
長友が左サイドMFで先発出場したインテルは、アウェー戦で開始早々に失点してしまう。
1分にユヴェントスに中盤でパスを回されると、右サイドをクワドウォ・アサモアーに突破されると、折り返しをアルトゥーロ・ビダルにゴールへ流し込まれた。
開始直後から1点ビハインドを負ったインテルは、その後もピンチを迎えるが徐々に挽回。
11分にはエステバン・カンビアッソのFKからロドリゴ・パラシ オがヘディングでユヴェントスゴールを揺らしたが、オフサイドと判定されて得点は認められなかった。
20分にもショートコーナーからアントニオ・カッサー ノが、際どいミドルシュートを放つが得点ならず。
同点ゴールを奪えずに後半に突入すると、カウンターからパラシオ、左サイドを抜け出した長友が立て続けにシュートを放つ。
すると、59分にはFKから生まれた混戦でディエゴ・ミリートがPKを獲得。絶好の同点機をミリート自身が沈め、試合を振り出しに戻した。
追いついたインテルは75分には交代出場したフレディ・グアリンが中盤でボールを奪うと、そのまま持ち上がりドリブルシュート。
一旦はユヴェントスのGKジャンルイジ・ブッフォンに弾かれるが、こぼれ球をミリートが流し込み逆転に成功した。
勝ち越したインテルは90分にも長友のアシストからパラシオが得点。3−1で逃げ切って、公式戦9連勝を記録。
ユヴェントスのリーグ戦49試合負けなしの記録を止めるとともに、勝ち点1差に迫った。なお、長友はフル出場した。
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