公益財団法人 日本サッカー協会(JFA)は本日(10月24日)、競技団体として11団体目となる
皇后杯を賜ることになり、宮内庁で行われた伝達式で大仁邦彌JFA会長が皇后杯を拝受し
ました。
皇后杯は今年の「全日本女子サッカー選手権大会」から優勝チームに授与されることになります。
JFAはこの栄誉に浴し、同大会のさらなる発展と女子サッカーの普及・強化に取り組んで参ります。
■皇后杯下賜に至った経緯
昨年、なでしこジャパン(日本女子代表チーム)が「FIFA女子ワールドカップドイツ2011」で優勝し、
今年のロンドン・オリンピックでは銀メダルを獲得しました。
この快挙に女子サッカーへの注目度が増し、大きな盛り上がりをみせています。
JFAは、女子サッカー日本一の大会である 「全日本女子サッカー選手権大会」に皇后杯を賜ること
ができれば、日本女子サッカー最高峰の大会としてさらに権威を高め、女子サッカーのさらなる
普及・強化をもたらすことになると考え、9月5日、宮内庁に皇后杯の賜杯を申請。
そして10月19日に、宮内庁より皇后杯を下賜する旨の連絡を受けるに至りました。
今年で34回目の開催を迎える本大会(2012年11月23日〜12月24日)は、
なでしこリーグ(日本女子サッカーリーグ)に所属するチームや各地のクラブチーム、
学生チームなど、ユースからトップまで全国を代表する女子チームが集結し、日本一を競い合う大会です。
この大会で優勝したチームに皇后杯を授け、その栄誉を讃えます。
なお、これまで全日本女子サッカー選手権大会の決勝戦は、天皇杯全日本サッカー選手権大会と
同日に開催しておりましたが、本年より単独開催とし、12月24日(月・祝)、NACK5スタジアム大宮(
埼玉県さいたま市)で開催します。
今大会を機に、本大会がより権威ある大会として発展するよう努力を続ける所存です。
http://www.jfa.or.jp/jfa/topics/2012/92.html