広島のデニス・サファテ投手(31)の退団が濃厚であることが22日、明らかになった。
球団はこの日までに代理人に対し、来季契約の可能性は少なく、自由に移籍先を探してもよいと伝えた。
11月まで保有権は残すものの、来季の戦力構想からは外れた形だ。
サファテは昨季入団し、160キロ近い剛球を武器に1年目は守護神を務め、35セーブ、防御率1・34を残した。
だが昨季終盤に鼠径(そけい)ヘルニアを手術した影響で今季は不調。
5月下旬には2軍落ちし、1軍復帰後は中継ぎを務めたが、安定感は戻らず防御率2・90に終わった。
球団は来季外国人6人制の構想。投手ではバリントン、ミコライオ、野手ではエルドレッドの残留が決定的で、
新たに外国人の投手、野手を調査中。サファテは広島が契約を更新しなければ、日米球団とも移籍が可能。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121023-00000021-dal-base