【野球】また今年も…プロ野球タイトル争いの醜悪。ベンチ主導の「数字操作」はもうウンザリ

　今年もまた起きた。

　６日の西武―ロッテ戦。ロッテの角中とパ・リーグ首位打者を争っていた西武の中島に対し、藤岡が２打席連続で敬遠気味の四球を与えたのだ。

　西武ドームは「死ね〜！」といったヤジやブーイングの嵐。「ベンチの指示に従っただけです。ブーイングもありましたけど、ボクの責任じゃありません」

と今にも泣き出しそうだった藤岡は、「きょう一日で一体どれだけの西武ファンに嫌われたんだろう」と漏らした。

ルーキーには何とも気の毒な役回り。漫画家で野球ファンのコジロー氏は「結局、みんなが傷つくのではないか」とこう続ける。

「ベンチが数字を“操作”すると、せっかく頑張ってきた角中選手は、まるで首位打者を取らせてもらったみたいになってしまう。

角中は『監督が嫌われ役になって自分に取らせてくれようとしているのはありがたい』と殊勝だったが、自軍の投手が心ないヤジを浴びるのを目の当たりにして、

本音ではお互いに正々堂々と最後まで打席に立って勝負したいと思ったはず。いつもファンは置き去りで釈然としませんね」

　セ・リーグの最多安打争いでも奇妙なことがあった。

>>2以降につづく

http://news.livedoor.com/lite/article_detail/7035326/?type=vender&vender=gendai

７日の巨人の最終戦。七回に巨人の坂本が３安打目を放ち、同僚の長野の１７３安打に並んだ。その後、１死二塁で長野に打順が回ってきたが、原監督は代打をコール。坂本は二塁ベース上で泣いていた。

　自身の安打数に並ばれ、代打を送られた長野は長野で、泣いている坂本にベンチからガッツポーズ。

結局、２人で最多安打を分け合うことになり、同時タイトルをアシストした原監督は「２人にとって忘れることのできないレコード」としたり顔だった。

「勇人と一緒に取れればいい」と話していた昨季の首位打者・長野は、その試合の第２打席で、らしくない空振り三振。「打たないつもりか」と記者席がザワついたほどの“無気力”スイングだった。２人は公私ともに仲がいい。

　とはいえ、個人タイトルは単独で獲得したいと思うのが野球選手。「タイトルも一緒に」と本気で考えていたのだとしたら、ちょっと普通ではない。

　現役時代に２０００安打を達成した山崎裕之氏（評論家）が言う。

「ボクは打撃のタイトルを取っていないので、現役時代からこういう場面に直面すると『そこまでやるか』といつも感じていた。そして『首位打者』と『最多安打』では少し重みが違う。

１７３安打だろうが１７４安打だろうが評価は変わらないでしょう。坂本が３本打ったから長野をベンチに引っ込めるとか、原監督の采配も“行き過ぎた親心”。ベンチが調整すると周囲は違和感を覚えてしまうのです。

長野や坂本らの若い選手たちも『全部出してくれ』と直訴するくらいでないと。こういった甘さは、２人の今後にプラスになるとは思えませんから」

　ベンチ主導の「数字操作」はもうウンザリだ。

（日刊ゲンダイ2012年10月10日掲載）

MLBでもあることだから気にするな

てか、角中って誰よ？

スレタイでゲンダイ余裕でした

3ならデッドボール脳消滅

またってかもう、何十年間こうじゃん

西武ファンは休んで抜かれた中島に文句いえよ

西武は似たようなことやるくせに
自分らがされるとよくキレるよね

何を今更、野球が汚いのは毎年の事じゃん。