【相撲】鳴戸部屋でセクハラ・暴行「関取の夢断たれた」 元力士ら2200万円賠償求め提訴 「精神注入棒」なる物も

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 大相撲の鳴戸部屋(千葉県松戸市)に所属していた元力士2人が、
同部屋の行司や他の力士からセクハラ行為や暴行を受けたとして、
昨年11月に死去した先代鳴戸親方(元横綱隆の里、本名・高谷俊英)の
妻などを相手取り、計2200万円の損害賠償を求める訴えを
千葉地裁松戸支部に起こしていたことが28日、分かった。
提訴は10日付。10月29日に第1回口頭弁論が開かれる。

 訴えを起こしたのは、18歳と22歳の元力士。

 訴状などによると、18歳の元力士は平成23年3月以降、行司から、
就寝中に下半身を触られるなどのセクハラ行為を受けたという。
被害を訴えたところ行司は謹慎処分となったが、元力士はその後、
他の力士から暴行を受けるなどして24年1月に引退。
「先代親方は行司を指導監督すべき地位にあったのに、
セクハラ行為を契機に引退せざるを得なくなった」として、
先代親方の法定相続人である妻子と行司に賠償を求めている。

 また、22歳の元力士は23年2月にちゃんこ鍋の味付けをめぐり、
先代親方から「精神注入棒」と書かれた長さ1メートル以上の
角材で殴られるなどしたという。元力士は同年5月に引退。
「身体的、精神的な苦痛を負い、関取への夢を断たれた」としている。

 先代親方は糖尿病を克服し30歳で横綱になったことから、
当時の人気番組と重ねて「おしん横綱」と呼ばれたが、
昨年10月に弟子への暴行疑惑が浮上。日本相撲協会が調査に乗り出した直後に急逝した。
■ソース
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120929/trl12092901300000-n1.htm