【サッカー】本田圭佑、朴鍾佑の独島セレモニーを擁護「同じ状況になればオレもそうしていたと思う」…朝鮮日報
本物について、海外でこんな経験をした。海外では1度応援し始めた人を、最後までしっかり応援する文化がある。
サッカーでも同じ。いい時はまつりあげて、少しでもだめになったら捨てるように扱うのは日本だけ。
オランダで、あるチームに実績十分のベテラン選手がいた。ただ、その選手は開幕からしばらくパフォーマンスが物足りなかった。
日本だったら「あの選手は終わった」と言われたりする。でもオランダの監督やコーチたちの声は違った。
その時、聞こえてきたのは「いい選手であることに疑いははない」という言葉。すごく冷静な分析だったと思う。
マスコミも「技術のある選手が明日(技術)なくなることはない」と伝えていた。サッカーの本質を突いていると思った。
マスコミも、監督や選手も「あの選手がどれだけ貢献してきたか忘れたのか?」という論調。これこそ、本物だと思った。
日本は芸能人であったり影響力のある人でも 、政治家でなければ、政治のことをしゃべるとたたかれる。「なんで?」と思う。
オレが政治についてしゃべったら「本田、スポーツ選手のくせに政治を語るな」 と、たたかれるはず。
多分、世の中の大多数がそう思うはず。でも、そうではないんじゃないか。オレも日本国民。政治のことを語る資格があるはず。
日本をこうしたい、と思うことをしゃべる。それが真剣な発言だったら、足を引っ張るんじゃなく、議論する環境をみんなで前を向いて作っていくべきなんじゃないか。
今は、何でもネガティブにとらえ、悪いところをクローズアップしてしまう。これは日本の悪いところだと思う。
もっと素直にならないといけないし、もっと謙虚にならないといけないと思う。