【映画】ベネチアで北野武監督が会見「笑いは相当な悪魔だと思う」

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イタリアで開催中の第69回ベネチア国際映画祭で3日、
最高賞を競うコンペティション部門に選出された
「アウトレイジ ビヨンド」の北野武監督が記者会見に出席した。

北野監督は、徹底した暴力表現に笑いをにじませた作品について
「緊張する場面に笑いが悪魔のように忍び寄る。笑いは相当な悪魔だと思う」と語った。

同作品は東日本大震災で撮影を1年延期したが、北野監督は「日本の状況を見ていると、
絆とか愛とか表面的なことになっていて、国は何もしないし、イライラした。
逆にやくざ映画をやる気になった」と挑発的に述べた。

映画は、2010年の「アウトレイジ」の続編で、
だまし合いと裏切りを重ねる暴力団組員の群像劇。
日本では10月6日から公開される予定。
コンペ部門の主要賞は8日(日本時間9日)の授賞式で発表される。(共同)

ソース:スポニチ Sponichi Annex
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2012/09/03/kiji/K20120903004037950.html
画像:http://www.kahoku.co.jp/img/20120903/2012090301002311.jpg
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2012/09/03/jpeg/G20120903004038030_view.jpg

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