【高校野球】甲子園常連校 関西から留学受け入れでチームが関西弁になる[12/08/23]

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1やるっきゃ騎士φ ★
ソースは
http://www.news-postseven.com/archives/20120822_138443.html

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甲子園は野球少年の夢舞台である。
その夢を実現するための手段として、いまや切っても切り離せないのが「野球留学」。
特に「関西」は、優秀な選手が全国に散っていくことで知られる。
甲子園で取材を続けるノンフィクション・ライターの神田憲行氏がレポートする。

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高校野球が盛り上がると、いつもネットで話題になるのが野球留学組の存在だ。
とくに関西出身者が多く、「大阪第二代表」などと口さがない呼ばれ方もする。
しかしとくに関西だけが野球が強いというわけでもないし、関東にも好選手は多いはず。
なぜ野球留学に関西人が多いのか考えてみた。

今大会49代表のベンチ入りメンバー(1チーム18人、全体で882人)のうち、
関西人(大阪、兵庫、京都、奈良、滋賀、和歌山)の数は193人いた。
およそスタメンのうち2人が関西人という勘定になる。在籍している高校の「北限」が
光星学院(青森)、「南限」が神村学園(鹿児島)、ほぼ全域に渡って分布している。

野球留学した関西出身者に理由を尋ねると、「中学のチーム関係者に勧められた」と
選手が多い。中学で硬式野球をする「ボーイズ・リーグ」(関東では「シニア」)などが
あり、まず送り出す側が熱心なのだ。

かつて東北地方の私立野球校の監督をしていた人物は、
「毎年暮れになると、大阪のボーイズのチームから選手が月替わりで写真紹介された
カレンダーが送られてきた。選手カタログみたいだった」
という。
ボーイズのそのチームに所属すると、遠隔地の野球校を紹介してもらえる
→甲子園に出て野球で進学・就職もしやすくなる
→それを目当てにボーイズに選手が集まる、
という構図だ。
選手が挙げた理由は他にも「レギュラーでなくても練習させてくれる」
「甲子園に出るためには厳しい寮生活も必要だと思った」などがあった。

-続きます-