【映画】「映画監督が選ぶベスト映画」に小津安二郎監督の『東京物語』!日本作品として唯一のランクイン★2
英国映画協会(BFI)が発行しているSight&Sound誌の発表した「映画監督が選ぶベスト映画」の1位に、
小津安二郎監督の映画『東京物語』が選出された。同作は同誌の「批評家が選ぶベスト映画」でも3位となっている。
同ランキングは、世界最古の映画協会の一つであるBFIが1952年から10年に1度発表しているもの。
映画関係者が選ぶ「批評家が選ぶベスト映画」と「映画監督が選ぶベスト映画」から成っており、
今年は前者に846人が、後者に358人が参加した。
そんな権威あるランキングの「映画監督が選ぶベスト映画」1位に選ばれたのが小津安二郎監督の『東京物語』。
前回圏外からの大幅ランクアップであり、同2位にはオーソン・ウェルズ監督の『市民ケーン』(前回1位)と
スタンリー・キューブリック監督の『2001年宇宙の旅』(前回圏外)が続いている。
前回は黒澤明監督の映画『羅生門』『七人の侍』がトップ10入りしていたが、
今回は『東京物語』が唯一の日本作品からの選出となった。
一方の「批評家が選ぶベスト映画」では、アルフレッド・ヒッチコック監督の映画『めまい』が1位。
2位は『市民ケーン』、3位は『東京物語』となっており、『東京物語』はこちらでも日本作品として唯一のトップ10入り。
海外人気の高さを見せつけた。(編集部・福田麗)
(
>>2-3あたりにランキング)
http://s.cinematoday.jp/res/N0/04/46/v1343880613/N0044641_l.jpg 映画『東京物語』より - 写真:Photofest/AFLO
シネマトゥデイ 2012年8月2日 13時16分
http://www.cinematoday.jp/page/N0044641 ★1の立った時間2012/08/02(木) 13:56:40.40
※前スレ
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1343883400/
「映画監督が選ぶベスト映画」トップ10は以下の通り。
1位:『東京物語』 小津安二郎監督
2位:『2001年宇宙の旅』 スタンリー・キューブリック監督
2位:『市民ケーン』 オーソン・ウェルズ監督
4位:『8 1/2』 フェデリコ・フェリーニ監督
5位:『タクシードライバー』 マーティン・スコセッシ監督
6位:『地獄の黙示録』 フランシス・フォード・コッポラ監督
7位:『ゴッドファーザー』 フランシス・フォード・コッポラ監督
7位:『めまい』 アルフレッド・ヒッチコック監督
9位:『鏡』 アンドレイ・タルコフスキー監督
10位:『自転車泥棒』 ヴィットリオ・デ・シーカ監督
「批評家が選ぶベスト映画」トップ10は以下の通り
1位:『めまい』 アルフレッド・ヒッチコック監督
2位:『市民ケーン』 オーソン・ウェルズ監督
3位:『東京物語』 小津安二郎監督
4位:『ゲームの規則』 ジャン・ルノワール監督
5位:『サンライズ』F・W・ムルナウ監督
6位:『2001年宇宙の旅』 スタンリー・キューブリック監督
7位:『捜索者』 ジョン・フォード監督
8位:『これがロシアだ』 ジガ・ヴェルトフ監督
9位:『裁かるゝジャンヌ』 カール・テオドール・ドライエル監督
10位:『8 1/2』 フェデリコ・フェリーニ監督
4 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/03(金) 12:29:24.93 ID:VuRN9lDs0
>>1の「批評家が選ぶベスト映画」トップ50
http://www.bfi.org.uk/news/50-greatest-films-all-time 1位:『めまい』 アルフレッド・ヒッチコック監督
2位:『市民ケーン』 オーソン・ウェルズ監督
3位:『東京物語』 小津安二郎監督
4位:『ゲームの規則』 ジャン・ルノワール監督
5位:『サンライズ』F・W・ムルナウ監督
6位:『2001年宇宙の旅』 スタンリー・キューブリック監督
7位:『捜索者』 ジョン・フォード監督
8位:『これがロシアだ』 ジガ・ヴェルトフ監督
9位:『裁かるゝジャンヌ』 カール・テオドール・ドライエル監督
10位:『8 1/2』 フェデリコ・フェリーニ監督
11位:『戦艦ポチョムキン』 セルゲイ・エイゼンシュテイン監督
12位:『アタラント号』 ジャン・ヴィゴ監督
13位:『勝手にしやがれ』 ジャン=リュック・ゴダール監督
14位:『地獄の黙示録』 フランシス・フォード・コッポラ監督
15位:『晩春』 小津安二郎監督
16位:『バルタザールどこへ行く』 ロベール・ブレッソン監督
17位:『七人の侍』 黒澤明監督
17位:『ペルソナ』 イングマール・ベルイマン監督
19位:『鏡』 アンドレイ・タルコフスキー監督
20位:『雨に唄えば』 スタンリー・ドーネン&ジーン・ケリー監督
21位:『情事』 ミケランジェロ・アントニオーニ監督
21位:『軽蔑』 ジャン=リュック・ゴダール監督
21位:『ゴッドファーザー』 フランシス・フォード・コッポラ監督
24位:『奇跡』 カール・テオドール・ドライエル監督
24位:『花様年華』 ウォン・カーウァイ監督
5 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/03(金) 12:29:37.61 ID:VuRN9lDs0
26位:『羅生門』 黒澤明監督
26位:『アンドレイ・ルブリョフ』 アンドレイ・タルコフスキー監督
28位:『マルホランド・ドライブ』 デヴィッド・リンチ監督
29位:『ストーカー』 アンドレイ・タルコフスキー監督
30位:『ショア』 クロード・ランズマン監督
31位:『ゴッドファーザー PART II』 フランシス・フォード・コッポラ監督
32位:『タクシードライバー』 マーティン・スコセッシ監督
33位:『自転車泥棒』 ヴィットリオ・デ・シーカ監督
34位:『キートン将軍』 バスター・キートン&クライド・ブラックマン監督
35位:『メトロポリス』 フリッツ・ラング監督
35位:『サイコ』 アルフレッド・ヒッチコック監督
35位:『Jeanne Dielman, 23, quai du commerce, 1080 Bruxelles』 シャンタル・アケルマン監督
35位:『サタン・タンゴ』 タル・ベーラ監督
39位:『大人は判ってくれない』 フランソワ・トリュフォー監督
39位:『甘い生活』 フェデリコ・フェリーニ監督
41位:『イタリア旅行』 ロベルト・ロッセリーニ監督
42位:『大地のうた』 サタジット・レイ監督
42位:『お熱いのがお好き』 ビリー・ワイルダー監督
42位:『ゲアトルーズ』 カール・テオドール・ドライエル監督
42位:『気狂いピエロ』 ジャン=リュック・ゴダール監督
42位:『プレイタイム』 ジャック・タチ監督
42位:『クローズ・アップ』 アッバス・キアロスタミ監督
48位:『アルジェの戦い』 ジッロ・ポンテコルヴォ監督
48位:『ゴダールの映画史』 ジャン=リュック・ゴダール監督
50位:『街の灯』 チャールズ・チャップリン監督
50位:『雨月物語』 溝口健二監督
50位:『ラ・ジュテ』 クリス・マルケル監督
6 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/03(金) 12:30:26.67 ID:lnSEiW8R0
「世界的有名人の俺が選ぶ映画トップ10」
1.木靴の樹 エルマンノ・オルミ
2.晩春 小津安二郎
3.山椒大夫 溝口健二
4.白夜 ロベール・ブレッソン
5.家族の肖像 ルキーノ・ヴィスコンティ
6.リミュエル アラン・レネ
7.パッション ジャン・リュック・ゴダール
8.冬の光 イングマール・ベルイマン
9.ある女の存在証明 ミケランジェロ・アントニオーニ
10.サテリコン フェデリコ・フリーニ
7 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/03(金) 12:31:03.81 ID:S7BC5RNC0
何の面白味もない選出だな
バットボーイズ2バットとか駄目なの?
8 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/03(金) 12:32:57.56 ID:Jvj0Gjc50
誰も選ばない最悪のゴミ映画
大日本人
しんぼる
さや侍
9 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/03(金) 12:38:10.74 ID:ne09FBEc0
>48位:『ゴダールの映画史』 ジャン=リュック・ゴダール監督
これ映画版もあったのか
映画100年企画で「ゴダール/愛の歴史」とかいうのを見たが、同じフランスが作った「リュミエールの子供たち」よりずっと感動した
「ゴダールは普通に感動作も作る人なんだな」と思った
10 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/03(金) 12:38:51.41 ID:ne09FBEc0
×「ゴダール/愛の歴史」
〇「ゴダール/愛の世紀」
11 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/03(金) 12:39:24.14 ID:QoOvg86k0
昨日久しぶりに自転車泥棒見たけど
年取ってから見ると感動が倍ですわ
市民ケーンって木梨憲武が出演してたやつか
13 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/03(金) 12:43:13.75 ID:lG+TGmH70
白黒とか、んなもん面白いわけねーだろ
↓
あかん七人の侍すげーよ
俺がこのパターン
マイナーな映画選ぶ俺カッコイイランキングですねわかります
>>15 メジャー過ぎで「何を今更」と思わされるタイトルばかりじゃん。
何がマイナーだよ。
17 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/03(金) 13:06:34.54 ID:PIAwZh5Z0
OZの魔法凄い
18 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/03(金) 13:12:04.25 ID:GwgGvL1T0
1位から10位まで面白い映画が一本もないじゃん
ホームアローンとかメジャーリーグ入れろよ
東京物語より子猫物語とか帝都物語を入れろよ
20 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/03(金) 13:19:20.89 ID:qc5ugWMx0
白黒だからって敬遠してちゃもったいない
具体的にどこが評価されているのかな
カメラワーク?
>>21 独特のカメラワーク
役者の大げさでないシンプルな演技
親子の関係を描いた普遍的なストーリー
とかじゃね
「おいらの作品のイメージが固定しすぎたから、一度映画を壊さないといけない」
↓
監督ばんざい(大コケ)
↓
「よし、いい感じに壊せた。次で本気だす」
↓
アキレスと亀(カンヌ落選)
↓
結局(元のイメージ)ヤクザ映画に戻る
↓
厳しい評価!北野武監督『アウトレイジ』星取表で最低点!5点満点で0.9点【第63回カンヌ国際映画祭】
ttp://www.cinematoday.jp/page/N0024436 ↓
「アウトレイジ ビヨンド」ベネチア出品!
ステマが切れたか
1位かよw
>>7 それホモビデオじゃんw
マイケルベイのは「バッドボーイズ2バッド」だからな?
26 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/03(金) 13:49:55.63 ID:iUA8ju9WO
北野武とダウンタウン松本と韓国映画の話に持っていこうとしてるキチガイは、前のスレッドでも、どこのスレッドでも、
「またコイツか」と思われてわざと無視されてるんだということにさっさと気付いてくれ。
何とかして北野や松本や韓国映画のことをみんなが気にするようになって欲しいと思ってあえてやってるのかも知れないが、
どんなに頑張っても無理なものは無理。そんな話題、面白くも何ともないんだから。
>>26 俺は佐藤忠男先生のことは大尊敬してるけど、こういうランキングの選出に参加するのはもう遠慮して欲しいと思う。
どんな作品を選ぶか簡単にわかるし、あの人の選び方はそもそも当たり障りなくてまったく面白くないし、そしていつも同じだ。
っていうか、そろそろ評論家は引退して、学長職に専念すりゃいいのに。
長崎俊一は、何で呼ばれることになったんだろう。イギリスの批評家たちの間で知名度があるとは思えないが。
28 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/03(金) 14:10:23.60 ID:WubS6Evj0
井筒監督のパッチギが入ってないから信用できひんわ
選者がアホやねんな〜
29 :
R134今日も渋滞:2012/08/03(金) 14:12:58.24 ID:HuvussWg0
>>8 松本大監督以外の糞日本映画はこれ(順不同)
・「みんな、やってるか〜」(世界の北野)
・「アキレスと亀」(同上)
・「北京原人〜who are you〜」(佐藤純彌)
・「シベリア超特急」(水野晴郎)
・「くまちゃん」(小中和也)
この他の、なんだこれ〜映画を教えて下さい。商業映画でね。
30 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/03(金) 14:16:17.84 ID:Rv7y5+ngO
獄門島が入ってないとか
デビルマンは何位?
>>26 篠崎誠は本業は監督なのに批評家扱いなのか
今回の監督リストでは青山真治がいたのは確認できた
東京物語は数年空けて3回ほど観たけれど、観る度に感動や敬服の念が強くなる。
あの時代(戦後の自分が生まれる前)の雰囲気を感じられるのも好き。
しかし外国で上位の評価って、何かあったのだろうか。
小津安二郎は静謐を映画にできる唯一無二の監督
別格の超1位
>>32 篠崎誠は、最初は批評家としてスタートしたから、その印象が強いのかも。
昔、シードホールでの「地獄の警備員」上映の時、篠崎氏は映画の出演者でありパンフレットの編集者であり、
そして劇場のモギリ係も務める、という珍事があった。
(当時の篠田氏は、食えなくてあそこでバイトしていた)
当時の篠田氏は、じゃなかった。「当時の篠崎氏は、」だった。
37 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/03(金) 14:33:48.94 ID:2FYvp5Ul0
>>33 小津監督は昔から海外での評価は高かったよ。
海外では”オズ の魔法使い”って呼ばれてるんだよ。
古いものを選んでおけば間違いねえ、みたいな
片岡義男の批評が面白いよ
小津も黒澤も脚本の段階で絶対に妥協しないよな。この時代の巨匠はみんなそうか。
だから今でも評価されるんだろ。
小津と黒沢がいたからベネチアやアカデミーで
日本映画が評価されるんだよ
これだけはいえる
御酢"は外国の評価や賞狙いで映画を作らなかった
杵旬の順位は気にしていたかもしれんが
(((
雄呂血が好き(。-_-。)
明治天皇宇宙の旅
45 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/03(金) 15:28:18.62 ID:H4MMgKmi0
小津みたいなのが当時の日本全国の封切館で上映されて、
興行的にもコケなかったというのは、
これはすごいことではないかと思うんですよ。
当時の日本の観客のレベルは今よりも高かったんじゃないか。
46 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/03(金) 15:35:14.93 ID:qwewSFye0
小津はジャンルを作った映画監督として評価されるべき
アクション映画のジャンルを塗り替えたダイハードのジョン・マクティアナンはもっと評されるべき
>>45 よく言われることだけど、ヒッチコックやイーストウッドの映画を評論家が映画専門誌でちゃんと評価したのって、日本が最初なんだよね。
香港B級カンフー映画だって、アメリカではタランティーノが言い出すまでは誰も真面目に見ようとしてなかったけど、
日本では70年代からキネマ旬報でもきちんと評論の対象になっていた。
それどころか、日本ではポルノ映画やピンク映画でさえもきちんと評価される。
ジェラルド・ダミアーニのような他国のポルノ映画監督も、ちゃんと評論される。
日本の映画ファン、映画評論の世界っていうのは、世界一マニアックで特殊なんだと思う。
小津溝口黒澤成瀬
こんな監督たちが次々出てきたあの頃の邦画界は凄すぎだな
外国人は日本人が活劇の黒澤と違い静寂な小津は
西洋で受けないだろうとなかなか紹介されなかったことを恨んでるよw
もっと早く知りたかったってさ
ネタ要員でトラック野郎シリーズも入れとけ
>>49 でも、黒澤が欧米で知られるようになったきっかけだって、単なる偶然だよ。
ベネチア映画祭の日本からの出品作品の選定を任されたイタリア人が「羅生門」を見た時、
その人自身も‘まだ若手の監督の作品らしいから’と全然期待してなかったらしい。
その人が見る気を起こさなかったら映画祭での受賞はなかったろうし、国内で黒澤の名が高まることもなかったろうし、
大作「七人の侍」が製作されることもなかっただろう。
北野武の映画だって、トニー・レインズが‘発見’してヨーロッパの映画雑誌で「凄い凄い」と言い出してくれなかったら、
あちらの映画祭に招待してもらえるようにはならなかっただろう。
>>47 ヒッチコックやイーストウッドの評価はフランスが先じゃね?
それから日本が次いでるのでは。いずれの巨匠も、フランスで評価され始めて漸く、
アメリカ人も、ただの娯楽としてでなく映画作品として認識し始めるようになった。
でもそれは、アメリカにおける高尚な美術や文学についての知識や情報は、
多くがフランスから輸入されるという背景があったからこそで、つまり、
フランスでの評価=ブランド的な価値を持ったからこそのリアクションに過ぎない。
とにかくアメリカ人のフランスに対する文化・教養コンプレックスは強烈だからね。
深作の仁義無き戦い 広島死闘編
>>52 ヒッチコックについては、日本では戦前から評価していたよ。
監督の名前が広告の中で見出しのように大きく載るのが珍しかった時代に、既にヒッチコックの名前は‘一枚看板’になっていて、
主演俳優の名前よりも大きく記されていた。
アメリカでは、戦後になってもヒッチ自身が「いつまでたってもサスペンス映画はB級扱いだ」とボヤイてたくらいで、
評論家たちも真面目に評論しなかったらしい。
「レベッカ」が何で、アカデミー賞では作品賞を受賞して監督賞ではなかったかというと、「サスペンス映画ばかり撮ってる監督だから差別された」
というのが定説になってる。
イーストウッドだって、監督第一作「恐怖のメロディ」は殆どの国では‘タレント監督のお遊び映画’と見られていたのに、
日本では‘はっきりとした個性を持った新人監督の秀作’として注目された。
これは、俺自陣が当時のキネ旬を持ってるんで確認した。
(「アメリカ本国ではさして注目されていないようだが・・・」というような記述もある)
55 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/03(金) 16:26:30.31 ID:dUekChQw0
5分で爆睡できる映画ランキングかとオモタ
56 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/03(金) 16:28:43.13 ID:a+xQlSCY0
見栄を張らずに本当に好きな映画を挙げろよって言いたくなるランキング
ゲイリー・クーパーもサスペンス映画はB級だからという理由で
ヒッチコック映画への出演を断った事があるらしいね
後にその事を後悔してラングの作品は引き受けたらしいけど
そういやヒッチコックはアカデミー賞も取ってないんだよね
名誉賞かなんかは貰ったかな?
>>58 ヒッチは、何の賞もとってない。
「映画術」の中に、こういうやり取りがある。
ヒッチ「私は賞というものに縁がなかった」
トリュフォー「『レベッカ』がアカデミー賞をとってるじゃないですか」
ヒッチ「あれは作品に対して与えられた賞だ。私に与えられた賞じゃない」
トゲがある言い方で、評論家たちに対する恨み辛みが感じられる。
チャップリンにはアカデミー名誉賞が与えられてるけど、これは、
かつて赤狩り時代にハリウッドが彼を‘見殺し’にしてしまったことへの罪滅ぼしみたいなモノ。
>>14 これは良くわかるな。でも東京物語は見たくない。
あれを見ると年老いてきた自分の両親とか色んな事を考えて物悲しい気分にさせられるから。
61 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/03(金) 17:29:32.01 ID:wBLQfCj+0
大人気の韓国からがランクインしてないニダ
62 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/03(金) 17:39:59.88 ID:12NOB2JI0
殺人の追憶はすごいよな
小津は海外で評価高いね
64 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/03(金) 17:55:55.79 ID:JFs1ixr50
黒沢とか小津とか世界で評価される日本人は故人ばっかじゃん
世界に通用する新人として松本人志監督に期待
65 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/03(金) 17:57:35.33 ID:tNJfdwW90
g
選ばれるのは古典ばっかりなのに10年で順位変動が結構あるのかぁ
タルコフスキーはほかの映画ではなく「鏡」がランクインしてうれしい。「ゲームの規則」は良さがわからない。
「裁かるゝジャンヌ」はマイベストムービー。
それにしてもカール・テオドール・ドライエルって。
68 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/03(金) 18:37:40.89 ID:1w5JikkY0
茂木健一郎kenichiromogi
じと(6)『東京物語』(予告編:
http://bit.ly/NNIknz)は、日本的と言えばこれ以上日本的なものはないというほどの映画。
描かれる人間関係、家族のあり方、ライフスタイルは、私たち日本人にとって今や懐かしいとさえ言える「原風景」。世界に通じるとは、どういうことか。
69 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/03(金) 18:38:03.04 ID:++q3qwDO0
>>58 受賞のコメントがサンキューだけだからな。
すごい皮肉。
黒澤のあのスケールのでかさは何なんだろう
長身だからじゃね
「市民ケーン」がついに首位から陥落したんだな。
確か62年〜02年までずっと1位だったはず。
ベスト10に挙がってる映画は「これがロシアだ」以外は観たと思うけど
「市民ケーン」「ゲームの規則」「サンライズ」「地獄の黙示録」の4本の良さはよくわからないなぁ。
ヒッチコックも「裏窓」の方が優れてると勝手に思ってるわ。
>>67 俺も「鏡」「ルブリョフ」「ストーカー」はどれも大好きな映画だけど、
一番好きな「ノスタルジア」が入ってないのは残念だわ
「裁かるるジャンヌ」は俺のベスト5にも確実に入ります
吉田きじゅうの小津安二郎の反映画を読んで小津の作品への理解が深まったが、それでもやはり俺の心は小津作品に感応はしなかった。
仲間由紀恵が、顔や雰囲気が第二の原節子になれそうだったけど
育ててくれる小津のような監督がいないんだよなー。
何より、もうああいう清らかさを受け入れる土壌が日本人にはなくなってしまったか。
そういう土壌そのものはあると思うけど、
映画製作者達が、クリエイターじゃなくなった。ただの使用人。
それも最悪なことに、広告代理店とテレビ局の使用人。
そしてこの広告代理店とテレビ局は、
どちらも在日朝鮮人汚染が進んでいて、もはや、
日本人の日本人による日本人のためのメディアとは呼べなくなっている。
映画製作者達はその下請け使用人になってる。
女優の津島恵子さん死去 「七人の侍」「ひめゆりの塔」など出演
78 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/03(金) 21:06:43.90 ID:5CEZ2/I/0
>>70>>71 うん。1910年生まれで180cm超えてたって話だからな
>>73 「サクリファイス」見て爆睡してしまいました
タルコフスキーさん、ごめんなさいw
俺はタルコフスキーで途中で寝たのに感動したという不思議な体験をしたぜ
「晩春」より「麦秋」だと思う
81 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/03(金) 22:01:02.48 ID:Itc+cBND0
外人が字幕で観る東京物語っていうものをおれらは体験できないんだよなあ。
82 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/03(金) 22:33:49.93 ID:q2FKyQXI0
俺は「燃えよドラゴン」か「青い体験」だな
>>2-5 毎回似たようなのがランク・インするんだけど、なんでこいつらが特別な映画なのかを説明できるやつが一人もいないよね。
84 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/03(金) 22:54:58.32 ID:2mVFi8/z0
>>56 「スカーフェイス」
「クローズ・ZERO」
「新仁義の墓場」
85 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/03(金) 22:57:56.49 ID:kc7Y+YfZ0
溝口健二、いつも「雨月物語」ばかり持ち上げられるけど、その前年ぐらいの「西鶴一代女」のほうが転落していくのが容赦なく描かれてて圧倒的な映画だと思う
「勝手にしやがれ」的なストレートさがいい
「西鶴一代女」から溝口健二の世界的快進撃が始まるんだよね
しかし数年前に選集みたいなのが出たらしくてツタヤで溝口健二コーナーが設けられてるんだけど、「西鶴〜」だけは何故かどこにもない
今でも評価高いのに何でだろ
86 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/03(金) 22:58:49.09 ID:VNt+6zGj0
「市民ケーン」は糞つまらんかった。未だ「第三の男」の方がまし。
「東京物語」より「麦秋」だな。
映画が面白いかどうかじゃなくて、カット割りとかを参考にできるかどうかで評価してるんだろうな、きっと。
88 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/03(金) 23:00:19.35 ID:R9vfuyjv0
日本語のきれいな映画なんだが、外人さん、そんなのわからないことだろ?何が良く見えるんだろう?
89 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/03(金) 23:06:38.36 ID:kc7Y+YfZ0
イギリス人って保守的だな、やっぱり
フランス人やニューヨークの批評とかに影響されやすそう
チャップリンなら「殺人狂時代」か「担え銃」、オーソンウェルズなら「黒い罠」が鉄板といわれる日が来ることを願ってます
東京物語なんか知らねえよ
日本人10000人に聞いて1人が見たことあるって言うレベルのマイナー映画だろ
91 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/03(金) 23:12:08.78 ID:MN/ZWz050
>>85 おれも西鶴観てはまったな
近松、雨月はあんまりだった
楊貴妃は寝た
残菊が最高だと思う。話はわかりきってるほどベタなのに、どうしても感動する
赤線地帯もおもしろいね
成瀬&木下はまだまだ海外の評価はこれからだ
というかこの二人の方が黒澤&小津よりいいと思う
93 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/03(金) 23:17:14.24 ID:MN/ZWz050
>>78 サクリファイスって何がおもしろいのかわからんな
ただ最後10分ぐらいの長回しが美しいから魅入っちゃう
詩人っていわれてるのもわかるほど
フェリーニって「道」しか見ていないけど結構好きだなあ
ありきたりだけどやはり最後のザンパノの海岸で泣くシーンが素晴らしい
あとチャップリンは「キッド」が一番好きだなあ。サイレントの良さが分かると
最近の映画やドラマのBGMの多さって作品の邪魔をしているだけにしか思えない
いいものに限ってBGMは控えめ
ローアングルとか長回しとかそんなんかな
24の瞳なんてのは欧米人に言わせると
苦しんだり悲しんだりするのは因果応報自業自得というか
自分の努力が足りないからだという発想らしいんだな
成功した人しか評価しないところがある
それが大きな間違いだと感じた時に
24の瞳のような映画がわかるんだ
97 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/03(金) 23:40:16.22 ID:++q3qwDO0
ロッセリーニもヴィスコンティ入ってないのか。
コッポラはゴッドファーザーだけで充分だろ
98 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/03(金) 23:54:36.07 ID:WJfawANP0
東京物語は超有名だし名作だとよく耳にするけど、
どうしても見たいという気にならない。
単なる先入観だが、きっと退屈だと思ってしまう。
ちなみに「七人の侍」は何言ってるか聞き取れなくてつまらなかった。
「荒野の七人」のほうが断然面白い。
小学生の時にスクリーンを買ってた50代だけど
当時「めまい」って駄作と酷評されてたような記憶がある。
ヒッチコック老いたりとか散々な言われ様で・・別の作品だったかな?
103 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/04(土) 01:03:07.02 ID:3/hzvlji0
>>98 聞き取れるまで巻き戻せよ
おれは時間知らずにそうしたら6時間ぐらいかかったんじゃないかな
つまんなかった
映画館で見直したときにやっとおもしろいと思えた。おれの一番は椿だけど
>>58 昔は娯楽映画は低く見られていたから。
今でもアカデミー賞はそういうところがあるけど。
105 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/04(土) 01:10:43.18 ID:7iHWO69K0
市民ケーンと宇宙かよ
いまだに最後まで見たことない映画だわ
30分以内で寝る自信がある
106 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/04(土) 01:28:28.71 ID:vzzEt3630
成瀬巳喜男のほうが小津なんかより良い監督だと思うけど
海外での評価は如何せん低いんだよな。
東洋の片田舎でSLが走っていたり、
英語を勉強していたりという好感持たれそうなポイントもミソだな。
この映画、huluにもあるな。
109 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/04(土) 02:10:14.88 ID:YiNI3DGh0
結局海外で評価される日本映画なんて翻訳されたものの中から
選ばれてるに過ぎない。黒澤溝口小津成瀬なんてのも氷山のほんの一角。
島津清水田坂内田山本豊田牧野伊藤五所野村石田池田山中二川牛原衣笠稲垣森
伊丹仁科吉村市川大曾根佐々木瀧澤加藤三隅丸根中村木下川島鈴木谷口井上etc
彼らの同世代以上の名匠巨匠はまだまだ沢山いる。
110 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/04(土) 02:13:18.36 ID:rjm47rdP0
111 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/04(土) 02:27:47.28 ID:YiNI3DGh0
>>85 西鶴って普通に溝口の最高傑作として定着してると思うが
あとビデオがないのは権利関係かなんかじゃないの?知らないけど。
あれだけ新東宝みたいだし。
溝口の山椒大夫なんて労働組合プロパの浅墓映画
114 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/04(土) 08:20:23.40 ID:6SlhcQMg0
「東京物語」は1953年の映画で、1904年生まれの笠智衆は49歳ぐらいだった。
現在の49歳というと、ダウンタウンの二人がいる。
115 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/04(土) 08:39:37.62 ID:quET6m5A0
>>114 昔の人が老けてるのと今の人が童顔てのもあるけど
笠智衆は特別だなw
同業者選出のランキングで市民ケーンに勝つとか
これはガチですごすぎだろ
118 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/04(土) 09:04:20.32 ID:f3N0uPMT0
この映画はお勧めです。
↓
21位:『軽蔑』 ジャン=リュック・ゴダール監督
セリフが少なくて映像で語る。映像芸術の極致。
若き日のブリジット・バルドーのヌードも見れるし、映画の本質も学べる。
>>115 「秋刀魚の味」をちょっとだけ見た事あるけど笠智衆って大根のような気がしたw
雰囲気は凄くいいんだけど。
あと岩下志麻が無茶苦茶可愛かった。
>>94 >>あとチャップリンは「キッド」が一番好きだなあ。サイレントの良さが分かると
>>最近の映画やドラマのBGMの多さって作品の邪魔をしているだけにしか思えない
>>いいものに限ってBGMは控えめ
とか言っててリバイバル公開ヴァージョンを見てたら笑うな
121 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/04(土) 09:09:54.11 ID:UihUwLi10
インド関連映画の大家といえば酒向雄豪
あんがい知られて無い
>>120 いや完全サイレントだったよ、NHKーBSで新年か何かにやっていた
子役の人の演技力が凄いなあ、と思った
バカ&素人乙
>>119 あの作品の岩下志麻姐さんはドスもきいてないし(当たり前か)初々しさがいいよねえ
笠智衆はせりふは棒読みだけど、表情とかちょっとしたしぐさは相当上手い
ただの大根とは違うと思う
秋刀魚の味が小津の最高傑作だな
東京物語とか晩春とかについてた余計な脂肪が全てそぎおとされた、
究極最終形態が秋刀魚の味
126 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/04(土) 10:08:29.54 ID:rjm47rdP0
2012
01. 東京の話
02. 2001年 宇宙遠足
02. 市民 健
04. 8と2分の1
05. タクシーの運転手
06. 黄泉の黙示録
07. 神父
07. 目がくらくら
09. 影見
10. 自転車盗人
日本人のこころ(?)を勉強したい人にとっては小津の作品は参考になるらしいな。
「日本人の英語」を書いてた人は小津を絶賛してるし。
実は若い頃に熱中したアメリカ映画の影響を受けまくってるというのも有名な話だけどな
「東京物語」もレオ・マッケリー監督の「明日は来たらず」を換骨奪胎した作品らしいな
130 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/04(土) 11:37:16.40 ID:XTGGCRUO0
NHKが小津作品の地上波放映権を持っていた頃は
祝日のたびに朝の8時半ごろから小津映画を放映していたな。
>>106 BSで浮雲を観たときは衝撃だった
つか、主演2人の演技もなんだあれ
高峰、森は黄金コンビだね。数々共演してるけど、やっぱり浮雲が一番お互いの良さが出ていると感じる。
成瀬の映画って最初は普通の映画が淡々と進む印象なんだけどいつの間にか引き込まれてるんだよね。
「浮雲」を初めて見たのは20歳過ぎてからだったけど、
映画見ながら現実を忘れる感覚を小学生以来に経験したの覚えてるよ。
浮雲とか稲妻とかめしとかは大人の映画って感じだな
135 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/04(土) 12:01:28.03 ID:VAUc6RON0
さぶりしんのような大人になりたい
136 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/04(土) 12:36:15.66 ID:WnS7XuQ70
浮き雲みると温泉いきたくなる
137 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/04(土) 12:38:54.28 ID:8q40Jut7O
>>128 有名だとわかってる話をなぜドヤ顔でわざわざ書き込んだんだ?
138 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/04(土) 12:44:41.29 ID:+hlmYsCW0
小津のキャメラを ローアングル と云う奴は素人
ローポジション と云う奴は手強い。
確か小津は戦地で市民ケーンと白雪姫を見て衝撃受けたんだよね
1カット1カットが写真作品としても通用するレベルということも大きいだろな。
キューブリックは元は写真家だったんだっけ?
小津はなんであんなに巧みなんだろう。たんにカメラマンの功績かな。
俺はキャシャーンとか実写で作ったら名作になると思うぜ
浮雲は天才高峰の代表作で海外でも高峰評価たかい
小津映画の役者は単なる駒
「裁かるるジャンヌ」もそんな感じだな
1カット1カットの構図が異常に凝ってる
てか「これがロシアだ」って初めて聞いたタイトルだと思ったら「カメラを持った男」のことかよ
カメラを持った男は面白いけど、内容に対して長過ぎ。
あれはショートフィルムレベルの内容だと俺は思う。
カメラアングルは、パースが付かないように人の高さの中間を基準にしているだけだろうな。
それはつまりカメラの存在感が極小になるってことだから。レンズの焦点距離も合わせて。
146 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/04(土) 13:10:49.14 ID:cVnPo0WKO
三隅研次
小津といえばところどころ入る空ショット
148 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/04(土) 14:53:48.68 ID:vSxB34ORO
スタンバーグ&マレーネディートリッヒの『間諜X27』が入ってない! こないだTVで見たけど1931にあんな映画が撮られてるなんて『市民ケーン』(1942)よりずっと画期的だと思った。こないだの「黄金コラボ」スレにはランクインしてた
カメラはもちろん、トーキー初期にあの音使いには唖然。ちなみにルイスブニュエルも『間諜X27』を絶賛してた
149 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/04(土) 14:56:28.66 ID:vSxB34ORO
追加
ブニュエル絶賛といえばフリッツラングの『M』の音にも戦慄した。これも1931!
>>142 東京物語の杉村春子はすごいと思うけどなあ
>>142 それは固定観念だね、浮草、小早川の鴈治郎を見れば解り易い
152 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/04(土) 15:53:45.94 ID:IWAxMLCe0
>>142 レベルの高い役者は単なる駒を超えてしまうようだよ
鴈治郎もそうだし、浪花千栄子や中村伸郎は
「慣れてきたら自分なりに演技した」と発言してる
森繁はわざと反抗したとか聞いた
154 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/04(土) 16:00:19.81 ID:Omqq+pLuO
東京物語なんてどこがおもしろいのかサッパリわからん
わからんものはしょうがないよね。俺もミツバチのささやきとかさっぱりだ
ある日分かるときが来たりするよ
157 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/04(土) 16:05:46.08 ID:+IPfJGNfO
ワラライフは?
外人から小津は日本的といわれるが、成瀬に関してそういう発言は聞いたことがない、と言っていた人がいたが、それはどうしてなのだろう。
>>155 アナだっけ
あの子より可愛い幼女を観たことがない
成瀬といえば「女が階段を上がる時」らしいんだよな
欧米じゃあ
なんで?といつも思う
羅生門といいなんか弁証論理的なのがいいんかね
2001年って猿人が出てくる最初の部分は見てるこっちが恥ずかしくて
いまだに全部見てない
宇宙の映像が良くできてるだけに逆にサルのところのぞんざいさが目立つ
秋刀魚の味が遺作とはチトサビシイ
163 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/04(土) 16:47:29.95 ID:lk0ZvjQ+0
外人に「めし」は受け入れられないだろうな。
2001年はスクリーンで観るとさらに面白い。ワクワクする。
東京物語は、何も起こらなくてつまらないが
外人が見ると、日本の人のつながりの良さみたいなもんを
まちがって感じるのかもしれない。
何も起こってないってw
奥さん死ぬし、死んだ息子の婚約者は本音をはいて旅立っていくだろ
しかし、黒澤はどうして順位を大きく下げたんだろ
>>45 >小津みたいなのが当時の日本全国の封切館で上映されて、
>興行的にもコケなかったというのは、
>これはすごいことではないかと思うんですよ。
>当時の日本の観客のレベルは今よりも高かったんじゃないか。
ないない
第一当時は娯楽が今に比べて遥かに少ないから
映画を観に行くことが一大イベント扱い
今でいうとGWに海外旅行いくみたいなもんだ
作品の内容云々より需要があったからなだけ
決して小津批判ではないぞ
168 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/04(土) 18:17:15.72 ID:1fAOWaWw0
169 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/04(土) 18:32:22.93 ID:+hlmYsCW0
ルーカスは小津を「スローガイ」と馬鹿にしていた。
晩年の黒澤は小津作品を成城の自宅でボーッと見る毎日だった。
なんで韓国映画入ってないニダ?
>>167 戦前は批評家受け優先だったみたいだけど、戦後はそうでもなかったみたいだよ
その年の興行収入1位だったこともあるみたいだし
172 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/04(土) 19:34:34.28 ID:iDNIfg9o0
甘いも酸っぱいも味わった年寄りの夫婦の映画と
女の子だらけのまったりとしたアニメを
同じだとしたいステマ。
>>167 何この馬鹿知ったかしてんのw
当時は映画の観客多かったら今より普通の娯楽だぞw
東京物語より浮雲のが上だな
で、浮雲より流れるのが更に上
即ち、成瀬最強
フランス「カイエ・デュ・シネマ」が2007に選んだTOP100
ttp://nezumi.dumousseau.free.fr/100cahier.htm 1.市民ケーン 48
2.狩人の夜 47
3.ゲームの規則 47
4.サンライズ 46
5.アトランタ号 43
6.M 40
7.雨に唄えば 39
8.めまい 35
9.天井桟敷の人々 34
10.捜索者 34
11.グリード 34
1〜4位は大接戦 全体的にはこっちの方がしっくりくる(フランス作品ちょっと多いが)
TOP100内→ 溝口=1作(雨月〜)、小津=1作(東京〜)、黒沢=1作(七人の〜)
TOP200内→ 黒沢=4作(羅生門、生きる、蜘蛛巣城)、溝口=3作(西鶴〜、山椒大夫)、小津=2作(秋刀魚〜)、成瀬=1作(浮雲)
>>178 狩人の夜ってそんなに評価高かったのか
ミッチャムの狂いっぷりは確かに凄いけど
180 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/04(土) 23:44:14.25 ID:oocnqWz60
小津を「鼻につく」「上から目線」「嘘くさい」って思うのは中二病なんだろうか?
181 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/05(日) 00:01:56.71 ID:tgEJQais0
>>180 どっちかと言うと、
小津ってすげー・・・黒澤wwwwが中二病な気がする
狩人の夜はお伽噺のような幻想性がいいんだよな
Mもいいよね
アトランタ号はよくこういうランキングに入るけどそんなに凄い映画なんだろうか・・・
夭折補正入ってね?
>>179 「狩人の夜」があと1票で1位に並んだら「時代が動いた」感強いだろうな
「M」「グリード」が1位でもいいと思うよ
って「グリード」見ながら寝たけど
>>180 小津の「嘘くさい」っていうのはわかる気がする
溝口や黒澤も「嘘くささ」や「わざとらしさ」みたいなのあるよね
成瀬だけはそういうのと無縁な感じ
独自の世界を徹底的に作り込んで行くスタイルと自然体で職人気質なスタイルの違いなんだろうか?
>>183 市民ケーンの神通力も通じなくなって来てるってことかw
ポチョムキンやカリガリ博士も昔はこの手のランキングの常連だったみたいだけど
最近はサンライズや裁かるるジャンヌにお株奪われてる
でも何でノスフェラトゥじゃなくてサンライズなんだ・・・
東京物語のどこが外国人に受けるんだろ
親戚同士の会話がめちゃくちゃリアルって印象しか残ってない
東京物語は面白い
が、若い時に見たら退屈でしか無かった
高校の時に爺さんがなくなって、葬式の時にリアル東京物語を体験した覚えあるわ
>>162 映画は見た事ないけど「新・栄光なき天才たち」で読んだな。
189 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/05(日) 00:51:43.97 ID:0Xresdd20
小津の「真正面アップ」には初めて観たときとても違和感を持った。
『市民ケーン』はいつの時代も強いわ。
190 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/05(日) 01:57:12.28 ID:+OelMh0V0
日本最高の映画監督は小津か黒沢か?
最近では黒沢について言及されることが多かったが
見るべき人が見れば答えは一つであるという事が
証明されたようである。
黒沢は、例えば代表作「七人の侍」では何故野武士達は
蟻地獄に自ら身を投げるが如く、高度に要塞化された
集落に何度も玉砕覚悟で突入するのか?
例えば「天国と地獄」で何故犯人を医学生にしたのか?
医学生なら20年もしたらあの丘の上の住人になっていただろうに。
例えば「羅生門」何故森雅之と三船敏郎のチャンバラに全く緊迫感がないのか?
等々、なるほどどの作品も凡百の監督の作品にはないスケールと面白さがあるが
正直小津とは比較にならないレベルではあると思う。
小津と対比するなら、僅か3年余りの短期間に「日本の悲劇」「女の園」「二十四の瞳」
「野菊の如き君なりき」と云う凄まじいばかりの傑作群をものした木下恵介の方が相応しいかも知れない。
この最高評価の一件で、もっと日本人に小津の名が広まれば素晴らしい。
「東京物語」だけではない。「秋刀魚の味」「麦秋」「浮草」「早春」「お早う」
どれも全く古びれないばかりかその普遍的な感性の美しさ、哀しさは、一層輝きを
増すばかりである。
191 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/05(日) 02:07:40.76 ID:LJDXoXPQ0
つか、日本人が世界一になったのに、なぜテレビでは一切報道しないのか?
外国に認められるのが大好きな国民なのに、これは不思議である。
旧作が話題となるのが困る人々がいるのか。
俺は溝口がいいね
確かに大時代的で古臭い印象も受けるけど、そんなのはシェイクスピアやバッハだって同じだ
西鶴一代女の大名行列を見送り泣き崩れるお春のシーンは
世界映画史上で最も緊張感に溢れるシーンだと思い込んでます
193 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/05(日) 02:10:25.76 ID:JUPDM1OFO
何でセーラー服と機関銃が入ってないんだよう
蓮実重彦も草葉の陰で大喜びだろう
あれ?
蓮実って亡くなったの?
196 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/05(日) 02:31:18.40 ID:JUPDM1OFO
北京原人は?
御大は益々元気だよ
先日『映画時評』の出版記念講演が千駄ヶ谷ビブリオテックであって行ってきたよ
最近の御大はやはり老いに関して話すことが多く、講演でも半分くらいがその話だった
曰く、近年若年の監督より老人の監督のほうが元気に映画を撮っている現象はいかなるものか、と
そして新世代のホセ・ルイス・ゲリンへの期待を口にした
と言ってもゲリンも50代だが
小津とか溝口とか成瀬って、監督がいたんだな。黒澤しか知らんわ。黒澤も
どこが面白いのか分からんが。
199 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/05(日) 03:26:22.62 ID:qhG58i030
通ぶって意味のわかんねー映画ばかりがリストにあるな。
もっと 銃がバンバンしてドッカンドッカン爆発映画
見たいんだが。
huluで東京物語あったので少しみたが
五分で眠たくなった..こんなもどかしい映画なにがいいんだ?。
ウォンカーワイ入ってるのか、胸が熱くなるわ
ドッカンドッカン爆発映画を見たい奴は、ドッカンドッカン爆発映画を見ればいい。
「東京物語」のような映画が好きな奴もいて、ドッカンドッカン爆発映画が好きな奴もいる。
その両方が好きな奴もいれば、その両方とも好きじゃなくて「サウンド・オブ・ミュージック」こそが最高の映画だと思ってる奴もいるだろう。
それぞれみんな、そいつの勝手。
他人のことなんか、気にする必要はないよ。
通ぶって、って言っちゃう恥ずかしさはあるよね
面白いと思って見てるんだからほっといたらいいのだ
この辺のラインナップってここ20年変わってないな
アンケートとる意味あんのか
10年後も似たラインナップなんだろうね
イーストウッドやタランティーノがランクインする日が果たして来るのだろうか
205 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/05(日) 06:34:40.99 ID:wq7h5kPj0
>>184 >でも何でノスフェラトゥじゃなくてサンライズなんだ・・・
サンライズは、展開が凄すぐる
後世にあたえた影響がノスフェラトゥよりずっと上だから
>>182 アトランタ号はよくこういうランキングに入るけどそんなに凄い映画なんだろうか・・・
夭折補正入ってね?
ないないw
アタラント号は、作品としての質が高い
それとチンプな脚本から珠玉のような表現(演出)を次々と繰り出して来るし
そのレベルが奇跡的に高い
206 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/05(日) 06:58:01.17 ID:dsOOW1D+O
207 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/05(日) 06:58:07.76 ID:hyE7RHMF0
普通の映画ヲタが遠慮抜きで選ぶガチベスト10
「パンと植木鉢」「風が吹くまま」「こんなに近くこんなに遠く」
「別離(ファルハディ監督)」「嵐の孤児」「鳥の歌」「万世流芳」
「旦那様と奥様と召使い」「モンゴルの息子」「アブラハム渓谷」
208 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/05(日) 08:02:42.24 ID:AAte4v2B0
「東京物語」に対する評価を、日本的なモノに対する欧米人の異国趣味と考えるのは
間違いですよ。
あの映画は、如何なる民族にとっても普遍的な親子の関係をすぐれた映像技術で表現している
という極めて普遍的な要素が評価されたんですから。
209 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/05(日) 08:08:32.92 ID:cCVEKNBbO
>>199 そういう映画が生まれた根底には積み重ねがあってのことなのよ
>>208 外国人にとっては両方でしょ
日本的なモノと親と子の関係を描いたユニバーサルなストーリー
211 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/05(日) 08:12:15.55 ID:hyE7RHMF0
内田吐夢の「土」なんかも戦前のヨーロッパじゃ全く無視されたらしいしな
あれを芸術というか映画表現として評価する軸が戦前の日本にはあった。
ヨーロッパにはまだなかった。戦前の日本は価値の基準を自分達で作ってた。
いつから欧米任せになったのだろう。欧米様に採点してもらった巨匠しか
もてはやさなくなったのだろう。
「これがロシア(ヤ)だ」は「カメラを持った男」なんだね
封切り当時既にロシアは存在しなかったのによくこんなタイトル付けたものだ
>>208 現代の日本人にとっては、全然普遍的じゃないんだけどな。
>>213 ため息だな
現代の日本人が人類の普遍的要素と無縁なんて、まったく論理性がない
日本人は人間なんだが
現代とは?どこから2012までを現代と定義してるのかも曖昧
溝口の評価が落ちているかな
216 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/05(日) 08:22:47.07 ID:hyE7RHMF0
いや、普遍だろ
生まれたときから東京都心核家族な人は違うかもしれないけど
全国で言えば相当に普遍的
>>213 いや、あの親子関係はまさに今の日本の家族でしょ
遠く離れて気ままに暮らしてる子供の元を急に田舎の親が訪ねてきてうざく感じるとか
やっぱイギリスではまだハリウッドが軽視されてるような気がするな
ウィリアム・ワイラー&ベティ・デイヴィスもの(「偽りの花園」とか)が50位内にもないなんて
ベティ・デイヴィスといえば「イヴの総て」なんか映画監督たちは大好きなんじゃないのかな
家族崩壊なんてご立派なテーマを選んではいても本気で描こうとはしてなかったような
それよりなにより小津は極端なスタイリストでそっちの方に関心があったろうから
東京物語って戦争映画だよね
ハリウッドのオーバーゼヒル(1931)からインスパイアされたストーリィじゃないかな>東京物語
222 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/05(日) 08:37:45.78 ID:pe8AJdf/O
そうそう、タイトルが強すぎて、馬鹿なやつは東京を舞台にあれこれ物語が展開するのを
初見時に期待するだろうが、たいしてダイナミックな展開はない
逆に、東京の情景を徹底して避けているようで、直接的な東京の風景は一切出て来ない
室内で原節子とすまないねえ、いいえ〜だの話したと思うとすぐに江ノ島、鎌倉に行ってしまう
上にもあるが、これって東京生まれ東京育ちの人が見るのと、
地方育ちで上京(東京じゃなくどこか地方都市でもいい)してきた人で、
だいぶ感慨が違うのではなかろうか
おれはよく、これって『東京物語』じゃなくて『上京物語』だよねって言ってる
タルコフスキー生誕80周年
「鏡」「アンドレイルブリョフ」「ストーカー」ランクインだね
個人的にはロッセリーニすくな〜と思う
>>224 見てきた
天国と地獄が黒沢の一番とかいいよね
成瀬がないのが気がかりだ
フランス人は成瀬の市井の恋愛もの好きだったと思うんだけど
これからネットで成瀬アピールしないといけないわ
227 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/05(日) 09:21:44.95 ID:ArBu26Sz0
>>222 そういう意味では三丁目の夕日は東京物語的なんだね
今後欧州のランキングにも登場するかもみたいな
228 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/05(日) 09:22:46.30 ID:rDw8QIBd0
>>227 薄いよ。
東京物語の圧倒的な感動がない。
東京物語には見た人みんながやられてしまう凄みがある
229 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/05(日) 09:23:38.01 ID:9+gQFK3/0
そんなに面白いの??
231 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/05(日) 09:39:42.80 ID:hyE7RHMF0
ランキングって欧米ばっかだな。
無用のマンネリランキング重ねるより、1〜10までアジアの映画で
固めてあっと言わせるくらいのことやればいいのに
232 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/05(日) 09:46:12.70 ID:lFdL6yOB0
>>224は50位までにエルンスト・ルビッチ作品が5本も入ってるのに、
>>1-5には0本・・・国それぞれとはいえ、イギリス人の味覚と映画の好みは分からない
理解できるのは音楽の趣味だけ
>>222 はとバスツアーで、ガイドの声に従がって、一斉に右見たり左見たりしてる
おのぼりさん乗客達(主人公含む)は映すんだけど、その見てるはずの東京の風景は殆ど全く映さないんだったかな。
そういう点からしても、妙に恐ろしい映画なのだ。この映画怖いよ。
235 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/05(日) 10:28:31.76 ID:GJCMtz0b0
>>184 おれの家だと、親と喋るとき敬語を使うのが当たり前で、
そうしなければ怒られたけど、
当然、小津の映画でも登場人物が当たり前にそうしてるけど、
今の人が見ると作り事の、嘘くさく見えるみたい
>>227 三丁目は、その辺 外人さんが日本舞踊を踊ってるみたい・・ww
>>233 おばけ煙突とか、川の向こうとか小津さんの東京の行動圏外はよく映してる
はとバスツアーで、少し映ってる風景はあそこだと懐かしく思うけど、
上映当時はありきたりで、興味なかったのでは・・
それ以上の効果狙ったのか・
三丁目なんたらが東京物語的??w
大丈夫か?
世の中には色んな感覚のやつがいて
思わず失禁しそうになったよ
なんのこだわりも指針もなくて
時代背景も入ってないし
第一監督の監督業センスが
ちょっとアレだろw
237 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/05(日) 10:52:53.08 ID:4CHF0RFy0
三丁目は男はつらいよですわ
238 :
227:2012/08/05(日) 11:28:13.56 ID:ArBu26Sz0
三丁目は東京物語的だって。
>>235 小津が評価されてんのそういうとこっつーより
>>233言ってるとこじゃん?実際。
キアロスタミなんかもろじゃん、ここらへん。
239 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/05(日) 11:43:09.24 ID:AAte4v2B0
>>238 「三丁目の夕日」はテレビドラマです。
「東京物語」は映像芸術です。
240 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/05(日) 11:47:01.39 ID:1UetuiDQ0
東京物語より、秋日和のが好きだな。駄作扱いされてる東京暮色は有馬稲子って視点で見ても興味深いし
風の中の牝鶏も時代的に乗り越えなきゃいけないテーマだったと思う。長屋紳士録も然り
まさかの1位
242 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/05(日) 11:55:52.06 ID:7X49lwPO0
やはり通は、オヅヤスとか言うのか?
243 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/05(日) 11:57:22.32 ID:zC83YOhb0
東京物語見たことないけど
今あらすじ見てきたら泣けたwww
三丁目のセンスを東京物語的だと感じるヤツがいるとはね。。。
まぁどう感じようと人それぞれだとは思うが。。。
バイオレンスやセックスや犯罪のない日常を描くと、すべて三丁目とか言い出しそう。。
246 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/05(日) 12:03:52.09 ID:7X49lwPO0
247 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/05(日) 12:06:26.28 ID:2ou7YeGC0
コーヒー熱う すき焼き甘おーした様なシャシンですわ。
秋日和は東京タワーが写ってたと思うけど
東京物語の頃にはなかったので松屋の屋上で代替された
スカイツリーでも東京タワーでも松屋の屋上でも指して変わらないことが証明された
みっともないので東京タワーだとかスカイツリーだとかにこだわった作品はくれぐれも制作しないように。
シンガポール(で散々アメリカ映画見てた)から復員してきた小津は「市民ケーン」の感想を聞かれて、
率直に「コワいね」って言ってるな。チャップリンより断然上だとかウカウカしてられないとか
250 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/05(日) 13:23:04.41 ID:GJCMtz0b0
>>238 大げさな解釈より、神は細部に宿るてことですかね・・・www
251 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/05(日) 13:30:09.64 ID:6E+dEgiYO
鈴木英夫
川島雄三
山中貞雄
吉村公三郎
小林正樹
清水宏あたりは?
おまえらトンカツ屋行った?
253 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/05(日) 14:34:01.76 ID:X26DDOqo0
>>251 山中貞雄の「人情紙風船」や小林正樹の「切腹」「怪談」「上意討ち 拝領妻始末」
なんかは評価されてる
2002年版だが、投票された全作品を見ると小津、黒澤、溝口、成瀬以外でも、
大島渚(「愛のコリーダ」「少年」)、鈴木清順(「殺しの烙印」)、北野武(「BROTHER」、「HANA-BI」)、
今村昌平(「ええじゃないか」、「にっぽん昆虫記」、「復讐するは我にあり」)、原一男(「ゆきゆきて、進軍」)、
宮崎駿(「となりのトトロ」、「千と千尋の神隠し」)に票が入ってる
以上、日本人のみによる投票を除く
254 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/05(日) 16:23:40.19 ID:AAte4v2B0
山中貞雄って戦争中に支那かどこかで死んでるからな。確か20代の後半。
それでもあれだけの名声があるんだから、生きていて戦後に映画を撮っていたらと
考えると残念だよな。
>>205 「サンライズ」は最初に見た時は少々陳腐なストーリー展開に戸惑ったけど、紀伊国屋の解説付きDVD見ると技術的な革新性とかが分かって面白かったな
>>254 早死にしてなければ逆にここまで持て囃されてなかったかもしれないぞ
257 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/05(日) 19:13:10.30 ID:wq7h5kPj0
258 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/05(日) 19:19:01.89 ID:ByjK6zdY0
東野英治郎は小津映画の小汚いラーメン屋主人がはまり役だったから水戸黄門やるときに
殿様は似合わないって相当なブーイングがあったらしいな
259 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/05(日) 19:31:57.34 ID:hkU04Aye0
sight and soundか
毎10年ごとにやってるなw
黒澤の作品は1作も入らなかったか
やっぱ黒澤に影響受けたハリウッド系のオッサンが死んで逝ってるのが
原因だろうなwww
驚いたのはタルコフスキーのミラーwwwww
これが10位に入るなんて時代変わったわwwwwww
>>254 1930年代に亡くなってるから随分昔の人のようだけど、黒澤とほぼ同い年なんだよな
残した作品見ると20代で撮ったとは到底思えない出来栄え
261 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/05(日) 19:50:03.04 ID:uf8+Jzep0
山中の映画は3本しか残ってないから、シナリオ読んで想像するしかないけど
「ここにちょっとしたギャグをいれます。」みたいにさらっとしか書いてないんだよな。
そのちょっとしたギャグがすごい効いてるんだからそこは詳しく書いとけよと。
262 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/05(日) 20:12:00.08 ID:I/mpvNdR0
観たあと、数日思い出しては暗い気分になった映画だ>東京物語
葬式で皆が集まって話すシーンはえらいリアルだw
最初は原節子の役が良い人すぎるなあ、と違和感があったが
血縁関係じゃない故の優しさだよね。
「夜中に、目が覚めてずっとこのままだったら」というような事を
言うシーンが印象的だった。
263 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/05(日) 20:16:56.49 ID:z5pVFcJh0
>>262 本当に心をえぐられるよね。
あの最後の「ずるいんです、私」っていうセリフとか。
世界の誰に見せても感動させられる映画だと思う
264 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/05(日) 20:30:21.85 ID:ylXRdhrJ0
>>224 フランス、特にパリは普通に町で時代も国もバラエティ豊かな映画が見れるんだろ?
いつも名作のDVD化待ち、TV放送待ちしてる自分から見たら天国だ
黒沢の「天国と地獄」も渋いし、とくに溝口の「楊貴妃」なんか日本で邦画アンケートとっても30位内にもはいらないだろ
小津だったら「東京物語」「晩春」「麦秋」あたりがTOP3人気だよね
もっと上のレスにも出てきたけどフランスで「秋刀魚の味」の人気がずいぶん高いな
文春のビジュアル文庫では溝口の「雨月物語」「西鶴一代女」が12、13位あたりに並んでたと思う(「天国と地獄」が20位ぐらいかな)
NHKが
>>224のラインナップ連続放送したら気絶するわ
10位のリリアン・ギッシュの「風」なんてフィルムの残ってない幻の名作だと思ってたのに
とにかく「さすがフランス」としかいえないランキング
「風」なら日本でもアテネ・フランセあたりで頻繁に上映されてるよ
266 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/05(日) 21:58:36.09 ID:b9qj4aw1O
>>34 ストローブ=ユイレに比べたら
ホームドラマ並みの音だよ
マチフンも使ってるし
静寂が緊張感にまで達してない
だから駄目だなんて言うつもりはないが
267 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/05(日) 23:05:48.43 ID:qhG58i030
俺は縁側で笠智衆が茶ずるずる飲んでる映画じゃなく
笠智衆が 鏡にむかって俺に話しかけてるのか?と
いいながら仕込み銃作ったりする映画とか
見たいのだが。
268 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/05(日) 23:07:45.95 ID:qstWl59r0
じ〜にゃすバルダミュだべぇ。
5分しか見ないで東京物語語るなよ
クライマックスには笠と原節子のチャンバラがあるぜ
批評家監督どちらのベストテンでもヒッチコックは「めまい」が代表作扱いとなってるのはどうなん?
俺のヒッチコック内ベストは「見知らぬ乗客」です。
裏窓か疑惑の影
「島」一択で
274 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/06(月) 02:21:44.35 ID:1Hi4dBs30
鳥?って突っ込んだら負け?
275 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/06(月) 03:31:48.15 ID:kS4LeTPb0
>>261 人情紙風船もこわいな
あの浪人が就職できないのを悟り、豪雨に打たれるとこの顔とか、若い男が死ぬのを理解しながら傘を返しておいてと頼むとことか
276 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/06(月) 03:41:34.31 ID:unTmJ1jo0
>>275 人情紙風船のシナリオは元のシナリオからより悲観的なものに
書き換えられているらしいね。
山中は戦争から戻れないことを予期していたのか。
構図がいいっていわれるけどさ、なんか決まりすぎててコントのセットみたいだわ・・・
美しいとは思えん
しっかし数あるオズの映画でも抜きん出てこれだけ妙に評価されているんだよねえ
海外じゃあ
そんなに飛びぬけていいかねえ…
映画学校に通う若者も教材として無理矢理見せ付けられるんだろうけど
いいと思うのかねえ 日本の風習なんて知らんがなの輩もいるんじゃないか
「二十四の瞳」や成瀬の「秋立ちぬ」とか観て
「こっちの方が断然いいじゃん」と思う評論家が多ければ
変っていくのかなあ 笑
279 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/06(月) 05:16:14.69 ID:/B1+Sk+10
じ〜にゃすバルダミュだべぇ。
280 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/06(月) 05:29:35.37 ID:quNCkdQx0
東京物語と下妻物語の映画としての素晴らしさの違いを分かりやすく説明して下さい
281 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/06(月) 05:46:32.27 ID:DeVUg56r0
>>125 同意
けど秋刀魚って結婚式のシーンまったくすっ飛ばして
同窓会シーンになる映画だよな
作品とあらすじが一致しにくい監督なんで
無難に東京物語を選んでるかな
282 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/06(月) 07:03:19.03 ID:kS4LeTPb0
>>278 秋立ちぬいいよなあ
立ちぬだから完了形。映画も夏の終わりを余韻で感じさせてくれる
283 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/06(月) 09:44:23.92 ID:698p6e/80
晩年の淀川長治さんは溝口健二を誉め称える一方、小津を酷く非難していた。
曰く、カットが細かく疲れるとか東大の同窓会をみせられているとかね専門家でも
小津嫌いは居るのです。ビートたけしも批判的なことを言っていた。
284 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/06(月) 09:47:33.88 ID:lJF5+GPf0
ペキンパーが一本も入ってない
>>282 成瀬って置き去りにされるラストが多いんだよな。秋立ちぬ、君と別れて 、夜ごとの夢、鶴八鶴次郎 、秀子の車掌さん、乱れる 、浮雲。
287 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/06(月) 11:35:32.11 ID:Il1729So0
この10年の間に東京物語がイギリスで再評価された理由って何だろ
松竹がステマしたとこで何の影響力もないだろうしw
288 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/06(月) 11:56:12.86 ID:8jaX8BDJO
この10年間の世界って何が起きたかと言うと
グローバリズムが吹き荒れたってこと。
つまり共同体の崩壊と金の力こそ政治力だっていう
むき出しの資本主義。だからこそ家族を軸とした崩壊の
物語にまたスポットライトが当たってるということだろう。
選ぶ方がおじいちゃんなんだろ
290 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/06(月) 13:22:43.98 ID:/B1+Sk+10
じ〜にゃすバルダミュだべぇ。
291 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/06(月) 13:46:04.40 ID:8uwaZ/9G0
292 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/06(月) 13:49:36.34 ID:OZ2KsAAR0
>>278 『二十四の瞳』は30年程前に、鶴瓶と新野新っていう放送作家がしてた、
『ぬかるみの世界』っていう、大阪でやってたラジオ番組の特別上映会で見たな。
厚生年金会館ってとこでやったんだが、上映時間中、会場が爆笑の渦に包まれたんで、
みんなエラク怒られた。
293 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/06(月) 13:49:56.78 ID:HOeD6zyh0
∩∩ 大 コ ケ 映 画 は ま か せ ろ ! V∩
(7ヌ) (/ /
/ / ∧_∧ ||
/ / ∧_∧ ∧_∧ _(´∀` ) ∧_∧ ||
\ \( ´∀`)―--( ´∀` ) ̄ あしたの⌒ヽ(´∀` ) //
\ /⌒ ⌒ ̄ヽ、ジョー /~⌒ ⌒ /
|デビル | ー、キャシャーン / ̄| //`i 鉄人 /
| マン | | / (ミ ミ) |28号 |
| | | | / \ | |
| | ) / /\ \| ヽ
/ ノ | / ヽ ヽ、_/) (\ ) ゝ |
| | | / /| / レ \`ー ' | | /
294 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/06(月) 15:43:13.78 ID:kS4LeTPb0
>>282 完了の終止形だった
昔の映画って、けっこう話が決着ついてないのに終わるもの多いな
大菩薩峠とか。驟雨、杏っ子も最後オチてはないよな
295 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/06(月) 16:32:29.05 ID:R+qakycF0
第三の男が最近2位じゃないのはなぜ?
>>287 これは世界各国から批評家と監督を何人かずつ選んで投票してもらうシステムだから
別に英国に限った評価ってわけじゃないと思うぞ
1952年
1. 自転車泥棒
2. 街の灯
2. 黄金狂時代
4. 戦艦ポチョムキン
5. イントレランス
5. ルイジアナ物語
7. グリード
7. 陽はまた昇る
7. 裁かるるジャンヌ
10. 逢びき
10. ゲームの規則
1962年
1. 市民ケーン
2. 情事
3. ゲームの規則
4. グリード
4. 雨月物語
6. 戦艦ポチョムキン
7. 自転車泥棒
7. イワン雷帝
9. 揺れる大地
10. アタラント号
1972年
1. 市民ケーン
2. ゲームの規則
3. 戦艦ポチョムキン
4. 81/2
5. 情事
5. ペルソナ
7. 裁かるるジャンヌ
8. キートン将軍
8. 偉大なるアンバーソン家の人々
10. 雨月物語
10. 野いちご
1982年
1. 市民ケーン
2. ゲームの規則
3. 七人の侍
3. 雨に唄えば
5. 81/2
6. 戦艦ポチョムキン
7. 情事
7. 偉大なるアンバーソン家の人々
7. めまい
10. キートン将軍
10. 捜索者
1992年(批評家)
1. 市民ケーン
2. ゲームの規則
3. 東京物語
4. めまい
5. 捜索者
6. アタラント号
6. 裁かるるジャンヌ
6. 大地のうた
6. 戦艦ポチョムキン
10. 2001年宇宙の旅
1992年(監督)
1. 市民ケーン
2. 81/2
2. レイジング・ブル
4. 道
5. アタラント号
6. ゴッドファーザー
6. モダン・タイムス
6. めまい
9. ゴッドファーザーpart2
10. 裁かるるジャンヌ
10. 羅生門
10. 七人の侍
2002年(批評家)
1. 市民ケーン
2. めまい
3. ゲームの規則
4. ゴッドファーザーpart2
5. 東京物語
6. 2001年宇宙の旅
7. 戦艦ポチョムキン
8. サンライズ
9. 81/2
10. 雨に唄えば
2002年(監督)
1. 市民ケーン
2. ゴッドファーザーpart2
3. 81/2
4. アラビアのロレンス
5. 博士の異常な愛情
6. 自転車泥棒
6. レイジング・ブル
6. めまい
9. 羅生門
9. 七人の侍
9. ゲームの規則
むむっ!? ゴッドファーザーは1より2が評価された時代があるんだな
302 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/06(月) 18:46:29.53 ID:2Fd76GQd0
カール・テオ・ドライヤーが
何時からドライエルになったの
デンマークの監督て人口のわりに何気に当たりが多い
トリヤーや最近のレフィンなど
コマンドーはやっぱり無いの?
市民ケーン、ゲームの規則、裁かるるジャンヌ辺りは強いね
アントニオーニ、チャップリン、溝口は失墜ぶりが目立つ
305 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/06(月) 18:58:54.80 ID:I/2ETgicO
小津はコメディが良いんだけどな。東京物語も悪くないけど、海外の評価はバカの一つ覚えみたいだ。
紀子三部作で麦秋だけあんまり評価されてないのが不思議
少なくとも晩春よりは上だと思うけどな
先行の晩春とストーリーが似てたり、壺のショットみたいな分析心をくすぐる謎めいた場面がないからかなぁ・・・
東京物語って日本人じゃないと理解できないんじゃないかと思うんだけど、そうでもないんだな
市民ケーンの良さはどーにも分かんない
>>304 アントニオーニはまだ新しい方だけど、チャップリンや溝口健二みたいな超古典は「世界」と「日本」というレベルで殿堂いり
>>224とかのランキングみればわかる
ロッセリーニやウェルズ、ワイダなんかは代表作のイメージつきすぎてまだ誤解されてる
ワイダは最近の「カティンの森」でやっと少しイメチェンに成功したかもな(特に日本国内で)
309 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/06(月) 21:54:42.22 ID:s5BtwKysO
なんでゲームの法則じゃなく規則の方なんだよ?
納得いかねぇ!
310 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/06(月) 21:55:44.23 ID:vylH3a+X0
古いけど評価されてる映画ってレンタル屋になかったりすることが多い
みんなどうやって入手してるんだ?
311 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/06(月) 21:57:58.49 ID:s5BtwKysO
合衆国最期の日とメテオがランクインしてないなんて
>>310 映画館は映画館で見るモノ、という発想はないのか。
313 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/06(月) 22:06:12.69 ID:vylH3a+X0
>>312 映画館に行くの面倒くさいし、1回で旧作レンタル10本分はデカイ
もちろん映画館の大画面と音響設備で見たいとは思うが
314 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/06(月) 22:07:40.29 ID:8jaX8BDJO
稲垣浩
マキノ雅弘
家城巳代治
沢島忠
内田吐夢
島津保次郎
あたりは
315 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/06(月) 22:10:30.63 ID:s5BtwKysO
>>220 いや東京物語はスプラッター映画だと思う
316 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/06(月) 22:12:17.82 ID:LgUhDjvDO
>>310 レンタルは厳しいんじゃないかなぁ
店主の趣味嗜好で作品並べてたレンタル屋は全滅でしょ
317 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/06(月) 22:32:04.93 ID:J1hzYHR+0
青い珊瑚礁が好きだなぁ
318 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/06(月) 22:34:43.87 ID:GasLjXoa0
溝口の、海外の賞を取った有名な作品の中で描かれた日本こそオリエンタリズム的で好きになれないな。
喜多郎の音楽のようだ。海外向けの日本って感じ。
「赤線地帯」「祇園の姉妹」「滝の白糸」みたいなのは大好きなんだけどね。
319 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/06(月) 22:46:18.39 ID:unTmJ1jo0
>>318 ベネチアで賞とっちゃってから勘違いしてなんかおかしくなったね。
祇園囃子や赤線地帯みたいな現代劇は面白いのに。
320 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/06(月) 22:53:55.77 ID:bchr80bS0
じ〜にゃすバルダミュだべぇ。
322 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/06(月) 22:57:19.51 ID:E85OiCYn0
そういえば今年2012年だったな
サイトアンドサウンドは10年に1度発表されるから
すっかり忘れてたw
>>318 >>319 すごいわかる
様式美に走った感じがして仕方ない
同じことを「もののけ姫」以降の宮崎駿にも感じるけど
溝口健二は「夜の女たち」が黒沢明の「野良犬」と並んで好きだし、田中絹代のナチュラルな演技がいい「噂の女」も漂う空気がいいな
黒沢明も世界で賞とった後のものより「わが青春に悔いなし」「姿三四郎」「静かなる決闘」が忘れられない
324 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/06(月) 23:09:37.63 ID:qqLa5XrhO
1920年6月17日生まれ。
92才か。
まだ歩けるのかな。徹子の部屋に出てほしいな。
>>318 >>319 >>323 うん。わかるわかる。溝口が様式美に逃げた、というのは2ちゃんねるならではの意見で面白い。
アテネ・フランセで同じことを言ったら、鼻で笑われそうだけど。
晩年の溝口には、社会派の左翼映画とか撮らせてみたかったね。
326 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/07(火) 00:25:00.62 ID:V3ioZwJv0
西鶴も国内の評判は良くなかったのに、賞とってから妙に持ち上げられて
海外で評価されてるんだから凄いもんなんだろう、みたいな思考停止状態なんだよな。
正直受賞3作も新・平家物語も楊貴妃も退屈なだけなんだけど同様な感想の人が
たくさんいてよかった。
俺は西鶴と裁かるるジャンヌが世界映画史上の最高傑作だと思ってるよ
328 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/07(火) 04:57:21.71 ID:1ZOaErRv0
>>320 彼が映画を撮れば、ぶっちぎりで1位だろう。
329 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/07(火) 05:16:29.24 ID:XfMJbe0U0
>>310 ここに名前が挙がってるクラスなら普通にTUTAYA、GEOにあるだろ
俺は今更見てみようとは思わないけどな
でもたまーに無茶苦茶古い奴一本借りてCGが無かった時代の映画見ると
ストーリそっちのけで感心しまくるな
330 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/07(火) 05:21:32.66 ID:KuRqGzYmO
批評家が選ぶ映画って大概つまらないんだよな
ろくに映画見ていないけど、タクシードライバーや気狂いピエロはつまらなかった
331 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/07(火) 05:26:47.41 ID:X0hKaX3s0
ダークナイトは何位だ?
生きる、やろ
>>264 今はパリより東京のほうがあらゆる映画を見られる環境だよ。勿論ニューヨークよりも。今や東京は世界一の映画都市だ
>>327 俺も同じだわ
古い映画、とくにサイレントとか全然ダメだけど「裁かるるジャンヌ」は時間ある時にリラックスして見たら予想以上に強烈だった
トラウマになるぐらい
「西鶴一代女」も同じ。慌ただしい時に見ても「?」だけど、ゆっくり見るべき。こういう映画を残してくれた人に感謝する
数年前に溝口健二ドキュメンタリーで喋ってるのを見たが、田中絹代って人は奇跡的な女優
戦前の日本の教育・文化レベルが高かったのか、
敗戦ショックの傷で何かが呼び起こされたのか、今観てもビックリする作品や役者がいる
ほんと、時代を超えた優れた作品に触れる機会がある今の環境に感謝だわ
戦前の邦画といえば、清水宏の何本かは面白くてビックリしたなあ
>>333 90年代ならパリはともかくニューヨークよりは上だったかもしれないけど
現在東京がパリやニューヨークより映画環境が良いなんてことはないよ
バクダット・カフェ
ブレードランナー
この2本が好きなんだが
>>337 90年代は、ほんと凄かったな。あの頃の東京は、世界一の映画都市だったかも。
いまはもう情報誌もなく、マニアックな特集上映が行われることになっても皆にちゃんと告知されない。
ああいう時代はもう二度と訪れないだろう。
ツイッターは?
ただ劇場が減ってるからな
全部フォローできてるか分からんが、関東名画座情報botってのに登録してる
あと趣味が似てる人のフォローとかで情報収集
劇場に関してはスクリーン数が増えてるのはシネコンのおかげで、
単館や個性的な映画館は姿を消していってる
343 :
341:2012/08/07(火) 11:51:09.66 ID:BOeEAIzb0
>>342 「関東名画座情報bot」って、いま見てみたけど、映画に興味持ち始めた者には暗号の羅列にしか見えないだろうねえ。
俺は中学時代から大島渚の映画をみてたくらいだったから早熟だったと思うけど、
当時の俺でも、それ見ても何のコッチャわけわからんかったと思う。
ネット任せだと、日本人の文化レベルは地に落ちてしまうよ。日本の未来は暗い。
関東名画座情報botをパッと見た瞬間に、暗澹たる気持ちになった。
344 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/07(火) 11:56:43.65 ID:s8JVXe8ZO
パリは成瀬特集とかスタンバーグ特集とか簡単に見れるが…90年代の東京がそのレベルだったとは思わない。ルビッチ生誕100年特集だけで驚いたよ
ニューヨークは少ししか知らないが、どっちかっていうとブロードウェイの町、て印象が強いな
>>335 ぶっちゃけ、戦前のほうがレベルは高かったから後者はないな
敗戦のショックで何かが壊されたのはあるだろうけど
戦前の「籐十郎の恋」や「おもかげの街」みたいな傑作が埋もれるのは惜しい
346 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/07(火) 14:46:20.24 ID:GaK8Z2Ej0
英国誌でもデヴィッド・リーンとか入れないんだ。アラビアのロレンスとか逢びきとか
>>336 清水宏はまずほとんど面白い、というか戦前の松竹映画はまず全部面白い。
まあサンプルはレンタルしたSHV数十本だけど。あれはちょっと異常。
国策丸出しの「撃滅の歌」や「開戦の前夜」や「間諜未だ死せず」みたいな
スパイ映画ですらヒッチコックやラングのそれに劣らず面白い。
348 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/07(火) 14:49:31.73 ID:GaK8Z2Ej0
ローレンス・オリヴィエのハムレットやヘンリー五世あたり10内に入ってると思ったら。
ダニー・ボイルもないね
こいつら『REX 恐竜物語』や『北京原人 Who are you?』も観てないで
映画を語るなよ!
東京物語の杉村春子はよかった。
>>326 いや、西鶴一代女と新平家物語は大傑作だろ
>>190 木下は「陸軍」と「生きてゐる孫六」が最高だったな
とくに「陸軍」のラストシーンは伝説になってるけど、想像以上に凄まじかった
>>350 ほかの役者が棒読みだったのに杉村ひとり今のドラマでしゃべってるような感じだったw
日本映画が海外で評価されだした時代でも、地獄門なんて賞取っても
当時も今も大して評価されてないし、いくら日本人が欧米の評価に弱くても
賞取ったからだけで評価し続けるほど単純じゃないよ
355 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/07(火) 20:22:30.34 ID:V3ioZwJv0
>>351 陸軍のラストは凄いね。田中の演技も良いしカット割がとんでもなく凄い。
あんな斬新な編集が70年近く前の映画だとは。
糞糞アン糞
『裁かるゝジャンヌ』には驚いた。
「ほとんど、顔のアップじゃねえか」と。
二回目注意してみると、顔のアップは半分くらいなんだけどね。
古い映画多すぎw
359 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/07(火) 20:52:21.48 ID:Okv3dEJu0
>>344 京橋のフィルムセンターでは毎日のようにやってるけどね
日本のサイレントやトーキー初期の作品はほとんどここで見た
いまは今井正生誕100年記念プログラムやってるね
http://www.momat.go.jp/fc.html 今井正と言えば、木下恵介と並んで、封切り当時はキネ旬とかでも評価されてたけど、
いまはあまり名前が挙がらない監督の一人だね
「眞晝の暗黒」とか大傑作だと思うけどなぁ
360 :
名無しさん@恐縮です:2012/08/07(火) 20:53:18.86 ID:Okv3dEJu0
サイレント期のスウェーデン映画の傑作を未だに見る機会がない
シェストレムやスティルレルの作品日本でもDVD化しないかなぁ
>>345 戦前の作品、戦後の作品って分けではなく、
小津にしろ、黒澤にしろ戦前の教育課程で育った人だからって意味だったんだが、
分かり辛くてすまんね
ちょうど上で戦前の作品の話してたもんな