絶妙な移籍タイミングだが、ヤ軍で孤立が心配…
2012.7.24 23:28 (1/2ページ)
http://sankei.jp.msn.com/images/news/120724/oth12072423370002-n1.jpg ヤンキース移籍の記者会見をするイチロー外野手=23日、米ワシントン州シアトルのセーフコ・フィールド(共同)
イチローがヤンキースへ電撃移籍…。早朝のニュースに眠気が吹っ飛んだ。会見で「20代前半の
選手が多いこのチームの未来に来年以降、僕がいるべきではない」と、きれいな言葉で飾ったが、
本音は“来季に居場所はない”ことを察していたに違いない。
背景には…。2001年を最後にポストシーズンから遠ざかったマ軍は下位低迷のおかげで?
(下位チームから指名する)ウエーバー方式のドラフトでは多くの有望選手を獲得。有力OBである
J・ビューナーは「もし来季もイチローと契約するなら、嘔吐(おうと)ものだ」と“若返り策”を
唱えた。
メジャーではたとえ功労者であってもビジネスライクに扱われる。大物が電撃移籍したり、解雇
されたりした例は数限りない。こんな世界であることをイチローは知っている。ニューヨーク・タイ
ムズ紙は「数日前、マ軍からヤンキースのレビン球団社長の元に“イチローが移籍を希望し、優勝の
可能性のあるチームを願っているが、どうか”と話を持ちかけた」とイチロー主導を裏付けた。賢明であろう。
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