【野球】横浜DeNAの球団社長「昨季は相当な枚数のチケットを企業や地域の団体に配っていた。今季は、“バラマキ”をやめた」

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 ■「一体感味わえる球場に」

 プロ野球は前半戦を終了し、球宴明けの25日から後半戦がスタートする。前半戦は昨季よりも観客数が減少している球団もある中、今季から球界に参入したDeNAは1試合平均1万6755人で、昨季の1試合平均1万5308人に比べて9.5%増と健闘した。

「手応えはある」と語る池田純球団社長(36)は「観客と球場の一体感の強化」を後半戦の重要なテーマに掲げた。(神田さやか)

 −−観客動員が昨季よりも増えている

 「昨季は相当な枚数のチケットを企業や地域の団体に配っていた。今季は、全くと言ってよいほど“バラマキ”をやめた。
順位は6位だが、チケットを購入したお客さんが来て、プラスになっているので、興味を持ってもらえている、という手応えはある」

 −−観客増に伴いグッズ収入も1・5倍以上増加した

 「ユニホームの買い替え需要だけではなく、(チームのマスコットの)『スターマン』関連グッズも売れている」

 −−観客が試合の満足度に応じてチケット代の返還を要求できる「返金シート」が話題を呼んだ

 「売り上げよりも、お客さんに楽しんでもらいたいという考えだった。賛否両論あったが、それも含め、楽しみ方の一つとして提案はできたのではないかと思う」

 −−第2弾の予定は

 「形を変えてやろうかなと。例えば、安いチケットを購入してもらい、試合の満足度に応じて課金する、募金制にする、選手に還元できる仕組みにする…。社内でアイデアがたくさん出ている」

 −−今月には米大リーグの球場も視察した

 「地域によって野球の観戦の仕方がすごく違うと感じた。レッドソックスは野球の目が肥えた観客が多く、スコアボードで数字を示すだけ。
メッツは、ボールパークに来ることを楽しむ観客が多いので、球団も楽しんでもらえるように音楽を流すなどしていた」

>>2以降につづく

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120723-00000085-san-base