ロンドン五輪男子バスケットボール米国代表は、現地19日にマンチェスターでイギリス代表との強化試合を行う。
サッカー大国のイギリスでは、レブロン・ジェイムス(マイアミ・ヒート)でさえ認知されておらず、現地レポーターから「背番号6番は誰?」と米国ではありえない質問が出るほどバスケットボール人気が低い。
しかし19日には、わずかながらもイギリスのスポーツシーンを変えることができるかもしれない。
イギリスでバスケットボール人気を上げたいと考える人のひとりで、BBCラジオで英国代表の実況を務めるクリス・ミッチェルさんは、
「米国代表チームとの試合は、今までこの国で開催された試合の中で間違いなく一番大きな試合になる。そしてイギリス代表チームがロンドン五輪で行うどんな試合よりも大きな試合だ。
というのも、イギリス代表は予選を通過しないと米国代表と当たらないからね。今週の試合は、英国バスケットボール史のクライマックスと言っても過言ではないよ」と、今から代表戦を楽しみにしている様子。
試合当日はマンチェスター・アリーナが満員の観客で埋め尽くされる見込み。試合は、米国代表が圧勝するワンサイドゲームになる可能性が大きいが、
米国代表の選手たちも、五輪の強化試合としては初めて相手チームのファンの前でプレーを披露することを楽しみにしている。
18日に取材に応じたレブロンは、「イギリスのファンたちはこの国を代表して、自国の代表チームを応援する。俺たちは、彼らの前で恥ずかしくないプレーを披露したいと思っているよ」と意欲を見せた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120719-00000314-ism-spo