【サッカー/Jリーグ】「清武のような選手を育てるためにも」大分県サッカー協会、トリニータへの支援を発表、1000万円寄付

【トリニータ】県サッカー協が支援を発表

　県サッカー協会は９日、大分市内で記者会見し、大分トリニータを
運営する大分フットボールクラブ（大分ＦＣ）に「Ｊ１昇格支援金」として
１千万円を贈ると発表した。

　首藤隆憲会長は「大分の未来を担う子どもたちのために、Ｊリーグの
ある地域であり続けたいという思いで、支援金を贈ることになった。これを
機に支援の輪を広げたい」と述べた。

　大場俊二副会長は支援の背景などを説明し、「清武弘嗣らのように
世界で活躍する県出身選手を育てるためにも、トリニータは必要。地域
に根差したチームとなるように支援したい」と話した。

　支援金は役員や県協会の登録選手（約１万２千人＝７月現在）から
集めるほか、天皇杯など大会運営費からも捻出する。

　組織内での募金に時間が必要なため、支援金は県協会が立て替える
形をとり、２２日のＪ２リーグ第２５節大分―岐阜戦（大分銀行ドーム）前に
大分ＦＣへ贈る。

http://www.oita-press.co.jp/localSports/120726999419/2012_134188645492.html
大分ＦＣへの支援を発表する県サッカー協会の首藤会長（中央）ら＝９日、大分市内
http://www.oita-press.co.jp/mobile/data/local_sports_news/120726999419/2012/07/2012_134188645195.jpg