【歌舞伎】8年ぶり「澤瀉屋！」…二代目市川猿翁さんが歌舞伎の芝居に復帰 海老蔵さんと共演

長らく闘病中だった歌舞伎俳優の二代目市川猿翁(えんおう)さん（７２）が
４日夜、２００４年２月以来、８年ぶりに歌舞伎の芝居に復帰した。

猿翁さんが登場すると、満員の場内に屋号の「澤瀉(おもだか)屋！」の
かけ声が響き渡り、拍手と歓声が湧いた。

四代目市川猿之助さんらの襲名披露興行（東京・新橋演舞場）で６月に「口上」で出演した
三代目猿之助改め二代目猿翁さん。「七月大歌舞伎」初日を迎え、夜の部の最後の演目
「楼門五三桐(さんもんごさんのきり)」に出演した。

市川海老蔵さん（３４）演じる盗賊の石川五右衛門に対して、
猿翁さんは羽柴秀吉をもじった真柴久吉(ましばひさよし)役で登場。

早口で「石川や浜の真砂(まさご)はつきるとも、世に盗人の種はつきまじ」と
せりふを述べ、久々の舞台を待ち望んだ観客の声援を受けた。

カーテンコールで猿翁さんが再び登場して海老蔵さんと握手をかわし、
猿翁さんの後見を務めた長男の中車（香川照之）さん（４６）も顔を出して、観客の歓声に応えた。

ソース：YOMIURI ONLINE（読売新聞）
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20120704-OYT1T01156.htm
東京新聞:(TOKYO Web)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012070401001840.html
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http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1341352979/

小澤屋

いくらなんでも、痛々しくて観たくない

普通に科白は語れるの？

香川と言い、客寄せの見せ物小屋みたいになってるなここ

海老暗殺されるらしいじゃんｗｗｗ

歌舞伎ってもの自体は知られているのに、じゃあ何をやってるのかは結構知らない人が多い。
テレビでやんないし。

６月の｢口上」のときも何言ってるかわからなかった。

>>8
歌舞伎って元々何を言ってるかわからんのだが・・・面白いの？

この美談を演出してるのは、浜木綿子らしいじゃん？！

こうゆう親子の愛憎劇って、昔からの定番演目だから、観に行った客が涙流して満足すれば、それで良いじゃない(*^_^*)

そいや！そいや！

http://www.nicovideo.jp/watch/sm9163

血の回収に邁進する中村に較べると、同じ市川でも縁遠いよなあ。

口のまわらぬ役者は出すな。
舞台はお涙頂戴の場ではない。

中村屋！

>>7
Eテレとかでたまにやってるでしょ。

Ｅテレでもするけど
多いのはＢＳプレミアムかな

あの身体でも歌舞伎だからごまかしが利く。

市川本家の跡取りが破門された家系と競演とは一体何事??

弁慶と五右衛門だけやってりゃいいと言われるAB蔵

海老の妹か姉がたしか團子を教えてたはず
この子あっての話

終演後、カーテンコールで観客の声援に応える（左から）市川海老蔵さん、市川猿翁さん、市川中車さん
http://www.sanspo.com/geino/images/20120704/oth12070423510018-p1.jpg

猿翁のスーパー歌舞伎のどこが良いのかわからない。
京劇みたいなコテコテした衣装だし、
宙乗りだって、ミュージカル「ピーターパン」のフライングを見ちゃうと
もったもったしてるし。

なんで20000円近いチケット買ってまで、リハビリ途中のような演技を
見に行きたいのかねー。

何言ってるか分からない人でも出る事で皆喜んでるの？
それとも本人が出ると言ったら誰も止められないだけ？
歌舞伎素人から見たら単純に不思議なんだが

藤十郎さんはこれよりマシなはずだが、なぜ舞台に立てないんだ

まあこういうあざといこともやって
興業をもりあげていかんとあかん。
でないと10年後には橋下にぼこられることになる。

香川は思惑あって梨園に入ったとしか思えない。

お客は歌舞伎が観たいんじゃなくて
動く猿翁が観たいんだろうな。
晩年のジャイアント馬場といっしょ。

志ん生の居眠りを見て喜ぶというのと同じエピソードだな

世襲が一番の緩い世界だから出来るんだろうな

>>27
ブッチャーが馬場さんを殴りつける際にちょっとウルウルしつつ、優しいんだよなw

海老蔵さんの足を引っ張るんじゃないぞ！

海老は６年前から香川の息子を役者にしたいと言う
夢を援助してたんだね。
いまだ大反対の菊五郎や幸四郎とはえらい違い。

今は大反対組もおとなしくなってる
興行もいいし、團子が才能ありとわかったから

香川は出ない来月からは苦しいね。

香川は反日左翼の危険分子
シナの捏造映画にも喜んで出演したくらいの売国奴
こんな奴が日本の伝統芸能に入り込むなんて狂ってるよ

香川は猿之助の名前を息子継がせたくて必死なんだろ

>>36
じいさんもな
孫は目の中に入れても痛くない

>>32
菊五郎はともかく幸四郎が反対なんてきくと何かムカつく

>>38
ほんとー。
まともにセリフ聞かせられねえならミュージカル逝けと

>>18
>市川本家の跡取りが破門された家系と競演とは一体何事??

特に不審なことではないと思う。
初代猿之助（二代目段四郎）の破門は九代目自身が後年に赦して門下に復帰させている。
そういう赦された破門（しかも明治時代の）まで問題にされたら、今の伝統芸能全体がまるで成り立たない。

先代團十郎は市川宗家の位置づけを巡って現猿翁との間で確執を残したまま死去した。
しかし平成11年に猿之助と現團十郎が同座共演したことで、こちらも今は和解している。
それ以来、現海老蔵と猿之助劇団の同座は特に珍しくはない。
香川照之（現九代目中車）が息子に踊りを仕込むため、政明ちゃん（現五代目團子）を
團十郎の娘の日本舞踊家市川ぼたんに預けた時も別に問題にする人はいなかった。

ただ、現段四郎が兄猿之助（現猿翁）と決裂して猿之助劇団を飛び出したとき、
段四郎と亀治郎は市川宗家を頼り、事実上、市川宗家一門の客分格だった。
團十郎がこれを受け入れて以来、段四郎父子と團十郎父子の共演は、当然増えた。
成田屋は、どちらかといえば猿之助（現猿翁）よりも段四郎にずっと親しい位置にいた。

ところが、今度は亀治郎が四代目猿之助を名乗り、政明ちゃんが團子を襲名した。
これでは段四郎父子と猿翁一家、猿之助劇団との確執も（形の上では）収まってしまったし、
まあ、猿翁も段四郎も團十郎も、病魔との闘いでかつての元気はないことだし、
今後は息子たち（海老蔵、現猿之助、中車）の世代に主導権が徐々に移るし・・・

これから成田屋と澤瀉屋の接近が一層カオス的に進むんではないか？
その分だけ成田屋と菊五郎劇団や親戚筋（幸四郎とか）との間には距離が生じるかな。
あとは猿之助劇団の門弟たちの出方が問題か。右近とか。

>>20
ぼたんは海老蔵の妹ですね。

澤瀉が新歌舞伎座に出してもらえるといきなぁ。
柿落としに絡めるといいな。
よろしく頼むよ、宗家さん。

>>40
詳しいですねｗ
＞先代團十郎は市川宗家の位置づけを巡って現猿翁との間で確執を残したまま死去した。
のくだり、スマヌが暇だったら詳しく教えてくだされ。
興味があって知りたいのですが古い話なので情報が無いので…

>>42
>詳しいですねｗ
いや、見る人（古典芸能版の住人とか）が見れば私はむしろニワカの部類に属します。

>＞先代團十郎は市川宗家の位置づけを巡って現猿翁との間で確執を残したまま死去した。
>のくだり、スマヌが暇だったら詳しく教えてくだされ。
>興味があって知りたいのですが古い話なので情報が無いので…

今ちょっとネタ本のうち一冊（三代目猿之助・現猿翁の回想本）が本の山にうずもれ、
どうしても見つからない。。。
團十郎側の言い分（利根川本等）だけを根拠に無責任なお答えをするわけにも行きません。
猿翁や團十郎のような重病ではないが、実は私自身も健康体とはいえない状態でして、
本棚をひっくり返す、図書館へ行く、等これ以上のサーチが今は不可能です。

次項で、記憶する限りでの確執の内容を簡潔にまとめますが、
遺憾ながら公平性と正確性に自身が持てないです。

>>42
１．昭和38年、二代目猿之助の初代猿翁襲名、三代目團子の三代目猿之助襲名にあたり、
　　十一代目團十郎がクレームを付けた。その内容は・・・
　・「襲名にあたりあらかじめ市川宗家の当主である自分の了承を得ていない」。また、
　　「襲名披露公演の口上では市川宗家の席を設けて自分が口上を述べるべきなのに、その用意がない」など。
　・両家で揉めた挙句、團十郎によれば「自分は口上に出ない、ということで両者円満に落着した。」
　　澤瀉屋の言い分では「團十郎さんの口上出演はお断りした。」

２．三代目猿之助（現猿翁）の「歌舞伎十八番の内 勧進帳」上演にあたり・・・
　・團十郎は「宗家に伝わる型の通りにやれ。でないと上演は許さない。
　　どうしても上演するなら外題から『歌舞伎十八番の内』を外せ」とクレーム。
　・猿之助の言い分は「私の型は二代目段四郎が九代目團十郎から受け継いだ正統の型を
　　そのまま曽祖父から代々受け継いだ型だから問題はない。
　　今の時代、歌舞伎十八番上演には市川宗家の許可が必要、などとは時代錯誤も甚だしい。」

３．猿之助が初代猿翁の得意演目だった「猿翁十種」を澤瀉屋の家の芸として制定するにあたり・・・
　・團十郎は「弟子筋の家がそんな制定をするのは宗家の許可を取った上でないとおかしい。
　　制定演目の中には、猿翁が古典演目をアレンジしたものもあるが、古典という共有財産の私物化だ。」とクレーム。
　・猿之助は「澤瀉屋内部の家の芸の制定にいちいち市川宗家の許可を得る必要はない。
　　猿翁の改訂版を家の芸にしているのであり、古典そのものを独占しているわけではない。」と反発。

これらの反目を抱えたまま、十一代目團十郎は昭和40年に56歳の若さで胃癌のため死去。
確執の解消は息子の現團十郎の代に持ち越された。

以上が現時点で私が記憶により書き込めるギリギリの線の内容です。
本当に歌舞伎に詳しい方はもっと色々ご存知のはずです。

翁の言い分はごもっともだし、
歌舞伎の今後をみてそうすべきだったんだけど、
いかんせん翁は器用な人じゃなかったから、要らぬ拗れが起こったようにしか見えないな。

>>43-44
丁寧で分りやすい解説！ありがとうございました。
さぞ大変だったことかと。すみません「簡単に」と書くべきでした...orz

先海老ｻﾏが猿襲名の口上で相当厳しいことを言ったとのだと思っていたので、口上に出演すらしていないのだという事を初めて知りました。
諸々昔の事でクグッっても情報が無く、有り難く読ませていただきました。
先の海老ｻﾏは面倒ｸｻｲ人だったようですが、それにしても>>44-2を見ると、あ”〜噛み合ってないだろ？って感じです（どちら側に立っての見かたとかではなく）
それなりの時間経過が必要だったりする事も多そうな…

でも過去の確執を頭に入れたうえで「楼門五三桐」を観るとまた違った感慨もあるってものです。
ワイドショーが團十郎丈に中車丈についてのインタビューをしていましたが、成田屋さんの心中はいかに！？とも思いました。

ところで体調が万全では無いご様子、どうぞご自愛くださいますように。

改行失敗したぜっ！
ごめんなさい。

>>46
>あ”〜噛み合ってないだろ？って感じです

それは私に筆力がなく、まとめ方が悪いためでもあります。

まあ、実際突き詰めれば噛み合っていなかったとは思います。
ただし團十郎も猿之助もこんな露骨でトゲのある物言いはしていません。
資料によれば双方とももう少し穏やかで紳士的な言い方、書き方をしています。
簡潔に要点だけ書くと、どうしても角が立った表現になります。

猿之助が、生前の團十郎を訪問して直談判に及んだことがある、と回想していました。
猿之助によると、その時は團十郎の参謀役の金沢康隆が傍にいて主に猿之助にクレームを述べ、
実際の團十郎本人は至って口下手で物腰柔らかで争いを好まない人だ、という印象だったそうです。

>ところで体調が万全では無いご様子、どうぞご自愛くださいますように。

ご心配いただき、ありがとうございます。