2005年に帝京大学の教授になった。以来、米プロリーグと日本のプロ野球を中心軸に置いた授業(米国型スポーツ経営)と、
欧州サッカーリーグとJリーグを核に国際サッカー連盟(FIFA)と国際オリンピック委員会(IOC)を加えた授業(欧州型スポーツ経営)の2本立てで教えている。
米国とイングランドのプロスポーツはほぼ同じ時期にスタートしたが、面白いことに、その経営手法は対比的である。(フジサンケイビジネスアイ)
■講義もサッカー人気
野球とサッカーが日本に入ってきたのも同時期だが、その後の浸透と普及ぶりは異なった。野球は国民的娯楽となったが、サッカーは1993年のJリーグの発足に続きサッカー日本代表が世界の舞台で活躍するまで野球に比べ圧倒的に影が薄かった。
承知の通り、プロ野球界初となる選手会によるストライキが行われ、楽天とソフトバンクの球界参入が決定したのが2004年。
翌05年、米国型スポーツ経営では大教室でも席が足りないほどたくさんの学生が履修する一方で、欧州型スポーツ経営は野球が嫌いか、またはサッカー以外は目がない、いわばサッカーオタクの学生が集まった。
ところが、パ・リーグ球団が球団と球場の一体化を進める以外は、プロ野球界が構造改革に着手せずに旧態依然とした経営を行っている間に、サッカー日本代表が国際大会で結果を残し、
そして日本人選手が欧州のリーグに移籍するようになるにしたがって、米国型スポーツ経営の履修学生数が減少し、欧州型スポーツ経営の履修者が増える現象が続いた。
12年現在、欧州型の履修生が米国型の2倍に達している。
サッカー人気(厳密には日本代表に対する人気)の向上とプロ野球の衰微傾向は、私の授業だけではないようだ。男子のFIFAワールドカップアジア予選や女子の親善試合でのテレビ視聴率が如実に物語っている。
もはや、35%前後の視聴率を取るサッカー日本代表戦に太刀打ちできる番組は少ない。
>>2以降につづく
http://sankei.jp.msn.com/smp/sports/news/120627/oth12062708530001-s.htm 1 名前:お歳暮はウンコ10000トンφ ★ :2012/06/28(木) 12:01:05.48
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1340852465/