J2横浜Cが香港1部リーグに参入することが17日、分かった。
同リーグの標準流浪(ビウチュン・レンジャース)の運営権を買い取り
「横浜FC香港」として9月の開幕から参加する予定だ。
Jクラブの海外進出はシンガポールリーグの「新潟シンガポール」に次ぐ2例目。
補強の目玉として元日本代表MF藤田俊哉(40)にオファーを出したことも判明した。
藤田は昨季限りで千葉を退団したが、現役続行を視野に入れてトレーニングを継続中。
「横浜FC香港」のほかシンガポールのクラブやフットサルのアグレミーナ浜松からもオファーが届いている。
横浜Cと標準流浪はクラブ間合意に達しており、19日のJリーグ理事会で承認される見込み。
香港に別のチームを持つことで若手の育成や人材交流の活性化が期待できる。
さらにリーグは秋春制のため、開幕前には主力選手の出場も可能。
特に元日本代表FW三浦知良(45)はアジアでも抜群の人気を誇っており、
参戦が実現すれば多くの観客動員が期待できる。カズ&藤田の夢コンビが香港のファンを沸かせる日がやってくるか。
◆香港1部リーグ
1908年に創設されたアジア最古のリーグ。10チームが2回戦総当たりでリーグ戦を行う。
通算40度の優勝を誇るサウスチャイナが最も有名。
TSWペガサスには09年に元日本代表FW岡野雅行が所属していた。標準流浪は昨季7位。
http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20120617-OHT1T00272.htm