先日行なわれたアメリカ有数のフェス『ボナルー』。初日のヘッドライナーを務めたレディオヘッドが、
ステージでジャック・ホワイトと何か企んでいることを匂わす発言をした。
「次の曲はジャック・ホワイトに送りたい。昨日会っていろいろ話したんだ。
でっかいサンキューを送るよ。その理由はまだ皆には明かせないけど、いずれ分かるから」とトム・ヨークが話すと、
観客はその意味深な言葉に沸き立ち、大歓声の中バンドは「Super Collider」に突入した。
現在の段階ではジャックと一体どんな絡みがあるのか分からないが、なんにせよ世界最大のバンド、
レディオヘッドと元ホワイト・ストライプス、ラカンターズ、デッド・ウェザー、
そして現在はソロ活動中の現代ロックシーン希代のロック・アーティストであるジャックが
何かしらことを起こすというだけでセンセーショナルすぎるニュースだ。
コラボなのか、もしくはジャック所有のスタジオでレコーディングして彼のレーベルからリリースするのか、
とにかくあらゆる可能性が考えられるが、いずれにせよビッグ・ニュースであるのは間違いない。
長い間、孤高のバンドといったイメージのあるレディオヘッドだが、特にトムはここ近年レッチリのフリーとバンドを組むなど、
柔軟な姿勢で縦横無尽に活躍し周囲を驚かせている。
それでもジャック・ホワイトとのタッグは、これまでで最も意外な組み合わせかもしれない。
いやがおうにも期待が膨らんでしまう。まだ分からないことだらけだが、具体的なニュースが届くまで楽しみにしていよう。
http://nmn.nifty.com/cs/catalog/nmn_topics/catalog_120612078484_1.htm