グラミー授賞歌手のメアリー・J.ブライジ(Mary J. Blige)が、チャリティ活動の一環として豪華アーティストを招いたイベントを昨年開催するも
このギャランティがいまだに支払われていないなどとして訴訟を起こされた件で、5月29日、滞在している中国は北京から事情を説明した。
メアリー・J.ブライジは、2007年からニューヨークの社会的/経済的に恵まれない女性に教育の機会を与えるNPO団体
Foundation for the Advancement of Women Now (FFAWN)を運営しており、2010年にTV出演した際には「25人の女性を大学に進学させた」と活動状況を
報告。また2011年には自身やレディー・ガガ(Lady Gaga)らと‘会える権利’をチャリティ・オークションに出品するなどして話題を呼び
ジェニファー・ハドソン(Jennifer Hudson)やクリスティーナ・アギレラ(Christina Aguilera)らが出演するチャリティ・コンサートも開催している。
しかしそのNPO団体、FFAWNが2件の訴訟を起こされている事が27日、明らかになった。昨年のチャリティ・コンサートに参加したアーティスト達は
ギャラが未払いとなっており、総計16万7252ドル(およそ1300万円)をFFAWNに求める集団訴訟を起こした。さらにFFAWNは、トロント・ドミニオン銀行から
25万ドル(およそ2000万円)以上の借り入れがあり、支払い期限が2011年中であったにもかかわらず、返済がないとしてこちらも訴訟を起こされている。
この問題について、アルマーニのイベントに出席するため北京にいたメアリー・J.ブライジは、「FFAWNの創設者として、問題が起こった事の責任は
間違いなく私にある」「起きてはならない事」と非を認めながら、自身はこの状況を報道が有るまで把握しておらず、現在解決に向けて尽力していると
コメント。「私は、正しい人物を雇わず、正しい場所に配属させていない事に気がつきました」などと運営に問題が有った事を説明し、組織メンバーを
変えて対応にあたっていくとしている。
▽ソース:bmr.jp (2012/05/30)
http://bmr.jp/news/detail/0000013325.html ▽画像
http://bmr.jp/common/images_news/0000013325.jpg ▽動画
Mary J. Blige ft. Drake - Mr. Wrong
http://www.youtube.com/watch?v=eS-y2R9cmnQ