プロ野球のセ、パ両リーグは15日、交流戦前の13日までの入場者数を発表し、昨季の同じ主催試合数を
消化した時点との比較で、セは1試合平均で2・4%減の2万6041人、パは6・3%減の2万843人だった。
セでは広島が20・6%、パはオリックスが22・1%と大幅に減少した。
セの最多は阪神の3万8972人(7・5%減)、パがソフトバンクの3万546人(10・1%増)。東日本大震災の
影響で昨季は4月のナイター開催を自粛したヤクルトが14・2%、DeNAが横浜時代の昨季から15・2%と
大幅に増え、本拠地の東京ドームを使用しなかった巨人も3・8%増加した。
大震災があった昨季の1試合平均をセ、パともに下回り、セで今季から導入した予告先発も観客増につながる
材料とはなっていない。セ・リーグは「昨季(の数字)は交流戦も入っており、比較は難しい。予告先発で当日券
は伸びるが、逆に前売り券が出ないという声もある」としている。
延長戦を含めた平均試合時間は、昨季の全試合平均と比べてセが2分短い3時間7分、パが2分長い3時間
8分だった。
スポナビ:
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/headlines/20120515-00000031-kyodo_sp-spo.html