【サッカー】神戸が歩み始めた「クラブ国際化」への道…ACL出場への準備、役員会議を英語で実施、元バルセロナ副社長招聘

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1宵宮祭φ ★
 多くの選手が日本を飛び出し、海外でプレーするようになった昨今、日本サッカーは確実に国際化の道を
たどっている。セリエAのメガクラブで長友佑都がプレーし、ブンデスリーガでは香川真司がチームの中心
としてドルトムントのリーグ連覇に貢献するなど、そのレベルは確実に上がっている。

 ただし、現時点ではあくまで「個人」としての国際化である。Jリーグから欧州リーグへの移籍が
増えていることや、日本国内だけでは収入に限界があることなどを考慮すると、今後はクラブレベルでの
国際化も求められることになってくるだろう。そういった中で、神戸が興味深い動きを見せている。

 今年3月、神戸を運営するクリムゾンフットボールクラブはマーク・イングラ氏の取締役就任を発表した。
イングラ氏は、2003年から6年間FCバルセロナで副会長としてマーケティング・メディア関連を中心に
クラブ経営に携わった経験を持ち、サッカークラブ以外での企業経営の経験、実績もあるビジネスマンだ。

 彼と旧知の仲だったという三木谷浩史会長が、「今後はアジア・世界を見据えた新たなステージへと
クラブが成長するために、世界の先端的な知見を備えた経営体制に移行することが大切ではないか」という
考えの下で迎え入れた。この件について、叶屋宏一社長は、「クラブのマーケティング、ソシオの制度は
どのように動かしていて、どんな問題点があったのかということを聞いていきたい。それを聞くことによって、
日本型に改良できるのか、文化的、歴史的な背景があって難しいのかという確認からしていきたい」と話す。

>>2以降に続きます)

http://www.goal.com/jp/news/1579/%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB/2012/04/26/3061520/%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%83%A0%E7%A5%9E%E6%88%B8%
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2宵宮祭φ ★:2012/04/27(金) 15:49:59.62 ID:???0
>>1続き)

 加えて、神戸はピッチ内外でのパワーアップを狙い、アジアへと視野も広げている。

 2月にはJリーグがタイ・プレミアリーグとパートナーシップ協定を締結したことが発表された。
海外のリーグとの初めての提携として注目を集めたが、その一連の動きの中では神戸やC大阪といった
クラブレベルでの動きもあった。神戸は調印のためタイを訪問したJリーグの大東和美チェアマンに
叶屋社長らが同行し、タイ・プレミアリーグのクラブの施設を視察。そこでチョンブリとの提携を決めた。
チョンブリは、かつてドイツや日本でプレーし、G大阪や鳥取で指導経験のあるヴィタヤ・ラオハルク氏が
監督であり、アジアサッカー連盟(AFC)で働いていた経験を持つ人物や、有能な日本人スタッフも
所属しているクラブということで話が進んだ。日本代表でもプレーした加藤好男氏がGKコーチを
務めているように親日的なクラブであること、「いろいろと先進的に取り入れていきたい考えがある」(叶屋社長)
ということで、お互いが望んだ形での提携となった。

 提携内容としては「アカデミー部門における交流」、「フットボールクリニックの実施」、
「マーケティング契約」、「トップチームにおける交流」の4項目が発表されているが、具体的なメリットが
どこにあるのかといったことは、これから模索することになる。さまざまな活動を定期的に行い、
情報交換をしていくことで、互いにメリットを見いだしていければという考えだ。

 タイのサッカー界は、以前はそれほどなかった日本とのレベル差が広がったことに悔しさを感じている一方、
「自分たちにもできるはずだ」と積極的に成長を目指して動こうとしているという。その中で特に力を入れて
いるのが、アカデミーの充実である。叶屋社長によると、チョンブリからも育成年代での交流を求められており、
早速7月にはUー15年代の国際大会に参加する予定ということだ。

>>3以降に続きます)
3宵宮祭φ ★:2012/04/27(金) 15:50:23.69 ID:???0
>>2続き)

 もちろん、前出のイングラ氏の取締役就任と同じように、ビジネス面での狙いもある。
「今は日本の経済が空洞化されている。基本的にクラブは地元を大事に活動するものだけど、
出資と入場料収入はドメスティックに限られている。そこで何か収入を増やす手段というのが、
国際的なつながりを持つことで出てくる可能性があるかもしれない。それを今のうちに探っておくべき
じゃないかなということ」と叶屋社長は話す。クラブ収入にある程度の限界が見えていることを考えれば、
地道に入場者を増やす活動とは別に、新たなフィールドを開拓することは有意義なはずだ。
「アカデミーの交流を毎年やることを切り口にして、お互いにどう稼げるかということを話していきたい。
我々がアジアのクラブから学ぶことがあると思うし、彼らがJリーグから学ぶもののもあると思う。
そこで情報交換しながらできればいいと思っている」(叶屋社長)

 こういった動きの中で、神戸の選手がチョンブリに期限付き移籍して経験を積んだり、タイ人プレーヤーを
獲得してJリーグのピッチに立たせるような機会が生まれれば、さらに具体的に可能性は広がっていくことだろう。
若手選手がタイに行けば、なかなかできない経験をしてたくましく成長できる可能性があるし、タイ人選手が
神戸でプレーするようなことになれば、現地での中継がより求められるようになるし、現地でのファンが生まれて
利益を生み出せることにもなっていくだろう。育成面では神戸がチョンブリにノウハウを提供する割合が多くなる
と思われるが、ビジネス面では神戸がうまく利用していけるのではないだろうか。アカデミーの交流ももちろん
大切だが、トップ選手の動きを活性化させることで新たな道を拓く突破口にしてもらいたい。

>>4以降に続きます)
4名無しさん@恐縮です:2012/04/27(金) 15:50:33.96 ID:XbrlMtxAP
だが勝てない
5名無しさん@恐縮です:2012/04/27(金) 15:50:45.45 ID:0PoJPunZ0
戦いぶりを見る限り、もう終了じゃないの?
6宵宮祭φ ★:2012/04/27(金) 15:50:47.25 ID:???0
>>3続き)

 今回、「国際化」を進めるために2つの動きをしているが、神戸はイングラ氏の取締役就任にも、チョンブリとの
提携にも金銭を使っていない。「金の切れ目が 縁の切れ目にならないような、お互いにとっていろいろな意味で
実のあるものにしていきたい」(叶屋社長)という考えからだ。過去にはJリーグのクラブが海外クラブと
提携しながらも契約期間終了とともに疎遠になるようなこともあったが、そうではなく、長く続けていくことが
重要視されている。

 残念ながら神戸にはまだAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場の経験はないが、来るべき時に備えての
準備は着々と進められている。

 「サッカー界というのは、個人のつながりで広がっていたりはするけど、クラブとしての知識は持っていない。
クラブ全体として、今の欧州のクラブがどうなっているか、アジアのクラブがどんなことをやっているのか
ということを、クラブ全体の知識として知っていきたい。クラブベースでないと解決できない、
広がらない問題もある」(叶屋社長)

 世界的なスポーツであるサッカーでビジネスをしていながら、なかなか国際化できていない現状を打破しようと、
神戸は一歩を踏み出した。「サッカーだけが特別な産業ではない」という考えも、あらためて見直されている。

 現段階ではまだまだ試験的な意味合いが強いことは否めない。ただ、こういった動きが新たなものを生み出すこと
への期待は大きいのは事実。今後どんな可能性が生まれるのか、各方面から注目されることになりそうだ。

 ちなみにクリムゾンフットボールクラブでは、イングラ氏が加わるこの5月から役員会を英語で行うことが
決まっている。

(了)
7名無しさん@恐縮です:2012/04/27(金) 15:51:22.54 ID:VnixtaHEP
>国際化

岩波のことかー
8名無しさん@恐縮です:2012/04/27(金) 15:51:48.70 ID:JLDAxvRF0
でも勝てない…
9名無しさん@恐縮です:2012/04/27(金) 15:52:16.09 ID:b69YFxBmO
神戸てwwwwwwwww
FC東京くらいのビッグクラブならわかるけどさ
10名無しさん@恐縮です:2012/04/27(金) 15:52:22.21 ID:gobA0FORO
そんなことより、またイルハンみたいな面白ネタ選手を呼んで下さい。