アル・ワスルのディエゴ・マラドーナ監督が、クラブに対し約束されていた
補強資金を与えられなければ、辞任をするつもりだと忠告した。
マラドーナ監督は、1月の移籍市場で6名の新戦力を迎えることをクラブから
約束されていたと述べたが、実際にアル・ワスルが契約したのは2名のみだった。
無冠で1年目のシーズンを終えたマラドーナ監督は、タイトル獲得を争えるチームに
するためには補強が不可欠だと主張した。同監督は、アル・ワスルと2年契約を
結んでいる。
「我々にはより選手が必要だ。最初、クラブは6人と言っていた。しかし私が受け取った
のは2人だけだ。そして1人がクラブを離れた。彼らは約束したことを守っていない」
「私の要求を満たすことができないなら、ここを離れる覚悟はできている」
マラドーナ監督はまた、自身のサラリーアップを求めているのではないと強調した。
「経営陣と話し、彼らが約束を果たしてくれるか見るつもりだ。私は1ドルも昇給を
求めてはいない。争えるチームがほしいだけだ。私のチームで争うことができないなら、
ここで仕事をするに値しない。望んでいる選手を得られなければ、争うことはできない」
「契約はもう1年残っている。ここを去ることになれば悲しい。望んでいた支援を
得らなかったと感じるだろう。働くため、良い結果を得るため、競争するためにここに
来た。私にとって一番大切なことだ。それを達成できないことは、私を悲しませる」
Goal.com 4月25日(水)17時30分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120425-00000012-goal-socc