興行通信社による4月7日、8日の全国映画動員ランキングでは、シリーズ16作目を
迎えた劇場版『名探偵コナン 11人目のストライカー』が1位に初登場した。
全国351スクリーンで公開され、土日成績は動員54万975人、興収6億2974万550円。
過去に興収35億円を記録したシリーズ歴代最高成績『名探偵コナン 漆黒の追跡者
(チェイサー)』(2009年公開)の初週を上回る好調なスタートとなった。
サッカー観戦中のコナンが、爆破事件を阻止すべく暗号解読に挑む同作には、
キングカズこと三浦知良選手ら現役選手がゲスト声優として出演するなど、
Jリーグの全面協力のもと制作された。
配給会社の東宝が実施したパソコンと携帯を使ったWEB初日アンケートによると、
客層は「男女比 38:62」と女性が多め。年齢別では16歳〜19歳が26.3%と最も高く、
次いで20代が25.6%、40〜59歳も13.7%と幅広い層に分布し、
鑑賞の動機には「コナンが好きだから」が36.6%で最も大きい割合を占めた。
2位は主演作2本が同日公開となったテイラー・キッチュの1本『バトルシップ』。
ユニバーサル映画100周年記念として製作された本作は、太平洋上に出現したエイリアン
の侵略部隊と世界連合艦隊の壮絶な戦いた大作で、世界の歌姫リアーナ、
そして浅野忠信ら豪華な共演者も話題を呼び、全国545スクリーンで土日成績は
動員23万7869人、興収2億9216万3000円をマーク。
3位は連続ドラマがハリウッドでのリメイクも決定した『劇場版SPEC 〜天〜』。
2週目を迎え早くも興収10億円を突破し、目標の25億円に向け好リターン。
次いで4位は映画化20周年の記念作『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙の
プリンセス』がランクインし、シリーズ初の宇宙を舞台にしんのすけの冒険を展開。
全国330スクリーンで公開され、土日成績は動員17万4672人、興収1億9531万5600円を記録した。
このほかにも5位はT・キッチュの2本目の主演作『ジョン・カーター』が初登場し、
全国692スクリーンで金曜公開され、土日成績は動員10万5086人、興収1億4923万1400円。
初日を含むオープニング3日間成績は動員12万9306人、興収1億8269万5400円となった。
http://movies.yahoo.co.jp/m2?ty=nd&id=20120416-00000340-oric