【芸能】歌謡曲の遺伝子〜ポジティブに進化を遂げる流行歌
由紀さおり『1969』のヒット、しかもそれが国境を越えた世界レベルのヒットとなったことで、脚光を浴びている昭和歌謡。
日本人の心に郷愁や癒しや活力をもたらした側面も多分にあるだろうが、昨今の歌謡曲人気は、
単にノスタルジーに頼ったものではなく、楽曲の質が改めて評価され、新しさと共に受け止められている。
思い返せば、かつて巷で流れる曲はすべて歌謡曲や流行歌とされてきた。
それが、いつしか、J-POPと呼ばれるようになり、歌謡曲の名前は過去のものとなった。
しかし、歌謡曲の遺伝子(エッセンス)は今も生き続けている。懐かしさとしてではなく、
ポジティブに進化を遂げる歌謡曲、その新しい価値観、魅力を探り、今後の展開や可能性を考える。
■トレンドのキーワードとして再浮上した“歌謡曲”
由紀さおりとピンク・マルティーニのコラボレーションによるアルバム『1969』の世界的なヒットという、
誰もが予測し得なかった華々しいニュースを受けて、今また“歌謡曲”がトレンドのキーワードとして再浮上している。
現在の音楽界で歌謡曲という定義に当てはまるものとして、真っ先に思い浮かぶのは今、巷を賑わしている
アイドル・ポップスであろうが、少し遡るとかなり狭義な大人向けの音楽ジャンルを指す言葉へと追いやられていた印象が強い。
90年代に入ってすぐの一時、日本レコード大賞が<ポップス・ロック部門>と<歌謡曲・演歌部門>に分けて
授与された時期があったのはその象徴とも言うべき出来事で、後者はほとんど演歌枠として設けていたように見受けられた。
そして、この頃から国内で生産される大衆向けの流行音楽の多くが“J-POP”と呼ばれるようになっていく。
ソース
http://www.oricon.co.jp/news/confidence/2009388/full/ 由紀さおりとピンク・マルティーニのコラボアルバム『1969』
http://contents.oricon.co.jp/upimg/news/20120331/2009388_201203310133332001333155634c.jpg >>2に続く
>>1の続き
日本コロムビアで美空ひばりをはじめとする歌謡曲のリイシューを中心に手がけるプロデューサー・衛藤邦夫氏は、
レコード大賞の例も挙げつつ、90年代以降は自作自演の時代を迎え、職業作家時代が終焉したと分析する。
同時期に、CX系歌番組『夜のヒットスタジオ』で、名物だったオープニング・メドレー(出演者が次に登場する歌手の持ち歌を
歌ってリレー形式で紹介していく)がなくなったことを挙げ、歌謡界の変容を指摘したのは、かの大瀧詠一氏であった。
そうして迎えたJ-POPの時代は、作家よりもプロデューサーに主眼が置かれるようになり、小室哲哉やつんく♂らが頭角を現していったのである。
90年代前半にヒットチャートを席捲したビーイングの諸ヒットなども、J-POPとして括られながらも、
その旋律やサビの効かせ方の明確さなど、極めて歌謡曲的な要素の濃い音楽と言えるのではないだろうか。
昔で言うところの“懐メロ”的なポジションに収まりそうになっていた歌謡曲を復権させ、時代に適応した今の音楽として
存続させているのは、由紀さおりのような実力と柔軟性を兼ね備えたベテラン勢をはじめ、若きDJや映像作家、
リイシューCDを手がける研究者まで、様々な力が作用していると考えられるが、やはりなんと言っても、
アイドル戦国時代と呼ばれる中で拮抗する彼女たちに、作品や活躍の場を提供する作家やスタッフの存在が大きい。
なぜなら幼き頃に歌謡曲を存分に浴びて育った彼らが描く現代のアイドル像は、根本的に70〜80年代のアイドルの再生というテーマに基づいているからである。
>>2の続き
■脈々と受け継がれている歌謡曲の遺伝子
音楽のみに限らず、いつの世も流行りものの陰には必ず作り手側の努力があり、その労苦が大きな魅力となって大衆の心を掴む。
様々な偶然が重なり、そうした才能が集結することで、時としてそれは社会現象へと至り、歴史の1 ページとなる。
秋元康氏が率いるAKB48の人気によってもたらされた現在のアイドル・ブームも、歌謡曲の長い歴史における重要な一場面である。
そこには、昭和の時代から活躍を続けてきた秋元氏以外にも、時代に即した新しい才能が育ちつつあり、
歌謡曲というジャンルの捉えられ方も、彼らの活躍によってさらに変貌を遂げていくであろうと思われる。
幅広いジャンルを手がける中で、歌謡曲へ熱烈なアプローチを掲げている小西康陽氏もまた、歌謡曲のフィールドを独自の視線で耕し続けているひとりである。
楽曲提供だけでなく、昭和の歌謡曲シーンではまだ表現方法が確立されていなかったオマージュの具体例、主にリミックスという方法で歌謡曲へリスペクトを捧げている。
木村カエラ「Butterfly」などの楽曲提供も手がけるミュージシャンの末光篤氏もまた近いスタンスにある。
さらに、ももいろクローバーZをはじめとする多くのアイドルやアニメ音楽に健筆をふるいながら、シンガーも兼ねる
前山田健一(=ヒャダイン)氏は、小西氏の影響を色濃く受け継いだ、言わば第3世代にあたるクリエイターである。
彼らは歌謡曲の遺伝子を未来へと継承していく重要な担い手であり、現在の音楽シーンの鍵を握る重要な人物たちである。
まだまだ多くの可能性を秘めた歌謡曲の今後の展開にも大いに期待が高まる。
4 :
名無しさん@恐縮です:2012/03/31(土) 11:57:03.70 ID:uzPX0K3t0
>>1-3 意味不明 書き直し
何を歌謡曲としているのかがそも不分明
由紀さおり以外リバイバルやリアレンジして受けているとか、その胎動が大きくあるわけじゃないだろ
そのへんの薄っぺらい作家の何かのリミックスだの誰がどれだけ知ってんだよ
5 :
名無しさん@恐縮です:2012/03/31(土) 11:59:42.21 ID:ChFGLbzg0
6 :
名無しさん@恐縮です:2012/03/31(土) 12:05:29.40 ID:BEEdZDl60
韓国人は不要。
7 :
名無しさん@恐縮です:2012/03/31(土) 12:08:28.74 ID:nMHr5mij0
由紀さおりはエロカワイイ
8 :
名無しさん@恐縮です:2012/03/31(土) 12:10:42.77 ID:oqI64Gdh0
AKBの楽曲もクソだし
ヒャダイン(笑)・・・・ ゴミだろwww
由紀さおりの歌謡曲がアメリカで受けてるとかあるが
米のコンサートで一番受けてたのはPPMの曲だったなあ、その曲もほとんど日本語で歌ってたけど。
要は日本の曲っていうよりも、彼女の声質とか日本語のリズム感とかそういうのが受けてたんじゃないかと思った。
11 :
名無しさん@恐縮です:2012/03/31(土) 12:15:40.78 ID:0FwBFaQPO
小室哲哉は作品に歌謡曲要素が一切無いという一点だけでも、とんでもない化け物だった
周りに歌謡曲しか無い時代に生まれ育って、にもかかわらず歌謡曲から全く影響を受けずにあれだけのヒットを連発したんだぞ
どれだけの才能を生まれ持ったのかが分からないくらいの天才だわ
そしてせっかく小室哲哉が歌謡曲を絶滅寸前に追い込んだのに、彼の功績と努力が台無しにされようとしてるんだよな
つんくとか豚は死ねばいいのに
ヒャダインとかミヒマルGTみたいな小室哲哉の直系フォロワーの時代を迎える前に、つんくと豚のせいで歌謡曲が息を吹き返してしまった
小室は、ニュースステーションに出たとき
「自分がこんな音楽をやりたいじゃなく、
どんな曲がヒットするかを計算して作ってる」
と言ってた
小室は声も高いほうが良く売れるとかいってボーカル選んでたなそういや
2年くらいで使い物にならなくなるけど
14 :
名無しさん@恐縮です:2012/03/31(土) 12:27:01.84 ID:0FwBFaQPO
>>12 彼が本気でやりたいことをやったLEVEL 4は、間違いなく彼の最高傑作である素晴らしい名盤だが全く売れなかったからな
globeの後半は、ひねくれてわざと売れない音楽を作っていたような感じがある
そういう衝動をLEVEL 4で完全燃焼させて次からまた売れ線曲を作り続けていたら、今もglobeはミスチルやB'zより売れてただろうな
>>12 小室はコンプレックスが強いからな。
ビーズみたいに開き直ってればよかったのに
16 :
名無しさん@恐縮です:2012/03/31(土) 12:32:46.60 ID:UExGNi/1O
>>14 歌手は長くやればいいってもんでもないと思うけどな
浜崎あゆみは駄目になってしまったし
17 :
名無しさん@恐縮です:2012/03/31(土) 12:34:38.24 ID:0FwBFaQPO
>>15 TM時代のCAROLを出した後もそうだったが、彼はスーパースターで居続けるにはあまりにナイーブ過ぎる
仮に今もミリオンを連発し続けていたとしても、どこかで破滅するタイプの人間
18 :
名無しさん@恐縮です:2012/03/31(土) 12:40:03.55 ID:oqI64Gdh0
サザンやBzだって全然歌謡曲だけどな
音楽の構図からしてBメロありきから作ってるし 5分で長いし 歌謡曲
いまメディアが国民を「動かしてる」実感が得られるのが「アイドル」のくくりだからか
アイドル論を誰もカレもが書きたがるね
20 :
名無しさん@恐縮です:2012/03/31(土) 12:43:22.61 ID:0FwBFaQPO
>>16 浜崎は、単に売れなくなっただけでしょ
彼女は彼女で、全盛期は日本史上最高のカリスマだったと思う
21 :
名無しさん@恐縮です:2012/03/31(土) 12:43:29.72 ID:1EThOxwA0
どう聴いても歌謡曲なのに、なぜ歌謡曲と呼ばずに、Jポップと呼ぶのか。愛するものを低俗として抑圧し、あらゆる要素を取り込みながら延命をはかる歌謡曲という自虐的パラドックス構造を解明し、その根底にある日本文化の特質をさぐる。
ttp://www.seikyusha.co.jp/wp/books/isbn978-4-7872-7123-5 ドリカム──カラオケ向きでない「カラオケに優しい楽曲」
氷室京介、久保田利伸──カラオケを拒む人たち
小室哲哉──計算をもとにしたルーティンワーク
つんく──欲望に忠実な男
ミスチル、L⇔R、スピッツ──ナイーヴな距離のとりかた
槇原敬之──完全な、でも珍しい歌謡曲
柳ルミ子・沢田研二・ビーズ・ドリカム・パフィ・安室奈美恵・ルナシー・椎名林檎‥‥みんな歌謡曲なのだ。この見方が、とてもいい。
茶髪・金髪・赤髪に染めて、何語かわからない歌をうたう。しかも著者たちの分析によると、その歌にはいくら洋物コードが踊ろうとも、
いくら歌詞がめちゃくちゃであろうと、あきらかに「ニッポン」というものがあるらしい。
こうして、ここにあるのは粋な文化か野暮な文化かということだけなのである。粋なのは、たとえば氷室京介や久保田利伸の歌づくり、
野暮なのはインチキ英語と手抜き作曲で塗り固められた小室哲哉のヒットソング。まあ、こういうことになる
ttp://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0557.html
22 :
名無しさん@恐縮です:2012/03/31(土) 12:49:49.27 ID:UExGNi/1O
>>20 浜崎は声が劣化したとあちこちで書かれてる
全盛期にスターだったのは認めるけど
もう引退したほうがいい
23 :
名無しさん@恐縮です:2012/03/31(土) 12:53:46.12 ID:7LaHJJSVO
一曲90秒あればいい。
24 :
名無しさん@恐縮です:2012/03/31(土) 12:55:31.91 ID:lR+bI0AQ0
26 :
名無しさん@恐縮です:2012/03/31(土) 12:56:07.68 ID:0FwBFaQPO
>>22 声質が売りのボーカルと歌い方が売りのボーカルとがいるけど、前者はほとんどが途中で劣化するよね
声質が売りなのに、何十年喉を酷使しても劣化しないX JAPANのTOSHIの喉は化け物だと思う
>>22 持田は声は劣化したが顔は劣化してないな。
CMにはやたら出てくる
化け物ノド男
持田と浜崎のような鼻声っぽい歌い方は喉を潰すから、いずれはダメになるだろうなと思ってた。
>>11 確かに小室前後で邦楽は変わったな
個人的には好かんが歌謡曲よりはマシ
邦楽には男受けするミュージシャンって本当にいないな
日本のミュージシャンは女受けを狙いすぎてる
>>18 日本の歌はBメロでいきなりダサくなるから不思議だ。
32 :
名無しさん@恐縮です:2012/03/31(土) 14:22:56.32 ID:0FwBFaQPO
>>30 勢いのある時には女ファンの方がたくさん金を落とすし、落ちぶれても女ファンの方がより離れにくい
結婚等でファンが離れるリスクはあるが、男受けを狙うより女受けを狙った方が100%得
女に妄想を与えるのがJPOPだよw
34 :
名無しさん@恐縮です:2012/03/31(土) 14:32:42.85 ID:USAuiCXs0
>>31 最近はAメロからサビまでが異様に早くなってるよな
>>32-33 それはそうだが商売臭がきついいんだよな
35 :
名無しさん@恐縮です:2012/03/31(土) 14:56:23.50 ID:oqI64Gdh0
>>34 なってねーよ。サブリナとか何でBメロ入れる必要あるんだよ。
津波なんかBメロサビ?Dメロとか 軍歌だよ。
歌謡曲は軍歌のなごり。山田耕作は日本にメロディーがなくて苦労しまくった。それだけ音楽がない民族。
小室楽曲全盛期に秋元って何やってたの?
>90年代前半にヒットチャートを席捲したビーイングの諸ヒットなども、J-POPとして括られながらも、
>その旋律やサビの効かせ方の明確さなど、極めて歌謡曲的な要素の濃い音楽と言えるのではないだろうか。
これって結構大事な論点だよね。ただビーイングは曲は歌謡曲的でもグループの多くが極めて没個性的だったけど。
織田哲郎の「いつまでも変わらぬ愛を」なんておそろしいくらいに歌謡曲的。
最近の歌つまらない
ありがちな歌詞にありがちなメロディ
>>36 確かゲームメーカーのセガから金をむしり取っていた
秋元が復帰したのはAKBに電通マネーが入ってから
ただ秋元は電通とパチンコメーカーを仲介しただけ
>>37 ビーイング系はオサレだったからな
>>38 音楽業界は男リスナーを無視しているからな
せいぜいAKBと声優くらいだろ
42 :
名無しさん@恐縮です:2012/03/31(土) 18:08:44.34 ID:YXzRjl5d0
>>14 かはらともみの最後の方とか酷い曲だったよなあw
まあ、つんくも途中からすげえことになってたけど。
45 :
名無しさん@恐縮です:2012/03/31(土) 18:24:11.98 ID:9IXSQdiN0
そういや、半健って最近なにやってんの? TVでてる?
46 :
名無しさん@恐縮です:2012/03/31(土) 18:36:44.14 ID:OxdpiPYb0
国境を越えた世界レベルのヒット???
なんの話してるの?
47 :
名無しさん@恐縮です:2012/03/31(土) 20:34:25.97 ID:mZinvsJl0
>>26 例のドサ周りで毎日のように地方で歌ってたから喉が鍛えられたんだろうね
48 :
名無しさん@恐縮です:2012/03/31(土) 20:55:17.64 ID:0FwBFaQPO
>>42 あれは、華原朋美に浮気された小室哲哉が狂気じみた精神状態になっていただけ
何故か「華原朋美を捨てた小室哲哉は最低」みたいになってるけど、先に浮気したのは華原朋美だしあのままだったら小室哲哉は狂ってたぞ
そして現代
特典付きCDを売っているのかCD付き特典を売っているのかわからない時代がやってきている
シングルCDの初回特典で通常画質のDVD付けて、
あとでBDのPV集出すとかあこぎすぐる
>>37 ビーイングは髪型まで一緒だからな。
社長の好みなのか?
53 :
名無しさん@恐縮です:2012/04/01(日) 05:00:05.25 ID:t2PyGVBnO
るーるーるるるー
オリコンって随分レベルの低い文章載せてるんだな
あさみちゆきの紅白出場まだか
若手では一番の実力者なんだけどなぁ
56 :
名無しさん@恐縮です:2012/04/01(日) 22:34:48.86 ID:cKVqVXBB0
57 :
名無しさん@恐縮です:
>>35 >歌謡曲は軍歌のなごり。山田耕作は日本にメロディーがなくて苦労しまくった。それだけ音楽がない民族。
元を辿れば全部、キリスト教の賛美歌に行き着くんだよな
宮沢賢治なんかも賛美歌のレコードを使って小学校で授業してた
実はかなりの西洋かぶれだった