【マラソン/芸能】猫ひろしさんがロンドン五輪のカンボジア代表に★2

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66名無しさん@恐縮です
朋友:北京五輪 母国の陸上熱高めたい ヘム・ブンティン(カンボジア)
 ◇ヘム・ブンティン(22)=カンボジア/男子マラソン

 完走した76選手中、73位の2時間33分32秒でゴール。自己ベストより7分も遅かった。
 古ぼけたランニングシューズで毎日、走り続けてきた。夜は、ほこりっぽい首都プノンペンにある
粗末な寮の硬い木のベッドで眠る。
各競技のエリート選手が暮らすが、陸上選手はしばしば二流扱いされるという。
 「カンボジアではサッカーなどに比べて陸上への関心は低い。いい走りをすれば、状況はきっと変わる」。
それが走り続ける理由だ。ストゥントレン県の農村出身。地元の大会で才能を見いだされ、
プノンペンに移った。マラソンを走れる選手はほかにいない。
 カンボジア人の平均年収は400ドルに満たない。選手には1日あたり1万5000リエル(約400円)が
支給されるが、月収の2倍もする新品の競技用シューズはとても買えない。母国での生活環境に比べれば、
北京の選手村での生活は夢のようだった。メダルや入賞は遠くても、いい走りを見せたいと願った。
 昨年の東南アジア大会で銀メダルを獲得し、北京への道につながった。タイムは自己ベストの2時間26分28秒。
06年には、かすみがうらマラソン(毎日新聞社など主催)を走った。前年11月に開かれた「アンコールワット国際ハーフマラソン」で優勝し、
元マラソンランナーの有森裕子さんが代表を務めるNPOが日本に招待した。結果は29歳以下の部で397選手中66位。
「あの時は寒くて、立っているのも大変だった」と振り返る。昨年の世界陸上大阪大会は千五百メートルに出場した。
 2度訪れた日本が好きになった。「16年の五輪開催地が東京に決まったら、もちろん走るよ」。既に8年後も見据えていた。
http://mainichi.jp/enta/sports/08olympic/archive/news/2008/08/20080825ddm035050086000c.html