【サッカー】滋賀FCが「レイジェンド滋賀FC」として再出発 元日本代表の松山吉之氏が監督

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1ドクターDφ ★
「滋賀FC」の名で知られる守山市のサッカーチームが、今シーズン、「レイジェンド滋賀FC」として再出発した。
7年前にJリーグ入りを掲げて発足したが、運営などで苦労した。
だが今年は元日本代表の松山吉之さん(45)が監督に就任。あらためて湖国のトップを目指す。

滋賀FCは2005年に県サッカー協会が設立。
当時は県内にトップレベルの社会人チームがなく、優秀な県内選手の受け皿や「J入り」を目指した。
だが県リーグから階段を上がる間に、県外から移転する形で、
上位リーグのJFLチームが相次いで県内にでき、状況が一変した。
08年に県協会から独立し合同会社化。
10年には実業団チームと合併して「TOJITSU滋賀FC」となるなど、運営面も苦労が続いた。

今年は実業団からも離れてクラブとなり、公募でチーム名を決めた。
運営の厳しさは変わらないが、ガンバ大阪などで活躍した松山さんが監督に就任して指導体制が充実。
新たな飛躍へと意気込む。
関西2部に挑む今季の選手は、新加入5人を含む20人。パスをつなぐ攻撃サッカーを目指す。
当面の目標は関西1部昇格と、天皇杯県予選でJFL勢を破り、滋賀代表となること。
Jリーグでの指導歴もある松山監督は「攻撃のタレントはいい。まだミスがあるが、
精度を上げればチャンスはある」とにらむ。

3月中旬、守山市内で行われた公式戦。少ないながらサポーターが集まり、
「滋賀FC」の旗や横断幕を掲げて声援を送っていた。
山内義博代表(38)は「初期から応援してくれるサポーターや支援企業もいる。
関西1部に定着して土台を築き、JFLを目指したい」と、あらためて大きな目標を掲げる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120325-00000003-kyt-l25