愛知県小牧市の田縣神社で15日、外国人観光客らに人気の奇祭「豊年祭」が開かれた。
観光客のお目当ては、男性のシンボルをかたどった巨大な木型のご神体。
正式には「大男茎形(おおおわせがた)」といい、みこしに載せて、街を練り歩く。
最近では外国のメディアにも紹介されるほど有名な祭りとなり、この日は5000人もの
外国人が訪れたという。そのため、境内には外国人留学生による英語が通じる案内所も設けられた。
この祭りはもともと、五穀豊穣を願って行われてきたが、いつのころからか、
ご神体に触れると、子宝に恵まれるといううわさが広まった。
ご神体は毎年、木曽のヒノキを使って彫り上げられ、重さは約300キロにもなるという。
みこしを担ぐ人の思いについて、総代長・水野恵三さん(70)は「厄年の人が担いで厄を払えることが
一番じゃないですか」と話していた。
午後3時半、多くの参拝客に見守られ、ご神体は無事、拝殿に奉納された。
中京テレビニュース
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