http://www.sanspo.com/soccer/photos/20120311/int12031105060001-p1.html 「がんばろう!宮城・東北」の缶バッジをつけたサポーターも、仙台の勝利を後押しした (撮影・鈴木健児)
ロシアリーグ・CSKAモスクワの日本代表MF本田圭佑(25)が、東日本大震災の被災地に
フットサルコートを建設することが10日、分かった。9日のディナモ・モスクワ戦(ホーム)
では2戦連続のアシスト。組み合わせが決まった6月開幕のW杯最終予選へ、完全復活ののろしを
あげた。
震災から1年、MF本田が最高の贈り物を届ける。公式サイト(http://www.
keisuke−honda.com/)で募ってきた義援金で、被災地にフットサルコートを
建設する計画を進めていることが分かった。
「この出来事を忘れることなく、これから私たちがすべきことは新たな目標を掲げ、その目標に
向かって皆で前進していくことだと思います。ともに、前進していきましょう」。所属事務所を
通じ、本田が熱い思いを表明した。
昨年6月の帰国時には極秘で成田空港から被災地に直行するなど、積極的な支援活動も続けてきた
本田。800万円超が集まる中、使途について熟考を重ねていたが、ファンの思いを形として残
したいとの希望で決定した。プレーする子供たちの姿などを通じ、「復興・活性化にも
つながっていければ」。現在は建設場所選定のため、現地調査を進めている。
9日のDモスクワ戦ではトップ下で先発。14日の欧州CL・Rマドリード戦を見据え前半のみで
交代したが、開始3分には芸術的パスで2戦連続のアシストを決めた。本田不在のW杯3次予選を
2連敗で終えたザック・ジャパン。「前進」を体現する男の姿は、最終予選に向けても頼もしい限りだ。
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