【サッカー】香川真司「移籍はタイミングを間違えたくない」「バイエルンは強いけど守りやすい」「ボルシアMGのほうが怖い」[03/09]

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1希望のHN無しφ ★
2012年03月08日(木)

【インタビュー】香川真司「移籍はタイミングを間違えたくない」

了戒美子●文 text by Ryokai Yoshiko
龍フェルケル●撮影 photo by Ryu Voelkel

香川真司 1989年3月17日、神戸市生まれ。2006年、高校2年生で
セレッソ大阪に入団。2008年、日本代表に初選出。2010年から
ボルシア・ドルトムントに所属

香川真司インタビュー(2)

――気持ちも充実しているように見えます。

「やっぱり結果が出ているときというのは、自然と楽しいです。でも、
これがどこまで続くかという不安もある。その不安と期待の調整が、
今は上手くできている。結果を求めながら、次に切り替えて、という
サイクルができているというか……。精神的な波がないように引き締めてはいます」

――メンタルトレーニングのようなことをしているんですか?

「いや、特別にはやってないです。メンタルのコントロールというほどの
ことでもないんですけどね。これだけ注目されて、いい気がしないという
ことは、正直なところ、ないです、当然。でも、足下を見つめるように
しているんです。これは自分の特徴でもありますからね。反省を忘れずに
やらないといけないし、それにこの好調がいつまで続くのかというのを
考えないといけない。シーズンが終わる5月まで、果たしてこの状態が
続くのかって考えるんです。あと2ヵ月、ベストパフォーマンスが続く
のか。それは楽しみでもあり、不安でもあります。結局、1日1日を
大事にしてるだけなんですけど」

http://sportiva.shueisha.co.jp/clm/wfootball/2012/03/08/post_99/
2希望のHN無しφ ★:2012/03/09(金) 00:08:18.44 ID:???P
――これほど好調なときに不安を口にする選手はなかなか珍しいように
思いますが……。

「人それぞれだとは思いますけどね。勢いは大事だけど、そういうときこそ
自分を見つめ直す必要があるんじゃないか。性格上、現状に満足しないと
いうこともあります。でも、 満足しないだけでなくて、自信を持つ必要も
あって、その自信が今、プラスになって働いています。なんていうんだろう、
そのバランスを大事にしている感じです。 自分を客観視する感じですかね。
そういうのは自分で意識しているところでもあり、自分の特徴なのかなと思いますね」

――さて、チームもこのまま好調を維持して優勝といけそうでしょうか。

「うーん、どうでしょう。バイエルンは強いですけど、今のやり方だと
守りやすいんですよね。ロッベンとリベリーでしか攻めないと決めて
かかっているような感じです。その中でトニー・クロースはいやらしい
プレイもするけど、ロッベンなんかはふたをして中を切ったらある程度
抑えられますし、時間と共に慣れてきますから。今、ボルシアMGは勢いが
ありますよね。オレらに似ているし、守備はいいし、いいサッカーをして
いるなと思います。シャルケも強いけれど、怖さはないかな。でも、
ヘアマンのケガが痛いのかな。バイエルンよりボルシアMGのほうが怖い
かなと思います。自分たちはこのままずっと連勝とはいかないでしょうが、
ひとつひとつ大事に勝っていきたいですね」