ダルビッシュ、大リーグ移籍金で親会社のピンチ救う
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120212-00000502-san-base タイの洪水問題で約20億円の損害を被った日本ハムに、ビッグな“臨時ボーナス”が舞い込んだ。
育ててくれた球団や親会社に対し、ダルビッシュ選手による最後の恩返しというわけだ。
球団の親会社である日本ハムは、原材料の高騰や東日本大震災などの影響で苦境に立たされ、昨年10月にはタイ洪水で現地の鶏肉加工品などをつくる子会社の2工場が操業停止に追い込まれた。
昨年11月に発表した平成24年7〜9月期の決算発表によると、洪水による被害額は営業損失約10億円、固定資産簿価ベースで特別損失約10億円と、計20億円のマイナス影響を受けた。
タイの2工場は現在も操業を停止したままだが、そんな厳しい状況の日本ハムにある朗報が届いた。年明けの1月19日、ダルビッシュ投手が米レンジャーズと契約に合意したのだ。
しかも、レンジャーズから日本ハム球団には支払われた移籍金は約40億円。球団親会社の日本ハムは、平成24年1月〜3月期決算に、今回の移籍金をその他収益として計上予定で、
タイ洪水の被害額約20億円をカバーするだけでなく、震災の被害などにも大いに役立つ“臨時ボーナス”になった。移籍金について同社は「グループ全体として活用したい」と話す。
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