【サッカー/Jリーグ】J2・ザスパ草津、本拠地・正田醤油スタジアムをJ1規格に改修

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ザスパ本拠地・正田醤油スタジアム J1規格に改修
上毛新聞 2012年2月1日(水)7時11分配信

 サッカーJ2ザスパ草津の本拠地「正田醤油スタジアム群馬」(前橋市)について、県は新年度、J1規格へ
の改修に取り組む方針を固めた。収容人数5千席増の1万5千席とする設計に取り掛かり、今季の成績
次第で年内にも改修する方向だ。県は現在、座席の拡大などJ2新規格への改修準備を進めているが、
ザスパが昨季好調な成績を収め来季のJ1昇格も視野に入ってきたことから、早急な対応が必要と判断した。

 Jリーグは今季から3〜6位が3番目のJ1昇格を争うプレーオフを導入する。昨季、最高タイの9位となった
ザスパと、6位ジェフユナイテッド千葉との勝ち点差はわずか1で、J1へ期待が高まっている。

 ただ、県が進めているJ2新規格に改修しても、J1規格に対応していないためプレーオフに進出できない。
J1昇格が現実味を帯びる中、県は「ザスパの後押しはしても足を引っ張ることがあってはならない」と判断。
J1規格化には工事が数カ月かかるため、設計を進めた上で改修時期を見極めることにした。

 J2新規格への改修は、ライセンス申請期限の6月末までに主に座席幅を国際サッカー連盟(FIFA)基準に
合わせ現状の40センチから45センチに広げる。これまでと同じ1万席を確保するため、現在は芝生となって
いる両ゴール裏にある南北サイドスタンドの前半分を座席にする計画だ。

 さらにJ1規格に対応するには、立ち見席を含め全体で1万5千人以上(芝生席除く)収容できることが条件
になる。県はサイドスタンドの後ろ半分や、スタジアム東にある二つの出入り口をスタンド化することなどを
検討している。

 ザスパ草津を運営する草津温泉フットボールクラブの植木繁晴代表取締役ゼネラルマネジャーは「(J1規格
化は)非常にありがたい。期待に応えられるように、チームとしてもJ1昇格という目標達成に向け、今まで以上
に頑張っていきたい」と話した。


□上毛新聞
http://www.jomo-news.co.jp/news/a/2012/02/01/news01.htm
▽県がJ1規格に改修する方針を固めたザスパ草津の本拠地・正田醤油スタジアム
http://www.jomo-news.co.jp/news/a/2012/02/01/news01.jpg