台湾プロ野球の危機
7月24日10時1分配信 NNA
台湾のプロ野球に危機が迫っている。今に始まったことではないが。有力チームの兄弟エレファンツが来年、解散の瀬戸際にあるという。
当地でも基本的な事情は日本と変わらない。数は少ないが大リーグで活躍する台湾人選手に関心が寄せられ、地元の選手はよほどの力を発揮しないと注目されない。結果、球場には閑古鳥が鳴く。
しかし日本の野球好きがかつて、こう反論した。「人気が落ちているのは巨人だけ。パリーグの球場に行ってみて下さい。みんな楽しんでますよ」。そうかもしれない。日本には若くて有望な選手が大勢いる。実は台湾も。
間もなく開幕する北京五輪。野球は日台そろって出場する。両代表ともメダル獲得の期待を背負っている。8月の暑い北京が台湾野球の将来の試金石になる、とは言い過ぎか。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080724-00000101-nna-int