新年早々、NHK大河ドラマ「平清盛」の映像に、「画面が汚い」と注文をつけた
井戸敏三兵庫県知事の発言が波紋を広げています。
初回視聴率が20%に届かなかったためカチンときたのか、井戸知事は
「鮮やかさのない画面ではチャンネルを回す気にならないのではないか。
ドラマの人気が出るか出ないかで観光に影響を受ける」とまで批判。
清盛ゆかりの神戸では21日から通年イベント「KOBE de 清盛」が開かれるため
気が気ではなかったんでしょう。
そんな知事の言動に対し、兵庫県庁には312通のメール・FAXが殺到。
「番組の演出や映像は効果的で良かった」「番組は兵庫県の観光PRのために
制作されているのではない」といった知事への批判が多い一方で「同感で、
汚い画面である」と賛同する意見もあったそうです。
映像のプロの知人によると、「自然光に近い映像ゆえに、逆光で役者の顔が
見えない−という普通ならあり得ない演出。当時の武士の不遇さが、より印象的に
描かれている」ということですが、みなさんはどうごらんになりましたか?
http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20120112/enn1201121309009-n1.htm