【サッカー/ドイツ】バイエルン・ミュンヘンのMF宇佐美貴史、ロンドン五輪金メダル「絶対いける。めちゃくちゃ出たい」

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 ブンデスリーガ、バイエルン・ミュンヘンのMF宇佐美貴史(19)が一時帰国中に、新年を記念してサンケイスポーツの独占インタビューに答えた。

U−23日本代表のエースとして期待される今夏のロンドン五輪で、金メダル獲得を「いけると思う」と宣言。

フランス代表FWフランク・リベリ(28)らスターがそろう所属クラブでも手応えを得て、五輪イヤーの大爆発を誓った。

 まっすぐ前を見て、堂々と言い切った。傍らで愛妻の蘭さん(20)が見守る中、MF宇佐美は20歳を迎える新年の決意を口にした。

 「(金メダルは)もちろんですね。ベスト16を目指すのも、おかしい話でしょ。日本人の技術は世界で通用するし、絶対にいけると思う」

 日本はまだロンドン五輪の出場権を獲得しておらず、アジア最終予選を戦っている。それでも、本大会で頂点に立つ自信が表情にあふれた。

 海外でプレーする宇佐美は所属クラブの日程上、五輪予選参加が見送られている。しかし、昨年末の代表候補合宿で関塚監督に、「このチームの力になってほしい」とエースとして強い期待を受けた。

「ロンドン五輪はめちゃくちゃ出たい。先の人生に影響を与えてくれる」と、自身の意気込みも強い。

 昨夏加入したドイツの名門、バイエルンMでの半年間が自信を後押しする。リーグ戦出場は1試合にとどまるが、欧州CLのピッチに立ち、2軍戦で奮闘。「ドイツのDFは抜きやすい。距離を短くしてミスを誘う形が、ドリブラーにはやりやすい」と手応えを感じた。

 同僚にはフランス代表FWリベリ、オランダ代表FWロッベンらが顔をそろえる。超一流とともに練習する環境に、「実力が後退することの方が難しい。今はベンチ外でも、登ればそこは世界のトップ」。

頂点を肌で感じるからこそ、到達までの道のりも現実として見えている。

 「『リベリ、ロッベンを食い散らかしたる』くらいの気持ちでやる」
 宇佐美は強気に言い放った。強豪でのレギュラー奪取、五輪での金へ。視界には“世界制覇”の4文字しか映っていない。

http://www.sanspo.com/smp/soccer/news/120105/scc1201050505000-s.htm