日本高野連は15日、来春の第84回選抜高校野球大会(来年3月21日から12日間・甲子園)の
21世紀枠候補9校を発表し、東日本大震災で被災した石巻工(東北=宮城)などが選ばれた。
大会に出場する3校は一般選考と同じ来年1月27日の選考委員会で決まる。
9校は石巻工のほか、地区別に女満別(北海道)高崎(関東・東京=群馬)金沢西(北信越=石川)
大垣西(東海=岐阜)洲本(近畿=兵庫)広島観音(中国)小松(四国=愛媛)宮崎西(九州)。
21世紀枠は2001年の第73回大会から導入された。原則として秋季都道府県大会のベスト8
(参加校数が128校以上の場合はベスト16)以上が条件で、過疎や部員不足といった困難な条件の
克服など、戦力以外の特色を加味して選ぶ。地区ごとに1校が推薦され、第79回大会までは2校、
第80回大会からは3校が選出されている。
出場校は候補9校の中から東(東海、北信越以東)と西(近畿以西)でそれぞれ1校を選び、
残り7校の中から3校目を決める。
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2011/12/15/kiji/K20111215002249890.html