【野球】氏原英明「来年こそもっとプロアマ交流を!日本球界が一気に活性化する新提案」
1 :
うんこなうρ ★:
今年の野球界の関心事の一つに、大学生とプロの単独チームによる練習試合が解禁された
ことが挙げられる。学生はプロと同じ土俵に上げてはいけないという古い体質から、共に
交流していこうという新しい体質へと改められたのである。3月1日に行われた巨人vs.中大
を皮切りに、阪神は地元大阪の近畿大など数校と対決、ソフトバンクは九州共立大と対戦
するなど、全国各地で大学生とプロの交流が実現した。歴史的な1年になったことは間違いない。
近年のプロとアマの関係は、改善の道筋をたどっている。例えば、2003年からは現役のプロ
野球選手たちが、高校生を指導するシンポジウム「夢の向こうに」を開催。各府県の持ち回りで、
今年9年目を迎える。元プロのアマチュア指導資格についても、緩和の動きが活発になっている。
解禁になった当初は、10年間の教諭としての勤務が義務付けられたが、今は2年と大幅に短縮
されているのである。
とはいえ、最大にして、いまだ改善策が講じられていないのが、現役、もしくはプロ関係者
による直接指導の規制だ。「夢の向こうに」などのシンポジウムでのみ指導は許可されているが、
今でも生徒・学生はプロ野球の関係者から直接指導を日本学生野球協会の承認なく受けては
いけないことになっている。日本学生野球協会や日本高校野球連盟が監視の目を全国に張り
巡らせているというわけではないのだが、学校側もプロ側も波風を立てぬよう、慎重な姿勢
をとらざるをえないのが現状である。
■ついに、プロ野球選手が母校を訪れて直接指導をしてくれる!?
「あの一件が解禁になった時は、新しい時代が来たなと思いましたよ」
そう話すのは、プロ野球選手を一人輩出している公立高校の元監督である。'05年オフ、
現役のプロ野球選手が母校で部員と一緒に練習しても良いと許可が下り、その時の心情を
語ってくれたのである。学校にとって唯一無二の存在だったプロ野球選手が母校に帰って
プロの技術を後輩たちに還元してくれる。新しい時代が来たと感じたのも当然だろう。
ところが……。
(続く)
http://number.bunshun.jp/articles/-/178406
2 :
うんこなうρ ★:2011/12/11(日) 08:21:20.25 ID:???0
■「練習はしていいけど、選手と話したら駄目」
「解禁1年目の時は、関東からメディアの方もたくさん来られて、すごい盛り上がりでした。
大投手が母校で練習することが歴史的な一歩のように感じられました。ところが、よくよく
聞いてみると、練習はしていいけど、選手と話したら駄目っていうんですよ。指導を受けては
いけないというんです。『なんじゃそりゃ?』ですよ。拍子抜けしました」
プロの技術を高校生に伝えることのできる絶好の機会でありながら、それが許されない。
会話をすること、技術的なアドバイスを受けることで技術向上に役立つはずだが、何とも
不可解な話である。
「プロにいる選手は、普通の選手と違って『何か』あるわけですよね。その『何か』が分からない
からみんな苦労している。日本の野球界の最高峰にいる彼らの教えをもらえないというのは、
残念だなと思います。人気選手ですから、県内の希望者を呼んで練習したりすることができたと
思いますけど、それも無理なんですよね。プロ・アマ関係は改善したって言われますけど、
指導者の立場からすれば、何も変わってない。自主トレに関しては『プロ野球選手が来た』って
いうだけですよ」
まさに、日本野球界の、宝の持ち腐れである。
3 :
うんこなうρ ★:2011/12/11(日) 08:21:35.15 ID:???0
■中田翔が高校生の時、西武の中村剛也と並んで練習をした。
メジャーリーガーを含めて現役の選手では12人のプロ野球選手がいる大阪桐蔭は、毎年OBの
練習参加を受け入れている。西谷浩一監督、有友茂史部長は、卒業生の母校での練習について、
二つの側面があると語る。まずは西谷監督。
「僕はプロに限らずOBには必ず母校に帰ってきて練習をしてくれと頼むんです。なぜかというと、
ウチには伝統がないので、その分、巣立っていった選手が持っている技術を後輩に伝えてくれれば、
それが力になるからです。『俺は高校時代、こうだった、こんな練習をした』でもいいんです。
でも、プロはそれが出来ないので、一緒に練習をすることで、違いを知る機会になっていると思います。
テレビ画面で見るのと生で見るのとではスピード感、力感の違いが分かりますから、選手たちにとっては大きい」
例えば、中田翔(日ハム)が高校生の時は、中村剛也(西武)とロングティーで並んで打ったという。
「中田はパワーがあるんで、ロングティーぐらいなら飛ばすんですよ。剛也も負けられないから
本気に近い力を出してくれる。中田が、剛也に勝てるわけがないですよね。そういう先輩の姿を見たことで、
中田にしたら『上には上がいるんだ』と知るきっかけになる。特に、中田は自分より上の人間を見つけたら、
追っ掛けようとするタイプでしたから、意味のある時間を過ごしていたと思います」
西谷監督の言葉からは、この交流の主眼は技術の受け渡しではないということが読み取れる。
あくまでプロのレベルを知るという部分での効果を語るもので、技術力向上云々の話までは言及されていないのだ。
4 :
うんこなうρ ★:2011/12/11(日) 08:21:58.13 ID:???0
■規制の多いプロ選手より社会人野球の選手の方が人気!?
「技術面での効果はあまり大きくないのでは」と有友部長も語る。「実際、自主トレというのは
まだ身体が出来ていない状態です。プロの背中を見せるといっても、彼らの全力ではないんです。
それだったら、シーズン中に来てくれる大学生や社会人の方が、身体も動けているし、意味はある。
プロが母校で練習する効果は、精神的な部分だと思います。どういう姿勢でいるとか……」
西谷監督が付け加える。
「西岡の同級生に岩下(知永)という内野手が社会人野球の日本生命にいます。僕は岩下には
シーズン中でも『帰ってきてくれ』とお願いするんです。なぜなら、彼は指導ができるからです。
ショートに入って、一緒にノックを受ける。その中で、『今のはこうした方が良いぞ』って身ぶり
手ぶりで伝える。技術向上のための指導ができるんですよ。岩下は高校時代のレベルでは、西岡
よりも守備は上手かった選手でしたから『今日の内野の練習はお前に任した』と言える。プロは
練習に来ても意味がないとは言いませんが、社会人の選手の方が使い勝手はいいんですよ」
プロと社会人ではどちらの技術が上なのかは周知のとおりである。それなのに、プロ野球選手より
貴重なのは社会人野球の選手だというのは、寂しい限りではないだろうか。
5 :
うんこなうρ ★:2011/12/11(日) 08:22:27.98 ID:???0
■選手として最も重要な時期に最高の指導を受けられない高校生。
高校とプロの狭間に立つスカウトは、こう証言する。
「技術面でいえば、選手にとって高校時代が一番重要な時期なんですよ。今、教えてやらんと
アカンわけです。いろんな高校の監督さんが勉強されて熱心に指導もされていますけど、
プロには技術がある。高校の間に、その技術を知ることができないと言うのはもったいないですよね。
特に、公立校を見ていると、歯がゆいです。実際、今、公立高校の子が、伸びているケースが少なくなっている」
この証言こそ、今の野球界にとって耳が痛くなる話ではないだろうか。公立校のほとんどの
指導者は私立校の監督たちと違って時間がない。指導のタイミングやアドバイスを的確に行えるかと言うと、
難しいだろう。彼らはまず第一義として生徒に授業を教えている教員なのだから。そういう指導者に向けた講習会を、
NPBやそれらの団体が率先して多く実施しているわけでもない。オフ期に行われる野球教室やシンポジウムに
顔を出す程度では、指導のノウハウがそれほど増えるわけもない。
■スカウトは、高校野球の監督とさえ会話をはばかる。
個人的にはプロのスカウトのアドバイスが貴重になってくると思うのだが、今の規則ではそれすら
引っ掛かる。スカウトと言ってもプロの一員。指導は許されない。高校の指導者とスカウトが話すのは、
交渉過程だけであって、野球談議をしてはいけないという暗黙の了解があるというほどだ。前出のスカウトはいう。
「本当に気を遣います。監督には失礼のないようにという想いがありますから、挨拶はしないといけません
ので話をします。けど、あまりに親しくしている姿を見せると、余計な誤解を招く。だから、極力、長時間
の話はしないように。特に、甲子園がかかっていたりすると、気を遣いますよね」
6 :
うんこなうρ ★:2011/12/11(日) 08:22:43.29 ID:???0
■そもそもはプロ側の過剰な勧誘合戦が原因なのだから……。
とはいえ、この最大のプロ・アマ問題の課題は、「指導を受ける」ことを規制している日本
学生野球協会や日本高校野球連盟の頑なな態度だけにあると決めつけるのは間違っている。
そもそも、この問題の背景にあるのは昭和30年代頃に頻発した、学生の選手に対する行きすぎた
勧誘行為が発端となっている。日本学生野球憲章にも<大学生や高校生の中にもプロ野球入団の
ために中途退学者が増えるなどの事態が生じてきた。(中略)こうした状況の中でプロ・アマ関係
は断絶し、昭和40年2月の学生野球憲章改正で、規定がさらに厳しくなった>と解説が記されている。
選手のスカウティングで湧き出た問題とプロが学生を直接指導するというのは別問題のはずだが、
プロと学生が関わることが問題視される遠因がプロ側にある以上、プロが学生側に頭を下げることから、
この課題に取り組むべきだろう。
規制を緩和すれば、金銭の授受や有望選手の囲い込みを誘発するという声もあるだろう。
しかし、考えてみて欲しいのは、技術向上のための指導を規制することに未来があるのかという点である。
有望選手獲得のために野球界の発展に背いた愚行こそ、規制・監視すべきであるはずだ。
野球界が一つの方向性を見出し、そこに向かう。今、野球界がやるべきことはその一点にある。
7 :
うんこなうρ ★:2011/12/11(日) 08:23:07.54 ID:???0
負けたらアマと入れ替えで
中日の柳川事件のことにはっきりと触れないあたりこのライターってアンチ巨人だろ
プロもひどいがアマの腐り方はさらに上を行く
11 :
名無しさん@恐縮です:2011/12/11(日) 08:30:06.68 ID:b6XkDtfK0
これって読売(プロ側)と朝日(アマ側)の利権争いだろ?
ハナから無理(笑)
もう日本はサッカーが人気なのでプロ野球は要りません。
どうぞ共倒れしてください(笑)
プロ「やだよ」
アマ「やだね」
自称プロ(独立リーグ)「(´・ω・`)」
13 :
名無しさん@恐縮です:2011/12/11(日) 09:32:49.41 ID:VoNSz3gM0
野球はプロアマ交流なんてぬるいこと言ってないで、統一組織設立を急げよ
英明って香川の?
>>13 あまりにも現状のシステムが固定化されすぎて難しいんだろうね
16 :
名無しさん@恐縮です:2011/12/11(日) 09:38:53.17 ID:6hF3UWOp0
>>13 それは来年中島や川崎がメジャーで打撃タイトル取るより
可能性が低いな。
17 :
名無しさん@恐縮です:2011/12/11(日) 09:54:58.83 ID:JH4EitaL0
3年くらい前にやった大学選抜vsプロU-26選抜みたいなのすげえ面白かったよなー
アレ2年に一回くらいやってくれ
今はドラフトがあるから、プロ選手と交流あってもそれ程酷い事にはならないんじゃね?
>メジャーリーガーを含めて現役の選手では12人のプロ野球選手がいる大阪桐蔭は
>メジャーリーガーを含めて
>メジャーリーガーを含めて
>メジャーリーガーを含めて
>メジャーリーガーを含めて
>メジャーリーガーを含めて
>メジャーリーガーを含めて
>メジャーリーガーを含めて
>メジャーリーガーを含めて
>メジャーリーガーを含めて
>メジャーリーガーを含めて
>メジャーリーガーを含めて
>メジャーリーガーを含めて
>メジャーリーガーを含めて
>メジャーリーガーを含めて
>メジャーリーガーを含めて
>メジャーリーガーを含めて
>メジャーリーガーを含めて
>メジャーリーガーを含めて
>メジャーリーガーを含めて
>メジャーリーガーを含めて
>メジャーリーガーを含めて
>メジャーリーガーを含めて
>メジャーリーガーを含めて
>メジャーリーガーを含めて
>メジャーリーガーを含めて
>メジャーリーガーを含めて
>メジャーリーガーを含めて
>メジャーリーガーを含めて
>メジャーリーガーを含めて
>メジャーリーガーを含めて
>メジャーリーガーを含めて
>メジャーリーガーを含めて
>岩下は高校時代のレベルでは、西岡よりも守備は上手かった選手でしたから
>岩下は高校時代のレベルでは、西岡よりも守備は上手かった選手でしたから
>岩下は高校時代のレベルでは、西岡よりも守備は上手かった選手でしたから
>岩下は高校時代のレベルでは、西岡よりも守備は上手かった選手でしたから
>岩下は高校時代のレベルでは、西岡よりも守備は上手かった選手でしたから
>岩下は高校時代のレベルでは、西岡よりも守備は上手かった選手でしたから
>岩下は高校時代のレベルでは、西岡よりも守備は上手かった選手でしたから
>岩下は高校時代のレベルでは、西岡よりも守備は上手かった選手でしたから
>岩下は高校時代のレベルでは、西岡よりも守備は上手かった選手でしたから
>岩下は高校時代のレベルでは、西岡よりも守備は上手かった選手でしたから
>岩下は高校時代のレベルでは、西岡よりも守備は上手かった選手でしたから
>岩下は高校時代のレベルでは、西岡よりも守備は上手かった選手でしたから
>岩下は高校時代のレベルでは、西岡よりも守備は上手かった選手でしたから
>岩下は高校時代のレベルでは、西岡よりも守備は上手かった選手でしたから
>岩下は高校時代のレベルでは、西岡よりも守備は上手かった選手でしたから
>岩下は高校時代のレベルでは、西岡よりも守備は上手かった選手でしたから
>岩下は高校時代のレベルでは、西岡よりも守備は上手かった選手でしたから
>岩下は高校時代のレベルでは、西岡よりも守備は上手かった選手でしたから
>岩下は高校時代のレベルでは、西岡よりも守備は上手かった選手でしたから
>岩下は高校時代のレベルでは、西岡よりも守備は上手かった選手でしたから
>岩下は高校時代のレベルでは、西岡よりも守備は上手かった選手でしたから
>岩下は高校時代のレベルでは、西岡よりも守備は上手かった選手でしたから
>岩下は高校時代のレベルでは、西岡よりも守備は上手かった選手でしたから
>岩下は高校時代のレベルでは、西岡よりも守備は上手かった選手でしたから
>岩下は高校時代のレベルでは、西岡よりも守備は上手かった選手でしたから
>日本球界が一気に活性化する
裏で流れる金の量が活性化する
22 :
名無しさん@恐縮です:2011/12/11(日) 10:43:48.84 ID:4aLWr1cp0
23 :
名無しさん@恐縮です:2011/12/11(日) 10:45:44.10 ID:4aLWr1cp0
24 :
名無しさん@恐縮です:2011/12/11(日) 10:46:27.25 ID:wkcRx4Y80
野球はまだまだ衰退する
プロ野球側が低調だからといってアマに擦り寄っても相手にされんだろ
MLBや韓国、台湾ではどうなの?
プロアマを統一させるよりも民主党内の親小沢と反小沢を統一させる方がよっぽど簡単なような気がする
大体、野球のプロアマ問題の対立軸って何なのよ一体
>>17 あれはハンカチを絡ませたかっただけの試合だから。
アマチュア側で大失態してプロ側に擦り寄る展開にならんと難しいよな
プロアマの交流はあった方がいいと思うが
交流があれば一気に活性化するってのは違うと思うんだよな。
アマの選手たちとの交流だけじゃなくて、
野球をしない、普段見ない人たちとの交流をしないと活性化なんてしないだろ。
32 :
名無しさん@恐縮です:2011/12/11(日) 13:58:03.33 ID:OtiZfaHd0
似たような論調がセパ交流戦をやる前にもあったけど
たいして活性化しなかったね
やきうウッザw
奇麗事ばっかつらつら書き殴ってないで
柳川事件に至った経緯もちゃんと書いとけ、このライター
>>27 結論から言うと金
アマ球界はアマと言いながらもそれで食ってる監督指導者やブローカー業が成立している
そこに「現役プロ、あるいはプロのコーチによる指導」というのが現れると
選手や親もどうしてもそっちのほうに流れて行ってしまうと思われるので、そのための予防線