J1新潟の黒崎久志監督(43)が7日、新潟県聖籠町のクラブハウスでシーズン総括会見を行った。
監督2年目は決定力不足が響き、クラブJ1ワーストタイの14位で終了。3年目となる来季へ向けては
引き続き攻撃的サッカーを推し進める方針を口にし、補強として実績ある日本人FW獲得をクラブに
要望していることを明かした。
黒崎監督は普段の練習時と同じトレーニングウエア姿で会見に臨んだ。今季は昨年から順位を5つ
落とし、06年に並ぶクラブワーストの14位。「浮き沈みの激しい不安定なシーズン。まるでジェット
コースターのようだった」と一年間を振り返った。開幕5戦不敗(2勝3分け)が一転、チームワースト
の9戦勝ちなし(4分け5敗)とつまずき、その後も安定した力を発揮できずにJ1残留争いに甘んじた。
守備は46失点で、昨季の45失点とほぼ同じ。だが、今季総得点は38と昨年の48点から10点も
減った。黒崎監督も「(今季の)攻撃は物足りなかった。ただ、チャンスはないわけではない。シュート
の精度、決定力を上げていければ」と2年契約の最終年となる来季へ決定力アップを口にした。
もちろん来季も監督就任当初から掲げている攻撃的サッカーの旗印は変えない。「(持ち味の)カウンター
を抑えられた時にどうするか、オプションを増やしていかなくては」と、より攻撃的なスタイルを追求する
姿勢だ。そのためには補強も必要となってくる。「前(前線)がいかに点を取っていけるかを考えると、今年
のメンバーをベースに日本人のFW、得点の取れる実績ある選手を(クラブに)リクエストしている」と明かした。
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2011/12/08/kiji/K20111208002200880.html シーズン総括会見で来季の補強ポイントを語った黒崎監督 Photo By スポニチ
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