【音楽】槇原敬之の公式アプリは犬メイン…「犬はアイスが大好きだ」という曲を作るほどの愛犬家、犬日記も頻繁に更新

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121名無しさん@恐縮です

【エイベックスでは出せなかった"モンスター"】

ワーナー、ソニー、東芝EMIそしてエイベックスとメジャー4社を渡り歩いてきた
槇原敬之が独自レーベルである「Buppu レーベル」を立ち上げたのは
ちょうど去年の今頃であった。
そして今年の夏に満を持して出されたアルバム「Heart to Heart」を聞いて
その中の9曲目「軒下のモンスター」という曲に私はアッー!っ度肝を抜かれた。
それは、片田舎に越してきた都会的な青年に「僕」が切ない恋心を抱いている
という、ホモセクシュアルの悩みを赤裸々に綴った歌詞だったからだ。
松本零士との裁判もひと段落し、大手事務所による支えも不要になったとはいえ
わざわざエイベックスを去るのには何か理由があるのかとおもったのだが、
なるほど!と今回のアルバムを聞いて思ったのだった。
ここまである意味「踏み込んだ」ものは、
エイベックスの枠の中からは出せなかったに違いない。
122名無しさん@恐縮です:2011/11/21(月) 02:20:33.62 ID:rNrNQEsf0

【単なる職業作曲家から"アーティスト"へ変貌する槇原敬之】

ここまで真正面からゲイの心理を歌ったものが、かつて日本の
メジャー・ミュージックシーンにあっただろうか?
そんなことを思うと同時に、着実にひと皮むけた槇原敬之を
私は実感したのだった。
これまでは普通の男女とおぼしき間柄のラブ・ソングを作曲し、
薬物とゲイ騒動のあとは、ひたすら恋愛を歌うことを避け、
教科書的な「説教ソング」に甘んじてきたマッキー。
しかしその心の底には「真の自分」を歌いたい、
という渇望があったに違いないのだ。
世に「アーティスト」と称される人は多い。しかしその中の多くは
大衆に迎合し流行を目指す者ばかりではないのか。
槇原敬之はゲイである。ゲイであるから、男が好きだということを歌う。
たとえそれが多くの人に受け入れられなくても、自分の真情を歌う・・・
それが真の「アーティスト」ではないのだろうか?

マッキーにはこれから、大衆におもねることなく自分の真情を歌ってほしい。
それが必要なら、男の筋肉やアナルについても歌うべきなのである。
なぜなら槇原敬之はゲイなのだから。
それは、あらゆるマイノリティへの応援歌となるに違いないのだから。