【サッカー/Jリーグ】名古屋グランパスがブルザノビッチとの契約を解除[11/01]
11月1日、名古屋がブルザノビッチとの契約解除を突如発表した。
ブルザノビッチは昨年11月の大宮戦で先制ゴールをあげた直後に左膝の靭帯を切断するという重傷を追い、
以降半年間は治療とリハビリに専念する日々を送っていた。
復帰は今年5月29日の福岡戦から。そして7月になり、2012年の元日まで契約延長が発表されていた。
契約の満了まであと2ヵ月あるにも関わらず、このいきなりの契約解除に、内外でさまざまな憶測が流れている。
ブルザノビッチに関しては、これまで珍奇な噂が絶えなかった。
彼を日本に連れて来た監督のストイコビッチの義兄が経営するマネージメント会社にブルザノビッチの給与や
移籍金等の一切が振り込まれているという噂。
ストイコビッチの長女アンドレアの婚約者ではないかという噂。
すべて、ストイコビッチのレッドスター会長時代まで遡る不自然なまでの庇護ぶりが招いたものだった。
「実は、既に9月下旬の段階でクラブ側はブルザノ選手に『来季は契約を結ばない』と仮通告をしていたんですよ」。ある関係者は語る。
「それで一気にモチベーションを失ったブルザノは不摂生してわずか1週間で体重を5kgも増やしてしまった。
監督の体型を見てもわかるように、南スラブ人はそもそも太りやすい体質なんです。
ちょっと暴飲暴食してタラタラ練習したら、すぐにそれくらい太ってしまう」。
そして、その後に後半から途中出場した清水戦でブルザノビッチがTV画面に映った瞬間、観戦していたグランパスファンは驚愕の声を上げた。
「ブルゾ、なんであんなにデブってるんだよ」
「いきなり、なんだよ、あの腹は?」
惨敗した清水戦終了後、フロントは監督としてのストイコビッチではなく、ブルザノビッチの実質的な代理人としてのストイコビッチ氏に対して、
プロ選手らしからぬ自己管理のできない選手を出場させることは、他の選手へ悪影響しか及ぼさないと断罪。
“いれば使ってしまう”のであればブルザノビッチとの契約を早期に解除するもやむを得ないとした。
そして期限は切られた。
「10月15日のガンバ戦までにブルザノのウェイトをあと10kg絞らせてください」。
それが出来ない場合は・・・、言外には強い警告の念が込められていたのは言うまでもない。
(続く)