【サッカー】偽のプロクラブ・浦和レッドダイヤモンズが「真のプロサッカークラブ」に生まれ変わるチャンス

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1うんこなうρ ★
残留しようと、降格しようと、これを浦和レッズにとってチャンスにすべきだと思う。
「日本企業的クラブ」から、「真のプロクラブ」に生まれ変わるための――。

10月20日、浦和レッズは降格圏の16位に転落したことを受け、ゼリコ・ペトロビッチ監督を解任した。
すでに9月には柱谷幸一GMを解任しており、シーズン中に現場責任者と強化責任者が次々とチームを去る
という異常事態に陥った。クラブ強化の継続性がまったくないことを宣言しているようなもので、ヨー
ロッパの感覚ではありえないことである。リーグ戦では残り5試合を浦和ユース監督の堀孝史氏が率いる
ことになったが、結果がどうなろうと、この危機を利用してフロント側の問題点を明らかにしておくべきだろう。

■日本的な企業経営をなぞらえる浦和の問題点とは?
昨年12月、前任者のフォルカー・フィンケが日本を去る直前、筆者はインタビューをする機会に恵まれた。
フィンケは浦和のポテンシャルを高く評価しながらも、はっきりと問題点を指摘した。

「(浦和は)日本的な企業経営を、そのままクラブに当てはめてしまっている」と。

その代表例が、度重なる人事異動だ。

2009年1月、フィンケは藤口光紀社長から「クラブを変えてほしい」と熱烈なオファーを受けて浦和の新監督
として来日した。だが、その3カ月後に藤口社長は退任。後任には三菱自動車から橋本光夫社長がやって来た。
また、GM職は、2008年12月に信藤健仁氏が就任するも、わずか1年で信藤健仁氏から柱谷氏へ。そしてメディア
との間に入って監督をサポートすべき広報責任者は2度も交代した。

>>2-5辺りに続く)

http://number.bunshun.jp/articles/-/166078