【訃報】「どくとるマンボウ」北杜夫さん死去★2

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1禿の月φ ★
「マンボウ」もので親しまれた芥川賞作家で日本芸術院会員の北杜夫(きた・もりお、
本名・斎藤宗吉=さいとう・そうきち)さんが24日午前6時2分、東京都内の病院で死去した。84歳だった。

 アララギ派の歌人で精神科医だった斎藤茂吉の次男として、東京に生まれる。兄は精神科医の斎藤茂太氏。
幼いころは病弱で昆虫学者が志望だった。東北大学医学部に進学、在学中に詩や小説を書き始めた。
卒業後は慶大医学部助手、斎藤神経科医院の医師として昭和36年まで勤務。

 その間、マグロ調査船の船医として1年間インド洋や欧州へ航海したときの経験をユーモラスに書いた
「どくとるマンボウ航海記」(昭和35年)を出版し、一躍、人気作家となった。以後、
多くのマンボウ・シリーズを出した。同年、ナチス支配下におけるドイツの精神病院を舞台にした
小説「夜と霧の隅で」で芥川賞を受賞。医師との二足のわらじを脱いで作家へ転進した。

 39年、三島由紀夫に「日本で初めての市民小説」と評された1500枚を超える長篇
「楡(にれ)家の人びと」を発表。楡家の3代にわたる歴史を描いた同作品は、毎日出版文化賞を受賞した。
>>2>>5あたりに続きます)

ソース:MSN産経ニュース(より詳しい内容のソースに差し替えさせていただきました)
http://sankei.jp.msn.com/life/news/111026/art11102608370003-n1.htm
スポニチ Sponichi Annex
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/10/26/kiji/K20111026001895710.html
画像:http://sankei.jp.msn.com/images/news/111026/art11102608370003-p1.jpg
http://sankei.jp.msn.com/images/news/111026/art11102608370003-p2.jpg
http://sankei.jp.msn.com/images/news/111026/art11102608370003-p3.jpg
http://sankei.jp.msn.com/images/news/111026/art11102608370003-p4.jpg
★1が立った時間:2011/10/26 04:04:13.30
前スレ:http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1319569453/
2禿の月φ ★:2011/10/26(水) 20:47:51.60 ID:???P
>>1からの続きです)
 40年、カラコルムに挑む登山隊に医師として参加し、翌年「白きたおやかな峰」を発表。
61年、南米日本人移民を題材にした大作「輝ける碧(あお)き空の下で」で日本文学大賞を、
平成10年には、父、斎藤茂吉の人生を描いた四部作の評伝で大佛次郎賞を受賞した。

 躁鬱(そううつ)病に悩まされたが、鬱期には純文学、躁期にはマンボウものやユーモア小説と書き分けた。
その他の作品に自伝的小説「幽霊」や「酔いどれ船」「さびしい王様」などがある。

 20年10月には長野県松本市で開かれた「ドクトルマンボー昆虫展」に車椅子で訪れ、
自身が旧制松本高校時代に採集した昆虫の標本を懐かしそうに見入っていた。
兄は精神科医でエッセイストとして知られた斎藤茂太さん。長女はエッセイストの斎藤由香さん。(了)
3名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 20:48:59.10 ID:DrRYd22B0
もう、そんな歳だったのか。
4名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 20:50:20.22 ID:GNYlgXdF0
税金こんなに高いのも
北杜夫のせいらしい
5名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 20:50:55.93 ID:1P1gHKLZ0
「輝ける碧き空の下で」が一番好きだった
6名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 20:54:44.94 ID:F3/pl9SB0
この人の功績は、双極性障害が愛すべ疾患だという刷り込みをしたことかな。
実際は、そう状態で人生破滅させる人が多いのだけれど。
一説によれば多重債務者の5%は躁うつ病らしい。
行け行けのハイパーテンションの時に、借りまくり、遊びまくり、気がついたときには借金と破綻した人間関係で人生終わっているパターン。
北先生も株式投資でだいぶ財産失ってるよね。
7名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 20:55:11.54 ID:QPTFRLdF0
百蛾譜が一番好きだった
8名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 20:55:25.54 ID:Fx6xE8JT0
船乗りクプクプの冒険は読んだ
合掌
9名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 20:58:07.87 ID:vFzoZEsG0
「夜と霧の隅で」を読んでイメージが変わったな。
合掌
10名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 21:01:23.78 ID:4SW2FCpZ0
怪盗ジバコが好きだった

少女に今のジバコはジバコではないと言われ、総てを捨てたジバコ。
生まれ変わったジバコはヤスリ一つでエッフェル塔を…

子供の時には理解できなかったが、齢を重ねた今なら理解出来る気がする

北杜夫さん
あんた凄い作家だった

謹んで御冥福をお祈りいたします
11名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 21:06:09.72 ID:8wMlsYe5O
うちの父っちゃんは日本が不参加だった
モスクワオリンピックに出場してんだぜ。
おれも父っちゃんも日本人じゃなくて
デンキチ人だからな。
12名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 21:07:08.46 ID:CtMnsNDC0





☆☆☆☆☆日本人を侮辱するソフトバンクCM☆☆☆☆☆


http://www.youtube.com/watch?v=ZGjdub8EsFk&feature=related


http://www.youtube.com/watch?v=vHq7qHNGOic&feature=related







☆☆☆☆☆SoftBank のチャンネルが 炎上してる☆☆☆☆☆

http://www.youtube.com/user/softbank  
コメント欄が凄いことになっている







13名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 21:09:44.80 ID:/NYWMVvD0
作家・北杜夫さん、豪傑投資家伝説
http://media.yucasee.jp/posts/index/9330

株で数千万損したみたいね
14名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 21:10:24.76 ID:BvDYJNYP0
航海記、青春記読みました。
ご冥福をお祈りします。
15名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 21:15:15.84 ID:w/zOeFqA0
本当に、本当に大好きな作家でした。

涙が止まりません。

さようなら、バイバイよ。

。・゚・(つд`)・゚・。
16名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 21:18:39.07 ID:ZCwszOY+0
彼の著作は読んだ事は無いにしろ、名声は高かった事は知っていた。
ネスカフェのCMだったか、あの遠藤周作と並んで出演してたのを覚えている。

それと、手塚治虫のアダルトアニメ映画「千夜一夜物語」に、
スタッフ&声優で出てたのにも驚いた。


ご冥福をお祈りします。
17名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 21:22:35.81 ID:Ya26/n650
アーサー・C・クラーク
アシモフ
小松左京
星新一
遠藤周作

好きだった作家みんな逝ってしまった。
キタモリオもか・・
18名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 21:23:05.15 ID:pbTlBNvl0
2011年墓銘録(主な方々)
吉村光夫(元TBSアナ、ロンちゃん)、山下敬二郎(歌手)、中村富十郎(歌舞伎役者)、高見澤 宏(ダークダックス)
横澤 彪(元フジテレビCP)、和田 勉(演出家)、細川俊之(俳優)、喜味こいし(漫才師)、浦里はる美(女優)
與那嶺 要(元巨人外野手)、小林アトム(俳優)、尾藤 公(箕島高校元監督)、村野守美(漫画家)
谷沢永一(評論家)、坂上二郎(コメディアン)、毛利千代子(DJ)、中島 徹(漫画家)、佐藤忠良(彫刻家)
いいだもも(評論家)、岸田衿子(童話作家、岸田今日子の姉)、出ア 統(アニメーター)、成田文男(元ロッテ投手)
田中好子(女優)、田中 実(俳優)、宇野誠一郎(作曲家)、八重樫茂生(元サッカー選手)、団 鬼六(作家)
上原美優(タレント)、児玉 清(俳優)、中村光毅(アニメーター)、長門裕之(俳優)、作田 明(犯罪心理学者)
平田隆夫(作曲家)、高木 勝(経済学者)、和田慎二(漫画家)、宮尾すすむ(タレント)、森 孝慈(元サッカー選手)
原田芳雄(俳優)、芦田豊雄(アニメーター) 、小松左京(作家)、伊良部秀輝(元野球選手・メジャーリーガー)
三城晃子(おばちゃん3号)、松田直樹(サッカー選手)、前田武彦(放送作家・司会者)、ジョー山中(ミュージシャン)
日吉ミミ(歌手)、杉村太郎(元シャインズ)、二葉あき子(歌手)、高城淳一(俳優)、竹脇無我(俳優)
滝口順平(声優)、山本丈晴(ギタリスト)、湯木博恵(元バトミントン選手)、辺見じゅん(作家)、杉浦直樹(俳優)
五十嵐喜芳(声楽家)、山内 賢(俳優)、花村菊江(歌手)、中村芝翫(歌舞伎役者)、柳ジョージ(ミュージシャン)
斎藤 憐(劇作家))、有川 博(俳優)、 藤家虹二(ジャズクラリネット奏者)、北 杜夫(作家)
19名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 21:26:47.16 ID:Ut8qf7VH0
中学生の頃にファンレター書いて
送ったら、返事をもらって驚きと
嬉しさで気が動転した記憶があります。
あの時は本当にありがとうございました。

御冥福をお祈りいたします。
20名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 21:40:32.28 ID:NdEOerzr0
口いっぱいに梅干をほおばったうえで
鼻の穴に練りハミガキを注入して自殺
21名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 21:48:38.84 ID:IPXrvR4/0
もっとも心優しき男ここに眠る
22名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 21:50:04.07 ID:SLxjTElZ0
インフルエンザ予防注射で亡くなったって?
23名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 22:10:38.40 ID:fA9KfjF30
小学生の時に「僕のおじさん」を読んで、とても面白かった。
24名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 22:13:13.96 ID:i+WVQfOp0
あの世で「さびしい仏様」執筆中
25名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 22:15:24.15 ID:C/P12igV0
北杜生と阿川博之と遠藤周作はトリオでよくお互いのエッセイなんかに出てきてたな。
この3人のエッセイはよく読んだ。ユーモラスでおもしろかった。
26名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 22:16:57.46 ID:VDFpqxAg0
2スレ目とか
芸スポにしては伸びてるな
27名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 22:17:55.82 ID:dTgvRfQy0
黒柳徹子の番組でわんわん泣いてたっけ。
あ、躁鬱病ってこんな病気なのか、みっともないなあ
と思った。
でも、「少年」をはじめとする作品群はとてもよかった。
苦痛だった生からの解放をお祝いしたい。
28名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 22:19:20.11 ID:TBYdjyPd0
>>25
阿川弘之な。

しかしなんでまた最年長が一番長生きしちゃうんだろうね……
残された者は辛かろうに。
29名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 22:20:23.07 ID:Rtpvkv870
「どくとるマンボウ青春記」は俺の宝物です

ご冥福をお祈りいたします。
30名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 22:20:44.33 ID:IG/IO/LX0
御冥福を・・・。
31名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 22:20:59.23 ID:sKkDXPdR0
北杜夫さんには大きく影響を受けています
ありがとうございました
32名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 22:23:53.55 ID:ZAi7sZFX0
遠藤さんと北さんでお互いを皮肉るエッセイをよく書いてたんだけど、
それが二人とも相手の笑いどころを表現できてるのに、相手を貶めないって軽妙洒脱な文章だったんだよね。

で、両方とも読むともっと両氏のエッセイを読みたくなるというか。
33名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 22:26:56.68 ID:5verxJrt0
エッセイで、幼い一人娘とレストランに入ったときの逸話がおもしろかった。

所用があって娘と街に出て、ふたり初めてレストランに入った。
娘は小学校に上がる前くらいの年齢だったが、父親の懐具合を心配して
いちばん安いものしか注文しようとしなかった、という話。

北氏が思うに、父親は他のお友達のパパみたいに朝、スーツを着てお仕事に
ゆくわけではないし、一日中家に篭って何をしてるかわからない、無職?
と勘違いされたのかなあというボヤキがおかしかった。

北杜夫は、東京の有名な大病院のボンボン育ち(斉藤茂吉が院長先生)だし、
子どもの頃、親の懐具合を心配するとかまったく経験ないだろうし、
ほんと困り果てたというか、カルチャーショックを受けたようで、
そこらあたりもそこはかとなく、またおもしろいんだよな。
34名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 22:27:06.12 ID:CkitF5e40
ジバゴがヤスリ一本でエッフェル塔を盗んだり、フルマラソンの途中で極上ステーキを堪能
したりなんて描写はやっぱり、躁状態の時に書いたんだろうな。

まあ何にせよニヤニヤしながら読ませて頂いた作家さんです。お疲れ様でした。
35名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 22:28:19.99 ID:z+IPD8eTO
怪盗ジバコ、厨房の時に好きだった。
でもあんまり理解してなかっただろうな。
中年になった今、また読んでみたい。
36名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 22:29:11.63 ID:6sQKZkf30
今月ゲルピンだー
37名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 22:31:07.93 ID:rPZeRp0+P
病弱そうで意外と長生きするかと思ってたのに阿川御大より先に逝くとは…
38名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 22:35:58.12 ID:CkitF5e40
>>37
母親の生命力が遺伝したのと、人生を面白おかしく有意義に謳歌したからだろうね。
親族でもないのに僭越だけど、ファンの一人として言わせてもらうと、まさに大往生なのかもね。
39名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 22:36:45.83 ID:lPAbyOUq0

訃報(とほー)です。  <竹内由恵
40名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 22:36:47.55 ID:TME2wLec0
解剖は拒んでるんだよね!
おちんちんがちいさいから!
41名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 22:36:58.29 ID:dykFm7p40
かにサラダ・・・・
42名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 22:38:39.85 ID:F9W3aCZ/0
えええええええええ
43名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 22:38:42.88 ID:TME2wLec0
僕は、北さん追悼で、全部読み返すぞ!!
ああ、この人はもういないんだ、って、なきながら!!
44名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 22:39:04.52 ID:k67/iJ4f0
初めて読んだのは「ぼくのおじさん」。
「楡家の人びと」は時間を忘れて一気に読んだ。
「青春記」はまさに青春時代に読んだ忘れられない一冊。

亡くなったのが本当に悲しいと思う人は久しぶり。
本当にありがとう、そして

さようなら、バイバイよ。
45名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 22:41:23.79 ID:VDFpqxAg0
昆虫記を読み返してみる
46名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 22:42:17.65 ID:C/P12igV0
読みやすくてユーモアがあっていい作家さんだった。やさしい人柄が文章から滲み出てた。
47名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 22:42:18.65 ID:TME2wLec0
杜夫の自虐的ユーモアって、普遍普及だよ!
48名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 22:42:20.06 ID:FcfwrRkr0
ショックだ。
楡家の人びとが大好きだった。

今年は小松御大も亡くなったし、
凄く辛い。
49名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 22:43:04.18 ID:AYGOXpVz0
高齢の親父にインフルエンザの予防接種を
打たせるべきか悩んでいたけどやめることにした
その分体力免疫力をつけてもらうようにする
50名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 22:43:27.07 ID:TME2wLec0
マンに影響を受けた形容詞を多用した重厚な文体は稀有のものである!

51名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 22:44:29.25 ID:1m/aehaK0
年だからしょうがないけど、寂しいなあ・・・
52名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 22:45:47.44 ID:TME2wLec0
太宰がそうだが、読みやすくてついつい引き込まれる文体を書くのって
結局、才能なんだよ!
もう、こんな作家現れない
国民栄誉賞追贈きぼんぬ!!!!!!!!1
53名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 22:47:12.23 ID:TME2wLec0
三島が激賞した楡家!!!
戦後の最高傑作だと、私も思う
54名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 22:52:31.66 ID:sWrRNmBbO
普遍不朽です

さようならバイバイよ

まさか北さんが死ぬとは

55名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 22:52:47.09 ID:paYV/v+O0
今も昔も文学とは無縁ですが、高校生の時、航海記にはまりました。
夏休み全部、航海記と三国志と汗に塗れてました。
数年前、娘さんのエッセイで、北氏が浪曲が大好きでよくうなっている
とか書いてあって、浪曲好きな私は嬉しかったナ。
56名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 22:54:25.14 ID:eLiz/pU40
学生の時に一番読んだ作家
純文学とエッセイの二面性が魅力的だった
57名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 22:55:12.18 ID:3mhm0w5E0
またあちらで辻邦生とマン談義に花を咲かせてください。
自分も今週末は本棚から魔の山を取り出してみます。
58名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 22:56:34.38 ID:TME2wLec0
精神病院の敷居を下げた偉人!


59名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 22:59:33.05 ID:TmAE4sw90
楡家の人々最近読み返したばっかりなのに・・・
さよなら北先生
60名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 22:59:49.67 ID:9dFtmPP60
マンボウ国の人かあ

ご冥福をお祈りします
61名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 23:02:23.78 ID:TME2wLec0
僕は39歳なのね。
17の時、楡家読んだのね。初めて長編小説ってのを読破したのね。
以降、北さん、全部読んだのね。
当時、60すぎだった、このお爺さん、いつも、体が悪い,死にそうって
あちこち、書いてるのね
だから、生きててくれよって、いつも思ってたのね!!!

一つ言えること
俺が39になるまで生きていてくれてありがとう!
62名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 23:02:54.69 ID:955qJk+I0
奇病連盟は俺にとって最高の恋愛小説

あの主人公の年齢と境遇にどんどん近づきつつあることだし、
今度久々に読み返してみよう(ピョコリはないけど)

読んだらいろんな意味で泣いてしまいそうだが

合掌
63名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 23:05:02.06 ID:TME2wLec0
嗚呼
この世に北がいないといふ事は
海のようにも山のようにも悲しいことだろふ
64名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 23:06:45.32 ID:Ya26/n650
奇病連盟は俺もキュンとした。
あれは今なら挿絵たくさん入れたら良いラノベになるかもねw
悪口じゃないよ。
65名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 23:07:27.84 ID:QI8Q4pEi0
これは海だ
海というものだ
ああその水は

塩分に満ちている
66名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 23:08:37.23 ID:TME2wLec0
ゆかりん!
父との思い出傑作エッセイかけよ!
よむからな!
67名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 23:19:22.99 ID:crz0xI0o0
小学生の時に航海記を読んでから20年以上も経って俺は初めて海外に出た。まぁ飛行機だけど。
ドイツ、シンガポール、パリと航海記に登場する国に行く度、「あぁ、ここがそうなんだ」と思い出してた。

航海記の初版が記憶が正しければ昭和39年、その約10年後に生まれた俺も四十路が見えてきた。
久々に読み返して笑かしてもらいます、合掌。
68名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 23:34:13.17 ID:/sC7M91z0
「どくとるマンボウ青春記」が一番好きだ。
「幽霊」や「木霊」より。
69名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 23:34:13.07 ID:LIm1jDsf0
>>19
私もファンレターの返事もらいました。その年は年賀状までもらって嬉しかったなあ。
北先生、安らなか御冥福を御祈りします。
70名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 23:34:22.85 ID:6GP1b9if0
上等な純文学が書ける。上質なユーモア小説、エッセイが書ける。
どちらか一方だけでも凄いのに、この人は両方上手くやってたからなぁ・・・
太宰や三島もそうだけど、本当に頭が良かったんだろうな
71名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 23:36:30.96 ID:e8i2hAAp0
おじゃマンボウのパクリかよ
72名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 23:41:39.11 ID:sKkDXPdR0
実はクプクプが好き
73名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 23:48:43.84 ID:5verxJrt0
みんながここで書いてるように、おれも「旧制高校」ってのにあこがれたな。
戦時中とは思えないほど自由闊達で活気に溢れていたという。

坂の上の雲にも少し出てきたけど(秋山弟が通った第一高校)
ああいう高等遊民みたいな連中の中から世界を驚かす逸材が出たわけだ。
74名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 23:48:57.11 ID:plMEXmob0
>>65
今年の夏、犬吠崎と越中宮崎の海岸で、海水を舐めて
その詩(?)を口ずさんだよ
75名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 23:49:09.09 ID:sbeuk3+N0
マンボウマブゼ共和国
76名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 23:49:22.46 ID:HncXus0Q0
カッパリン
77名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 23:49:51.54 ID:+/moJGJQ0
無理だってわかってたけど、自分が生きてる間は生きててほしかった。大大大大大好きでした。
78名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 23:50:18.20 ID:sbeuk3+N0
ワサビが手に入るなら魂の一つや二つ売り飛ばしていただろう
79名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 23:50:52.81 ID:OU9dFG1YO
鬱勃たるパトス
80名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 23:52:00.10 ID:dTgvRfQy0
東日本大震災のとき、遅く帰ってみると我が家の本棚の上段にあった
「斉藤茂吉全歌集」が下に転げ落ちていた。
茂吉はとても強かったのでびくともせず、ステレオのスピーカーがいか
れていたw
81名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 23:52:40.00 ID:HncXus0Q0
ああグリュック グリュック グリュック
82名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 23:53:20.41 ID:9j8ksbzh0
「下品」なエッセイ書こうとしても、
持って生まれた品性と含羞のせいか、そうならなかったひとだったなあ
狐狸庵先生が下品に走ったらホントに下品になるのと違ってさ

文章修業って人格の陶冶なんだと思う、今日の寒空よ
83名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 23:55:25.80 ID:vTSA21fX0
子供の頃にクプクプを読んで、エンディングに衝撃を受けた。
主人公は東京の自宅に帰れてハッピーエンドだと思ってたから、
あのヘンな人たちとヘンな世界に残ってしまうとは思っても
みなかった。でも、今思うと、あの終わり方って最高だ。
84名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 23:55:28.45 ID:XES/Sl+o0
北さんの著作を読んでいる最中、
幾度となく笑ったり、泣いたりする自分が居ました。
本を読む喜びを教えてくださいましたね。
有難うございます。
合掌。

85名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 23:56:52.98 ID:Q6TIDQNQ0
>>73
でもあそこでリア充に成れるのは草野仁だな。
86名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 23:57:03.22 ID:OU9dFG1YO
自虐ネタを書いても決して自己卑下にならないし暗くもならない
それでいて面白い
こういうユーモアの持ち主はいそうでいない
得難い人を亡くしたな
87名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 23:57:15.74 ID:bck0ziRW0
腸閉塞という死因はありがちなんだろうか
88名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 23:57:58.05 ID:MSunMHDG0
>>67
16の時に航海記を読んで、21で船でシンガポールに行った。
航海記のとおり、沖に錨を入れて小さな通船に揺られて、到着。
入港するまで何度も航海記のシンガポールの件を読み返したw
上陸したら、そのまんまで驚いた。ターバン巻いた人やら、印度人の両替商
(流石に黒板はなかったが)、港の近くの郵便局もあったし、ああ、ここかぁ...と。
新世界はわからなかったけど(前菜の話とIPPATSU (r の話を思い出した)。
89名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 23:58:13.53 ID:sbeuk3+N0
メシを山盛りにするメルバーン
90名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 23:58:45.61 ID:9j8ksbzh0
>>87
年寄りの直接的死因として、けっこう死亡届でみるね
もちろんガンが原因とかいろいろあんだろうけどさ('A`) 
91名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 23:59:10.76 ID:L94s/v220
もっと生きてて欲しかったな
寂しいよ
本を読もう
92名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 00:00:10.96 ID:Wt9XyqPwO
ヒルさん、やめまっしょい
93名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 00:01:33.16 ID:MgqjiVqC0
負けるが勝ち、ということもある
94名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 00:01:33.86 ID:rYBzzXkm0
「楡家の人びと」は歳を経て読み返すと新たな読後感を発見する作品だな。
今後も読み返すつもりだ。
95名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 00:01:51.58 ID:b922rdbgP
ヒルさんのばあいは、(ハラ芸を)やりまっしょいじゃなかた?
96名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 00:04:29.25 ID:voGNx/x80
北先生大好きです。俺の中高時代は先生の本が常に傍らにありました。ありがとうございました。

それと出版社の人が見てたら、傑作、大日本帝国スーパーマンをぜひ復刊してください。
97名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 00:04:35.00 ID:Wt9XyqPwO
ポケモン「(傷が)かゆいです」
98名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 00:06:06.50 ID:sAYZ//o40
>>89 何にでもギーを入れるので鼻について食べられない
99名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 00:09:30.24 ID:twT+2KDz0
ええっどれを読んだと即答できないんだが
ショック
100名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 00:10:08.09 ID:sAYZ//o40
>>95 グラウンドでムシロをかぶって寝ていたりするので、乞食と間違えられた先生か。
101名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 00:10:27.34 ID:FFR0+WHJ0
「航海記」はユーモラスだったけど、「夜と霧の隅で」は
人と人との関係の光りと影を書いた名作。

また「医局記」はユーモラスに書かれているものの
医者としての苦悩が垣間見られる。
自分が医者の進路を決めた原点でもあります。

ご冥福を祈ります。
遠藤周作先生と天国で仲良くしてください。
102名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 00:13:26.30 ID:SKyt1Jhk0
ただの自叙伝野郎じゃないか……彼に創作物は無いのか、自己の実在に依存した脆弱なまがい物じゃなくて。
103名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 00:16:05.03 ID:smASZOnS0
「楡家の人びと」大好きな小説でした。
ユーモアと日本語の美しさを堪能させてくれた本当に素晴らしい小説・・。
そして北杜夫と遠藤周作と佐藤愛子の絡みは本当に面白くてエッセイは笑い転げたなぁ・・。

ご冥福をお祈りします。合掌・・・。
104名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 00:18:04.45 ID:MgqjiVqC0
>>102
天井裏の子供たちとか遥かな国遠い国とか
輝ける蒼き空の下でとか夜と霧の隅でとか第三惑星ホラ株式会社とか
105名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 00:19:44.55 ID:uvbVL4nj0
佐藤愛子と一緒に演劇出た時の話は
涙が出る程笑った
106名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 00:25:04.45 ID:S1xuGMPi0
>>89
今から10年前ほどのことだけどテレビで偶然見たんだが、
北先生は取材でその時メルバーンに会いに行って再会を果たす事ができたよ。

お互い高齢になった北先生とメルバーンは再会の時に嬉しさと懐かしさで
抱き合いながら泣き崩れてた。あの映像はVHSのテープにしか撮ってなかったからどこかへ行ったけど
見れて良かったと思った。
107名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 00:26:51.20 ID:HrSZAXYg0
僕ねえ、死ぬほど寂しい!
でもね、84の往生においても、こんなに多くの人が悔やんでくれるのは
嬉しいよ!
僕だけの杜夫君っていう意識があったけど、そう思っている人がたくさんいるんだね☆
108名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 00:28:01.65 ID:HrSZAXYg0
そういえば、メるバーンの耳舐めてたな!
なつかしい!
109名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 00:29:39.02 ID:90Ffi7cU0
84歳だったらまだ生きられたんじゃないって思うなあ
せめて90歳くらいまでは生きて欲しかったよ
110名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 00:30:12.32 ID:wdGDXREV0
キャラクターが大好きだったなァ
ユーモラスな文章も
オランダのスケベニンゲンは忘れられないw
111名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 00:31:03.80 ID:sAYZ//o40
茂太先生の病院が近所なので、近くを通る度に思い出す。
112名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 00:33:23.88 ID:HrSZAXYg0
斎藤家の系譜ってすごいな!
ユカも結局、物書きになったし!
由佳の息子に、ひそかに期待してる!
113名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 00:35:53.76 ID:HrSZAXYg0
なんかね、動顛して、今日は、痛飲しちゃった^^
北先生も、無類の酒豪だから、許してね!
114名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 00:36:46.62 ID:avd6+m2R0
>>109
たしか腰を悪くされて車いすじゃなかったっけ
足腰が丈夫だったらもうちょと元気でいられたかも
115名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 00:39:58.36 ID:lglyO44w0
ドクトルマンボウの次に、森村桂を読んだ。
116名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 00:40:01.51 ID:mOjMs6gy0
>>96
「先生」は禁句だw

罰として、仰向けに寝て両手両足を天井に向けた上でブルブルと動かして、
阪神タイガースの勝利を念じなさい。
117名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 00:40:34.50 ID:PTRiQC2+O
>>62
俺も奇病連盟が好きだ
118名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 00:41:25.85 ID:HrSZAXYg0
先生って呼ばれるのが何より嫌いだったね。
119名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 00:45:10.09 ID:tG17+y6bO
羽二重のフンドシ締めて、シュークリームを食べて、哀悼の意を…(泣)
120名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 00:51:25.90 ID:/ZH0vFGk0
「青春期」がおすすめ
121名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 00:59:53.71 ID:IJYFU1AN0
先生って禁句なのか、教える立場の人間に使う言葉だから
自分に使われると恥ずかしいとかじゃなかったけ
122名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 01:06:08.00 ID:cHap9j6B0
123名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 01:15:02.09 ID:2sSYQ86a0
>>117
山高武平は今で言う草食男子のはしりだよね。
のろまで不器用で奥手なまま年を重ねて人生に疲れた男の遅すぎるロマンス。
いろいろ難しいだろうけど、映画にでもなれば嬉しい。

この喪失感はじわじわ来るんだろうなあ・・・
124名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 01:23:49.61 ID:SKyt1Jhk0
>>104
ありがとう。図書館で探してみよう。
125名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 01:24:13.78 ID:uvbVL4nj0
問題を見てピクリン酸
脇の下にアセチレン
126名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 01:30:22.81 ID:UL2O1MT80
>>123 >映画にでもなれば嬉しい。
この人の作品で、映画化されたのって、「ドクトル・ジバゴ」くらい?
デビッド・リーン監督とクレイジー・キャッツという異色の取り合わせで問題作だったらしいね。
127名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 01:36:27.89 ID:Lq3v3k2pO
>>123
サラリーマンはみんな背広の裏地に、
一万円札を縫い付けているもんだと思ってた(w)
128名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 01:40:09.77 ID:YOhvHUHu0
>>125

どうかスコンククレゾール
129名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 01:40:27.15 ID:Lq3v3k2pO
井上ひさしのデビュー作『ブンとフン』は、『怪盗ジバコ』の影響受けてると思ったんだけど、
どちらの発表が先か忘れてしまいました。どちらでしたっけ?
(´・ω・`)
130名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 01:47:53.62 ID:Lq3v3k2pO
航海記のなかで、いかにも自分は無頼漢でナマケモノみたいだ、な書き方をしているのに、
馬を借りて海辺を走ったり船長に頼まれてドイツ語雑誌の翻訳をしたりで、
ところどころで育ちの良さや頭の良さが垣間見えて、
そういう魅力もベストセラーの理由だったんだろうなあ。
131名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 01:49:22.19 ID:YOhvHUHu0
全集出して欲しい気がするがコンプリするの大変だから
全作品電子書籍化して欲しい
132名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 01:50:46.36 ID:v9Hyph+d0
人はなぜ追憶を語るのだろうか
133名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 02:02:27.39 ID:Lq3v3k2pO
みんな北さんの本を懐かしく読んでおられるのでしょうね。
私はちょっとばかりひねって、佐藤佐太郎氏の書かれた、
『斎藤茂吉言行』とか引っ張り出して読んでいます。
昭和17年から26年までの、佐藤佐太郎氏の斎藤家訪問日記なのですが、
文中にまだ若かった「宗吉さん」がしょっちゅう登場して、
弱り始めた父上の世話を甲斐甲斐しくしているところが、すごく印象的です。
134名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 02:05:07.02 ID:YOhvHUHu0
仙台時代偉い文学の先生の家にメシ目的で通い詰めてた話しワロタ
「日本広しと言えども」というフレーズ2chで煽るときも時々使わせてもらってる
135名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 02:17:32.83 ID:riPENRar0
日本経済
への期待
136名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 02:20:15.31 ID:Lq3v3k2pO
部屋に通るとすぐ、先生は宗吉さんのことを話される。
「宗吉はまた中学へ帰ることにして、今日から行っている。
なんだか自分だけとり残されたような気がするんだろうな。実はさきに進んでいるわけだが。
きのう、おとといはその問題で実はおちつかなかったもんだから失礼した。
ヤッコもはじめはなっとくして参考書をそろえたりして、いやなようすもなかったが、
なんだか変な様子でもある。よんできいてみるともう一年やって、
高等学校の試験を受けてみたいというんだね。
どっちがいいか、運だからわからない(後略)」

佐藤佐太郎著・『斎藤茂吉言行』より。

……宗吉さん、めちゃめちゃ茂吉さんに心配され、愛されてます。
(*´∀`*)
137名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 02:24:39.59 ID:1FvkH9uc0
鬱ぎみだった時に心療内科通ってたんだけど
北さんのお兄さんである斎藤茂太さんの本を読んで
精神的に安定してきたって先生に言ったら
「あぁ北杜夫のお兄さんね。あの人もすごい人だった」って言われたんだけど
名前は知っていたけど著書は読んだことがなかった。
この際に文庫が出ているので読んでみたいと思います。
138名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 03:30:51.59 ID:6/MunREC0
北壮夫、遠藤周作、佐藤愛子の3人のエッセイ集がうちのおかんの愛読書だったなあ
御冥福をお祈りします
139名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 04:30:20.55 ID:C9toMqpa0
>>40
おちんちんがちいさいのを一生気に病んだのは
茂吉だろ
友人が死んだ時も医者の特権でおちんちんの大きさ見て
自分より小さいとホッとしたという
しかし問題は勃起率だから死体ではわかるまい
140名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 04:46:09.80 ID:Vr739irX0






ここまで間寛平なし




141名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 05:22:20.39 ID:ZDSIi7f10
>>139
いや、医局記見てもらえればわかると思うけど、北さん本人も自分の一物が小さいと書いていた。
自分のそれを宇宙船になぞらえていたのは笑ったけど。
142名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 06:37:19.20 ID:MgqjiVqC0
>>141
あの時患者より自分の方が小さかったのなら北さんも出して見せたら
患者のノイローゼ治ったんじゃないかなあって思ってたw
143名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 06:46:31.74 ID:vYG4Dd3S0
>>102
> ただの自叙伝野郎じゃないか……
それを作品としてまとめられるのも才能なんじゃね
144名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 06:58:42.73 ID:t5FnQt3F0
>>102
つうかそんなこと言ったら、日本の小説のほとんどがまがい物になるw

しかし今は仲が良かった人とかのお悔やみとかが報じられる程度だけど、
時が経つにつれてわけの分からん評論家の的外れな文章とか出てくるんだろなあ……
はっきり言って文芸評論なんて、今の時代まともにできる人いないから。
145名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 07:20:52.60 ID:LOcagCxqO
>>138
愛子女史だけは相変わらずお元気だな

女のが長生きって、なんとなく理解できるわ
146名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 07:59:51.00 ID:51rfLpQvO
うちのおっかあもマンボウ先生、こりあん先生、スヌーピーおばさん、しーなさん五木寛之さんのエッセイが本棚にあったよ
マンボウ先生とは往復書簡がかなりあった
ハガキで今鬱ですってかわいいイラストのがきたりして子供の自分は郵便受けから取ってぷぷぷってなった思い出
147名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 08:02:57.19 ID:51rfLpQvO
あ、合掌
それでおっかあの全部読ませていただきました
ありがとう北先生
148名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 08:33:27.85 ID:8akH6Fi50
月並みだけど中学生の時に航海記から入ってファンになり
ほとんどの著書を次から次へと読みあさった
そして、今までの人生における人格形成に少なからずの影響を受けたと思う
中でもユーモアのセンスは先生譲りのものであり、大いに役に立ち助けられている

晩年の状態を風のたよりに聞いてはいましたが残念です
合掌


149名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 08:35:46.57 ID:C8F7nwA20
生きてくれているだけで、何だか安心して自分も生きていられた。
思ったより早く逝かれたか。
寂しくなるのう。
150名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 08:47:12.68 ID:lj2qWKKa0
躁鬱病になった時の心の支えだった同じ病気の人。
151名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 09:02:15.72 ID:oljjoQXd0
小学校高学年か中学の時に航海記読みながら将来、自分がヨーロッパの街をさまよい歩くなんてことは
100%無いだろうなと薄ぼんやり考えていた。オランダに○○ニンゲンという地名があることを知った
数十年後、自分はヨーロッパの街をさまよい歩いていた。
さらに十数年後、○○ニンゲンという名のサッカーチームの試合を見ていた。
合掌
152名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 09:03:30.15 ID:EE6aLtgs0
子どもの頃にマンボウ読んだな
面白かった

ご冥福をお祈りします
153名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 09:30:37.40 ID:Lv8IXdBe0
「武平、起きましたか」
っていうのなんだっけ。
ブヘーとか名前だけで既に吹いちゃうわ。
154名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 09:34:33.60 ID:6q/QMFa3O
>>153
奇病連盟
155名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 09:48:33.04 ID:Lv8IXdBe0
>>154
ありがと。
昔友達に借りて読んだんだよ。
内容もう殆ど思い出せないけど、母親の「武平、起きましたか」だけは当時自分の中だけで流行ってて覚えてた。
156名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 10:07:54.14 ID:Lq3v3k2pO
「育ちと品のいい小説家」って、北さんが亡くなられて、これでもう絶滅したかもしれませんね。
(´・ω・`)
157名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 10:12:02.28 ID:Lq3v3k2pO
北さんに関連するほかのスレで、
「北さんのご冥福をお祈りします。遠藤さん、阿川さんと向こうでも仲良くなさってください」
とあって、おいおい。まだ一人残ってるぞー。
158名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 10:30:16.18 ID:cXNZRhmT0
865 :名無しは無慈悲な夜の女王:2011/10/26(水) 19:22:52.36
北杜夫先生と小松左京先生、死亡記事の扱い、天と地ほど違うな。
野田総理大臣が亡くなったと思ったよ。

866 :名無しは無慈悲な夜の女王:2011/10/26(水) 19:45:06.80
日経の「私の履歴書」は、二人とも2006年。
作風も、シリアスとユーモアの両面性という点では、通じるものもあるような。

867 :名無しは無慈悲な夜の女王:2011/10/26(水) 22:59:58.27
星新一さんのときも扱いは小さかったよね。

北杜夫は、岡本太郎をモデルにしたキチガイ科学者に
ゴム動力のタイムマシンを作らせたと自慢していたのが印象深い。

868 :名無しは無慈悲な夜の女王:2011/10/27(木) 01:27:45.40
星新一先生、北杜夫先生の訃報記事の、国家元首並の大きさを知ったら、伝記にあったみたいに怒るのだろうな。

869 :名無しは無慈悲な夜の女王:2011/10/27(木) 01:33:51.46
筒井康隆先生は呼ばれたのに、星新一先生は文学全集に呼ばれない。
そりゃ、筒井先生につらく当たると思う。
当たらない方がおかしい。
星新一先生と北杜夫先生は、早速、不仲になってるに一票。
159名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 10:32:45.27 ID:8Egw4UqBO
楡家の人びとが素晴らしかった。
味のある作家だったな。
160名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 10:41:27.39 ID:Bnbkv4kU0
もう中年だけど名前は知ってても
読んだことはなかったな
どう面白いんだろか
161名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 10:50:59.75 ID:6zs7Cg/40
>>159
楡家は楡徹吉の鬱屈した内心描写に惹かれたなあ。
特にヨーロッパ留学時代。
162名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 11:18:52.87 ID:VfiWDCfx0
ちちくりマンボウ
ちちくりマンボウ

ちちくりマンボでキューッ!
163名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 11:24:52.52 ID:qSZp8bjU0
サイレンススズカが予後不良になった時
衝撃を受けて欝になりそのまま亡くなったのだと思っていた
164名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 11:26:14.29 ID:rLVqqwux0
八千草薫の大ファンだったよね。
165名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 11:31:09.41 ID:LZ8twLX/O
30後半だが、中高生の頃、周りで北杜夫や遠藤周作読んでるのいなくて
古いから今時の人は読まないのか、自分はたまたまなんだ、と思ってたが、
このスレ見て安心したよ。
166名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 11:38:24.43 ID:caAdh8n80
まーだ生きてたのか

小松の葬式には行ったのかね?
167名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 12:05:36.79 ID:Lwv2SV4I0
旧制高校にポケットモンキー略してポケモンという男がいた
168名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 12:10:16.36 ID:aLOEDfBQ0
キタモリオって小説を4ページしか書いてなくて編集者から逃げまわってた人だろ?
169名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 12:14:50.02 ID:GroDvBDH0
旧制高校、ドイツ文学、フロイトと
もう完全に色あせてるから
この人の文学残らないだろうな
170名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 13:56:29.14 ID:Lq3v3k2pO
誰が迎えにきたんだろうなあ。いつも導いてくれた辻邦夫さんかな。
それとも父上かな。「宗吉、早く支度なさい!」輝子さんだったりして(w)
171名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 14:00:37.80 ID:f8X0XDgQ0
どくとるマンボウってタイトルはガキの頃から聞くけどぶっちゃけ何のことなのかよく知らない
小説かなにかか
172名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 14:08:57.88 ID:nxhZaxkD0
昨晩は、、「海潮音」と「われら動物みな兄弟」を読んだ。

なんでかって?北杜夫死んだナーと思って本棚みてたらこの2冊に
呼ばれたからだ。
173名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 14:35:40.87 ID:rDpAepJZ0
>>171
海上を漂うだけの怠け者医師のことだよ
174名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 15:21:20.01 ID:fcz61K5v0
青春記は大学に入って五月病のようになった時に
何度も読み返したバイブルのような本だった。

遠藤周作と佐藤愛子と北杜夫の3変人が出た
「すばらしき仲間」という番組も超面白かった。
もう一度見たいけど、VTR残ってないのかなあ。

どの新聞も結構大きく記事載せていて、記者からも愛されてたのがわかって、
親戚でも知人でもないのになんか嬉しかった。
175名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 16:08:21.85 ID:o45AzJx6O
今まで読んだことなかったが読んでみようかな
176名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 16:11:26.17 ID:S1xuGMPi0
>>175
青春記あたりが入門でおススメだよ。
昭和前半の旧制高校の描写は物凄いカルチャーショックというか、
体験した事がないけど懐かしい郷愁みたいなものを感じさせてくれる。
177名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 16:38:20.14 ID:C9toMqpa0
新聞の扱いが大きいというので朝刊買ってきた朝日新聞
何年ぶりだろう新聞買うために外出するなんて
扱い大きかったのは昨日の夕刊だったみたいだね
朝刊は小さな三面見開き記事と天声人語だけだった。

コオロギがコロコロと鳴く秋の夜
178名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 17:35:54.21 ID:Mi5x9ntb0
国語の教科書にマンボウ航海記が載ってたけど、
大人になってから読みなおしてファンになり、文庫本全部あさり、
クプクプとかはハードカバーも買ったなあ。
でも今の若い人には面白いかどうか
179名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 18:01:38.40 ID:JHn/3xC90
むかしの 作家は 黄金世代を つくれるほど 層が あつかったのだろうね。
いまの ラノベ作家は 後世 どういう 評価を うける ことに なるのだろうか。
180名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 18:04:52.38 ID:nxhZaxkD0
そのおか し    な
     スペ
ー         スはな



に?
181名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 18:11:11.03 ID:2homq2Tm0
>180
日本語も 多くの 言語表記と 同様に 単語 ないし 文節ごとに 間隔を 空ける
「分かち書き」を すべきだと >179 は 考え 実践して いるのだろう。
182名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 18:12:42.44 ID:nxhZaxkD0
あ    あ、
パ    ソ         コン      通
 信 


残            滓
で                  す

183名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 18:25:48.85 ID:Cx3lW0JuO
>>170
出迎えは狐狸庵センセがしなびたキュウリの馬で行ったようですw

もしくは宮脇さんがむりやり0系ひかりに乗せたとかw
184名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 18:30:33.86 ID:OxiJdo8H0
インフルエンザの予防接種するのやめにしとくわ
185名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 18:40:56.87 ID:G72HQblE0
 ちなみに北(杜夫)は、エッセイで、
「これだけ一緒に過ごしているんだから(宮脇俊三と)愛し合うことも出来るんじゃないか」
 と、2人で同性愛に挑戦して抱き合ったが、全く興奮せず、何もなかったと書いており、宮脇も同様の趣旨の発言をしている。
186名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 18:48:20.05 ID:jNdg4o8fO
>>170
辻さんはフーシェを最後まで書いて欲しかった
187名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 18:51:40.36 ID:sRTN22TD0
>>4
宇野誠一郎さんも今年亡くなられたね。
188名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 19:09:41.18 ID:9Kj1Ka1y0
青春記にハマって、旧制松本高校(寮生活)に行きたくて、
大学は信州を選びました。新制なので、直接ではないが、後輩になれて嬉しかった
残念ながら寮には入れなかったけど、雰囲気は色濃く残っていました。
どてらや下駄で学校に行ったり、夜になったら学食で教官と学生が、
地元の一升瓶ワインや熱燗空けながら議論したり…
松本を取り囲む四囲の山々にも登ったり、松崎先生にもお目にかかれたし
今まで言う事も無かったけど
「先輩、お疲れ様でした。おかげで、すばらしい時間を過ごせました
 有難うございました」
189名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 20:10:18.07 ID:Nf4pnWiI0
好きな作家が段々と・・・
といって、自分が逝くのも・・・
190名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 20:36:31.33 ID:6NUQdiKf0
今日松本にきました。
高気圧に覆われ全国的に雲一つない良い天気。
美ヶ原が西日に輝いていました。

信州の大学に学んだ友人は、県の森での寮歌祭で酔っぱらった氏が
まさに青春記さながらに公園をフラフラと歩いていたと言ったました。

191名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 20:46:11.64 ID:dT+O9Z180
192名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 21:15:09.02 ID:yyVfsmSk0
>>177
都区内は朝刊掲載だった。
たまたま入った中華料理店で見た。
本当に国家元首並の扱いだった。
写真に写した。
近頃ブログだラーメンだと写真を写す人が多いから、回りの人に変な顔はされなかった。
193名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 21:20:11.79 ID:A782TwywO
>>192
杉並区なんだがウチは都区内じゃないのかな?
194名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 21:30:38.28 ID:x/okRXne0
た・・・楡家・・・
195名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 21:41:21.97 ID:ULvhSwH70
綺麗なバラには棘が有る
かと言って、汚いバラにも棘が有る
196名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 21:43:53.30 ID:S1xuGMPi0
>>195
北杜夫先生乙!
貴方の軽妙な文章大好きでした
197名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 21:45:27.41 ID:S1xuGMPi0
あや、誤爆したわ><
198名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 21:47:04.69 ID:SjFuLQBt0
子供の頃どくとるマンボウ航海記を文庫本で読んだ。
意味は良く分からなかったが異国情緒と旅の楽しさは伝わってきたよ。
199名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 21:53:25.29 ID:SLNTcpjWO
>>62>>117
周りに、奇病連盟が好きだって言っても、知らない奴ばかりだから嬉しいよ。
200名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 22:07:19.83 ID:+R5mBTUY0
大阪大医学部の手塚治虫の方が大成した気がする
やはり小説より漫画の方が受け入れやすくて影響力も大きいのかな
俺は漫画はほとんど読まないけど
201名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 22:09:11.04 ID:x/okRXne0
手塚は、阪大付属医専だな。
北杜夫も、一度は東大医専に入って中退。
202名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 22:12:19.19 ID:ZBA9Hqzl0
漫画は好きだけど、文章を読むのが苦手だった。でも中1の時、読書感想文のために生まれて初めて文庫本読んだのが北杜夫の作品だった。題名は覚えてないけど、黄色いカバーで海と船が描かれてる本だった。
人生で唯一俺が読み切った本の作家さん、北杜夫さんのご冥福をお祈りします
203名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 22:13:11.48 ID:x/okRXne0
船乗りクプクプ?
204名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 22:18:28.79 ID:SDgUH8fi0
かつて、椅子に座って頬に手を当てるポーズがとてもよく似合う小説家が二人おりました。

一人は夏目漱石といいました。

もう一人は、このどくとるマンボウでありました。

先生方、お空の上はどんな案配でせうか
205名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 22:22:57.22 ID:3sU1TsxU0
ブータンの幻のアゲハのニュースは知ってたのかなあ。行ったのは8月だったそうだから。
206名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 22:34:52.66 ID:yyVfsmSk0
>>193
世田谷区(地下鉄新玉川線三軒茶屋駅下車)の中華料理店だった。
207名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 22:57:02.77 ID:Wt9XyqPwO
絶版になった文庫本を、この際すべて復刊させてくれないかな
たのむ新潮社
208名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 23:27:10.20 ID:RFMskt8M0
一生は棒に振れ
しかし一日は大切にせよ


実践できてないなあ・・・
209名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 23:33:19.77 ID:9SRaugLJ0
>>207
すべては無理だろ何十冊あると思ってるんだ
自分が持ってる新潮だけで50冊はあるぞ
210名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 23:37:18.97 ID:t5FnQt3F0
>>207
宮脇さんが関わってる作品は中公でやってほしいと思う。

あと奥野健男さんが書いた「北杜夫の文学世界」を復刊してほしい。
211名無しさん@恐縮です:2011/10/27(木) 23:52:42.41 ID:/J/FaAz50
おれはジバゴだジバゴだぞ♪
これがどんな歌か気になる。
212名無しさん@恐縮です:2011/10/28(金) 00:03:54.44 ID:AQefcLtf0
70年代に入ってからは小説に精彩なくなってきたように感じたな
病気が亢進してきたのと、やはり年齢かな
76年頃だったか躁がひどくなって岡崎友紀との対談に
背広の下にパジャマ着て来て、それ見せたりしてたけど
あんまり笑えなかったな
やっぱりこの人の一番良い読者は団塊より年上の世代だろうね。
213名無しさん@恐縮です:2011/10/28(金) 00:10:42.99 ID:YG2b5CLm0
知ってはいるけど「楡家」以外読んでなかった。
親が「さみしい王様」と「マンボウ航海記」持ってた。
親がこの人の話題を時々したり、かかりつけの医者に似てるとか話題にしてたので
親近感は持ってた。
古本で「輝ける碧い空の下」という本を買ったけど、重厚で積読状態。
興味はあるけど手を出さないで、でもずっと人柄に親しみは持ってた。
生きているうちになにか読んでおけばよかったなと思う。
214名無しさん@恐縮です:2011/10/28(金) 00:42:25.67 ID:CMk/6IiZ0
>>185
それタモさんと故赤塚不二雄さんだべ、嘘はいかんぞ。
215名無しさん@恐縮です:2011/10/28(金) 03:10:21.11 ID:ldi/LTFu0
俺より大分歳下の同僚の女の子も悲しんでたが、友人に「誰それ?」って言われたって、憤慨してた。北杜夫知らない奴は死ね、死んでしまえ。
216名無しさん@恐縮です:2011/10/28(金) 03:32:01.54 ID:ECaVynTm0
中学生の時、家にあった「どくとるマンボウ航海記」を読んではまっていった。
いろいろたくさんありがとうございました。
ご冥福をお祈りいたします。
217名無しさん@恐縮です:2011/10/28(金) 08:26:46.00 ID:R3sFbh5N0
>>146
チッチとサリーの「ちい恋」を忘れてるぞw
218名無しさん@恐縮です:2011/10/28(金) 08:34:13.20 ID:xgeEwsgA0
岸部シローの声でアニメ化されたのしか見たことないけどご冥福
219名無しさん@恐縮です:2011/10/28(金) 09:10:11.82 ID:HA2rwvn60
>>208
一生を棒にふれってどういう意味ですか?
220名無しさん@恐縮です:2011/10/28(金) 10:24:43.04 ID:t4ceIgZg0
そうやって気軽に質問しないことだw
221名無しさん@恐縮です:2011/10/28(金) 10:44:15.19 ID:wcbLmJ7U0
奇病連盟は星新一テイストのパクリっぽいんだが、影響でも受けたのかな。
まあ筒井のテイストも感じたんだが。
222名無しさん@恐縮です:2011/10/28(金) 10:57:50.94 ID:4uJKnODOO
>>215
そこはフンガイとカタカナで書くべきかと小生は愚考いたします。
223名無しさん@恐縮です:2011/10/28(金) 11:02:45.26 ID:NRESkqc40
>>212
うちのばあちゃん84歳は、北先生の大ファンで、とても悲しんでいる。
「さびしい王様」「さびしい乞食」「楡家の人々」などは
おばあちゃんに借りて読んだんだ。そのぐらいの人たちにも人気があるよね。
北さんと同世代だね。
224名無しさん@恐縮です:2011/10/28(金) 11:23:39.57 ID:cSgCUUCU0
訃報を聞いて3日間陰々滅々たる気分です。
225名無しさん@恐縮です:2011/10/28(金) 11:45:11.46 ID:RqsOFRyd0
遠藤周作や佐藤愛子との交友録を読んで
「大人の友達っておもしろいな 大人になるって悪くないじゃん」と思った高校生の自分
226名無しさん@恐縮です:2011/10/28(金) 12:11:43.43 ID:e2SDRYL20
新潮の文庫はほぼ全部もっているかなぁ

あと、お兄さんとの対談集よかったな。

ジバコは無印のほうが好き。
227名無しさん@恐縮です:2011/10/28(金) 12:36:31.89 ID:OIV5krpo0
何年もの間手元に本を置かない主義になってた俺がブックオフで北さんの作品回収し始めたわ。
かつての愛読書青春記は4時間ぐらいで読了。今は近作の最後の大バクチ読んでるところ。
228名無しさん@恐縮です:2011/10/28(金) 12:56:29.65 ID:HsqCMf+r0
明日は北杜夫先生宅前OFFか。
229名無しさん@恐縮です:2011/10/28(金) 13:34:23.04 ID:FfGWl856O
日本映画chで、クレージーの怪盗ジバコ やってる…

予定通りとはいえ、図らずも追悼放送になってしまったな…
230名無しさん@恐縮です:2011/10/28(金) 16:53:18.68 ID:XBtKXtNnP
ニュー速のスレは俺の記憶の中で奇跡に近いくらいいい追悼スレだった。
2ch住人も捨てたモンじゃない。
231名無しさん@恐縮です:2011/10/28(金) 18:22:33.07 ID:Ku9vmYcNO
>>228

実質的にテルミニ宮脇訪問オフでもあるなw
232名無しさん@恐縮です:2011/10/28(金) 18:29:56.60 ID:Zyp0SAoX0

ドクトルマンボウ青春記で旧制高校に憧れたなあ…
信州大学にとっては大恩人が亡くなったって感じだな。

ドクトルマンボウ航海記も面白かった。
233名無しさん@恐縮です:2011/10/28(金) 19:06:20.17 ID:73/hOT2NO
アイシテル!
234名無しさん@恐縮です:2011/10/28(金) 19:33:28.40 ID:87O08PWY0
訃報に接してから『青春期』を読み返し始め、今日読了した。

改めて、北さんの言葉を借りるなら、こういう本を書いた北杜夫という
男は、もうこの世にいないのだな、もうどこにもいないのだな、と幾遍も
繰返し考えた。
235名無しさん@恐縮です:2011/10/28(金) 19:43:07.82 ID:O5qIOmpL0
大学入試の面接で「最近読んだ本で良かったと思うものは?」と聞かれ
「楡家の人々」と答えたら、面接官と話が弾んでしまったのを思い出す。
まあ滑り止めだったので、結局そこには行かなかったんだが。

これまでで一番多く読んだ作家が北杜夫だった。
久々に青春期でも読んでみるか・・・・・・・・・・・・・・・・合掌
236名無しさん@恐縮です:2011/10/28(金) 19:44:52.29 ID:1Qv2i8my0
ああ、旧制高校時代から浪漫と感傷、シュトルムウントドランクを駆け抜けた
北杜夫はもう消えてしまったんだな……

さようなら、バイバイよ……楽しかったよ……本当に楽しかった。北さんは大変人だったよ……
237名無しさん@恐縮です:2011/10/28(金) 19:47:56.24 ID:xNoOwvzvO
本当の名作は
船乗りクプクプの大冒険
238名無しさん@恐縮です:2011/10/28(金) 19:58:11.23 ID:X0V6Di810
まだ生きてたのか。
今40半ばだけど、小学生の夏休みに「どくとるマンボウ」読んだわ。
面白くなくて、途中でやめたわw
239名無しさん@恐縮です:2011/10/28(金) 20:02:57.33 ID:3pIC3A730
『船上にて』って、単行本化されてないの?
航海記とダブりがおおくてもいいんだけど。
240名無しさん@恐縮です:2011/10/28(金) 20:05:10.65 ID:ZY9U41ISO
ほのぼの系漫画みたいなタイトルだな
241名無しさん@恐縮です:2011/10/28(金) 20:11:07.54 ID:2tML9iFO0
北杜夫さんのスレが伸びてる、嬉しい。 
>>237
クプクプは名作だよな。

あと「幽霊」も美しい。
242名無しさん@恐縮です:2011/10/28(金) 20:11:54.90 ID:JbkdEG530
兄弟で一字ずつ親父の名前を分けたんだな
243名無しさん@恐縮です:2011/10/28(金) 20:12:26.01 ID:6U7kS/Ab0
>>238
俺は宿題なんてほとんどやっていったことのないバカたれだったけど
国語の教科書に載ってた航海記に惹かれて奇跡的に自発的に本を買い
それからはマンボウシリーズを次から次に読んだわ
本もまともに読まない大人になる事から救ってくれたことに感謝してる
244名無しさん@恐縮です:2011/10/28(金) 20:18:30.96 ID:3pIC3A730
宗太、
まだ?
245名無しさん@恐縮です:2011/10/28(金) 20:23:35.95 ID:IvFCqsHq0
これは久々にショックだな
高校生の頃10冊くらい読んだ 
86歳の医者の俺のじいちゃんもファンで同世代だったからショックだろうな
246名無しさん@恐縮です:2011/10/28(金) 20:25:08.94 ID:mSIi7u/P0
>>242
北さんの若い頃はソウキチという爺ムサイ響きが嫌いだったらしい
247名無しさん@恐縮です:2011/10/28(金) 21:08:45.04 ID:BoiVpKnT0
北杜夫っていうペンネームが美しいよね。
仙台のイメージがパッと浮かぶ。
248名無しさん@恐縮です:2011/10/28(金) 21:26:30.84 ID:3pIC3A730
北杜夫の北と
北の海の北では
発音が違いますが、
中国語の四声のようなものが日本語にもあるということでしょうか。
249名無しさん@恐縮です :2011/10/28(金) 21:58:30.64 ID:Qx6Wk6kB0
棺おけには掛布のバットが入れられるのかな・・・
250名無しさん@恐縮です:2011/10/28(金) 22:02:07.62 ID:FQQmSHfX0
文藝首都で残ったのはなだいなだと佐藤愛子だけになっちゃったね
とぼけた作風が好きだった
ご冥福をお祈りします
251名無しさん@恐縮です:2011/10/29(土) 00:29:27.53 ID:E1cvKyt90
先に読んだのはこの人の本だけど、後にお兄さんの茂太さんの本にお世話になるようになった。
お兄さんの本の中には時々母親である輝子さんのこと、父親のこと、
それからちょっとだけ北杜夫さんのことが出てきた。
お兄さんの方に親しんでいたので、亡くなられた時寂しかったけど、
北杜夫さんが生きていたので物語はまだ続いているという感じだった。
お兄さんである茂太さんとはずいぶん違う人生を送られて、
でもどちらも人の心を助けてくれたんだなと思った。
急に亡くなられてご家族や身近な人達はショックでしょうね。
252名無しさん@恐縮です:2011/10/29(土) 00:57:47.13 ID:MUcyBU1c0
>>251
貴方は一体何歳であられるか
253名無しさん@恐縮です:2011/10/29(土) 00:59:12.34 ID:DyUf4ib50
日本芸術院会員という事は、国から給料貰っていたわけか。
本はロング・セラーで売れてるし、芥川賞全集の印税もあるし、月刊誌の連載も最後まで続けていた。
決して、ナマケモノではないと思う。
254名無しさん@恐縮です:2011/10/29(土) 01:06:49.25 ID:E1cvKyt90
>>252
36。

母が加藤諦三とかいう変な人の本読んで鬱に近くなってしまって、
それを助けてくれたのが北杜夫さんのお兄さんである茂太さんの本。
自分は最初は反感を覚えつつ手にとって読むようになった。
255名無しさん@恐縮です:2011/10/29(土) 02:05:04.23 ID:t09BmwDA0
航海記読んで、絶対に船乗りになって世界を回るんだと思った少年の頃、ああ…
256名無しさん@恐縮です:2011/10/29(土) 02:20:45.67 ID:oB72prhW0
この人は学歴詐称の手塚治虫と違って、ガチで国立医大出身なんだよな
257名無しさん@恐縮です:2011/10/29(土) 07:05:48.44 ID:+f3ygPrv0
>>254
加藤諦三とは懐かしい
全国模試ではいつも全国で10番以内なのに
なぜか東大に落ち続け3浪した人ですね
258名無しさん@恐縮です:2011/10/29(土) 07:17:32.42 ID:xB7E91nt0
順に東西南北にしていくつもりだと言ってたんだっけ?
259名無しさん@恐縮です:2011/10/29(土) 08:37:52.12 ID:3mblHVPD0
>>256
医大じゃなく、旧帝大医学部だろ?
260名無しさん@恐縮です:2011/10/29(土) 08:43:17.62 ID:pTd8xPWX0
さて休みなので追悼になんか読むかと思って探したら「高みの見物」が出てきた
ゴキブリの本かぁ…
261名無しさん@恐縮です:2011/10/29(土) 08:47:32.86 ID:O4T8MQHh0
船乗りクプクプの冒険
あれ最高に面白かった
262名無しさん@恐縮です:2011/10/29(土) 08:48:22.88 ID:LHjN+mmi0
鬱の時に書かれた小説は好き。
楡、夜霧はいい作品だった。

一方マンボウシリーズは食わず嫌いのまま。
ブクオフに沢山あるけど何から読んだらいいのやら…
お勧めを詳しい人に教えて欲しいお。
263名無しさん@恐縮です:2011/10/29(土) 08:50:41.38 ID:pTd8xPWX0
>>262
「航海記」
「青春記」
「昆虫記」

3大マンボウシリーズ。
どれ行ってもいいと思う。
264名無しさん@恐縮です:2011/10/29(土) 08:56:27.07 ID:bPfTAJFn0
>>262
大人になってから初めて読むのなら青春期をお勧めする
265名無しさん@恐縮です:2011/10/29(土) 09:50:02.46 ID:CVoY8b640
青春期の短文、高校生の時に読んだ時は、
作者が恥ずかしがる気持ちが分からなかったけど、
今読むと恥ずかしい。
だから再読できない。
266名無しさん@恐縮です:2011/10/29(土) 09:51:24.27 ID:CVoY8b640
今日は北杜夫先生宅OFFです。
267名無しさん@恐縮です:2011/10/29(土) 09:55:18.74 ID:ol5NJx4N0
>>262
結婚記
麻雀記
少年期
放浪記
無人島記

これらも読んでみて
268名無しさん@恐縮です:2011/10/29(土) 10:23:17.58 ID:rtU9n8F30
と酔眼にて思いを反芻しながら夜行列車に乗り込む>>234だった。
彼のスマホの中にはほぼ書き終えた2chのレスがあったという。
269名無しさん@恐縮です:2011/10/29(土) 11:11:24.90 ID:QPGGqPPz0
>>265
青春記はその青かった頃の自分をあえて書いちゃうのが良かった。
おそらくもう北さんが経験した旧制高校みたいな体験はできないだろうから、
あの記録は貴重だしね。

自分はあの青さにも憧憬を覚えたよ。
270名無しさん@恐縮です:2011/10/29(土) 11:22:34.61 ID:pFSsjOZi0
地味に続くね、このスレ。

俺はやっと、訃報に接してから続いてた喪失感が癒えてきたよ。
271名無しさん@恐縮です:2011/10/29(土) 12:31:52.42 ID:LHjN+mmi0
詳しい人達、有難う。
ただいま仕事中なんで、休みになったら探してみるお。
272名無しさん@恐縮です:2011/10/29(土) 12:37:13.15 ID:CMshmbSl0
>>120,234,235,264,265

 「記」な
273名無しさん@恐縮です:2011/10/29(土) 13:21:05.92 ID:xh61H3fU0
ニュー速の追悼スレに埼玉のおっさんがいた
おっさんも北杜夫ファンだったのか

なにがどくとるマンコウだよ・・・
274名無しさん@恐縮です:2011/10/29(土) 16:27:38.03 ID:rtU9n8F30
おっさん珍しく狼狽してたな
さすがはショートショートのひと
275名無しさん@恐縮です:2011/10/29(土) 16:35:58.51 ID:EHANYRzt0
ああ、北先生でも死ぬのか。やはり、死ぬのか。
私の心に、穴があいた。
276名無しさん@恐縮です:2011/10/29(土) 17:37:27.97 ID:4ZJwc6Tx0
>>269
旧制中学の流れをくむ中高一貫の男子校の一部は今でもバンカラなところがある。
当然旧制高校ほど強烈ではないが、思春期以降の男子だけのくさい世界があったりする。

体育祭に過激な棒倒しがあったり、臨海学校はみんな褌で泳ぎ、褌のままビーチサッカー
全寮制ではないし、いじめの防止のための教員の介入があるのは残念なところだが。
277名無しさん@恐縮です:2011/10/29(土) 18:01:02.32 ID:1MQ8ey8O0
わたしの名前はマブセだじょ
どうだ皆ちゃんすごいだろ
西の国から東の国
マブセマブセで日が暮れる
278名無しさん@恐縮です:2011/10/29(土) 18:04:45.76 ID:6nRSoGYc0
今日、比較的大きな本屋に行ったが、北杜夫の本は新潮文庫に数点あるだけで
殆ど出ていない事にショックを受けた。昔は1段北杜夫の本だったのに。。。
279名無しさん@恐縮です:2011/10/29(土) 18:24:49.96 ID:f8V/lxTZ0
新潮社と中央公論は追悼復刊特集やって欲しいなあ。
280名無しさん@恐縮です:2011/10/29(土) 19:34:19.43 ID:KLPgQDDxO
>>279
各出版社は今頃、きっとものすごい勢いで増刷かけてると思う。
あちこちの大手書店で追悼フェアがあるんじゃないかな。もう少ししたら。

生粋のファンとしては、そういう流れもちょっとイラっとするけどね。
終わった作家扱いして、文庫も次々と廃版にしてたくせに、
亡くなったとたん、大作家扱いしてちやほやするなんて、と。
281名無しさん@恐縮です:2011/10/29(土) 19:34:49.49 ID:In5hUtCs0
ニュー速でのノリもお通夜一色だったな
これが青春時代の本の力か
282名無しさん@恐縮です:2011/10/29(土) 19:42:46.98 ID:QPGGqPPz0
>>280
そういう商魂目的での増刷でもかまわないから、北さんの文章が若い人にも触れられる機会が増えるといいなって思うよ。

北さんの青春って、今でも普遍的な価値というか、
逆に今だからこそ新鮮なカルチャーショックをもって読める人も多いと思うし。
283名無しさん@恐縮です:2011/10/29(土) 20:20:26.54 ID:+f3ygPrv0
黄色い船だったっけ恐ろしく暗い話
精子提供してもらった子供育てる
びっくりしたな
284名無しさん@恐縮です:2011/10/29(土) 20:47:58.21 ID:pTd8xPWX0
>>283
芋虫踏み潰すシーンが生々しくてなぁ…
285名無しさん@恐縮です:2011/10/29(土) 21:50:40.27 ID:+pghIVE5O
子供の頃に読んだ「さびしい王様」を読み返してみた。

妙な寓意と、躁鬱の間を行ったり来たりするストーリーだね。
基地外だの乞食だの平気で使ってる文体に時代を感じたなぁ。
続編のさびしい乞食、さびしい姫君も探して読んでみようかな。

ご冥福をお祈りします。
286名無しさん@恐縮です:2011/10/29(土) 22:08:57.80 ID:WqzXvCIT0
合掌
287名無しさん@恐縮です:2011/10/29(土) 22:12:49.75 ID:S5yNjMhN0
この人も東北大医学部卒の医者なのか。
医者の作家って結構多いよな。
そういう人たちは才能がいっぱいあって羨ましいわ。
288名無しさん@恐縮です:2011/10/29(土) 22:35:02.77 ID:AWVw/T3e0
当家に狂人あり
289名無しさん@恐縮です:2011/10/29(土) 22:44:51.75 ID:In5hUtCs0
ぬるいビール
290名無しさん@恐縮です:2011/10/29(土) 22:58:23.83 ID:+f3ygPrv0
名前: タコ(秋田県) mailto:sage [2007/12/13(木) 06:44:00.12 ID:PAJH5QKv0]

双極性障害(躁鬱病)の作家・北杜夫最強伝説

・北杜夫、娘としんみり自分の葬式の相談
娘、無宗教、香典無用、献花無用(ここまでは北の持論)、ただし貢物は可などとギャグをかます
するとなぜか先生大喜び
291名無しさん@恐縮です:2011/10/29(土) 23:05:24.07 ID:k/MqOuoV0
自分たちが中高校生で北杜夫を一生懸命よんでいたころ、
野上弥生子って誰それハァ?という感じだった。

一世代めぐって、今の中高生にとっての北杜夫は、自分が中高生の頃の
野上など明治生まれの作家群と同じ只の爺さんにみえるだけかもしれない。
旧制高校のバンカラも全く理解できない存在かもしれない。

寂しいが、時が進むとはこうゆうことなんだろう。


292名無しさん@恐縮です:2011/10/29(土) 23:18:17.60 ID:WP8A3zfe0
ほうれーえ
293名無しさん@恐縮です:2011/10/29(土) 23:45:50.02 ID:E1cvKyt90
作家になりたかったけど父親に反対されて医者になったんだよね
父親の茂吉だって医者の傍ら文学者だし

294名無しさん@恐縮です:2011/10/29(土) 23:49:05.75 ID:JFn5tS2s0
かぐや姫 月より来たり うつし世に われを残せり 漫坊博士
295名無しさん@恐縮です:2011/10/29(土) 23:49:36.67 ID:3mblHVPD0
>>293
学者じゃなかったっけ?
296名無しさん@恐縮です:2011/10/30(日) 00:33:48.45 ID:vdqovBDw0
北杜夫のネスカフェCM
http://www.youtube.com/watch?v=KNHlN8sYwhA&feature=related
一時期量産していた雑文にCM撮影の顛末が書かれていて、たいそう面白かった
297名無しさん@恐縮です:2011/10/30(日) 01:03:29.79 ID:M2ofnJsd0
当時、テレビジョン放映の映画を録画する時、一生懸命CMを抜いていた。
今になってみると、映画なんてレンタル店でいくらでもノー・カットで
手に入る。
今となっては、CMの方が貴重。
298名無しさん@恐縮です:2011/10/30(日) 06:04:14.60 ID:P2zuwhFJ0
学習塾の講師やってるけど「あんまり本を読まない」といってる
中2の女の子に今日、クプクプ薦めてやった
299名無しさん@恐縮です:2011/10/30(日) 07:31:29.73 ID:Ummdxaqo0
ネスカフェ見たけど、他の人が名前の前に作家、とか職業書いてるのに、
北だけどくとるマンボウと書いてるのにワロタw
300名無しさん@恐縮です:2011/10/30(日) 09:25:35.55 ID:j7/tugkbO
>>296
『マンボウ周遊券』でしたっけね。
CMの中に出てくる校務員(用務員)さんぽい人が、
実は仕込みの役者さんで、北さんそれを聞かされてなくて、
あとで聞かされて立腹するっていう話がありましたね。
301名無しさん@恐縮です:2011/10/30(日) 09:42:45.38 ID:V6x5SCjP0
北杜夫に熱中してた頃、父の上司が松本高校時代の同級生だったと知って、ビックリしたことあったなぁ。
302名無しさん@恐縮です:2011/10/30(日) 09:52:31.63 ID:3VEtxeL50
北さんの本が大好きで、それをキッカケに本好きになった小学生だった。

しかし、今成人してなんと同じ躁鬱になっちまった・・・。
(自分はすごく軽くてあんまりエピソードはないけど)

昨日、病院の医者(精神科)に「北さん死んで悲しい」と言ったら、
「私もとても悲しい。青春記を何度読んだことか。
北さんの本で精神科医に憧れた医者は結構いると思う、自分がそう」だと。

なんか2人でしんみりしちゃったよ・・・。
303名無しさん@恐縮です:2011/10/30(日) 10:12:43.08 ID:vdqovBDw0
>>299
ホントだ

可笑しい
304名無しさん@恐縮です:2011/10/30(日) 10:14:57.79 ID:BWLojwdQ0
>>299
いや、遠藤周作も狐狸庵先生だからw
ttp://www.youtube.com/watch?v=FFwph7CkCb8&feature=related

阿川弘之は「作家」ってなってるけど、
作品のタイトルの並べ順が「きかんしゃやえもん」がトップってのがツボw
305名無しさん@恐縮です:2011/10/30(日) 10:15:39.12 ID:j7/tugkbO
>>302
北さんの作品をきっかけに、北さんの友人である、
第三の新人と呼ばれた作家のみなさんや、
トーマス・マン、斉藤茂吉の作品にふれた方々は、
すごくたくさん居ると思う。もちろん、
躁鬱病という病気を親しみやすくして、
治療や通院がしやすくなったり、あるいは、
精神科医そのものを目指す方が増えたり。
みんなの人生のいろいろな「きっかけ」になれた人って、
本当に偉大だと思うのです。
(´・ω・`)
306名無しさん@恐縮です:2011/10/30(日) 11:35:55.48 ID:Y8nzMib20
軽いエッセーでも、文章に品、重さ、気持ちよい流れ、・・・、いいものがたくさん含まれていた。
内容も、軽そうに見えて、なかなか良き人生訓が漂ってました。
純文学の小説も、小難しい表現はさけて、きれいな文章だった。
私、今の事業に成功したら、北先生の全集出版事業を関係者の承諾を得て起こしたい。
その時、純文学系とエッセー系の2系統に分けたい。本来、全部を一緒にするから全集って云うんだろ、って言われそうだが
北先生の場合は、分けたほうがいいと、私は思う。
307名無しさん@恐縮です:2011/10/30(日) 11:40:32.21 ID:T+NMQz0PO
教官!
308名無しさん@恐縮です:2011/10/30(日) 11:45:12.37 ID:GCK71iQE0
>>272
>>234だけど、指摘感謝。書き込んでから気付いた。
スレ汚しすまん。
309名無しさん@恐縮です:2011/10/30(日) 11:50:34.70 ID:0vJzVqyW0
最初は北杜二夫で、それじゃあんまりだからって杜夫にしたんだよな。
トニオ・クレーゲル
310名無しさん@恐縮です:2011/10/30(日) 12:07:18.98 ID:NXmogVXh0
>293
茂吉も長崎医専教授の後にドイツ留学して医学者の道を志してたけど、
結局は養父の後を継いで青山脳病院院長になったという過去がある。

茂吉はミュンヘン留学中にクレペリンに握手拒否されたのを一生恨んでたらしいから
もし研究者として東京帝大教授になってたら、クレペリン検査を排斥してたかもなw
311名無しさん@恐縮です:2011/10/30(日) 14:14:43.99 ID:aUdXnWHp0
>>305
北杜夫は好きだが、トーマス・マンと斉藤茂吉は何がいいのかさっぱり判らん。
つうか、難解すぎて理解できん。
312名無しさん@恐縮です:2011/10/30(日) 14:30:17.53 ID:S8sN9Lmq0
ゲルピン民族の大移動
313名無しさん@恐縮です:2011/10/30(日) 15:48:07.62 ID:XkQAdx/rO
>>311
トニオ・クレーゲルはわかったが、魔の山はわからなかった
つーか病院で患者があんな会話するのかって、頭の中でツッコミを入れてるうちに挫折した
314名無しさん@恐縮です:2011/10/30(日) 17:00:29.17 ID:PXC4HpXd0
魔の山は、お願いシーンと、
こっくりさんと、決闘の部分しか覚えてない。

けど読む機会を与えてくれてありがとう
315名無しさん@恐縮です:2011/10/30(日) 18:50:23.57 ID:j7/tugkbO
本当に申し訳ないんですが、どうしてもまだ「御冥福をお祈りします」と、
言う気になれない。まだ信じられない。亡くなられたことが。

どこかの雑誌で阿川さんと対談して「僕はお先に失礼しますから」
そんなことをおっしゃりながら、十年も二十年も、
お元気でいらっしゃるような、そんな気がして……
。・゜・(つД`)・゜・。
316名無しさん@恐縮です:2011/10/30(日) 19:58:40.32 ID:+6Odwt200
なんかしおらしいお前らを見ていると、マンボウ先生がいかに愛されていたがが
よくわかるな。

中学にあがる直前頃に、親父の本棚から北杜夫、星新一、筒井康隆あたりを
貪り読んだな。
特にマンボウ先生の文体に影響されて書いた当時の作文は、今思い返すと本当に
赤面ものだと思う。

今日、出張先からの帰りの新幹線で「最後の大バクチ」を読んだ。
特に「ものすごく辛いぞー!」のくだりに噴き出しそうになりつつも、やっぱり寂しさが
こみ上げてきた。
ご冥福をお祈りします。
317名無しさん@恐縮です:2011/10/30(日) 20:29:42.01 ID:RX8UTUGR0
>>316
純文学系の作品はダメダメだけど、ユーモア系の作品はイケてるよね。
挿絵があれば今のラノベの走り?といえるような読みやすさと面白さが
あった。
井上堅二なんかは文章の軽快さとアホギャグが北氏の影響を受けてる
と思えてならんよ。
318名無しさん@恐縮です:2011/10/30(日) 20:33:46.57 ID:VPJmP0Q30
まんぼう先生は、若くして亡くなられた訳ではないので、しょうがないと
思うけど、好きだった人、自分の人生に影響を与えた人がなくなるのは
寂しい。
319名無しさん@恐縮です:2011/10/30(日) 20:39:57.96 ID:EscsYnVZ0
私のユーモアセンスはどくとるマンボウからの影響がベース
これまでの人生で大いに役立っている
この人の本に出会っていなければつまらない人間になってたと思う
320名無しさん@恐縮です:2011/10/30(日) 21:47:37.78 ID:6BHILWQh0
>>315
1年程前だったかNHKで昆虫の話を元気にしてたのにな

マンボウ最後の大バクチが売ってたから買って来ちまったぜ
ユンケル飲みながら読もうと思う
321名無しさん@恐縮です:2011/10/30(日) 21:50:41.64 ID:3VEtxeL50
>>317
>純文学系の作品はダメダメだけど

本気で言ってるの?
楡家も夜と霧の隅でとか素晴らしいと思うぞ。
322名無しさん@恐縮です:2011/10/30(日) 22:06:33.42 ID:Y8nzMib20
北先生は、よろよろ、ぼそぼそとしながら生きていてもらっても、個人的にはまったく問題なかった。
ボケられのはちょっとがっかりなのだけど、ボケることはないと信じていた。
よろよろ、ぼそぼそと130歳くらいまで生きていてほしかった。
323名無しさん@恐縮です:2011/10/30(日) 23:54:16.87 ID:B5jVuZfo0
北杜夫宅オフのレポート読ませて。
324名無しさん@恐縮です:2011/10/31(月) 03:30:19.11 ID:qlosZ8Jp0
クプクプもう一度読みたいなあ
あれ最高に面白かったよ
ヴォネガットと全く遜色無いというかむしろ上だ
嫌味や苦味もないから子供でも読めるし
325名無しさん@恐縮です :2011/10/31(月) 03:43:14.39 ID:5p4uoawh0
家の近所のブックオフにはクプクプしかないww
326名無しさん@恐縮です:2011/10/31(月) 05:13:44.07 ID:QUy1uJjH0
晩年、仲のいい編集の人に「北さんは幽霊書いたところで自殺してたら、夭折した天才作家」って言われてたのに残念ですね」って言われたんだってなw
もちろん冗談なんだろうけどw
327名無しさん@恐縮です:2011/10/31(月) 07:14:19.30 ID:RZrLgXEe0
2000年に佐藤愛子と対談したのをちらちら見返してたら
もう思い残すことはないけど「幽霊」の三部作を書き上げたいと思ったことはある、と言ってた
「幽霊」読んでないけど読んでみるわ
あの時点で「腰が痛い」「もうほとんど死ぬ間際だ」とユーモアまじりにぼやいてるのに
それから10年以上生きたんだから、と自分をなぐさめました
328名無しさん@恐縮です:2011/10/31(月) 07:34:31.05 ID:b657oKuQ0
『航海記』『青春記』『昆虫記』を持ってるが、
『昆虫記』では「まんぼう・きーた、沖縄をゆく」
ばかり読み返してる。
この章は内地人にとって、沖縄紀行文学の金字塔だと思う。
329名無しさん@恐縮です:2011/10/31(月) 07:59:04.47 ID:OPmDTDVB0
昆虫記の最後は
「虫が好きで良かったことは特にない。
ただ、『お前は虫けらのような奴だ』と言われても
私は黙って微笑むことができる」だったかなあ?
330名無しさん@恐縮です:2011/10/31(月) 08:13:24.42 ID:nvHYagbh0
侮辱してきた相手に対する最大かつ効果的な反撃は
それを褒め言葉として受け取った反応を示すこと
331名無しさん@恐縮です:2011/10/31(月) 08:52:58.21 ID:nuqeaD5c0
蛾 花かげから
ビュッととんだ
332名無しさん@恐縮です:2011/10/31(月) 09:03:22.25 ID:dq+8RvZd0
>>317
>>純文学系の作品はダメダメだけど

お前は一体何を言っているんだ???
333名無しさん@恐縮です:2011/10/31(月) 09:15:59.64 ID:gvGmz2QS0
小学生の時に親の本棚で「さびしい王様」を見つけて読んだ
まだ当時は全部理解は出来なかったけど、ところどころ漫画みたいになる文章が読み易くて
その頃から好きだったなあ
「さびしい」シリーズはいつ新作が出るのか、どんな大団円になるのかと
ずっとわくわくしてたっけ
「姫君」が出たときには既に純粋な恋愛話にはあまり感動しなくなってたが
これだけは嬉しくてラストは泣きながら読んだよ
334名無しさん@恐縮です:2011/10/31(月) 09:57:22.00 ID:ihxeoGE20
野球ファンとしては03年と05年
どちらの優勝を評価してるかききたかったw
335名無しさん@恐縮です:2011/10/31(月) 09:59:47.85 ID:d7b5ZSSPO
>>329
いい言葉だよねえ。(*´∀`*)
336名無しさん@恐縮です:2011/10/31(月) 10:19:40.99 ID:fGaVIRw+0
ヴァレリーの言葉
「彼がなした馬鹿げたこと、彼がなさなかった馬鹿げたことが、
 人間の後悔を半分ずつ引き受ける」
(青春期より)
337名無しさん@恐縮です
陰嚢よ、って詩 (///(エ)///) カーッ