1 :
禿の月φ ★:
2 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:04:46.77 ID:86gGWIXl0
名前だけ知ってる人の典型
斎藤茂吉の息子だったのか
4 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:06:12.27 ID:wl2YTnKm0
やっぱ喪主は娘が?
5 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:06:27.85 ID:0ifbpCDA0
本読みました。
ご冥福をお祈りいたします。
6 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:07:15.39 ID:WOdtfquC0
とほうです。
作家の北シャオさんが
若い頃どくとるマンボウシリーズにはまってよく読みました。
向こうで遠藤周作さん達との再会を喜んでいらっしゃるかな。
合掌。
8 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:07:32.85 ID:x9FTBBe70
ご冥福をお祈りします。私個人は残念ながら名前しか知りませんが、知り合いが
ややファンのようでしたので、お祈りいたしておきます。
9 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:08:15.86 ID:0YLAP+V00
若い頃はずいぶん読んだな、躁鬱を繰り返しながら84まで生きはったか
遠藤周作は大分前に亡くなったが、これで日本文学の一つの世代が終わったような気がする
だ、大仏次郎
11 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:09:36.07 ID:fS0obruL0
人はなぜ追憶を語るのだろうか。
どの民族にも神話があるように、どの個人にも心の神話があるものだ。
その神話は次第にうすれ、やがて時間の深みのなかに姿を失うかに見える。
―だが、あのおぼろな昔に人の心にしのびこみ、そっと爪跡を残していった事柄を、
人は知らず知らず、くる年もくる年も反芻しつづけているものらしい。
そうした所作は死ぬまでいつまでも続いてゆくことだろう。
それにしても、人はそんな反芻をまったく無意識につづけながら、
なぜかふっと目ざめることがある。わけもなく桑の葉に穴をあけている蚕が、
自分の咀嚼するかすかな音に気づいて、不安げに首をもたげてみるようなものだ。
そんなとき、蚕はどんな気持ちがするのだろうか。
「幽霊--ある幼年と青春の物語--」
12 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:09:36.52 ID:FwGN/ijEO
誰?
13 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:09:46.77 ID:yJVyYPdo0
違いがわかる男がまた一人。
14 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:10:01.21 ID:JLZsKZr2O
うっわ ショック
15 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:10:07.05 ID:ZSrpcm5wO
小学生の頃、「船乗りクプクプの冒険」に出逢ったからこそ、ここまで読書が好きになった。
合掌
和田が監督になったのがショックで・・・
17 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:10:51.97 ID:BnxDaLqa0
合掌
怪盗ジバコが面白かったなあ
18 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:10:53.13 ID:FwGN/ijEO
誰?
いちいちクソスレ立てるな
19 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:11:01.02 ID:NGeP+PaA0
デビュー作は幕張だっけ
20 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:11:11.28 ID:z1eA6Xu20
面白かったなあ。
また読み返したいや。
ありがとう。
21 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:12:29.93 ID:9bQ0XyhoO
懐かしい
無給の助手なんてフィクションだと思っていたが、本当にあって
自分もそうなったときは笑ったな orz
ご冥福をお祈りします。 ありがとうございました。
23 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:13:03.54 ID:FwGN/ijEO
誰?
船乗りクプクプの冒険なら読んだ気がする
亡くなられたか・・・
ほとんどの作品は読んだと思う
残念だがまあ84なら仕方あるまい
小学校や中学校の国語の教科書で、多くの人がお世話になった
と思います。有難うございました。どうか安らかにお眠りください。
時々…空から日本を御見守りください。矛盾していてごめんなさい。
27 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:16:10.89 ID:0YLAP+V00
訃報のスレが立つと、「誰」と知らないことを誇る奴が必ず出てくるが
知らないと恥ずかしい人間も世の中にはいること位は知っていように
わざわざ、恥をかきにやって来るんだよな
スレの雰囲気で分かりそうなものなんだが
28 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:16:26.24 ID:OVzgPCk20
楡家の人々が酷評された時、三島由紀夫から「桃子と言う少女はなんと可憐で魅力的なんでしょう」
(内容うろ覚え)と感想のはがきをもらって、何度も眺めたという北さんが
エッセイ内で書いたエピソードが好きだった。
残るは筒井康隆のみか
30 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:17:42.53 ID:2jNKhDhu0
これは冗談抜きで惜しい人亡くしたなぁ・・・
31 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:18:04.10 ID:J9kkoIxZO
楡家の人々は名作だったな
あらら。子供の頃読んだわ。ご冥福を。
33 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:18:14.65 ID:5UbsE/D5O
>>18 >>23 >>1にも書いてあるが斉藤茂吉の息子の小説家
父親の斉藤茂吉は国語の教科書にも載っていると思うが?
航海記おもしろかった。
あと、マイナーだけど「ぼくのおじさん」
ユーモア・諧謔。楽しませてくれてありがとうございます。
さびしい王様の前書きは傑作
ぼくのおじさんが好きだった
小学生の頃何度も読んだ
37 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:19:05.11 ID:RH582tTT0
>>18 本屋に行ってごらん
そしてこの人の本をちょっとぱらぱら見てごらんよ。
でちゅ
39 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:19:19.51 ID:2jNKhDhu0
>>27 可哀想な情弱くそゆとりなんだからそっとしておいてあげよう
40 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:20:03.00 ID:9My0PQ22O
そらそうゃ
独島は韓国量
42 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:21:10.81 ID:6uUYmFzJ0
どくとるマンボウ航海記、どくとるマンボウ青春記は面白かった
まだ84だったのかって感じ
もっと上かとばかり 歴史上のひと
どくとる梅津
45 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:21:31.51 ID:QSNif5uj0
>>28 三島に「躁でつい筆が滑りました」と言い訳したら
「文学に躁も鬱もない!」と怒られた話もあるな。
47 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:22:05.49 ID:5WeAvToS0
チョツト前に文庫で北さんの新刊が目に止まってちょっと立ち読みしたけど、相変わらずの文体だった。
(もちろん良い意味で)
ご冥福をお祈りいたします。
48 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:22:15.16 ID:2CHOXW7zO
なんか、今年は本当に沢山人が亡くなるね…
北さんはお年を考えれば不思議ではないんだけど、やっぱり悲しいわ
空の上でもいい作品をいっぱい書いて下さい
いつか読みにいきます
マジか
船乗りクプクプの冒険が一番好きだ
内容は忘れたー
51 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:22:31.90 ID:x9FTBBe70
ああ、なんとなく、思い出してきた。。。ユーモア作家って言葉が流行りだした
頃でしたっけ?(間違ってたらゴメンサイ)
52 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:22:38.87 ID:IYhUe8X90
文学的には何も残さなかったけど、
日本人を楽しませてくれた偉大な人
53 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:23:05.20 ID:GYvSm2d5O
>>43 オラはてっきり65くらいかと思い込んでた…
54 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:23:21.34 ID:uOJhm7dkP
さびしい王様の往復電報は今でも忘れられんわ
ご冥福を・・・
.. + /...:. .. ..
+ /. . +..
. ☆ : .. + .. .
.. :.. ..
. + |:
55 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:24:33.53 ID:/2YlP0h90
熊とセックスした人だっけ?
そんな事書いてた気がす
躁鬱で苦労した人だっけか
ワンダバダバ ワンダバダバ ワンダバダバダ♪
ここまで俊ちゃんなし
59 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:25:03.60 ID:n4fFR2Oi0
えっ生きてたの
昭和の人とばかり思ってたw
60 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:26:15.61 ID:IYhUe8X90
「ぼくのおじさん」は小学生くらいの時に読んだな。
笑える本があることを初めて知った。それからこの人の本いろいろ読んだ。
合掌。
お嬢さんがサントリー社員でエッセイストだっけ?
>>50 自分ももう忘れたけど問題集に一文が載ってて凄く面白そうだったから買って読んだな。初めて自分で買って読んだ本だから凄く印象に残ってるわ
64 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:27:59.89 ID:P6wb5OfD0
お悔やみ申し上げます
どくとるマンボウ航海記や各種エッセイが好きでした
いつかトオマス・マン「魔の山」も読もうと思いつつ幾年月
65 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:28:24.74 ID:e7Vss++10
小遣いで本屋で買った最初だったろうか
小生には、大巻楡家の人々は高価で難しく挫折
医師だったんじゃなかっただろうか
昆虫集めが興じたはなしなどを、思い出す
昭和期地味ながら楽しく読ませてもらった
お名前は忘られない
>>63 確か北杜夫(本人)が出て来たやつだっけ?
子供ながらにそれは反則だろうと思った。面白かったけどw
67 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:30:22.27 ID:wnjUmiCVO
本嫌いな俺でもこの人のは読みやすかったんで中学時代読んでた。
68 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:30:25.36 ID:IYhUe8X90
最初に買った本って人が多いんだね
なんか泣けるやん
69 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:30:55.93 ID:OVzgPCk20
>>46 その話は知らなかったな。
ありがとう。
北さんを偲んで色々ぐぐってこよう。
70 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:31:32.82 ID:8ZRLX9/I0
とうとう・・・涙
ご冥福をお祈りいたします。
子供の頃、フトンの中でどくとるマンボウの文庫本をむさぼるように読んでいたなぁ
自分が幼かったせいもあるんだろうが本当に面白かったよ
お悔やみ申し上げます
72 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:31:55.85 ID:2MfgLfCi0
斎藤茂吉の息子すごい
73 :
名無しさん@恐縮です::2011/10/26(水) 04:32:03.90 ID:igSZ54ZD0
晩年は、鬱だったらしいね。
私は鬱病だけど、担当医と北杜夫の話になって
鬱のまま亡くなるでしょうねって、担当医が言ってた。
残ったのは、佐藤愛子さんだけか。
愛子さんと北さんの漫才のようなエピソードが好きだったな。
74 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:33:07.92 ID:YSQE/S2Q0
今年はどうなってんだろ
原発かそれとも地磁気か
中学時代教科書に隠して読んでたこの人のエッセイで死ぬほど笑いそうになったわ
ドイツ語の下品なギャグが良かった
76 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:33:17.32 ID:+6L5GEWK0
ありゃっ!!
うちのお隣さんの親戚なんだよ、この人。
しかしこんな話で井戸端会議するのも失礼だから、話しかけられないな。
つか、通夜&告別式の手伝いで、いねーかw
>>73 多分、戦後の有名人で、鬱をここまでエンターテインメント化した人はいないよね
78 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:34:16.28 ID:MJe2H+qQ0
ご冥福をお祈りいたします。
79 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:35:01.99 ID:P6wb5OfD0
不謹慎だが
>>29と同じことを思ってしまった
それを望んでいるわけではないが、そういう日がいつか来るんだよな
81 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:35:46.11 ID:+3nVa2n40
娘がサントリーで文春か何かにエッセイ連載してなかったっけ?
精神病自慢が不快だった
83 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:36:23.35 ID:b87eRu+00
>>3 実は昔のお笑いウルトラクイズの解答で初めて
お父さんは誰だ?って知ったわ
にしても、松村の北方謙三の解答のボケは最高だった
85 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:37:28.45 ID:3UPOGdh1O
遠藤周作と北杜夫は30代前半の俺の青春だったのう
寂しいのう
>>81 週刊新潮で連載してたと思う。
正直「北さんの娘さんにしてはあまり面白くないな……」と思い(失礼)
読んでなかったけど。
87 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:38:02.85 ID:Buj1fMti0
この人すげー躁鬱なんだっけ
鬱のときにドシリアスを書くとかいう
楳図かずおもそうだっけか
88 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:38:05.91 ID:Ry0ivPUa0
いい奴だった
子供の頃、図書館で借りて読んだ寂しい王様シリーズがとてもとても好きでした。ご冥福をお祈り致します。
わー、マジか〜
悲しい
マンボウシリーズ好きだったよ
輝ける碧き空の下でも良かった
星新一のエッセイの中でよく出てくるので親しみ深かった・・・
株を始めてからちょっとおかしくなっちゃったんだっけ?
でももう84歳なのかぁ・・・
ほんとお疲れ様でした
ご冥福をお祈りします
ごめんなさい
「まだ存命だったのか」と思ってしまいました
92 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:41:05.30 ID:0gnw9cW8O
遠藤周作の本に北さんが躁鬱病で、
躁の時に家へ行くとそこら辺にあるものを
手当たり次第にくれると書いてあった。
遠藤さんが居なくなって久しいけど北さんも居なくなったか‥‥
ご冥福をお祈りいたします。
93 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:41:16.92 ID:5UbsE/D5O
>>43 斉藤茂吉がかなり前に高齢(つまり長命な家系?)で亡くなっているからね。
あと母親も80ぐらいで亡くなったハズ
94 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:42:17.98 ID:RXX70+be0
マンボウものは面白かったよ
航海記、昆虫記、青春記は読んどくといい
「ドクトル・ジバコ」に笑いこけた小学生の頃…
96 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:43:28.36 ID:ZJdk27Nu0
「天井裏の子供たち」も好きだったなー
あ、間違えた、「怪盗ジバコ」でした
98 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:43:57.41 ID:aiZUfeRq0
何がおすすめ?
99 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:44:48.88 ID:5UbsE/D5O
とうとう亡くなってしまったか ご冥福をお祈りいたします
101 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:45:40.25 ID:Zn2b2uCT0
初期のエッセイ。死ぬほど笑える
死んだ親父が好きで、よく本棚から拝借して読んでたな
ご冥福を
阪神ファンの著名人で思い出したが
藤本義一や山藤章二って殆どテレビで見かけなくなったな
>>98 さびしい王様シリーズを読んでもらいたいな。
王様→姫→こじき
王様だけでもいいけど。
107 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:47:36.84 ID:Zn2b2uCT0
おっさん連中は小学生ぐらいに読んだ経験多いだろうな
さすがにもう賞味期限は切れたけど、
読書好きを増やした功績は大きいすなぁ
たくさん本読みました
ありがとうございました。ご冥福をお祈りします
109 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:48:17.41 ID:Buj1fMti0
筒井のおじさんには長生きしてもらいたいよ
平井和正は・・・まだ何か書いてるのか?
110 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:48:45.35 ID:JveddXcpO
文章から「優しさ」と「品の良さ」が滲み出る人だったなぁ…
最近、こういう「穏やかなユーモア」を感じさせる書き手が少ないから、本当に残念
ご冥福をお祈りいたしますm(_ _)m
スレ読んで意外と知らない人がいるんでびっくりしたw
私、もうすぐ40になるけど私世代の人は読んだことなくても名前くらいは当然知ってるレベルだよ
それこそノーベル賞とった大江さんよりよっぽど読まれてるんじゃないかな
112 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:49:33.14 ID:z31bVXk50
船乗りクプクプの冒険は夢中で読んだ
でも最後まで現実の世界に戻ってこなかったので
ちょっと怖くなった
>>107 今現在25の俺がまだ若いかもうおっさんかは知らんけど
俺は爺さんの蔵書で知ったけど、本好き仲間では結構読んでる奴
多かったと思うよ
大体、学校の図書室には必ず置いてあるし
ドクトルマンボウとさくらももこと遠藤周作はエッセイの名人ベストスリーって印象
あああ、亡くなったのか…
あちらで辻邦生さんとも再会したのかなぁ…
とまれやすらかに
115 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:53:04.86 ID:aoa3aPDg0
どくとるマンボウ、何なのかも判らず記憶してたわ
116 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:53:09.83 ID:veCVOef10
この人が面白いだろうって思って作った百科事典みたいなのを見たけど、
そこらへんに転がっているサイトレベルだった
117 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:53:39.41 ID:z31bVXk50
天井裏の子供たちとかも読後薄ら寒い気持ちになったなあ
118 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:54:08.78 ID:M4D8VRaG0
エッセイが面白い人だったな
119 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:54:59.18 ID:+6L5GEWK0
>>104 藤本義一がキャプテンとして出てた推理クイズ番組、何だっけ?
きみが名探偵!とかそんなタイトルだったか?適当に書いたけど。
あれ、なんか知らんが毎週見てたww
もう一チームのキャプテンは誰だったかな。
大島渚か?
大好きな作家のひとりだ
自分が本好きになったのは、子供のときに
このひとの「寂しい王様」を読んだから
純文学はもちろん、マンボウ物も大好き
ご冥福をお祈りします
121 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:56:09.73 ID:3AaYHmHs0
「輝ける碧き空の下で」が好きだった
図書館の子どもコーナーに「航海記」があって好きになった
今も子供向けの本棚にはあるんだろうか
CM出てたかな?
124 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:57:06.71 ID:GnF2ae/lP
なにかショックが大きい
他の作家が死んだのとはあきらかに違う
まるで自分の祖父が死んだ時のような悲しみを感じる
125 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:57:38.15 ID:yr1Kxibp0
中学生の時にはまる作家の一人だよな
2〜3年前に娘さんと一緒に徹子の部屋に出てたな
もっとお年を召した方だと思ってた。合掌
小学生の頃、さびしいシリーズをうっかり姫君から買ってしまい、
あわてて王様、乞食を買って貰ったのはいい思い出。
躁鬱病という言葉をマンボウシリーズで初めて知り、
なんとなく憧れたのは内緒です。
ご冥福をお祈りいたします。
128 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:58:52.41 ID:0xO3rCO30
『ドクトルマンボウ青春記』は特に古き良き時代の旧制中学に
ついて学んだ。今の東大教養部にあたるんだろうけど、ちょっと違うんだよな。
もうああいうエリート教育はなくなったんだろうな。
週刊『新潮』10月20号は「マンボウ最後の大躁病」。娘さんには今後も連載してほしい。
いろいろありがとうございました。合掌。
129 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 04:59:14.99 ID:JveddXcpO
あら〜、亡くなられたか(´д`;)
小松左京氏も亡くなられたし、今年は無茶苦茶だなぁ
132 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:00:33.14 ID:SbSzbbswO
誰か知らんけどお疲れさん
化けて出るなよクソじじい
ああ…合掌
135 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:01:31.02 ID:yr1Kxibp0
イッパツヤルカ?
136 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:02:11.60 ID:2dYxQmzx0
うわぁ死んじゃったのか
中学の頃から愛読してました
ご冥福お祈りしますたくさんの楽しい時間をありがとうございました
137 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:02:36.37 ID:dr1DamV80
最近さびしい王様読み返しました
やっぱり面白かったです
ありがとうございます
ご冥福をお祈りいたします
138 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:02:41.24 ID:RXX70+be0
139 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:02:49.67 ID:jKDG58fa0
タイの治水能力のなさにがっくりしてたところに、この情報だよまったく
>>130 まぁ、お年だししゃーないよね
津本陽とかスゴイ好きだったんだけど、本人は元気だけど作品が
どんどん酷くなってきて悲しい・・・
晩年の大藪晴彦みたい
141 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:03:12.67 ID:JveddXcpO
子供の頃に愛読してた作家がほとんど亡くなってしまった…時の流れを感じる
吉行淳之介も遠藤周作も辻邦生も庄野潤三も北杜夫も亡くなって「第三の新人」は阿川弘之(佐和子の父)と安岡章太郎位になったか
三浦朱門・曾野綾子夫妻となだいなだは作家としては引退状態だし
阿川安岡の両氏には一作でも多く作品を残して欲しいものだ
144 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:04:36.16 ID:yr1Kxibp0
明日はブックオフで北杜夫と星新一のエッセイを買い漁ろうかな
高校卒業以来、読んでないし
>>106 王様→乞食→姫君の順番じゃなかったっけ?
一応確認↓
://www.pro.or.jp/~fuji/pocketbooks/kita.sabishii.html
146 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:05:00.70 ID:SbSzbbswO
147 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:05:40.28 ID:Txc03lc9O
>>125 小学校だったよ
クプクプがすごく好きだった
中学で、斉藤茂吉の息子と知って、へ〜 だった
148 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:07:10.57 ID:SbSzbbswO
149 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:07:15.11 ID:JveddXcpO
>>140 年齢とともに、記憶力や集中力は下がるし、思考も柔軟性を失って来るから、そこは仕方ないよね
筒井の爺サマは、割とお元気なようだけど
小中学生の時って大抵の課題図書は糞つまらんものだったんだが
この人の本は読みやすかったなあ。
151 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:07:34.30 ID:z31bVXk50
御棺にはやはりウナ丼が入れられるのだろうか
152 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:07:50.73 ID:Gp9BI4a80
ぶくぶくまんぼうぶくぶくぶくぶく
ぶくぶくぶくぶく泡が出る
この人の小説で、見知らぬ人々が流されて(?)海水でふやけたカップラーメンを食べるのがあったけど
タイトルが思い出せない
うまそうと思った記憶が
154 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:10:05.69 ID:SbSzbbswO
>>149 老化は甘え
お前みたいなクソニートに擁護されるのは可哀想
155 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:10:32.38 ID:yr1Kxibp0
宮脇俊三氏も数年前に亡くなっていたんだな
>>145 そうだったw
乞食ってちょっと独立してるんだよね。
王様や姫君とあんま関わらないし。
157 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:10:40.76 ID:5JnCJXRS0
子供のころマンボウシリーズはまったなあ。
あの作品のおかげでユーモアに興味が持てた気がしました。
ご冥福をお祈りいたします。
>>121 信じられるかい?
「輝ける碧き空の下で」の文庫版、絶版なんだぜ・・・・・
159 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:11:42.40 ID:GnF2ae/lP
狐狸庵VSマンボウ
160 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:12:05.73 ID:T/TYEe+S0
マンボウが亡くなったか
残ったのはムツゴロウだけか
161 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:12:06.37 ID:SbSzbbswO
>>153 年齢とともに、記憶力や集中力は下がるし、思考も柔軟性を失って来るから、そこは仕方ないよね
思い出せなくなったらそろそろ死に時だぞクソニート
162 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:12:32.78 ID:2dYxQmzx0
ピョコリさんも好きだったなぁ
163 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:13:21.06 ID:Zn2b2uCT0
164 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:13:30.74 ID:GnF2ae/lP
「ドクトルマンボウ小事典」が愛読書だったのだが
イラストレーターの佐々木 侃司の読み方がいまだにわからない
ほくとふ先生が・・・巨星乙
(´;Д;`)ブワっどくとるぅぅぅううう
167 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:14:07.54 ID:en+TqaQq0
>誰
とかいってるチョウセンジンいちいちレスすんなカス!
168 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:14:12.55 ID:SbSzbbswO
>>158 売れないなら絶版になって当たり前。
しょせん公平な市場に出されたらあっけなく淘汰されるレベルの、語り継ぐ価値もない三文作家だということ。
どくとるマンボウは読んだことない。
船乗りクプクプの冒険は面白かった…。
171 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:15:29.80 ID:yr1Kxibp0
172 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:15:56.49 ID:Qobb0fW00
>>11 これを高校生の頃に読んだ時の衝撃ったらもう
173 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:16:24.14 ID:GnF2ae/lP
>>169 今ググッて知ったw
このひとの絵柄は奇妙でユーモラスで好きだ
北杜夫のイメージと結びついてるせいかもしれないけど
174 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:16:50.53 ID:GnF2ae/lP
アタオコロイノナ
175 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:16:52.42 ID:SbSzbbswO
>>170 何それ本のタイトル?ダサすぎてわらけるな
作家人生そのものが黒歴史みたいなもんだな
相手してほしいなら、実況かVIPの方がいいと思うぞ
「どくとるマンボウ」シリーズ好きだったな。
「楡家の人びと」読んでないんでよくわからないけど、この人本質的にはエッセイストだったんではないかと思う。
残念なのが涌いてるな
179 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:19:09.75 ID:Buj1fMti0
中学時代ハマって読んでました。
本を一番真面目に読んでいた時期に出会えてよかった。
たのしい時間をありがとうございました。
ご冥福をお祈りいたします。
181 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:20:02.59 ID:GnF2ae/lP
>>177 楡家の人びと面白いよ
あと「白きたおやかな峰」もいい
このひとカラコルムにも行ってるんだよな
怪盗ジバコのギルギットのパイプのくだりが楽しかったw
トプカピ宮殿とかシシケバブとかも印象に残ってる
182 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:20:54.07 ID:SbSzbbswO
>>177 いや、本質的には中二病をこじらせて本書いちゃった厨房だろうね
「どくとるマンボウ」シリーズはネラーは好きになると思うよ。
世の中を見る目線の角度が似てるw
まあ古い作品だから、そのへんに違和感を持たれるかもしれないな。
184 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:22:55.34 ID:SbSzbbswO
185 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:23:09.28 ID:GnF2ae/lP
尾崎翠が「ちかごろは北杜夫のエッセイしか読んでない」
と言っていたのが印象的だったな
北杜夫が嫌いだという人は居ないんじゃないかな
てか、生きていたのかよw
歴史上の人物かと思ってた。
188 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:25:00.96 ID:B6ekkyml0
うわぁぁぁマジですか
ある意味国民的作家だったなあ
189 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:25:03.63 ID:KoE/XUMe0
>>183 ものの眺め方はそうかもしれないけど、基本的に外国に出る話だからなぁ。
どうだろうか。
190 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:25:04.47 ID:SbSzbbswO
俺の人生にかなり影響をあたえてくれた人 合掌
192 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:25:49.83 ID:mzo898yh0
ご冥福をお祈りします…
(「誰?」とか言う人が恥をかく流れになっていて、何だかほっとした)
>>181 ああ、そうなんだ。読んでみないといけないな。
「楡家の人びと」なんて、青山脳病院の話なんだから、小説としては面白くないわけはないだろうとは思ってるけどねw
『静謐』というタイトルの短編小説もこの人だっけ?
幼女が上品な祖母におはなしをねだったら、そのおはなしがとんでもない方向にいったやつ。
久しぶりに読んでみようかな
195 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:26:24.13 ID:JertkSUZ0
マンボウマブゼ共和国主席・・・。
196 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:26:43.96 ID:Rh0VXbCg0
「父っちゃんは大変人」が一番好き。
197 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:27:39.05 ID:SbSzbbswO
>>186 生きているか死んでいるかも知られていない可哀想なクソじじいが消え失せたことでようやくその存在を知らしめることができたのですよね(^o^)/
198 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:27:57.19 ID:yr1Kxibp0
株で破産した話の悲惨さが面白い
実際、そうとう悲惨だったんだろうけど
>>189 ドイツにいってみたいけど、金がかかるのは嫌でござる、今の仕事もつまらないでござる、
船に乗ったけど診察は嫌でござる、外科手術なんかできないでござるw
引きこもったまま外国に行くという感覚w
200 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:29:02.17 ID:B6ekkyml0
今の小学生は読んでるのかなあ...
201 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:29:46.28 ID:SbSzbbswO
>>191 そりゃお前の人生なんぞ赤子の寝息で吹っ飛ぶほど軽いものだしな
普段本読まない一般人でも知ってるレベルだな
昆虫記面白かった
基本なんということなく進んでいくんだけど
アポロ蝶出現のところとか
ドクロ蝶がハチの巣の中で死んでいくところとかの
はっとするような緊張感のある描写が好きだった
204 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:31:37.75 ID:JveddXcpO
>>199 てか、精神科のインターンみたいな医者を船医にしちまう水産庁の感覚にワロタ
205 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:32:13.53 ID:SbSzbbswO
>>200 読まないだろ。小説読むとか時間の無駄だし。
「白きたおやかな峰」にかんしては、三島が表題に文句つけたらしいね。
「文語と口語が混在している。けしからん」ということらしいw
文語なら「たおやかな」でなく「たおやかなる」だからね。
このあたりは言葉の職人三島とそのへんは適当なロマンチスト北杜夫の違いを浮き彫りにするエピソードだろう。
207 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:33:19.55 ID:3eNZIJBB0
いい作品をありがとうございました
どくとるシリーズ、エッセイ、硬派な小説まで色々楽しませて頂きました
ご冥福をお祈りします
本読まないと欠陥人間が出来上がる、の典型みたいなのがいるなw
>>200 小学校は知らないが今も教科書に載ってる
知らないのは多分学校も通わなかったか、朝鮮学校に行った人だけだろうな
210 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:36:11.27 ID:VQDLIGsV0
正直どくとるマンボウシリーズだけの一発屋
211 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:36:21.19 ID:Rh0VXbCg0
「大日本帝国スーパーマン」はすごかった。北杜夫、大丈夫かいなと思った
212 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:36:31.55 ID:JveddXcpO
>>206 語感としては
「たおやかなる峰」
よりも
「たおやかな峰」の方が耳当りは良いね
ある種「詩的感覚」みたいなモンだろう
213 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:36:51.01 ID:3eNZIJBB0
ウィキペディアもう更新されてるな…
214 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:37:16.72 ID:SbSzbbswO
小説読んで人生が変わったとか寝言言ってるやつはどう変わったのか言ってみろ。
小説なんぞたかが娯楽。小説読む人間が偉いわけでもなければ読まない人間に教養が足りないなどということはない。
しょせん娯楽。
お前らが小説読んで人生が変わったというのはFF10やって人生変わったとかいうのと同じレベル。
仮にこの爺の三文小説から何か影響を受けたとして、お前らは平日のこんな時間に2ちゃんなんぞに現をぬかす戯けどもなんだから、こいつの小説は発禁レベルの低俗物だということだろう。
死んでくれてよかったわ。めでたしめでたし。
215 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:37:24.03 ID:en+TqaQq0
三島こそ厨荷病の典型だからなw
216 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:39:26.93 ID:uypSecF5O
俺でも2冊くらい読んだもんな
ご冥福をお祈りします
この異様な熱さからするとID:SbSzbbswOは
小説読んでこんな人間になっちゃったんだろうな
219 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:41:10.62 ID:EzM4xwY00
>>15 同意
クプクプとの出会いに感謝
ありがとうございました。
220 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:41:34.62 ID:JveddXcpO
>>215 確かにね
でも、そこが好きな人もいるだろうから、そこは個人の嗜好かな
個人的には、三島みたいな変なヒロイズムは苦手だけど
>>217 本読まないからだろうな
知性が育ってないんだろう
ガキの頃どくとるマンボウ読んでたが
その時からもう年寄りで大家ってイメージだったから
もう100歳くらいかと思ってた
意外に若かったんだな
親の本棚に入ってたのを読んだのがキッカケだったな。
安らかに。
224 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:43:09.78 ID:s6oT08tCO
小学生の時に船乗りクプクプの冒険を読んで初めて本の面白さを教えて貰った、ありがとうございました。
合掌。
ああ・・・・
「こんな物語の書き方許されるんだぁ」と思った最初の人
2、3冊読んだ事があるな
のび太くんがそのまま大人になったような語り口が素敵だった
ご冥福をお祈りします
228 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:47:59.61 ID:MtynnLJ80
小学生で読んだ
なんか故人を知っている人全員に憎しみを抱いているかのような書き込みがちらほらあるな
どういう心の動きをしたんだろうか
230 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:50:22.82 ID:SbSzbbswO
小学生の課題図書に選ばれるということは、小学生でも理解できる底の浅い俗物しか造れなかったということ。
本の面白さ、というが、そもそもあんな字の連なりに「面白い」などと思えるわけがない。
本が面白いというのは「本を読んで(形だけでも)勉強してもらいたい」と願う大人からの洗脳にすぎない。
本来的には本は面白いものではない。
納豆が臭いだけで美味くもない汚物なのに、健康にいいから、という理由で「美味しいもの」と思わされてるのと同じ。
騙されやすい馬鹿ほど本にはまる。本を読みふけるやつは大体馬鹿かいじめられッ子。
馬鹿の一つ覚えとは読書のことを指す。
231 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:51:18.75 ID:RXX70+be0
北杜夫が登山して、10日くらい風呂に入れなかった
奥さんに洗濯を頼んだら、パンツをハサミバラバラに切られて捨てられた
って話を思い出した
笑ってしまう
232 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:52:36.16 ID:DOgTvW+C0
まんぼうシリーズは楽しませていただきました。
狐狸庵先生とのやりとりは楽しかった。
ご冥福をお祈りします。
はじめて自分で買った文庫本は航海記でした。欧州放浪したのもあなたの影響かもしれません。
そして、大人になってから航海記の編集者が乗り鉄神。宮脇俊三さんだったことを知ってビックラこきました。
二人でお酒飲んでください。合掌
234 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:53:54.62 ID:qae15XHh0
小学生の時読んで本が好きになった
ありがとう
>>230 暇だから相手してあげるけど、その程度の文章書くのに10分以上もかかるの?
少し読書でもして勉強した方がいいよww
236 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:54:54.02 ID:VpFLWaTEO
モルダー!
237 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:55:43.59 ID:qae15XHh0
うわぁ、かなしいよ
238 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:55:54.73 ID:Rh0VXbCg0
>>230 あまりの偉大なご高説に目から5万枚ほどウロコがおちましたよ。
お大事に。
239 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 05:59:25.10 ID:smqs6BOf0
ありゃ
遠藤周作のぐうたら物とこの人のマンボウ物と一緒に流行ったんだけど
ぐうたら物の時はただ笑ってたのにマンボウ物には文学の毒が混ざってた
あれから40年経つけどいまだに俺の心から毒が洗い流せない
小松左京も死んだしなあ…
筒井御大だけはコンビニ前の若者を杖で殴りつけ逆襲に遭って死ぬまで頑張ってほしい
書かれたものもお人柄もすきでした。
やすらかにお眠りください。
ID:SbSzbbswOはまさかの本人降臨だからそっとしておいてやれ。
生温くファンに送り出されるのが耐えられなくなったんだよ。
レッツ!マンボウ!
>>243 斎藤病院から脱走した患者じゃないのかね?
麻雀うまかったよな・・・
死んだのか
247 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 06:03:52.30 ID:JveddXcpO
>>243 てことは、今は躁状態の北さんってワケだな
248 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 06:03:58.29 ID:/CE1gBo70
「楡家の人々」は何度も読みました。NHKのドラマ版も良く出来ていました。
YouTubeでも見られないのが残念です。
ご冥福お祈り致します。
249 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 06:04:44.28 ID:zAuS9VZ/0
途中下車が好きだったなぁ。
遠藤周作さんとの対談本も面白かった
>>245 ある意味このスレに花を添えている。ともいえるねw
しかし、どこでスイッチ入っちゃったんだろう
252 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 06:08:24.33 ID:niN49smz0
うむ、クプクプから入った奴多いな
ドクトル目指す俺の手元にはなぜかボロボロの昆虫記がある
月と10セントとかも結構好きだな
一番はやはり青春期だろうか
253 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 06:09:54.75 ID:kpbLtTSaO
ああああ
ついにこの日がきたか
次は阿川弘之だな
窓際って誰しも思ってることを先んじて自分で言って悦に入ってるだけの
あの娘はどうなってるの?
サントリーで安泰な生活、これからも父親にぶら下がって生きていけるの?
255 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 06:12:47.80 ID:mBMIPcDE0
あくびノオトが大好きでした
またエッセイ読みたかった
ご冥福を
256 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 06:14:25.01 ID:X29+Gmpp0
高校の時にどくとるマンボウシリーズを全部読んだよ。
面白かったなぁ。
マンボウと言う魚を知ったのはこの人で。
佐藤愛子、遠藤周作と仲が良かったんだよね、この人たちの
エッセイも良く読んだ。
ご冥福をお祈りします。
お疲れ様でした。
小松左京さんに続いて俺の青春が…
258 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 06:15:56.44 ID:7PMBUalS0
躁のときに株で3億以上すったんだよ
娘さんの本に書いてあった
娘のユカという名前はちばてつやの漫画から
手塚治虫も好きだったらしい
元祖オタクだにゃ
259 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 06:16:21.15 ID:GQmEg1vM0
∧,,∧
(;´・ω・) うーん・・・ どくとるマンボウシリーズでは
/ ∽ | 大笑いさせて頂きました
しー-J 本当にありがとう
心からご冥福をお祈りします
260 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 06:17:35.07 ID:ZJdk27Nu0
「遥かな国 遠い国」も好きだった
全体的に詩的で透明感あるんだよな
ちょっと乾いた部分も感じたな
人物の背景に自然の景色が浮かび上がってくるような作品が印象的だった
マンボウ航海記だったかで海坊主目撃した話を素直に信じた中学生でした
でもホントだったりして
262 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 06:22:13.93 ID:n+FwcwQq0
奇病連盟・・・
263 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 06:25:15.80 ID:Ry0ivPUa0
第24話のマンボウがどくっとるのが最高でした。
264 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 06:26:32.59 ID:7PMBUalS0
変なのがわいているけど
他人が何か楽しみを持っていること自体がねたましいという
異常者も世の中にはいるんだよな
兄貴の茂太さんは自己啓発系文庫本でかなりお世話になった
長生き家系だな
266 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 06:27:24.55 ID:0nPi0EM00
中学、高校校時代、よく読みました。
マンボウのおかしさと純文学の詩的な透明感のあふれる作品と、
どちらも魅了された記憶があります。大作家ではないけど、
青春時代の忘れられない作家です。ご冥福を祈ります。
267 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 06:29:14.71 ID:GnF2ae/lP
意地悪じいさん面白かった
偉大な父を持つ非凡な類まれなひとだった
まだ生きてたんだ、そしてまだ84だった
んだ。100くらいの感じだったが。まん
ぼう、よく読んだ。あといろいろ
うぅ・゚・(ノД`)・゚・。
合掌
著書は、硬いほうも、マンボウシリーズも両方読んだ。面白かったなあ。
謹んでご冥福をお祈りします。
ただ純文学の方は2ページくらいで睡魔が襲うような文章であった
俺だけかもしれないがね
北しゃお?
274 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 06:32:15.78 ID:7PMBUalS0
通帳を取り上げられて
それでも株がやりたくて
古本屋を自宅に呼んで自分の原稿を叩き売った話が…
「あなたはそれでも作家ですか」と奥さんが泣いたとか
275 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 06:32:34.50 ID:en+TqaQq0
しかし、納豆と本、というのは言われて見れば似ているかもしれない。
青春記面白かったなあ
狐狸庵vsマンボウが好きだったなー
遠藤先生の別荘に来るたびに、ご飯をもっと盛れもっと盛れ言うので、
あいつは「来た!盛れお」だと書いてたのが印象にのこります。
ネスカフェのCMシリーズが好きでした、 合掌
278 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 06:36:02.66 ID:YFpBcQWG0
手塚治虫のマンガの書評でこの人が書いていたのを読んだことがあるが
自信タップリ自慢たらたらで呆れた。
…躁状態に入っていたのだろうか?
>>265 母親の斎藤輝子さんも百歳近くまで生きた人だからね。
90歳台でも外国旅行に飛び回ってたしね。
杜夫氏のバイタリティーは母親譲りなのかも。
松高ではありませんが、信州大学思誠寮出身です。
偉大な先輩に、ご冥福をお祈りします。
281 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 06:38:24.75 ID:ukdSp7a1O
大仏から賞もらったのかよ凄いな
282 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 06:38:30.80 ID:6dREu4jR0
死んじゃったんだ
今度どれか読んでみよう
283 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 06:39:42.78 ID:kNNL4q/OO
長年躁鬱を煩っていたよね
遠藤、吉行、開高とか、向こう岸に渡るとすぐに酒瓶持って迎えに来てそうだなあ
最近は全然出してなかったな。
285 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 06:40:57.91 ID:EzM4xwY00
随筆をエッセイって云い始めたのもマンボウ先生からじゃない?
実は、一番好きな作家でした。
実に残念実に悲しい。
辻先生や、遠藤先生や宮脇さんとゆっくりやってください。
謹んでご冥福をお祈りします。
「マンボウ天国へ行く」
ずっとファンでした。ご冥福をお祈りします。
幽霊の冒頭部分を書いてくれた方、ありがとう。
子供の頃に暗記していたほど、自分にとって懐かしい一節でした。
素晴らしい作品をありがとうございました。
ご冥福を、心よりお祈り申し上げます。
どうか安らかにお眠りください。
牧神の午後とかも読んだっけ
291 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 06:44:31.37 ID:K4bk0gJ/0
子供のころたくさん読んだの覚えてる。
でも内容は全部忘れてるわ
292 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 06:44:51.13 ID:7PMBUalS0
>>283 お隣に住んでいた宮脇さんもなー
晩年アル中だったらしいが…
躁鬱病とアル中が軒をならべて両方とも作家というのが…
キツイ仕事なんだろうな
293 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 06:46:18.41 ID:wwUTljnE0
「どくとるマンボウ」シリーズは図書館で借りて全部読ませていただきました。
本を読んでいる時、心は遥かかなたに飛んで行けた、ありがとうございました。
294 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 06:46:52.00 ID:ADOaqXtrO
うわああ
悲しい…
この人の虎キチぶりは有名だったな。
1985年のシーズン中はベット横のテレビを見ながら
仰向けになって両手両足を天井に向けてると
阪神が勝つジンクスを持ってて毎試合やってて
大変疲れたと言ってたなぁ。
もうそんな年齢だったんだな…
ご冥福をお祈りします。色々な作品をありかとうございました。
297 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 06:49:20.79 ID:aAVslEZx0
これは残念
夢中になって子供の頃読んだっけ…
合掌
朴訥な感じで好きだったなー
合掌
299 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 06:50:32.69 ID:1zGdpIkv0
旧制高校っていうものの存在を知ったのは、
中学生の時にこのひとの本を読んでだったなぁ・・・。
300 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 06:51:30.46 ID:onzk4R1jO
船乗りクプクプの冒険
301 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 06:51:46.64 ID:NXRiw/w/0
御冥福を御祈り致します
昭和は遠くなりにけり
303 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 06:56:02.76 ID:c0z2TPxC0
子供のころ俺も読んだが
艶話とかエロ童話ばかりでなかったつけ?
304 :
◆fGouB8g0dw :2011/10/26(水) 06:57:59.92 ID:H2Rg0Pln0
北氏のドクトルマンボウ航海記は
(妹尾河童氏の「河童が覗いたヨーロッパ」とともに)
私の西洋事情への好奇心に火をつけてくれた本でした。
南回りの水産庁調査船と言う
一般人には窺い知ることの出来ない世界を
小学生にもわかる簡潔さで提示してくれました。
船酔いは「どうしようもなくなったら寝ちまうほかない」ことも
船になぞ乗ったことがなかった子供の頃に
ドクトルマンボウ航海記で教わりました。
合掌。
305 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 06:58:12.30 ID:uXv4J3wW0
船乗りクプクプの冒険とか、躁うつ病とか株で借金とか遠藤臭作との掛け合いとか面白かったな。
ご冥福をお祈りします。
オレも冒険記と青春記だなあ。
中学生の時、たまたま家にあった本を読んでハマった。
ちょっと読むだけでその魅力に引き込まれる作品だったわ。
ご冥福をお祈りします。
オチに「え?」となった覚えがあるがクプクプとか懐かしいな
どくとるマンボウシリーズ好きだったわ、特に青春記と航海記
怪盗ジバゴも面白かった
合掌
とっくの昔に鬼籍に入ったとばかり思ってました・・・改めてご冥福をお祈りします。
色々思い出はある・・・
ご冥福をお祈りします
ジバコだったorz
「べくれるマンボウ」シリーズの執筆が待たれたのに…
312 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 07:01:47.30 ID:VkvV9l0t0
小学校で読んださびしい王様はよかった ご冥福をお祈りします
313 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 07:04:46.93 ID:S/T2pMbp0
「航海記」「青春記」「途中下車」とか読んでから「高みの見物」を
読むとメッチャ面白い。
ウヌレ!コノヤロウ!
ご冥福をお祈りします。航海記,昆虫記,青春記,大好きでした。
315 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 07:05:35.69 ID:tOXenrB/0
航海記が最初で最後はなんだろう?ずいぶん読んでない。
後期の傑作を教えてくれ、追悼読書でもするわ。
316 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 07:05:56.00 ID:UDiuQ7DW0
躁鬱病の株バカ作家逝ったか・・・
ご冥福をお祈りいたします。
318 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 07:11:48.71 ID:OT8nPp+q0
319 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 07:12:35.63 ID:xOFFO6q6O
怪盗ジバコは何回も読んだなぁ
学生時代
先生の小説を読みまくったよ
ご冥福をお祈りします
321 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 07:14:16.75 ID:tTTrAfZe0
若いときからかなり不摂生な生活してるって自分で言ってたけどその割に長生きしたな
322 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 07:15:05.22 ID:AGVkSlGcP
こういうのはなんだが、まだ生きてたのか
>>39 この場合、情弱よりも教養に欠けると言ったほうがいいかも?
さびしい乞食って
今でもあのタイトルで書店に並べられるの?
名作でした。アニメ化希望
徹子の部屋に出たとき覚えてるわ
塩爺みたいな爺ちゃんだった
326 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 07:16:48.89 ID:rsDfmHZn0
>>264 どうせゆとりだろ。
こいつら自分が知らない物や、昭和には全力で否定するから。
自身の名前がついたコガネムシについて
9月にコメントしてたからまだお元気かと
思ってたのに…
>>292 宮脇俊三は酒瓶ではなく、空のバスタブかかえて待ちかまえてると思う。
329 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 07:18:55.60 ID:X28HMoRi0
謹んで哀悼の意を評します。
旧制松本高校出身で、俺の大大大先輩に当たる方だ。
「航海記」は面白かった。
330 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 07:19:12.38 ID:lWDkXwnpO
北 方謙三の兄貴だっけ?
331 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 07:19:55.11 ID:HxY8EuV00
長野県松本市 あがたの森公園に
「どくとるマンボウ青春記」の舞台になった旧制松本高校
の記念館がある。北杜夫の落書が残されている。
別に観光名所でもなんでもないが、
いい景色だなあ〜〜〜このへん。
「どくとるマンボウ青春記」に、「カントを読んで驚いた。一行も
わからなかった」とあって、ジョークかと思っていたが、ある時、
カントの本を手にしたら、本当に一行もわからん文章だった。
マンボウ航海記、大好きだった。
読むとそれからしばらくは、文章を書くと似たような文体になってしまった。
安らかに。
この人の書く飯食うシーンが大好きだった
悲しいけど,どくとるマンボウ医局記以降は,数年前,マンボウ航海の地にもう一回
行ってみたってエッセイ以外読んでなかったからなあ。仕方ないといえば仕方ない。
手塚,開高,星と子供の頃読み漁った人たちがいなくなるのは寂しいな。
父ちゃんは大変人とか内容がアニメっぽいよな
336 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 07:22:21.19 ID:ZXpfj3Qd0
「オレオレ」に簡単にだまされそうなオサンだったわなw
俺も死にたいわ
ファンレター書いたらちゃんと返事くれる人だった。
私も衰えたので、死ぬまでに童話と純文学を一作ずつ書きたい、って19年前いただいた例の冠婚葬祭その他諸々の返事に使える万能ハガキに、あのミミズのようなきったない字で書いてあったわ。
ご冥福を…
ああ〜・・お疲れさまでした
カレー好きだったよね。子供の頃の腎炎の話とかもよく覚えてる。
返事もらえるなら私もファンレター書けば良かったなぁ
342 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 07:28:33.00 ID:qifPb58v0
中学生の頃船乗りクプクプの冒険の読書感想文書いたなー
懐かしい
30代半ばだが小中で読んでた。
遠藤周作とかこの人とか、凄い昔の人だと思ってたけど、同じ昭和の人だったのか。
344 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 07:29:32.55 ID:io5B6KLR0
この人の短篇集で、「バカは日記を抱いて泣く」とか言うのがあって
鳩山とか菅とか小沢とかのニュースで何時も思い出していたよ
そう言えば去年バイトしてた塾の6年生の女の子が
「船乗りクプクプの冒険」をニヤニヤしながら読んでたなぁ
>>344 このスレで政治談議は遠慮してもらえないかな
躁鬱ながら株の売買くだりが、記憶に残ってるなあ。
ご冥福を御祈りします。
348 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 07:36:22.73 ID:WlVBXPWg0
マンボウ型の宇宙船が出てくるアニメがあったような無かったような
349 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 07:36:50.10 ID:io5B6KLR0
長嶋や王のホームランの何本かは、この人のおかげだと思う
「ポウポウと竹を吹く」
の詩は学生時代に書いたとは思えないくらい完成されてたな
本人は黒歴史を掘り起こして錯乱して家を燃やしかけたとかホラ吹いてたが
ひねくれた中高生にも読める本を書いたという部分の功績はほんとにすごいと思う
マンボウ青春記は名作だよな
ご冥福をお祈りいたします
天国で遠藤周作さんと酒でも飲んで下さい
遠藤周作のエッセイで知って読みまくったw
躁のときに玄関に猛獣注意の札がかかってるとか本人には深刻な問題なんだろうけど面白かったな
353 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 07:38:17.54 ID:0+3TjbEv0
小学生の頃夢中になって読んだジュブナイルも
高校生の頃圧倒されながら読んだ楡家の人びとも
それ以外の時期につまみ食い的にちょこちょこ読んだ作品群も
思い返してみればみんな自分のバックボーンになってることに気づいた。
中年の今も、これから先じじいになっても、たぶん思い出したように読んでると思う。
偉大な作家は腐るほどいるけど、子供の頃から一生ついて行きたい作家って少ないと思う。
こんな作家は他に藤子Fぐらいだなあ。
354 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 07:39:05.73 ID:YE8iIyId0
ご冥福をお祈りします。さみしい王様大好きでした。
355 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 07:40:07.47 ID:BHnNGr/g0
娘さん、成城で千倉真理と同級生だったんだよね
千倉真理っていっても誰も知らんだろうが
357 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 07:40:52.98 ID:10my6ApS0
高校生の頃「白きたおやかな峰」読んで山に憧れたなぁ。
体力ないから結局山登りとは無縁な生活送ってるけど。
ご冥福をお祈りいたします。
>>50 小学校の読書感想文のために読んだけど、ハチャメチャで良く解んなかったな
一番好きなのは昆虫記かな。
だいぶ前から口述筆記だったから、こんな日が来るのも近いなと思ったが。
貴重なことを教えてくれたなあ。
・医者(精神科医)でも躁鬱病になる。
・阪神ファンはキチガイである。
それはさておき、長編は長編できちんと書けるし、短編・エッセイはクスリと笑えるところもある文章だったなあ。
あっちで楽しんでください。
>>320 ダンナ、「先生」は禁句ですぜ
ただ哀しいです
ありがとうございました
合掌
今頃天国で遠藤周作にしなびたキュウリを土産に持って行ってる頃かなぁ
363 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 07:45:52.76 ID:GnF2ae/lP
百蛾譜
楡家面白かったなぁ、龍子様最高
ご冥福をお祈りいたします
東電の犠牲者がまた一人
遺族は訴訟せよ
さびしいシリーズ三部作はナンセンスすぎて面白かったな
子供が読んで面白いかどうかはわからないけど
367 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 07:50:25.55 ID:L8/pMYBu0
一冊も読んだことが無いんで、よく分からない
ここ数年で、読んだ本は、涼宮ハルヒの憂鬱だけだ
確か船乗りプクプクは楡家の人びとを絶賛した三島由紀夫に
「なんであんな下らないものを書くのかね…」とか言われちゃったんだよね。
そういえば北さん三島事件の少し前に新幹線で三島由紀夫を見かけて挨拶したけど
それどころじゃないって感じの反応されたってエッセイに書いてたっけ。
週刊新潮に娘がエッセイを連載していて 以前は杜夫さんの事が多かったのに
最近ぱったり出てこなくなって心配していました
ご冥福をお祈りいたします
370 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 07:51:05.15 ID:rV8VuMJvO
どくとるマンボウとぽっぺん先生が、ごっちゃになってイカン。
娘が七光りで駄文垂れ流しててうざい
さびしいレス乞食がいますねw
373 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 07:51:51.59 ID:C00V0idm0
読書感想文書かせていただきました
374 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 07:52:00.41 ID:D45Ei+wpO
北方謙三が色んな文豪と知り合った中で北が一番強烈だったって言ってたなw
躁鬱が酷くなると夜中の3時頃に電話してきて「おい、100万円貸してくれ」って言う
「いやちょっと…」って言うと「そうか」ってあっさり諦めるんだがまた次の日の夜中に電話がかかってくる
ほんとに100万借りたいわけじゃないって分かってるから出てやらないわけにいかない
超迷惑なんだが何か憎めないと
まあ振り回される家族は笑い事じゃなかっただろうが
>>371 娘さんの文才はともかく
茂吉のファンもマンボウブーム当時はどう思っていたのかなぁと思う
>>356 ミスDJ?
関係ないけど,数年前,30年くらい前の番組のことで文化放送にメール送ったら,出川有さんから返信が来て
うれしかったなあ。
エッセーで聖心卒のお嬢様を秘書にして、漫画読ませてたら二人してハレンチ学園にハマったエピソードが好きだったw
後はさびしい三部作だな
電報のやり取りと、ローラ姫のハメる気満々さがお気に入り
378 :
sage:2011/10/26(水) 07:53:33.95 ID:3nlvFHqr0
トーマス・マンのファンで、ペンネームもトニオ・クレーゲルからとったんだよね
杜二夫とにお)にしたかっただが、すわりが悪いので杜夫にしたって書いてあった。
『ぼくのおじさん』復刊してくれ
381 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 07:57:11.20 ID:jJTytVHHO
デンキチラーメン!
意外と伸びててちょっと嬉しい様な悲しい様な
383 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 08:00:22.30 ID:I9phHrI90
この人は、娘のエッセイを読んでても「そろそろお迎えが来そうな雰囲気」を醸し出してたからな。次は阿川弘之辺りか・・・・・
茂吉からの手紙がいつも「愛する宗吉よ」という
目を覆わんばかりの言葉で始まるってのを読んだ時は大笑いした。
夜食の素麺にはまっているという話を書いてたのはこの人だったかな。
>>383 阿川のエッセイに出てきた,吉行とか北とか遠藤とか開高とかみんな死んじゃったね。
>>356 地球はま〜るいよ つか、「誰も知らん」とか断定的な書き方はヤメレ。自慢げに見える
青春期にはまったので、信州大学行きたかったな..東北大学とか。どっちも受けてないけど
薄馬鹿下郎がやたら印象に残ってる
389 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 08:05:12.40 ID:V/EkqTyqO
ドクトルチエコ
390 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 08:05:42.73 ID:bubFiPQJ0
昭和40年代は出せばベストセラーだったまんぼうシリーズと
遠藤周作の狐狸庵ものが50年代に入ったとたん、ぱったり出なくなったな。
つまりそれが年齢というものであり
世代の交代だという事に気づいたのはずいぶん後になってからだった
エッセーという単語を覚えたのは、この人の作品を読み始めたころだな。
この人と遠藤周作と佐藤愛子が売れていたな。俺は遠藤周作のはあまり面白いとは
思わなかった。
392 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 08:06:47.45 ID:Yma9KuLv0
393 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 08:06:58.88 ID:bubFiPQJ0
この人の書く松高時代の辻邦生像は大いに意外だった
394 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 08:09:10.03 ID:AGoq1y9X0
あなたの作品は人生の一時期のエネルギーでした。
ありがとうございました。
395 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 08:11:09.97 ID:bubFiPQJ0
交友録をずいぶん出したけど
この人達以後の小説家は全然出さないね
それだけ作家というものが相対化されてきたって事だな
大江健三郎交友録村上春樹交友録なんて誰も読みたくないよ
396 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 08:11:25.22 ID:v3q4RtFv0
どくとるマンボウ航海記と青春記は繰り返し読んだなぁ。大好きだった。
ご冥福をお祈りいたします。
397 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 08:12:49.03 ID:GR8cFjr80
398 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 08:12:53.78 ID:P6wb5OfD0
>>355 スレ違いになるが、藤子F先生の(特に大人向け短編)漫画は傑作が多いと思う
399 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 08:13:16.91 ID:BqY5eW1E0
400 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 08:13:44.48 ID:cTmZHJiXO
斉藤茂太さんはお兄さんだっけ?
>>395 考えてみたら、今テレビで芸能人が内輪の話をベラベラ喋ってるのって
あれの亜種なんだろうか?
つい最近、そういえば北杜夫はずいぶん見てないから、そろそろ死ぬかなと思った。
茂太さんも5年くらい前に亡くなってたな。
10代の頃にはよく読んだな。中公文庫の紙表紙がツルツルして上質だったの思い出したが、
それは北杜夫だけに限った話じゃなかった。
南極物語全部見たかったんじゃないか。合掌。
403 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 08:15:14.00 ID:bubFiPQJ0
東北大医学部ならそこそこ秀才だよね
404 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 08:16:56.11 ID:SNGD4b1DO
>>386 まだ阿川さんは動静に関する話を聞くからいいけど、安岡さんとか佐藤愛子さんとか全く話聞かんからなあ…
でもこういうときに限って寂聴さんや丸谷さんが突然ぽっくり逝きそうな感じがする。
405 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 08:17:47.80 ID:klQN4llP0
本当に昔の上流家庭の雰囲気が目に浮かぶような文章だったな。
今は居なくなってしまった育ちの良いお坊ちゃんが内省しながら
育って医者になって純文学者になってある意味絵に描いたような人生だったね。
古き良き時代の一人の日本人の人生だった。
もう二度と戻らない時代の。
中高ぐらいのとき好きでよく読んでた
さようなら。バイバイよ・・・(涙)
いろんなことを懐かしく思い出すが
高校生にはせめて青春記くらい読んでほしいものだなあ。
合掌
409 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 08:19:56.36 ID:SNGD4b1DO
>>395 あれは第三の変人世代だけの特徴のように思う。
なんとなくもう亡くなってたかと思ってた
411 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 08:21:26.36 ID:qJt6RqFP0
合掌
412 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 08:22:07.47 ID:bubFiPQJ0
同じ精神科医でも加賀乙彦は学者としての仕事も立派だけど
この人はそっち方面はあんまりやってないね
でも医者として何人かの命は確実に救ったとは書いていたな
その加賀乙彦もこの度文化功労者になったけど
キリスト教徒だからって長年檀家やって供養料も払ってきた寺の坊主に
虐められて自分の墓を建てるの拒否されて
田舎に墓建てるはめに陥ってるんだよな
414 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 08:22:23.24 ID:SNGD4b1DO
埴谷さんとの対談の文庫本、復刊しないかな…
>>384 「そもそもそういう言葉は、愛してない女に書くべきものである」てかんじに続いてたよなw
自分もあのくだりを読むたびに爆笑した。
このスレ読んで、けっこう読んでない小説やエッセイがあることを知ったので、
追悼代わりに読もうと思う。
416 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 08:23:40.05 ID:bubFiPQJ0
船乗りクプクプの冒険は子供心にキタモリオってはとんでもない奴だと思ったもんです
(-人-)
418 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 08:25:48.20 ID:yrTmnQy60
俺は全集読んでるぞ
北杜夫の霊よ安らかなれ
駄文も書いたが
立派な作品も書いた
今は安らかなれ
「幽霊」の詩情と自然描写の美しさが好きでした。中学生の頃にゾクゾク
しながら読んだな。
ご冥福をお祈り致します。
420 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 08:26:52.51 ID:xHgJGUu+0
>>395 庶民の文学ってのを押し出した世代だからね。
楡家の人々は読んだとは思うがほぼ覚えていない。
>>415 ものすごいポルノ短編があるよ、たしか『へそのない本』収録だったかなあ・・
423 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 08:28:16.00 ID:aTRMEiAY0
ガキの頃船乗りプクプクの冒険の読書感想文書かせてもらってから
好きな作家って思ってたな
楡家とかとのギャップがまた好きだった
424 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 08:28:54.65 ID:xHgJGUu+0
北さんは最終的には、純文学より大衆的娯楽作がいいんだよ。
ただ、一般庶民に最も愛された「純文学作家」だったのかもしれない。
425 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 08:29:41.07 ID:xHgJGUu+0
>>1 ご冥福をお祈り致します(-人-)ナムナム
いろいろ読んだような気がするが忘れてしまった
さびしい王さまとかあったかな?
427 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 08:30:51.37 ID:SNGD4b1DO
>>416 あの世代の人間関係が密なことと、それを洒脱に表すことができる言葉というか表現力があるんですよ。
だから面白い。
こういう内輪受けを文学にできる世代は、後は昭和軽薄体のメンバーくらい。村松友視とか。
ちなみに村松さんは中公時代に北さんと吉行さんの担当やってるね。しかも上司が宮脇さんだったこともあるw
斎藤茂吉と関係ある人?
429 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 08:31:48.62 ID:JFrOu+VHO
(-人-)
「死に選ばれる人はことさらやさしく、ことさら繊細に造られている。さながら死が生に対して自らの優位を示そうとするかのように」
431 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 08:32:49.54 ID:HxOBwMiPO
北杜夫さんの本はめっちゃ読んだな
亡くなられて残念。ご冥福をお祈りします
432 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 08:33:19.06 ID:S/T2pMbp0
今でこそ東京の阪神ファンは珍しくないが、当時は希少だった。
航海記の中で田宮謙二郎が今でいうFAみたいなもので、阪神を
出たのを嘆くところが興味深かったな。俺が読んだのは15年くらい
後だったので当時の雰囲気が感じ取れた。
433 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 08:35:31.62 ID:xHgJGUu+0
>>427 北さんと芥川賞でぶつかったのが、倉橋由美子さんなんだけど、
あのひとは、ああいう交遊録とかを出す人の気がしれんなどと書いていたけどね。
まあ互いに相手の小説の解説を書きあっていたりもするんだけど。
434 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 08:35:56.89 ID:+J95D82O0
この周辺の作家は、へんな活動しないで文學方向だけだから安心できる
こまくさ寮Love!
436 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 08:36:51.32 ID:bubFiPQJ0
日経に私の履歴書書いたのは4・5年前かな
自分の事かく機会が少ない人のは興味深いが
この人のようになると、この程度の長さの連載では
つくづく履歴書程度の物だと思ったな
437 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 08:37:06.66 ID:xHgJGUu+0
小説文化が今より生きていたね。 戦後の歴史を考えると避けて通れない
作家だよなあ。
438 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 08:38:13.25 ID:GnF2ae/lP
>>385 ラーメンじゃなかったっけ
近頃生ラーメンというものにハマっているというエッセイ
夜中にガチャリと音をたててどんぶりをとりだし、生ラーメンを茹でて
チャーシューをのせて自室ですすっていると
自分が巨大なねずみになったような気もするのである
という話を覚えてる
439 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 08:40:28.11 ID:0jG/Z2F40
お母さんもお兄さんも長命だったから
もうしばらくは大丈夫だろうと思ってたけど残念。
>>393 最初は先輩だったのに留年して最後は後輩になったんだよね。
あと普段は引き篭もってるけどいざという時にはみんなが知恵を借りに来るから
まるで真田幸村みたいだとか書いてた。
440 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 08:40:55.77 ID:ZW3sFLxT0
南無阿弥陀仏
441 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 08:41:11.35 ID:kpbLtTSaO
本人は自分の作品で残るのはドクトルマンボウ物じゃないかと言ってるね
内容もさることながら文体がいい
戦後の日本文のスタンダードを作ったんじゃないかな
半世紀前の作品とは思えないほど文章が読みやすい
戦後育ちの物書きは中学くらいでマンボウ物読んでる人が多いから影響あったと思うよ
>>438 ああ、覚えてるその生ラーメンの話。あったあった。
じゃあ素麺は別の人かな。
家人が茹でたヤツに氷をのせておいてくれると
食べるときにちょうどよく冷えてる、とかいう話。
443 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 08:42:41.30 ID:5bnMbDVfO
ねむのきがねむたげに
たいやきのにおいに
あこがれる
444 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 08:43:21.80 ID:bubFiPQJ0
交友録といえば
遠藤周作が大江健三郎殴ったとか
阿川弘之が大江怒鳴りつけたのを大江が根に持って
30年後のパーティーでウィスキー入れたロックグラスでいきなり殴りかかってきた
とかの話は面白かったな
445 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 08:43:25.62 ID:oAVzyvgk0
沢山楽しませてもらいました
ありがとうございます
天国で狐狸先生達と再会出来たかなぁ
ご冥福をお祈りいたします
合唱(−−)
447 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 08:44:54.99 ID:xHgJGUu+0
>>441 ああなんかそれも読んだことがある。
ということは、424の俺の意見もあながち間違いでなかったのか。
おれの潜在意識のなかにその言葉が残っていたのか。
448 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 08:45:00.48 ID:y2qfuZBGO
親のコネだけで生きてる娘がウザい
この人のお母さんが結構アクティブで面白かった
450 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 08:47:00.60 ID:bubFiPQJ0
幽霊はともかく木霊はちょっとカマトトですね
451 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 08:48:12.84 ID:GnF2ae/lP
そのものズバリが…
452 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 08:48:20.80 ID:DpomPfnc0
さようならバイバイよ
453 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2011/10/26(水) 08:49:37.60 ID:AI/mRg1o0
本物の文学者の系譜がどんどん絶たれていくね。
ご冥福をお祈りいたします。
454 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 08:49:38.47 ID:bubFiPQJ0
>>449 80才でエベレスト登ったとか
『エベレストの麓のホテル行っただけなんですよ。』と徹子の部屋で暴露して
『なんでそんな事仰るんですか。』と突っ込まれてたな
高校時代に人から勧められて読んではまったなあ。
456 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 08:50:59.50 ID:DpomPfnc0
中学の変な同級生にむりやり闇鍋(?)を食わされる短編で
死ぬほど笑った。
>>449 「私に歯向かう者は,必ず没落します!!」
強烈w
でもなー、躁状態になると証券会社の営業の口車に乗って、入ってくる“予定”
の印税までじゃんじゃん投資しまくって、妻子が里へ帰ってたこともあるんだぞ?
そんな親父が居たんじゃ娘も安心して嫁にいかれんからコネで大企業に就職かたわら
売文もしないと割に合わないわ。
家族は悲しいこた悲しいけど一息つけるんじゃなかろか。
遅いけど結婚するとか。
459 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 08:52:40.08 ID:4C/nnkkO0
かんべむさしの決戦・日本シリーズに出てきたときは笑った
460 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 08:53:55.05 ID:iGX6Cjzv0
>>412 慶応の医局で、共に過ごした時期があるんじゃなかったっけ。
加賀乙彦のお嬢さんが、QVCに出てるのを知ったのは
最近の驚き。
てかまだ生きてたのかよwww
死んだ事よりそっちの方がよっぽど驚きwww
『楡家の人びと』は三島由紀夫・阿川弘之・辻邦生・森茉莉・丸谷才一・倉橋由美子・小林信彦というそれぞれ全く文学観の異なる作家達が揃って絶賛した大傑作
これだけの作品を書いた北さんに改めてご冥福をお祈り致します
天国でトーマス・マンや三島由紀夫や辻邦生や埴谷雄高さん達と仲良く文学談義をして下さい
463 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 08:55:37.14 ID:AYGOXpVz0
遠藤周作氏との掛け合いが面白かったなあ
464 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 08:56:35.93 ID:DpomPfnc0
楡家の桃子って最後どうなったんだっけ
465 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2011/10/26(水) 08:56:54.34 ID:AI/mRg1o0
>>433 北杜夫が芥川賞を取ったときのもう一人の候補が倉橋由美子で『聖少女』だった
んだけど、北は倉橋の作品のほうがすばらしい。彼女が自分より賞を取るに
ふさわしかった、って言ってたんだよ。
466 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2011/10/26(水) 08:57:05.34 ID:Z2/oR1QZ0
先に天国で待ってる孤狸庵先生と楽しくやってください
ご冥福をお祈りします
467 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 08:59:20.51 ID:kpbLtTSaO
>458
コネではないよ
由香は本を読まないから
、てコネ発動拒否されてる
でも調べればすぐわかる有名人の娘だけど
468 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 08:59:52.17 ID:uXv4J3wW0
母親のお供でチョモランマに登った話も面白かったな。
その旅行中。30日間同じパンツを履き続けたとかw
469 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 09:00:07.32 ID:DrBaMLXl0
北先生 ご冥福をお祈り致します
先生の数々の著作に出会ったのは中学3年のとき。
夏休みを利用して読ませていただきました。
有名書店に追悼コーナーを用意していただき
若い人にも名作を知っていただくことを望みます。
NHKのクローズアップ現代でも
その独自のユーモアを取り上げ
本と北先生の人柄を紹介していだければなお宜しいのですが。
470 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 09:00:17.34 ID:Mg/Q2rHF0
ご冥福をお祈りします
「一度女にモテてみたい」と言って娘さんと共に歓楽街に繰り出して
「お父さん、若い女の子のマンコ見れて良かったね」と締めくくられていた
週刊文春の娘さんのエッセイが衝撃的でした
できれば娘さんも一緒にあちらに連れて行ってくれると助かります
合掌
マジかよ。夏休みの読書感想文では随分お世話になりました。合掌
母親や兄ほどには長命ではなかったな
老いも早かったしなあ
473 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 09:01:04.80 ID:bubFiPQJ0
>>462 まぁ日本の作家は自己顕示と名誉欲が強すぎて急ぎすぎるから
ああいう小説のんびり書こうなんて思わないし実際なかったからね
474 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 09:02:13.17 ID:xHgJGUu+0
>>465 うん。知っている。夜と霧の隅でとパルタイはどちらも読んだが、
北さん好きの俺も、そう思った。
478 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 09:03:41.70 ID:h6pv2oFj0
茂吉に向かって短歌なんて道楽じゃねーか言って
激怒される話が面白かった
479 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 09:04:29.93 ID:xHgJGUu+0
>>465 おっとっとw 『聖少女』ではなく『パルタイ』ね。
訂正するの忘れた。 『聖少女』はきっついよー。エロくていいが。
オレの亡くなった親戚のおじさん
この人の大家だったことがあるらしい
おじさんは温泉に入りながら酒飲んでたら
心臓発作で亡くなったけどw
481 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 09:06:32.84 ID:kpbLtTSaO
茂吉の息子って立場は今だと大江健三郎の息子ってくらいプレッシャーあるな
482 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 09:07:09.88 ID:iGX6Cjzv0
旧制高校で親父の短歌集を読んで
文学者として大尊敬し始めて、
強羅の別荘で一緒に夏を過ごす話、良かったな。
なんでも鑑定団を見ていたら、石原良純が
茂吉の色紙を持って来たので、思い出した。
483 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 09:08:12.15 ID:AYGOXpVz0
作家とか芸能人に常識を求めるから
最近はみんな小粒でツマンナクなっちゃった
484 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 09:08:18.02 ID:GnF2ae/lP
マンガやSFにも理解があったひとだよね
自身でも少しSF書いてるし
寂しい王様シリーズくらいしかちゃんと読んでないな。でも、あれは面白かった。
486 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 09:08:49.81 ID:xHgJGUu+0
>>481 でもあの息子はプレッシャーを感じる必要性がないw
487 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 09:11:37.41 ID:XpPXt2PBO
怪盗ジバコの続編は要らんかった
爪磨きの娘に失恋して、1からやり直すあの最終回が良かったのに
488 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 09:11:43.83 ID:/n9GmeTSO
そう鬱病の人か、わりかし長生きだな
489 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 09:12:31.54 ID:OnpjwXtyO
阿川との対談本ぐらいしか読んでませんがご冥福をお祈りし升
491 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 09:12:56.94 ID:ieF0zZeJO
お悔やみ申し上げます
492 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 09:14:38.10 ID:y2qfuZBGO
>>467 窓際娘、コネ以外であんな駄文を書き散らかす場を
どうやって手に入れたんだろうねw
楡家の人々 好きだった
旧制松本高校 東北大と
美しい緑に囲まれて育まれた世界に、耽溺しました
小学校5年くらいのとき、女の子が船乗りクプクプの文庫本を
学級新聞で紹介してた。それを読んで面白そうだし、280円という
安さにひかれて買って読んだ。当時文庫本という存在を知らなかった。
そのあとで女の子に報告したら、買って読んでくれるなんて。と
感動してたのを覚えてる。
別に好きな子でもなんでもなかったが、妙にその出来事は覚えてる。その後北杜夫は何冊か読んだなあ。
そううつ病ってのがわからなくてお母さんに聞いたのも覚えてる。
25年くらい前の想い出。
まだあのとき買ったクプクプが本棚にあったら読み返してみよう。それが一番の供養だよね。
楡家の人々で書き尽くした感じだけど 遠藤周作とのやり取りはお互いのエッセイに書かれていて面白いよね
遠藤周作が死んだ時はショックだったなあ
今回は寂しい気持ちだよ
好きな作家だった・・・・
ご冥福をお祈りします。
>>441 >本人は自分の作品で残るのはドクトルマンボウ物じゃないかと言ってるね
あれは当時、売れに売れたからね。
中学生ですら、何冊も読んでる子が普通だった。
新刊が出ると、その週は、週刊誌より売れることがあったって言ってて驚いた。
498 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 09:17:59.06 ID:JYKMcVov0
>>467 親が発動せずとも、周りが放っておかないんだよ。
なんかの雑誌で奥さんと娘さん見たが年のわりに若かった気がする
ご冥福
娘のエッセイはいつまで経っても駄文だよな
阿川佐和子は、最初の頃から割と上手かった
501 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 09:20:32.51 ID:JYKMcVov0
死後の著作権管理者をおさえるのも、文芸編集者の重要な仕事。
ぼろぼろでも死なないのが北杜夫だと思っていたが,
普通の年齢で無くなって残念.
でも私の体の2/3は北杜夫でできています,ありがとうございました.
遠藤周作も大好きだったけど、
この2人の作家は、元々 本当に純文学 テーマが重いんだよね。
その重さとバランスをとるように、ユーモラスなエッセイを次々出してったけど
そういうスタイルは、やっぱり漱石に倣ったのかな?
504 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 09:21:13.92 ID:GnF2ae/lP
狐狸庵VSマンボウは面白かった
狐狸庵先生が病院を別荘にかりててトイレが3つもあるので
オシッコを三回に分けてする。変わった御仁だ
とか
子供には金貨で遊ばせているという狐狸庵先生にびっくり仰天して見に行くと
本当に金貨で遊んでいる。が、よく見たら小学生は皮を向いてもぐもぐと食べていた
コインチョコレートだった
みたいな話覚えてる
どくとるマンボウ青春期だったかなぁ
試験の問題が理解できなくて、グラフの拡大図を書き続けたとか
そういう話なかったっけ?
あれをよく真似したなぁ・・・
506 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 09:22:09.82 ID:XpPXt2PBO
>>481 宮崎駿の息子がそれに近くないか?
或いは手塚治虫の息子とか
北杜夫とか 遠藤周作とか、
文壇にまだまだ品のあった世代が、消えてくなぁ。
初めてボルドーのワインを飲んだ時に、楡家の人びとを思い出したよな
ああ、俺が子供の頃に読んでた作家がどんどん死んでいく
星新一と北杜夫は気楽に読めるので、塾に通う電車の中でよく読んでたわ
510 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 09:24:37.45 ID:xHgJGUu+0
>>506 あの二人は大変だね。ただ、手塚の息子は、ジャンルが違うから、まだ
救われているところがあるんじゃないかな。
宮崎の息子は本当に大変だと思う。
>>371 >>492 エッセイは完璧七光のコネ
しかし全く面白くない
情けないのは編集者だよな
あんな原稿突き返せないのか
これをきっかけに、また北の楡家と 遠藤の沈黙を読み直そうかな。
これで小林信彦(今年で79歳)がお亡くなりになったら俺の青春が終わる
国語の教科書に親子の作品が取り上げられたけども茂吉の短歌だけおそわったな
その合間に国語の先生は息子も作家だと教えてくれてた
515 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 09:31:45.95 ID:GnF2ae/lP
516 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 09:33:08.95 ID:xHgJGUu+0
なんか年齢がわかるような・・・w
筒井はスラップスティック風味が多いよね。
ちょっと作風は違うけど、「幻想の未来」とかは、かなり好きだ。
518 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 09:34:25.80 ID:xHgJGUu+0
筒井さんは、SF作家とされるけど、なんか純文学への未練があるんだよね。
結構ええ格好しいだし。 でもそれがいい。
船乗りクプクプって本人が出てくるんだっけか?
もう忘れてしまった
520 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 09:35:22.13 ID:Ur7VZf5rO
スチュワーデス物語の教官役の人か…
つ合掌
>>510 それこそ北杜夫読んで、「いやなら逃げちゃえばいいんだ」って気づけばいいのにね
本人も観客も悲惨だ
522 :
名無さん:2011/10/26(水) 09:36:13.25 ID:DFYI8WgS0
>>513 俺は椎名誠だな。
椎名誠も北さんのファンだったはず。
523 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 09:38:07.33 ID:Gv93ORZT0
筒井さん、自分のは純文学と言えないから不純文学って言ってた。
>>505 確か青春記だね。
拡大図だけでは答案用紙が埋まらないので、超拡大図・超超拡大図・・・
というように書き続けたというw
525 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 09:39:40.49 ID:xHgJGUu+0
>>521 ああでも、宮崎の息子は、親を意識しつつも売れる映画を作ろうと必死なんで、
かわいそうだけど、まあそんなに悪くないと思う。観客が悲惨とまでは思わん。
手塚の息子は、勝手に芸術家きどって「難解な駄作」をつくっているからなあ。
確かに観客も悲惨だ。
526 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 09:39:42.59 ID:UZaJ5uEX0
本が好きになったのはあなたのお蔭です。
ありがとうございました。
合掌
手塚真は、親とは違うことをやろうとしたところだけでも
評価できると思ってる。
若い頃は、それこそ 輝いてた時期あったしね。
第三の新人世代の作家たちが交友録をよく書いたのは
この世代特有の「子ども時代に教育で形成された価値観を
青春期に敗戦によって破壊され、精神の危機を味わった」
という体験を共有しているからだろう。
これはその前後の世代にはない、この世代だけのものだから、
世代的孤立感があって、共感しあう友人関係だったのだと想像する。
この世代の作家のだれだったかが、
「われわれがあの世に行ったら、さぞかし陰鬱な会話がかわされるだろう」
という意味のことを書いていたのも、この体験を指している。
北、三島、遠藤、辻、阿川、安岡、開高、……みんなこの世代的孤立感の
圧倒的影響下にある。
有名な話だけど『楡家の人々』は刊行当時『ブッデンブローク家の人々』のパクリだと
されて酷評されたね。オマージュと考えればよいのだが、どうしてもそのために、
世間的評価は低くなるのも仕方ない。オマージュというのを離れて考えると
名作なんだけど。
529 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 09:43:10.63 ID:xizMVOij0
トホホな娘さんがエッセイ書いてたよな
あんまり面白く無い奴
530 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 09:45:08.03 ID:gHzjVM3N0
すっごい躁状態だった時に徹子の部屋に出て、
歌歌い始めて止まらなくなっちゃって、あの徹子を黙らせてたのを覚えてる
講演会も行ったけど、ところどころで自虐ネタ入って、トークがエッセイそのもので面白くてなぁ
基本ボソボソ話してるんだけど、トーマス・マンについてアホな質問した奴がいた時には、
なかなか皮肉のきいた切り替えししてて流石だな頭いいなーと思ったな
531 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 09:45:17.91 ID:3aqTDu4S0
えええ
最近、wikiあちこち飛んでたらまだご存命だったの見かけて
へぇ、と思ってたら。
532 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 09:45:25.69 ID:G4n6pOfK0
ガキの頃、この人の本を片っ端から読みまくった
ご冥福をお祈りします
宮脇俊三さんが天国で待ち焦がれてただろうなw
向こうでゆっくり一杯やってください。
>>533 宮脇は天国最長片道切符の旅に出ているので当分会えませんw
徹子の部屋が最後の公式に顔を見せた場だった
536 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 09:48:26.65 ID:/87DRR7n0
>>12 北杜夫を知らないなんて悲しすぎるぜ…
試しに
>>15に書いてある「船乗りクプクプの冒険」を読んでみてよ。
そのあとは「さびしい王様シリーズ」、「怪盗ジバゴ」と続けるのも良し。
537 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 09:48:30.74 ID:GnF2ae/lP
>>533 家が隣なんだっけ
マンボウ氏に航海記を書かせたんだよね
538 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 09:49:35.59 ID:GnF2ae/lP
>>536 「楡家の人びと」と「どくとるマンボウ航海記」も推薦しておいて
539 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 09:51:17.12 ID:gHzjVM3N0
ぼくはジバコだジバコだじょ〜
どうだみなちゃん こわいだろ
ホントはあの表紙が好きなんだけど
航海記やクプクプは流行りの表紙に挿絵をつければ
ラノベ並みに読みやすいと思う(ちなみに俺はラノベも大好き)
541 :
在米:2011/10/26(水) 09:52:21.66 ID:hjjWm2xE0
斎藤茂吉つながりだと、阿川弘之かなあ。
わあ、結構好きだったわ。ご冥福をお祈りします。
悲しい
一番好きな作家さんだった
なんかもうやだ
青春時代が終わった感があるわ。
>>536 なんか、好きだって言ってる人達も、中学生か高校生で読んで、それっきりって感じだな・・・
高校生の頃、ヘッセも翻訳本すべて読んだ、レマルクも翻訳本はことごとく読んだ・・・
夢中になった。今はもう、読む気にならない。
そういうものなんだね・・・・・・
ドイツ在住の頃、ヘッセとレマルクの故郷を訪ねたっけ。
中学の時学校で朝の読書という時間があって
なぜそれを選んだのかは覚えていないが
「あくびノオト」を読んでいたら、担任の先生に
この人は地元にゆかりのある人だと教えてもらった。
高校に入ると何故かナンバースクールを始めとした
旧制高校の寮歌を覚えさせられたんだが
この人が作詞した「人の世の」というのは
もの哀しい歌だったな。
ちょうど子供が何か本を読まなくちゃいけないと言うので
クプクプあたりを薦めようと思っていたところだった。
ご冥福をお祈りします。
547 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2011/10/26(水) 10:01:57.32 ID:2JWVHcLJi
高校生の頃よく読んだ。ユーモア小説ばかりだったけど。歳がばれるねwww
大学で哲学選んだのもこの人のおかげだった。デリダとかホワイトヘッドとか他人には嘘ついてるけど。
なんかおれの青春が終わった気がする。
ご冥福をお祈ります。
548 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 10:02:00.13 ID:GnF2ae/lP
>>545 どうかな
この人の作品は生涯を通じて楽しめると思うけどな
マンボウ物は定期的に読み返してるわ
もう内容は覚えてしまってるのに、なにか読むと落ち着くんだよね
549 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 10:02:44.74 ID:DpomPfnc0
北杜夫を知らずにいきなりクプクプを読んだ人って楽屋ネタとか面白いもんなの?
サントリーに勤めてるお嬢さんも文章書いてるね。
作家としての功績は言うまでもなく偉大だが
精神科医としても、身を以て躁鬱病を認知させた偉い人
女房や母親を実験台にした華岡青洲520人くらいの価値はある
アタオコロイノナ
合掌
553 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 10:11:03.40 ID:wfXj/2GC0
この人は医師でかつ物書きで、かつ躁鬱病で。
躁鬱病患者のいろんな感覚って、医師にとってはワカラナイし、患者はわかるように伝えられないしで大変なんだけど、それをとてもクリアに、万人にわかるように伝えたところが凄い。
躁鬱が絶好調なときでも冷静な第三者の目をもち、そこに医者の目も同時に同居させるなんて普通はできない。
554 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 10:14:35.50 ID:vKToCU3D0
青春記、結婚記、麻雀記、少年期、放浪記は読んだ。
この人マージャンが強かったんだよね。
555 :
名無さん:2011/10/26(水) 10:14:49.26 ID:DFYI8WgS0
>>545 むしろ中高生に読んでもらいたいと思うね。
そこから他のジャンルや作家に移る人もいるだろうし、活字を読むきっかけには非常にいい作家だと思う。
大人になっても何かの拍子でまた読んでみようかってなるだろうし。
ラノベもあるけど、こういう文学作品やエッセイにも面白いものがあるってしってほしいな。
NHKは、楡家の人びとを再放送してほしい
557 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 10:16:28.69 ID:BTihUtjC0
神州日本にマンボウマブゼ共和国を作ろうとした分断工作員だろ?
北杜夫で四天王ネタやろうとしたが思い付かん
高校時代に読みふけった。
20代、30代に書いた自分の文章は、この人のユーモアセンスの影響を強く受けたと思う。
それと夜食のラーメンの習慣は完全にこの人の影響だ。
いつかあの世で会ったなら文句を言ってやる。
合掌。
560 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 10:17:39.87 ID:gHzjVM3N0
>>557 独立宣言して紙幣まで発行したことを忘れちゃいけないぜ
561 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 10:18:48.75 ID:zbD4Q4je0
娘さんが会社の仕事で倉橋由美子に会いにいったはなしがあったな。
北杜夫の娘ときいて喜んだとか。
562 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 10:19:24.33 ID:BTihUtjC0
娘の斎藤由香がサントリー社員だから不買デモ対象作家だろ?
563 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 10:20:38.04 ID:gHzjVM3N0
娘のエッセイはイマイチなのがなぁ
まあ素人さんだし。なんで続けてられるのか分かんないけど。
565 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 10:22:52.00 ID:5DIAB/G70
今度のこりの三篇を拝読、「白毛」のをはりの小さいお嬢さんの件りに妙に心を動かされ、貴兄は小さい
女の子のことを書かれると、(楡家の桃子以来)どうしてこんなに人の心をゆすぶるのか、とふしぎになりました。
「静謐」でも千花といふ子が妙に感動的なのです。これは決して私小説的批評ではありません。貴兄と小生の間に、
「小さい女の子の孤独」に対する妙に深い哀憐の情の共通性があるらしい。小生の場合は、死んだ妹の記憶かも
しれません。
三島由紀夫
昭和41年7月16日、北杜夫への書簡より
>>564 そりゃ、出版社としても斎藤家とのコネはつけておきたいからw
567 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 10:23:53.97 ID:OU9dFG1YO
活字が趣味になったキッカケは、青春記と医局記だった
蛭さんやパトス氏、カッパリンのエピソードが好きだった
今さらだけど、幽霊や楡家以外の北さんの小説をちゃんと知っておくべきだった
北さんが作家になるプロセスを自分に重ねて、作家を目指したもんだ
喪失感にとらわれるな
合掌
568 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 10:23:58.47 ID:5K3ED5PrO
ブレイモノ!
と、北氏お得意の決め台詞を唐突に呟いてみる。
小学生の頃、文体が完全に「どくとるマンボウ」調で支配されていたのを思い出した。
北杜夫さんで読んだことがあるのは
高みの見物だけだったけど
ゴキブリが主人公で、ゴキ目線で色々観察してて
すごく面白かったのを覚えてる
合掌…(-人-)
570 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 10:25:02.67 ID:8NETVr0r0
楡家
なんて読むのですか?
571 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 10:25:24.79 ID:zbD4Q4je0
娘さんはたしか卒論で斎藤茂吉をやって、
歌人でもある指導教官がすごく期待していたんだけど、
しょうもない論文しか書けなかったって自嘲していたな。
572 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 10:25:54.90 ID:BTihUtjC0
>>570 「にれ」家なんざ日本人じゃねーな
在日を描いた作品だろ
574 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 10:26:18.67 ID:5DIAB/G70
>>565つづき
――それはさうと大江健三郎自殺未遂といふ噂をききましたが本当でせうか? 彼にはたしかに何か、精神病質の
危険な兆候が感じられます。
小生も躁病が極度に達し、つひにステージで歌をうたひました。しかしカーテン・コールで出ると、女の子が
一せいにキャーッと云つてくれたので感激しました。あのキャーッといふ声を一度体に受けてみたいと思つて
ゐたので宿望を達しました。あの声は一体どこから出るのでせうか。
貴兄の躁病の御文章をよんで、大笑ひ、といふのも、医者の病気ほど愉快なものはないからです。御病気悪化の
一助にもと、イヂワル・ヂヂイがこの手紙を書きました。
匆々
三島由紀夫
昭和41年7月16日、北杜夫への書簡より
575 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 10:27:11.25 ID:YCzKdrUA0
子供の頃この人のエッセイで初めて躁鬱病というものを知ってなんて面白い病気なんだって思ったなw
ありがとうございました
576 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 10:27:49.61 ID:vKToCU3D0
>>570 ニレケ
小学生当時、畑正憲を貪るように読んでいたら度々名前が出てきて
ムツゴロウが最も敬愛する作家だということでクプクプから読み始めた。
一番印象に残っているのはマイナーだけれども『とっちゃんは大変人』。
心よりご冥福をお祈りします。
奇しくも日本映画専門チャンネルで「クレージーキャッツの怪盗ジバコ」を
今月やってる。
579 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 10:29:07.22 ID:b4bwQwq10
小学校の頃、ドクトルマンボウから読み始めて、
楡家の人々の分厚さで挫折したのを思い出した。
ご冥福をお祈りいたします。
ご冥福をお祈りします。
というかお隣の宮脇さんとこにおしかけて一杯やってそうなイメージだ
しかし、死に方ってのはままならんなあ
581 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 10:31:17.18 ID:wfXj/2GC0
北杜夫と遠藤周作と佐藤愛子の交友が面白かったなあ
あの頃のエッセイは全て読んだ
583 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 10:31:35.84 ID:zbD4Q4je0
>>579 厚いからって楡家で挫折するってのがわからない。
難解なところなんで皆無のひたすらおもしろい小説じゃないか。
>>565 お母さんの影響かな?
確か斎藤茂吉って婿入りで婚約した当時嫁さん十歳ぐらいw
585 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 10:32:23.43 ID:BTihUtjC0
ラーメンにこしょうどっぱりかけて食ってウイスキー飲んでセブンスター吸って
青酸カリ飲んで死ぬんじゃなかったのかよ?
587 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 10:34:43.15 ID:5quOYpqO0
マンボウ先生と狸里庵先生の話が好きでした。
あの世でも思う存分語り合ってください。
ご冥福お祈りいたします。
588 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 10:35:01.83 ID:GnF2ae/lP
>>577 同じパターンで笑ったwwwwwwwww
家に「天然記念物の動物たち」の単行本が1冊あったんだ。これが発端で
ムツさんのを読んでた。思春期には放浪期がいつもズボンのポケットに入っていたさ。
そこから北さんも読むようになって、白きたおやかな峰で山に興味もって、そこからw
茂吉の蔵王関係の歌に興味持って、、と、、、
北さんはお仲間が先に行ってるから、気楽に向かったろう!
590 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 10:38:48.88 ID:otrl/XbC0
どくとるマンボウ航海記、昆虫記、小辞典、途中下車、氷海をゆく(へそのない本)、青春期、追想記、医局記、回想記。
小学生の時に読んだ「ぼくのおじさん」 面白くて面白くてマンボウシリーズ読み続けた。
遠藤周作との対決も楽しかった。
ご冥福をお祈りいたします。
これよんだわー小学生のときによんだわー
「問題をみてピクリン酸、腋の下にはアセチレン」
やけに記憶に残っている。
594 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 10:45:30.11 ID:DUc+z2aL0
昔この人の本はよく読んだわ
ご冥福をお祈りします
595 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 10:45:37.90 ID:BTihUtjC0
「恋人よ この世に物理学とかいふものがあることは 海のやうにも空のやうにも悲しいことだ」
技術立国日本を否定する工作員だろ
うん、向こうで楽しく遊んでいるといいなあ。でも泣けちゃう。
598 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 10:50:32.77 ID:GnF2ae/lP
>>595 おまえが北さんのファンなのはわかったけどさ
気の利いたレスしてるつもりなんだろうけど、ぜんぜん伝わってないよ
ここは素直にご冥福をお祈りしておけ
鬱勃たる熱いパトスで
思い出を裏切るなら
601 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 10:52:29.29 ID:QS580v3y0
娘のはなしが多いなー
中高のころに星・北・遠藤・阿川あたり読みまくったから
すげえ年上なのに感覚的に自分より子供として見てしまう
曲馬団に売るつもりの娘かー
将棋が強くて金貨のチョコをむしゃむしゃ頬張ってた息子かー
スチュワーデス物語の教官役が印象に残るな。
ちょとずれてるんだよ、その人。
>>604 喧嘩するつもりないから。
嫌ならアボーンすればいいじゃん、ID出てるんだし。
606 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 10:56:12.82 ID:bt5DgbSf0
微妙に生死がわかってなかった作家さんだったけど
ちょっと前、マンボウの文庫の広告が新聞に載ってて
あ、なんだ、死んだと思ってたのは勘違いかwと安堵していた矢先にこのニュース・・・
ちょっと待って。
よく考えたら、一冊も読んだことないわ、北さんの本。
最近は訃報に死因を載せないのが普通なのか。この前まだ若い作家がなくなったら賞とれないストレスかって憶測が走ってたけど
もしも三島的なことやらかしたのに遺族に伏せられてたらお気の毒
つうかそういう話が出てると予想して来たのに
?
近年ちょこちょこ本出してたから、そろそろ…とは思ってたよ?
>>607 自分の体のことも書いてたから。
詳細な死因なんて要らないでしょ、老衰さ。
609 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 10:59:55.62 ID:yrTmnQy60
こひびとよ
この世の二物理学と言う学問があるのは
海のように見山のようにも悲しいことだ
あと忘れた
大作家だと思うけどあまり映像化された作品がすくないから扱いがひどいな
傑作「楡家の人びと」も内容的にドラマや映画にはしにくかったのかな
612 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 11:02:39.56 ID:KWQn+8M50
>>593 医学部時代に、答案にごく簡単にペニスの図を描き、
線を引っ張って、「ここを流れている」だかってのもあった
>>610 楡家はドラマ化されてるよ
しかも2回
たしかに映画は少ない
原作1 脚本(アニメ)1 で全てのはず
615 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 11:03:16.89 ID:zbD4Q4je0
楡家は大河ドラマにしてもいい。
616 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 11:03:31.94 ID:GnF2ae/lP
最も偉大な作家ではなかったかも知れないが
最も愛すべき作家だと思ってる
>>609 (問題)半径60cm、抵抗10^6Ωの一巻きの円形コイルの軸上に、
コイルの中心O(オー)から80cmの距離Pに、強さ100Ωの点磁極がある。
このコイルに向って磁極を近づけ、点Oから軸上45cmの所に移すとき、
コイルに流れる全電気量は何クーロンか?
(答)電磁感応ニヨリ、こいるニ電気が流レルガ、コレハ最モヨク知ラレタ公式
ニヨツテ式ヲ立テ(物理学ノ本ヲ見ラレタイ)、上記ノ数値ヲ代入シ、多少数学的ニ
コレヲヒネクリマハスコトニヨリ、答ヲ得ルハ容易ナルコトデアル。
先生自ラコレヲ試ミラレタイ。
618 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 11:04:09.31 ID:8blpmB2r0
高校の時に現代国語の授業で好きな作家作品は?ってのがあって
俺は北杜夫って書いて作品の事あれこれ文章にして提出した
他の生徒が文学史上有名な作家や作品ばかりの中、俺一人北杜夫で
先生からもっと他の作家の作品を読むようにとか言われた
先生への反発もあって更に彼の作品にのめりこんだ
本当に彼が文学の世界に導いてくれたと言っても過言ではない
ご冥福をお祈りいたします
「先生ぼくらはゾンネパルタイを結成しました」
「ううん、それだとゾンネンパルタイですかね」
こんな感じだったかな
620 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 11:04:28.79 ID:GnF2ae/lP
>>612 wwwww
思い出したwww
わたしはセンスのいい回答をするので云々だっけ?
拡大図
超拡大図
超超拡大図
ってのもあったなw
強烈な両親,特にあの母親を持ってたら病気にもなるわな〜
斉藤茂吉(70歳没) 妻・輝子(89歳没) 長男・斉藤茂太(90歳没) 次男・宗吉(84歳没)
長生きの家族だったんだな
合掌
ガキの頃、おふくろの書庫から引っ張り出して読んでた「航海記」「昆虫記」「青春期」、面白かったなぁ。
「だったらこれも読みなさい」と手渡された「楡家の人びと」には手を出さなかったのが今となっては少し後悔。
ご冥福を。
ところで死因は?どこかに書いてある??
625 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 11:10:40.52 ID:bubFiPQJ0
浜畑賢吉か40年近く前だな
ガスマスクして咳き込んでるシーン覚えてるな
626 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 11:11:17.28 ID:vKToCU3D0
>>614 一回目のNHKでドラマ化した「楡家の人々」は、当時のおはなはん以来の視聴率記録だったよ。
放映のたびに、大変な人気だった。殆どの人が見たように思う。
630 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 11:12:17.33 ID:LJuITeqHI
斉藤茂太…
631 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 11:12:55.85 ID:ShNqAjwz0
追悼で楡家再放送せんかな
残念だ
兄さんの方が長生きしたんだな
げ、北杜夫が亡くなったのか。
どくとるマンボウシリーズは面白かったし、エッセイも好きだったな。
南無南無。
>>29 こいつは元気だぞ
関西のTVでみるが
当分大丈夫
2011年墓銘録(主な方々)
吉村光夫(元TBSアナ、ロンちゃん)、山下敬二郎(歌手)、中村富十郎(歌舞伎役者)、高見澤 宏(ダークダックス)
横澤 彪(元フジテレビCP)、和田 勉(演出家)、細川俊之(俳優)、喜味こいし(漫才師)、浦里はる美(女優)
與那嶺 要(元巨人外野手)、小林アトム(俳優)、尾藤 公(箕島高校元監督)、村野守美(漫画家)
谷沢永一(評論家)、坂上二郎(コメディアン)、毛利千代子(DJ)、中島 徹(漫画家)、佐藤忠良(彫刻家)
いいだもも(評論家)、岸田衿子(童話作家、岸田今日子の姉)、出ア 統(アニメーター)、成田文男(元ロッテ投手)
田中好子(女優)、田中 実(俳優)、宇野誠一郎(作曲家)、八重樫茂生(元サッカー選手)、団 鬼六(作家)
上原美優(タレント)、児玉 清(俳優)、中村光毅(アニメーター)、長門裕之(俳優)、作田 明(犯罪心理学者)
平田隆夫(作曲家)、高木 勝(経済学者)、和田慎二(漫画家)、宮尾すすむ(タレント)、森 孝慈(元サッカー選手)
原田芳雄(俳優)、芦田豊雄(アニメーター) 、小松左京(作家)、伊良部秀輝(元野球選手・メジャーリーガー)
三城晃子(おばちゃん3号)、松田直樹(サッカー選手)、前田武彦(放送作家・司会者)、ジョー山中(ミュージシャン)
日吉ミミ(歌手)、杉村太郎(元シャインズ)、二葉あき子(歌手)、高城淳一(俳優)、竹脇無我(俳優)
滝口順平(声優)、山本丈晴(ギタリスト)、湯木博恵(元バトミントン選手)、辺見じゅん(作家)、杉浦直樹(俳優)
五十嵐喜芳(声楽家)、山内 賢(俳優)、花村菊江(歌手)、中村芝翫(歌舞伎役者)、柳ジョージ(ミュージシャン)
斎藤 憐(劇作家))、有川 博(俳優)、 藤家虹二(ジャズクラリネット奏者)、北 杜夫(作家)
日本経済
への期待
俺の青春の作家だったなあ
抒情だよね
まだ何十冊も家にあるよ
暇になったら読み返そう
合掌
船乗りプクプクの冒険読んだことある
639 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 11:21:17.08 ID:zbD4Q4je0
楡家のなかで、南洋での壮絶な軍務の場面が印象的だな。
昔北杜夫氏に手紙出したら
ミミズが這ったような小さな字で書いたはがきが返ってきたことを思い出した
ご冥福をお祈りします
>>622 兄ちゃんももう亡くなってたのか知らなかった
643 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 11:26:58.20 ID:dtsVqgMn0
「僕のおじさん」もNHKのドラマになってなかったっけか?
TBSの日曜九時かNHK大河で今製作するにしても、ほんと役者がいない
基一郎が大滝秀治か仲代達矢かというくらいで後は決定打がない
おまいらの意見はどうよ
基一郎
ひさ
龍子
聖子
桃子
欧州
米国
徹吉
蔵王山
ばあや
勝又
ビリケン
峻一
藍子
周二
645 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 11:30:10.32 ID:bHstrd320
遠藤周作ともども、もうあっちの人かと思ってた
この人の本高校大学と片っ端から読みまくった
ご冥福をお祈りします
生きることが辛くても長生きしたのはそれだけで偉いことだと思う、ヘッセのごとく
この世代の作家の多くは坂本龍一の父親が育てたっていうけど北杜夫もその一人なの?
>>99 五木は髪洗わない戦法で今だにふっさふさなのがこの前2ちゃんで話題になってたから若いやつも知ってると思うよ
648 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 11:33:03.45 ID:dtsVqgMn0
新種コガネムシ:北杜夫さんにちなみ和名「マンボウ」
2011年9月16日 15時1分
長野県安曇野市の昆虫収集家、平沢伴明さん(54)がコガネムシの仲間
「ビロウドコガネ」の新種を発見し、近く研究論文を信州昆虫学会の機関誌
「ニューエントモロジスト」に掲載する。学名はラテン語で「ユーマラデラ・キタモリオイ」、
和名は「マンボウビロウドコガネ」。
平沢さんが昆虫採集を通じて交流がある作家、北杜夫(きた・もりお)さん(84)の名前に
ちなんで命名した。
649 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 11:34:16.36 ID:GnF2ae/lP
>>644 基一郎 西田敏行
ひさ
龍子
聖子
桃子
欧州
米国 陣内孝則
徹吉
蔵王山
ばあや
勝又
ビリケン
峻一
藍子
周二
あとの人物については詳細を忘れたな…
楡家読み返すわ
ていうか基一郎はあやしげな青山脳病院をつくったバイタリティあふれる
人物だろ?
大滝秀治なんて枯れた配役じゃないと思うが
>>29 風呂の排水口でお湯流しながら気持ちよがってたら玉がスポッと・・・
しか思い浮かばない
タモリと仲良かったけど今はどうなんだろう
>>622 懐かしい・・・斉藤茂太
ヒトラーの物真似でも有名だった(他にやる人もいないわけで
>少年時代よりアドルフ・ヒトラーの物まねが得意で、
慶應義塾大学医学部の新年会での名物に、
茂太がヒトラーに扮してドイツ語風の演説をやっていたという逸話がある。
弟・北杜夫は兄にいつまでヒトラーの真似演説をしていたのかと尋ねると
「今でもやってるよ」と返されたと自著で記している。
>旅行と飛行機好きとして知られ・・・・
>息子の章二も著名な飛行機マニアであり、
>航空自衛隊の「ブルーインパルス」の機体の塗装は公募で彼の作品が採用された物である。
652 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 11:36:03.07 ID:HqnY8txi0
が〜ん
なくなったのかよ
娘のマカさんもショックだな
654 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 11:36:51.09 ID:zmXThOET0
マンボウを尊敬してたムツゴロウの消息もわからんな
74,5歳のはずだが、後10年がんばれYO
>>653 >創立者は龍子の父親じゃなかったっけ?
間違い
龍子→ひさ
656 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 11:37:05.85 ID:GnF2ae/lP
>>650 陰悩録ねw
どうだろうな〜仲いいといいな
ジャズはまだやってるのでしょうか
山下洋輔。ハナモゲラ。冷やし中華愛好会。
>>627 2回目のNHKのドラマ化でさえ1972年の作品か・・・
さすがに古すぎてわからんわ
658 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 11:37:50.42 ID:1A6riNTC0
怪盗ジバコの女を葛のプールで泳がせて、それを舐める前戯に大興奮したな
厨房の頃担任に勧められて平井和正宮沢賢治と一緒に読んだけど何も引っかからなかった
あれで日本人作家にトラウマが出来た、唯一例外だったのは筒井だけ
660 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 11:38:44.05 ID:GnF2ae/lP
>>653 あら、そうでしたっけ
断片的にしか覚えてないわ
そうかもしれないな。基一郎は茂吉をモデルにした
入り婿のほうだったかな?
>>654 この前久々にテレビに出てたような
昔よりだいぶ老けてるように見えたが、他にその番組見たやついない?
確か22時頃の番組だった
>>654 動物王国関係での借金で大変なことになっています。心労でなかなかほんとうに…
老いたらまた「純文学」をやりたかった、でも今は借金返済に全力、、という事です。
663 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 11:39:25.43 ID:zbD4Q4je0
青山脳病院のラジウム風呂。
世田谷でラジウムでたとき、まっさきに思い出したわ。
664 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 11:39:46.25 ID:GnF2ae/lP
>>658 日本酒だよ
北欧系のムチのような身体の美女とかいう描写がよかったw
おれは日本酒より葛がいいなあ
何故、芸スポ?
667 :
名無さん:2011/10/26(水) 11:41:50.75 ID:DFYI8WgS0
669 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 11:41:55.68 ID:KZxRlnV50
読書感想文の課題図書が青春記だったわ
670 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 11:41:58.07 ID:zbD4Q4je0
このスレみると2ちゃんの高年齢化かんじるね。
671 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 11:42:41.80 ID:xizMVOij0
>>664 ありゃ、そうだったっけ?
小学校の図書室にあった文庫で読んで
「前戯」って言葉を辞書で引いたんだよなあw
673 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 11:43:47.41 ID:GnF2ae/lP
>>670 北杜夫スレだから
若者が書き込まないだけだろう
むしろふだんは若者スレばかりでギャップを感じることのほうが多いよ
>>662 なんか、カップラーメンすら買えないくらいの貧乏暮らしに転落した、
外食が好きなのに、全く出来ないと嘆いていたな、週刊誌のインタビューで。
悪いのに引っかかって、有り金全部とられたと嘆いてたが、なんにせよ、自業自得。
年取ったら、余計なことはしてはいけない。
675 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 11:46:12.20 ID:bHstrd320
あぁ、そういや、もたさんってのもいたなぁ
何冊かエッセイの類を読んだことがある
>>673 今の若いもんは何読んでるんだ?
清水義範みたいなのが好きな奴には北杜夫も勧めたいんだが
安岡章太郎はまだご存命なのだが、何かやってんだろうか?
678 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 11:47:51.92 ID:GnF2ae/lP
ムツゴロウこと畑正憲は凄いやつですよ
借金ごときに負けるとは思えないな
家族つれて高級クラブにいったんだっけ
>>674 週刊誌だったか、どこに書いてあったのか失念してました。
ムツさんの娘、、、が好きでマジでラブレター書いたことありました。はい。
数回会ったことがあります、はい。
お母さんに似た頬っぺたがかわいかった…
ぜひ、奮起して小説を書いて欲しいものです…天然記念物の動物たち、のような
文章から熱を感じるようなルポも読んでみたいです。
阪神ファンがまた一人亡くなったか。
682 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 11:49:26.71 ID:GnF2ae/lP
>>676 涼宮ハルヒの憂鬱とか
謎解きはディナーの後でとか
もしも野球部のマネージャーがドラッカーを読んだらとか
そういう類じゃないの?しらんけど
どくとるマンボウ物は中一の夏休みに
夢中になって読んだなぁ...
先生、ありがとう 合掌
>>673 オレ、若いけど古本屋で買って読んでますよ。版重ねた新刊も買ってます。
あと図書館。
ただ文庫本の新刊とかのコーナーはどんどん縮小されていくし残念。
686 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 11:51:12.95 ID:GnF2ae/lP
>>681 このひとは阪神ファンが似合うよね。生粋の東京人だけど
巨人ファンなんて似合わない
次の試合で阪神が半旗を掲げてくれたら号泣するかも知れん
687 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 11:51:23.16 ID:RCRSb1eT0
奇病連盟の人かぁ
ご冥福をお祈りします
>>685 おお、素晴らしい。ユーモアを解する人になってくれな。
689 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 11:52:33.52 ID:AYGOXpVz0
青山脳病院という言葉な響きが魅力的だ
690 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 11:53:08.58 ID:oxSYI7Rg0
謹んでご冥福をお祈りいたします
さびしい姫君って幼女全裸ショーの場面があるやつだっけ?
692 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 11:54:54.81 ID:zbD4Q4je0
小説のなかで青山脳病院が震災で焼けて、世田谷にうつるんだが、
それがいまの梅ヶ丘病院だそうだ。
一番最後に読んだ本が、輝ける碧き空の下で、だから、もう20年前ぐらいかな?
今でも目の前の本棚にあるが。
この本で勝ち組、負け組を初めて知ったのかもしれない。
子供の頃に読んだな。
三輪車こぐスパイとクプクプのじっぱひとからげのシーンだけ覚えてる。
695 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 11:57:13.68 ID:s019dFUqO
>>674 ムツゴロウくらいネームバリュー&話術があれば講演だけで食えるはず、なんやけどな。
講演料としては最低レベルと言われる50万クラスでも×100日で5000万×5年で2億5000万。
騙された分は損金処理も出来るし。
それをしないのは人間が信用出来なくなったからだろな。
696 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 11:57:15.02 ID:zEZfWscr0
ショックだ。今日は書店に行って、トーマス・マンを買ってくる。
週末に読もう。
小学生の頃読んだんだけどゴキブリが主人公で吾輩は猫であるのパロディみたいな小説書いたのこの人だっけ?
698 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 11:58:03.87 ID:9BAaDPQv0
パンクポンクのドクトル・マンボーしか知らない。
699 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 11:58:40.70 ID:zbD4Q4je0
701 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 11:59:19.65 ID:GnF2ae/lP
>>697 高みの見物だな
そうだ
ダストのオデンとか出てくるやつだ
>>701 さんきゅ。久しぶりに読んでみたい。図書館に行ってみよう
703 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 12:00:10.87 ID:zEZfWscr0
>>73 阿川佐和子のおとっつあんはまだ生きてるよ。
曾野綾子の亭主も。
704 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 12:00:25.71 ID:jvpNqPc70
この方は、医者としては何が専門だったの?
やっぱり精神科医?
>>695 1年のうち50万円もの講演依頼が100件も来るか?
皮算用すぎね?
>>695 やってるよ、ムツさんのページみればわかるとおり。
講演してる。
生活するにはそれで足りるけど、借金返済にはまるで足りてないんだと思うよ。
週刊新潮の娘さんの連載で
体調よくないってのはわかってたが・・・・(-∧-;) ナムナム
訃報については来週の号辺りかな
乗船医の話は覚えてる
あと昆虫
710 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 12:01:19.91 ID:4yzHfDGK0
風間杜夫なら知ってるぜ!
712 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 12:02:11.48 ID:Tr9kW+ND0
北一輝の息子だっけ?
713 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 12:02:34.72 ID:A9x2EKfY0
ウううううううううううううううううううう
マンボ!
合掌
714 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 12:03:26.04 ID:GnF2ae/lP
>>704 たぶんそう。
若かりし日には山梨かどこかの精神病院で
立った二人の医者で数百人の入院患者を見ていたという壮絶な体験もしてる
エコー・ジンプトームとか
クレッチマーの4分類とか
北杜夫から学んだわ
今となっては大昔のカビの生えた精神病理学なんだろうけれども
715 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 12:04:18.20 ID:rYBzzXkm0
「楡家の人びと」は滅びの文学だよなあ
716 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 12:04:38.54 ID:GnF2ae/lP
>>710 風間杜夫は北杜夫が好きすぎて
芸名に「杜夫」って付けたんだぜ
717 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 12:05:16.65 ID:zEZfWscr0
>>704 そうだよ。鬱病の薬を怖くて飲みたがらない患者に「私も飲んでるから大丈夫」といって
おののかれた話もある。こんな医者で大丈夫かしらという。
お悔やみ申し上げます
おれは、なぜか團伊玖磨を思い出した
エッセイストつながりかな。海つながりかな。
719 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 12:06:24.31 ID:yJZWnLNG0
もう逝くかなと思ってからが長かったな
躁鬱な自分の生きる支え指針になってくれた人だった
720 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 12:06:47.24 ID:jvpNqPc70
>>704 >>714 ありがとうございます。
精神科専門のお医者さんが躁うつ病に長年苦しんだというのも
皮肉な感じですね・・
一番好きな作家だけに残念です
ご冥福をお祈りします
722 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 12:07:38.06 ID:czJWmR1u0
今、北杜夫の家の前で暴れてる奴がいる、なう。
723 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 12:08:04.74 ID:GnF2ae/lP
>>718 パイプのけむりも大好きな随筆です
あれ、全部持ってたのにどこへやってしまったっけ…
エッセイストで、昭和って所がいいんじゃないかな
おれが團伊玖磨のエッセイに感じるのは古き良き昭和の香りだわ
精神科医だから病気もらったのか 熱心な先生ほどそうなるらしい
今は病んでる人が精神科医
遠藤周作はかなり前に逝ってたが
この人は生きてたんだなあ
よく読んだな
合掌
727 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 12:10:35.21 ID:jvpNqPc70
>>717 ありがとうございます。
患者さんとしては、「自分の苦しみを理解してくれるお医者さん」
てな感じで、信頼されてたんでしょうかね?
アルコール依存症専門病院を見学したときは、
「酒も飲まないのに、何がわかる!」といって
医者に反抗している患者さんを見ましたから・・
>>610 ぼくのおじさんを少年ドラマシリーズでやってた。
茂太さんが90超えてつい最近なくなったから、十いくつ下の弟ももう少し大丈夫かと思ってたんだがな。
星新一とこの人がいなければ自分が小説好きになることはなかっただろうな
730 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 12:15:39.22 ID:zbD4Q4je0
医学生でもともと精神疾患の気あるひとを精神科専攻にさせることもあるらしい。
メスもたせないために。
精神科医で多少おかしくならないような人は、もともと向いていなかったんだよ
小学生の頃読んだ青春期に、人類最古のエロ小説を「エロ描写はどこなんだ!?」と必死に読み進めるシーンがあるんだが、
数年後ニッセンのカタログの婦人下着で興奮している自分にふいにそのシーンが重なり一人大爆笑した想い出w
>>729 同じだ。この人のおかげで本を読む楽しみを知った。
734 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 12:21:13.02 ID:5i8tRJBxO
すげえショック…
そろそろだとは思っていたが
735 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 12:22:28.85 ID:QS580v3y0
>>676 つうか遠藤→北→筒井→清水義範みたいな流れってまんま2ちゃんでしょ
「四国のバケツUFO」とか「バールのようなもの」とかさ
斜に構えた笑いっていうのか釣りとかパロディとか
読んでなくても2ちゃんにいればこの系譜のセンスは好きなはず
>>720 苦しんではいないと思うよ。
だってそれが「自分」なんだから。うまく付き合ってこそ出来た素敵な作品群じゃないか。
737 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 12:24:07.35 ID:oCIjMzsD0
壮絶な躁鬱病を患っていらっしゃいましたね。
躁になると株の売買や王国作ったんじゃなかったかしら。
奥様が偉かったんでしょうね。
ご冥福をお祈りいたします
738 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 12:24:22.06 ID:jvpNqPc70
遠藤周作もそうでしたが、
ユーモアあふれるエッセイと
後に残りすぎる長編小説との落差が大きい。
ある作家に、特定のイメージを固定したがる読者には
「エッセイは読む」「マジな小説は読まない」
という人も多かったのではないでしょうか。
739 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 12:24:28.33 ID:GnF2ae/lP
>>729 まさしくそのとおり!
いま北杜夫や星新一みたいな作家って居るのかね
居ないとしたら不幸な話だ
北杜夫、星新一に蒙を啓かれ
一歩すすんで筒井康隆や安部公房
そして村上春樹に進めたおれは幸せものだと思う
映画やマンガにアニメなど、色んなメディアがあるけれど
文学こそがもっとも原始的かつパワーのあるメディアだから
たとえば「絶世の美女」と文字で書く場合と
これを映画アニメなど映像で表す場合、どちらが強力かは言うまでもない
なにか逸脱したけど、とにかく北杜夫が大好きなんだ
本当の祖父のように愛していた
亡くなったと知り、いまはただ悲しみにくれている状況です
740 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 12:25:12.77 ID:4aGblh3t0
一番影響を受けた作家だった
青春記は何度も読み返したなぁ
>>732 支那の美人姉妹にお呼ばれする男の話な。
延々詩歌の交換とかでジラされておっぱいなでるシーンまで
ページ飛ばして読んでたってくだり。
742 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 12:27:33.61 ID:m9jl4qv20
読書といえばマンガと少年探偵団シリ−ズくらいだった頃、初めて買った文庫本が
クプクプだったな。
内容は子供向けだったけど、文庫本を手にしたことで少しだけ大人に近づいたような
気がしたもんだ。
743 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 12:29:12.68 ID:wSx7dBak0
違いのわかる男
745 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 12:30:45.92 ID:TME2wLec0
アーあ!文化勲章上げてほしかった!
746 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 12:30:52.75 ID:PT1JcdQTO
初めて小笠原諸島へ行った3年前に航海記を持ってった
翌朝の海に感激「これが海だ、海というものだ。ああその海は塩分に満ちている」って口にしたよ
>>738 読みたい作品だけ読めばいいんだよな
作家としても引き出しが多いほど読者の幅が増える
「父ちゃんは大変人」は、笑いすぎて腹筋が壊れるかと思った
749 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 12:33:07.71 ID:PT1JcdQTO
航海記の船医になったのは
トーマスマンのドイツ聖地巡礼をやりたかったから。まどかオタクより50年も前に
750 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 12:34:37.00 ID:TME2wLec0
北さんの影響でマンも読んだよね!
752 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 12:35:06.63 ID:PT1JcdQTO
>>530 徹子を黙らせるとは、並の芸人ではないな
躁鬱だったのに長生きしたな。
754 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 12:38:32.99 ID:PT1JcdQTO
宮脇「今頃来たのかよ。50年遅いわ
755 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 12:38:52.14 ID:xizMVOij0
>>739 > 村上春樹に進めた
・・・・・・・・
756 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 12:40:12.36 ID:0cRA/NXu0
まだ生きてたことに驚き
757 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 12:40:30.56 ID:TME2wLec0
三島「君は楡家以降、いったいなにをしてたんだね?
お疲れ様。
>>750 たしかに影響受けて何冊か読んだけどいまだに何が面白いのか理解出来ないな
760 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 12:42:54.04 ID:bHstrd320
そう言えば、前にマンボウを週刊ブックレビューで見かけたの思い出した
少しボケはったような喋り方してた
口先舌先が頭に追いついてないような感じ
二年くらい前かな、娘と二人で「徹子の部屋」に出てたな。
HDDに録画してたのを消してないから、今晩見直そう。
とうとうこの日が来てしまったか。
中高時代に愛読させていただきました。
純文学と呼ばれる中でとても読みやすい文章を書く方だったよ。
ご冥福をお祈りいたします。
763 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 12:50:50.96 ID:0kOrtoGg0
奇病連盟が面白かった
764 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 12:51:41.72 ID:TME2wLec0
北さんは、自分で、もうすぐ死ぬ死ぬ言ってる人だったから
その割に、案外しなないなあ、と思いながら
ついに、この日を迎えてしまった、ファンの僕たちですね。
ご冥福を祈ります!
765 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 12:52:01.12 ID:GnF2ae/lP
>>750 読んだよ!トニオ・クレーゲル!
何がいいのかさっぱりだったよ!古すぎ!
ただ芸術に生きる決意というのは伝わった
キタ・モリオの若かりし日の決意、文芸首都で研鑽し合った頃の気持ちとしては
偽らざる本心だったろうね
767 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 12:53:40.54 ID:vKToCU3D0
同意。
トーマスマンは全く面白くなかった。
768 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 12:53:43.08 ID:fBredZrA0
マンポウ物でこの人を知った。
対談なんか読むと、天然ボケなのか思うような発言もある。
マンポウ博士の死で、阿川弘之は、だいぶ寂しくなっただろうな。
トニオ・クレエゲルは何が面白いのか良く分からなかったけど、
ブッデンブロークス家のひとびとは面白かったおぼえがある。
モタさんの弟だったのか。記事で初めて知った。
771 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 12:56:36.88 ID:u50sWCvJO
北杜夫は面白いが、娘 てめーはダメだ
新潮社はあの糞つまらん駄文を早急に切るべき
772 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2011/10/26(水) 12:57:09.79 ID:AI/mRg1o0
>>767 『トーニオ』を理解するだけでもゲーテ・シラー、ショーペンハウアー、ニーチェ、
ワーグナー、そしてロシアの文豪たちについての教養が必要だからな。
773 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 12:57:48.21 ID:p9QMG/kc0
中学1年生の時に青春期を初めて読んでから大好きになり、マンボウシリーズやそれ以外もほとんど読破しました。
本当に大好きだった。ご冥福をお祈りします。
774 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 12:58:44.72 ID:8xBNEkqPO
最初に読んだのは船乗りクプクプだったかな
ご冥福を…
775 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 12:58:48.32 ID:TME2wLec0
ムツゴロウも北さんが大好きだったんだよね!
>>522 読書する行為を教わったのが北杜夫だな
登校拒否とかで随分と助けて貰った、己の原点かな…?
自然と繋がりのある遠藤周作、星新一もよく読んだ
椎名誠は初めて自分で探しあてた作家、青春だな
777 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 13:02:27.22 ID:TME2wLec0
医局記に
「案外82歳くらいまでくたばらないんじゃないか?」
って書いてあったけど、なお、2年生きてくれた!
ありがとうさようなら北さん!
この人、同性愛者だったんだよな
昔はホモなんて人畜だと思われてたから
若い頃は自分の性欲と葛藤があっただろうな
トマス・マンに影響受けてる人は三島にしろ同性愛者が多いね
マン自身もゲイだったし
779 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 13:04:40.13 ID:GnF2ae/lP
新潮社はただちに全集を出す作業にとりかかるべき
780 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 13:05:20.73 ID:TME2wLec0
美少年にあこがれているだけで、ゲイじゃないよ!
>>775 どくとるマンボウ青春記とムツゴロウの青春記は愛読書だった。
楡家の人々もつい半年前に読み返したところだった。
NHKは大河枠で楡家の人々をリメイクしてくれないかな。
782 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 13:09:08.54 ID:GnF2ae/lP
>>776 星新一とはロシアの列車旅行で一緒になり
夢遊病の星さんにびっくりしたり
開かないドアに困って、ウイスキーの瓶に小便をしたエピソードが
心にのこってます
そもそも、わかりやすい、面白い笑わせる文章に
不当に低い評価を与え
難解でわかりにくい文章に妙な高評価を与える
文壇に違和感を覚える
難しいことを難しく伝えるのは凡夫
難しいことを易しく伝えるのが名作家
易しいことをことさら難しく伝えるのはただのバカ
これがぼくの基本理念です
星新一に教わったよ
783 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 13:09:36.15 ID:8wMlsYe5O
きっちり阪神の全日程を見届けてから逝ったんだな。
文化勲章やるより甲子園で半旗掲げたほうが
この人は喜ぶだろうな。
784 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 13:11:17.50 ID:2MfgLfCi0
明治15年生まれの人(茂吉)の子供が今まで生きてたのが凄い
江戸時代生まれの親を持つ子供で生きてる人もいるのかな
785 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 13:12:42.60 ID:GnF2ae/lP
>>783 是非是非!
阪神関係者は北杜夫の功績を知らないわけじゃないでしょう
ぜひ半旗をお願いしたいものだ
それをやってくれたら、ささやかながら俺は
一生阪神ファンになるよ(いまも阪神ファンですけどね)
786 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 13:12:59.82 ID:bBC+4Eu/0
>>1 淋しい王様シリーズを小学6年生のときに読んだけど、
今思うとあれはアダルトな内容の本だったんだなー
787 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 13:14:34.29 ID:zbD4Q4je0
丸谷才一なんかに文化勲章ってなんだよ。
だれも読んでいねーよ。
昔からムツゴロウとごっちゃになって困ってた。
ご冥福を。
789 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 13:16:23.02 ID:TME2wLec0
今年の文化勲章待ってたのに!!
そしたら訃報だよ!!
後味悪すぎ!!
790 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 13:18:56.96 ID:w5Cf9ECn0
「楡家の人々」の評価が薄いのがわからん。
青春時代に読んだオレにとっては古今の名作。
あれをしのぐ小説にはまだ巡り会っていない。
791 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 13:20:59.57 ID:zbD4Q4je0
>>790 ふつうに評価十分たかいでしょう。
2ちゃんの評価いっているならしらん。
792 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 13:22:13.70 ID:47l/l0CM0
ドクトルマンボウ航海記大好きです。
どうか安らかにおやすみください。
793 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 13:23:46.81 ID:GnF2ae/lP
>>787 は?俺ずっと読んでるし!おもにエッセイだけど
昭和の辛口知識人としては最高の人物だよ
そもそも村上春樹を見出したのもこの人だしな
周りに流されない、確固たる価値観をもった人物であることは間違いない
794 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 13:28:23.15 ID:A9x2EKfY0
ノーベル文学賞もらえなかったのか
795 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 13:30:31.41 ID:VSQSPNCTO
割れ目でポンで何回も優勝してる人?
>>782 んだね。
だから私はなんども名前でてるムツさん大好きなんだ。
なかなか「小説家」としては見られないムツさんだけど、ほんとまた書いてほしいものだ…
797 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 13:32:12.26 ID:aN4Ii1kl0
中学生の頃読んだ航海記は、
自分が世界に出て行く原点だった。
ご冥福をお祈りします。
大好きでした
いただたサインは宝物
799 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 13:32:54.05 ID:o+VX3OEc0
茂吉の孫娘がNHKの俳句番組に出ていた。
それで北が茂吉の息子というのを最近知った。
合掌。
大往生
801 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 13:35:11.32 ID:mIJe6QwEO
「ぼくのおじさん」「さみしい王様」あたりは子供の頃お世話になったなぁ。
躁鬱を抱えながらだし、本当に大往生だね
そんなところも愛すべきキャラクターというか。
あの年代の小説家さんは短命なイメージがある
803 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 13:38:44.04 ID:XpPXt2PBO
本棚の場所塞ぎだったから、ブクオフに売ろうと思っていた矢先の訃報
売らないで良かった
804 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 13:41:35.38 ID:ALmyZ3yr0
若いときはめっちゃイケメン
以前、遠藤周作との共著で北さんの住所が書かれてたんで、
一回だけ中学生の時にファンレター送ったんだけど、わざわざ返信のはがきを
返してくれた事に感動したことがあったなぁ……
今でもそのはがきを大切にとってるよ。
807 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 13:52:45.95 ID:GnF2ae/lP
>>796 いいね
無人島記と結婚記を読んだだけのにわかだけど
ムツゴロウさんはある意味北さん以上の、不世出の大人物だよ
岩波新書の『マンボウ雑学記』がマンボウ先生の本に触れた最初だった
躁鬱に振り回されるエピソードに申しわけないけど大笑いしちゃいました
さようなら、バイバイよ…
筒井や田辺の仲間もそろそろお迎えが来る時期になったのか
810 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 14:03:27.40 ID:GnF2ae/lP
>>808 日本について
オバケについて
看護婦について
躁鬱について
いい本だったね
参考文献からの抜き書きばかりだけど
とにもかくにも北杜夫については、ひとことで言い表せない
最高級のリスペクトを送りたいっすわ〜マジで
このひとの本に出会っていなければ、私は筋の通らないフニャフニャの
カスみたいな人間で終わっていたでしょう
ぼくが出来る最高の感謝とリスペクトを捧げます
てか新潮社およびその他の出版社は、すぐさま全集の編纂にとりかかれ
定価で買ってやんよ!うら!いくらだよ!
10万でも20万でもだしてやらあ!
811 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 14:04:09.06 ID:0R6olCya0
仕事で世田谷のこの人の自宅へ行った事ある。
奥さんは常識人。
北さんは良くも悪くも変人だった。
初めて読んだ大人の本が「どくとるマンボウ航海記・昆虫記」でした
合掌
>>15 自分もクプクプ読んで知った
どくとるシリーズも好きだった
814 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 14:07:48.14 ID:GnF2ae/lP
>>811 具体的なエピソードあったら教えて下さい
村上春樹なんかより先に北杜夫にノーベル文学賞やるべきだろ…って思ってたのに何で死ぬんだよ…
天国でマンボウ・マブセ共和帝国作ったらいつか国民にしてくれw
さびしい姫君といえば、幼女の風呂をショーで見せるってのがあったな
三島由紀夫の自決数ヶ月後に出た『新潮』の三島特集号で、
辻邦生が三島の文体を「カニの甲羅のような鎧をまとった硬直してひからびた
文章」というように評し、
「私にとっての名文は北杜夫の文体であって、たっぷりと樹液にひたされた
豊潤でのびやかな文体」
と書いている。若い頃、自分は三島の文体を名文と思い、
北を「所詮大衆小説家」と見なしていたので、辻の言う意味がのみこめなかったが
今はよくわかり、心底同意する。
北杜夫は若者向きの作家と見なされがちだが、実はおとなになって人生経験を
経ないとわからない部分がかなりある。三島は完全に若者向き。
818 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 14:22:20.57 ID:zbD4Q4je0
>>2-3の反応見ても判るように、北杜夫ってもう過去の人なんだなぁ(´・ω・`)
820 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 14:25:52.52 ID:GnF2ae/lP
>>817 関係あるかどうかはわかりませんが
三島は蟹恐怖症だったらしいですね
蟹という字をみるのも嫌というほど極端だったらしい
821 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 14:26:42.15 ID:GnF2ae/lP
上場 ジョウバ
阪神 ハンジン
823 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 14:30:00.17 ID:lqrjg5n00
教官!
824 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 14:30:54.44 ID:I95V6UH90
よく死にたいと口にしていたらしいが、念願かなってようやく死ねたじゃないか、良かったなw
。゚(゚´Д`゚)゚。 北さんさよなら、バイバイよ
825 :
【東北電 80.4 %】 :2011/10/26(水) 14:31:48.09 ID:ioeJHVW70
昆虫記だけ読んだことある。
面白かった。
>>824 やっぱり使いたくなるよね、「さようなら、バイバイよ」
いや本当は言いたくなかったけどさ・・・
>>820 三島の話はスレ違いになるのであまり書けませんが、そうです、有名な話。
作家仲間の宴会でカニ料理が出たとき、誰か他の作家が、
「また、三島がカニは嫌だとか言いだして座をしらけさせる」
と考え、三島が何か言いだす前に、さっとカニを自分で食べてしまったとか。
また、『豊饒の海』執筆中にアラヤシキ研究に凝って、飲み会の最中に
皿を指さして「これがアラヤシキだとすると……」
とか小難しい講釈を開陳しはじめたので、澁澤龍彦が、
「三島さん、それはアラヤシキではなくてサラヤシキです」
とまぜっかえして、それ以上講釈が進まないようにしたとか。
北杜夫や辻邦生は三島とは親交はなかったと思います。
普通の儀礼的な文壇付き合いはあっただろうけど。
学研のムーが追悼してた
意外なところから…
阪神に田宮という選手がいたことを航海記で初めて知った。
小川洋子の「博士の愛した数式」を読んで、
江夏が阪神にいたことを知った若い世代も多かろう。
トラキチの文壇勢力恐るべし。
未成年のころに大概読んだけど、記憶に残ってるのは怪盗ジバコかな。
合掌ナムナム・・・
/ヾ∧
彡| ・ \
彡| 丶._) 怪盗ジバコはおもろいで!
( つ旦
と__)__)
楡家の人々のドラマって知らんけど、もしもビデオ撮りだったら再放送不能だろう。
多分、テープは何度か再放送に使われた後、消去され、他の番組で再利用されて
お終い。
>>831 純文学作品は、スレ中によく出てくる三島やら遠藤周作など他の人の方が面白い。
軽いのはさびしいシリーズも面白いし、総じてエッセーの天才だたな。ナムナム。
>822
上場をジョウバって言って、株をやっている先輩作家から
「君、ジョウジョウと言ってくれたまえ。ジョウバとは馬に乗ることだよ」
っていわれる話、どの本だったっけ。
思い出せなくてちょっと前からなんか気になっていたんだよ。
「航海記」は読みまくったよ・・・
今でも面白い
いつまでも元気でいてほしかったけど
本当に残念だ・・・・・
心よりご冥福をお祈りします
>>807 このスレでナンだけど
「ムツゴロウの放浪記」「天然記念物の動物たち」「ムツゴロウの博物誌」
がお勧めです。
「物書き」の「熱」を感じます。
1970年代に江藤淳が「フォニー論争」で辻、丸谷、加賀乙彦、小川国夫などを
批判したとき、北杜夫もフォニーだと批判されると思ったら、批判されなかった。
江藤から見れば北にもフォニー性は充分ありそうだが、批判できない何かが
あったのだろうと思う。文学的な意味で。
838 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 14:54:54.32 ID:GnF2ae/lP
>>837 フォニィってなんのことだっけ?
度忘れした
839 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 15:00:13.64 ID:0R6olCya0
>>814 金融機関の依頼で顧客である北さんの家へ
単なる税務的なアドバイスをするだけ
ただ応接間で対応してくれたのは奥さんのみ
北さんはドアの隙間からこちらをじっと眺めているだけ
事前に変わり者である事は知っていたけど少し驚いた
挨拶したかったが最後まで眺めるだけで出てきてはくれなかった
奥さんが少し苦笑しながらずっと自分と話をして終わった
以上が訪問時の状況、本当に変人だったよ
にせもの いんちき!って
こんなの文学じゃねーよ!とけなしたんだよ
>>838 phony=ニセモノ。江藤淳の語法としては、西欧文学ことにその物語性の
影響を深く受けて、日本の私小説の伝統にあまり則っていない、どちらかと
いえば当時の文壇の非主流派の作家をさしていたと思う。
「自分の実存を賭けて書いていない、うわべだけのニセモノ」というような意味で。
江藤は外国文学にも充分通じていたが、逆に、それだけに、日本文学の伝統を重視せよ、
と言いたかったのではないかと思う。「フォニー批判」には的はずれな部分が大きいと
思うけれど。
842 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 15:02:55.66 ID:axnk9uCt0
100円で買って10年ほど前に読んだけど結構面白かったな
暇つぶし用としてはぴったりの軽くてそれなりに興味深い文章だった
この人国語の授業でならったわ
844 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 15:06:26.99 ID:GnF2ae/lP
>>841 その文章を読むだけで
的外れなのがわかるね
845 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 15:07:53.19 ID:Vyujt9n50
怪盗ジバコの完結読みたかったなあ・・・。
映画監督 鈴木清順
作家 北杜夫、吉行淳之介
絵本作家 五味太郎
イラストレーター 山藤章二
このあたりが特に有名な東京出身の文化人阪神ファンだな。
また一人、ストレスばかりを貯めて逝ってしまった・・・合掌
小学生の時大好きで読みました
ご冥福をお祈りします
…と、ここまで書いて俺がハマってたのは「ドリトル先生航海記」だったことを思い出した
そういや昔もよく間違えてたわ
848 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 15:26:25.77 ID:+mOrNWxh0
>>847 www
父親の100分の1も才能はなかったし、文学に何も残さんかったな
けどあれだけ多くの人に愛されたのはすげーよ
すげーよ杜夫
849 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 15:32:24.46 ID:jHXOQV2Y0
モタさんの弟なんだな、息子だと思っていた
850 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 15:32:35.43 ID:KPpC0EOE0
娘はババアのくせにOLを自称して、少しは歳を考えろってんだ
>>817 三島の文章は芳醇な文章だよ。
辻邦生なんて三文物書きは到底あんな文章書けないから嫉妬していたんだろう。
852 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 15:42:55.30 ID:D1S3IJe70
>>609 その答案の現物は、松本市のあがたの森にある、
「旧制高等学校記念館」に展示してありますよ。
北先生を教えた物理の松崎先生(今年2月逝去)が、
面白がって保存しておられたそうです。
まだ若かった斎藤宗吉少年に、
「僕は将来大物になりますから、今のうちに優遇した方がよいですぞ」とか、
いかにも旧制高校制らしいことも言われたことあったと、
笑いながら話してくださいました。
>>595 物理の答案にそれ書いて点もらったんだよねえ
懐かしいなマンボウ
当時ヤンキーだった兄貴が『面白いなぁ』と
読んでてワロタ
855 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 15:47:02.70 ID:D1S3IJe70
>>850 きっと「オールドレディ」のつもりなんだよきっと。ゆるしてあげてよ。
>>834 「株こわい」って話だったような気がするけど、どのエッセイ集だったかなぁ
858 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 15:52:11.19 ID:qkM4Rq+YO
お悔やみ申し上げます
859 :
sage:2011/10/26(水) 15:54:47.47 ID:nbUJgcK10
これは海だ
海というものだ
ああ その水は
塩分に満ちている
グルグルグル アッホー
とらまえろ イタチを
ハウ! ハウ! ホウ!
とらまえろお ハゲタカを
グルグルグル アッホー
とらまえろお 老いぼれグマを
ギギギ なんでも鍋にぶちこむぞ
ホウ ホウ ホウ!
861 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 15:59:16.48 ID:D1S3IJe70
マンボウ対狐狸庵っていう対談集で、
表紙裏におふたりの成績表の写真が公開されていて、
北先生はそれほど悪くない成績だったのに、
狐狸庵先生のそれは本当にひどくて、
正直な人たちだなあと大笑いしましたよ。
でも、封筒の表側の写真ものっていたせいで、
北先生のご住所がばれてしまって、
ファンが押しかけて騒ぎになったんですよね。
なつかしい。
この人の作品が好きだった同級生の松井くん、元気かな。
863 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 16:02:13.51 ID:GnF2ae/lP
>>861 思い出したw
ありましたねそういう騒動www
>>861>>863 というか、その本をたまたま入手したせいで
北先生にファンレターを送ることができましたw
おかげで返礼をもらえて嬉しかった。
初版以降では住所は削除されてるんだっけ。
>856,>857
ありがとう。
866 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 16:08:17.66 ID:D1S3IJe70
>>863-864 そう。初版本以外は訂正されているんですよね。
当時、本当かなあと思って、その住所を世田谷区の電話帳で調べてみたら、
本当に「斎藤宗吉」とあって、納得しましたよ。
昔はおおらかだったんですねえ。
学校の授業で出たな
名前だけは知ってる
868 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 16:16:04.65 ID:QS580v3y0
>>805 アレ大騒動になったんだってね
両者がエッセイで書いてた
869 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 16:17:45.56 ID:M6qAIVd70
世田谷区松原6丁目まで来て、道に迷ってる。
870 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 16:22:04.75 ID:D1S3IJe70
さびしい王様はシュールだった
確かに子供でも読めた
872 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 16:39:48.69 ID:zbD4Q4je0
え?これは地味に大ニュースじゃないか。シリーズは全部読んだぞ。
特にどくとるマンボウ昆虫記は、俺が昆虫に興味を持つキッカケになった本で、
引っ越しの度に要らない本を捨てまくっても、それだけは今でも持ってるんだ…
ご冥福をお祈りします 。・゚・(ノД`)・゚・。
ご冥福をお祈りします
本は捨てられないので本棚を探したらまっ黄色になった航海記、青春記、昆虫記が出てきた
航海記が角川、青春記が中公、昆虫記が新潮だった
これは普通のことなのか?
875 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 16:51:59.85 ID:J1dhDSS80
テルミニ宮脇も見つからないんだ。
876 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 16:59:56.51 ID:QrreXw4s0
クプクプ知ってる人がこんなに多いとは驚き
クプクプ好きな自分は異端だとずっと思ってた
877 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 17:07:28.06 ID:D1S3IJe70
>>796 野田知佑氏の最初の旅行記とか、ムツゴロウさんと北先生の文章を、
足して3で割ったような(失礼!でも本当にそう思ったんだw)文章で、
あのころの青年に北先生が与えた影響の大きさが、すごくわかりましたよ。
878 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 17:09:09.98 ID:wkf6qBHDO
キタ・モリオ氏が…合掌
879 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 17:10:46.76 ID:3Y0SNUa50
宮脇って編集者じゃなかったっけ?
安岡章太郎は大丈夫か?
>>877 北さんの文体を真似するために畑さんは必死な思いで勉強したからね。
やっぱり星新一と北杜夫から本読みになった奴いるんだな。
俺もそうだ。
日本語の美しさを心の底から感じさせてくれた作家でした
ご冥福をお祈りします
もう新作を読むことができないのは覚悟していたけど
この世からいなくなってしまったと思うと胸に穴があいたように寂しい…
884 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 17:21:33.31 ID:D1S3IJe70
>>881 「似てるぞ」というお叱りのはがきを時々頂戴するけれど、
自分などは北先生に到底及ばない、と、
ムツゴロウさんエッセイで書いておられましたっけね。
北先生の逝去に関して、ムツゴロウさんのコメントはないんだろうか。
悲しんでおられるだろうなあ。
885 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 17:26:06.00 ID:Ur2Fv88h0
小学生のころから家にあった「怪盗ジバゴ」を愛読していた。
こういうタイプのユーモア小説は日本ですごく貴重だと思う。
結末も素敵な終わり方だし。
決定版三島由紀夫全集には三島から北杜夫への手紙が10通ほど
収録されているけど、三島は才能を持った人間のことを公平に
評価するフェアな人間だったことがよくわかるいい手紙だよ。
コメントは、、、どうなんだろうね。
>>884 順番、、だからねぇ、、、、なんかこういう破天荒な人って
いなくなってきたねぇ…
887 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 17:27:01.20 ID:vyPGAkw40
>>861 狐狸庵先生の息子ってフジテレビの取締役だよな
888 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 17:27:57.43 ID:i5PgPvZR0
>>882 あんたもかね。俺もだ。
どくとるマンボウ以外での彼の小説は幽霊しか読まなかったが。
神経質な性格に悩んでた頃は彼のお兄さんの茂太さんの著作も
何冊か読んで励まされた
団鬼六小松左京に続き北杜夫もか
なんだか寂しくなるな
つーか、まだ死んでなかったのかよ
891 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 17:34:19.62 ID:D1S3IJe70
>>890 斎藤家は長生きの家系なんだよ……って書きかけて、
あ、茂吉先生はそうでもなかったなーと。
長生きなのは、斎藤輝子さんの方の血ですね、きっと。
本屋に寄ったら航海記があったので買って来た。
マンボウ物は文庫本で何冊かあった筈なんだが引っ越しの度にどっか行きやがる・・・
実家に帰ればオフクロの蔵書に中央公論社の初版が揃ってる、
訃報を知ったらしく、「残念無念、秋の夜長に青春記を読み返すことにした」というメールがきた。
>>18 活字離れが進んでいることを実感するわ
これがゆとりか
894 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 17:35:56.74 ID:gTVK59Eb0
ここが2chなんで言ってしまおう
あっ、そういえばまだ死んでなかったのか、と思った
895 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 17:35:58.57 ID:3Y0SNUa50
次辺り、エロ小説家として一世を風靡した石原都知事かもしれんな。歳も歳だし。
アニメオタクや出版社の呪いを一身に背負ってるし。
896 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 17:37:13.50 ID:D1S3IJe70
たしか「奇病連盟」の作中で、パーティーの開催場所が、
当時は一流と呼ばれていたホテルニュージャパンで、
火災のすぐあとに読んだもので、すごく複雑な気分だったなあ。
>>885 文壇における「都会育ちの品のいいユーモア」って、
これでもう、絶滅したかもしれませんね。悲しいです。
お婆さんが孫に自分のレイプ体験を聞かせる話がシュールで好きだ
>>686 >
>>681 > このひとは阪神ファンが似合うよね。生粋の東京人だけど
> 巨人ファンなんて似合わない
>
> 次の試合で阪神が半旗を掲げてくれたら号泣するかも知れん
金まみれの強奪チームに変貌した今の阪神には
幻滅だったんだろうね。
それが死の遠因だろう。
899 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 17:38:37.89 ID:gTVK59Eb0
ムツゴロウ、マンボウにもうひとり足して三大青春記大家と呼びたいのだが
誰がいいだろうか
900 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 17:39:31.63 ID:Ay2nYe830
安らかにお眠りください
901 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 17:39:46.51 ID:3Zyx8Mpx0
クプクプの人形劇もう一回みたいよー
NHKでやってたクプクプと、ガリバー旅行記の馬の国のはすごく面白かった
902 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 17:40:20.37 ID:XfzGmUfY0
>>886 破天荒であっても知性を感じさせないとな
ただの馬鹿や露悪趣味とは違うのだよ
903 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 17:41:18.55 ID:3Y0SNUa50
既出だろうけれど、小平の齋藤病院は、青山脳病院の後身だよね。
茂太先生が院長をしていた筈。二十年も昔、そばを通ったことがあるけど、
ちょっと英国あたりの田園の別荘を思わせるのどかな外観だった。
青山脳病院の写真を見て、
そのすごい外観に驚倒した。明治時代にあの建物は、さぞかし近所の人を
驚かしただろう。
>>891 あの世代で70才まで生きれば充分なのでは
906 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 17:44:20.10 ID:4QA9BmX5O
北先生が亡くなってしまって悲しくてさびしいんだけど、
2ちゃんにも北先生のファンがこれだけたくさん居て、
みんなとこうしていろんな思い出話ができるのが、少しだけ嬉しい。
この人の作品は漫画のようにスイスイ読めるから人気があるなあ
本当にライトノベルの嚆矢だったかもしれん
908 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 17:46:00.38 ID:i5PgPvZR0
>>899 ミッキー安川…は小説家じゃないからダメか
独特な作品多かったよな
910 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 17:47:05.72 ID:zAuS9VZ/0
遠藤周作と仲良かったんだよな
対談集みたいのが何冊も出てた記憶が
勤 勉 は 馬 鹿 の 埋 め 合 わ せ に は な ら な い
勤 勉 な 馬 鹿 ほ ど は た 迷 惑 な 者 は 無 い
教科書に載ってたなぁ〜
この人のエッセイだった・・・
ご冥福をお祈りします
>>904訂正 間違えた、小平じゃなくて府中。
ぐぐってみたら、今でものどかな外観の建物だった。
小学生の時父に来はクプクプ買ってもらって読んだよ
ご冥福をお祈りします
915 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 17:49:01.27 ID:Buj1fMti0
大江だの村上なんぞよりずっと上等な作家だよ
わかりやすく読める話は軽んじられる傾向はなんとかならんのかね
916 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 17:49:09.07 ID:zAuS9VZ/0
917 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 17:49:23.39 ID:D1S3IJe70
>>912 その言葉は人口に膾炙したよねえ。本当に。
俺的には筒井康隆を推したいが
大学くらいのときて筒井にハマらなかったか
>>902 そうだよ。
でも今の世の中じゃ、それを許さないのかもね。
政治家が一晩で○○万円もつかった!とか騒がれるのだからね…
921 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 17:53:06.32 ID:D1S3IJe70
阿川弘之さんのところへコメントをいただきに電話する、
気合いの入った新聞記者はいないのだろうか?
……怒鳴りつけられそうだなあ。怖いなあw
>>899 「宗教にハマる前の景山民夫さん」じゃだめ?
922 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 17:53:43.08 ID:3Qdyk0An0
>>906 知ってるか知らんか知らんが
2chは昔から中高年のスクツです。
923 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 17:54:19.29 ID:xCNvEXES0
テレ朝 竹内由恵アナがお伝えします
↓ ↓ ↓
この人と遠藤周作さんと佐藤愛子さんの3人でしゃべてたユーモア話がおもしろかったなあ
さびしい王様の続編で王様の元妻の幼女が
場末で石油風呂ショーしてるって設定に幼心に興奮した
>>904 わー 画像検索してみた<青山脳
あの、京極さんのウブメに出てくる病院のイメージだ!すげえ
>>926 >
>>898 > 根拠もないことを堂々と書くなボケが!
こころある阪神ファンは阪神ファンを
やめているからね。
「幽霊」は本来3部作になる予定だったはず。
2作目の「木精」で止まっちゃったんだよなあ。
文体が随分変わってるので、続編と思って読むと違和感がある。
進学で部屋片付けた時、楡家の人々だけ残して売っちゃった
932 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 18:01:29.07 ID:gTVK59Eb0
>>924 サトウハチローと遠藤周作が親友で佐藤藍子がいとこのハチローを通じて
遠藤周作に恋文を出した、んだっけ?
934 :
NHKより:2011/10/26(水) 18:04:39.45 ID:3Qdyk0An0
>>北さんと長年にわたって親交があり、対談を行ったこともある動物研究家でエッセイストの畑正憲さんは、
「北さんの書く文章は大騒ぎをしないのにくすくすと笑えるユーモアがありました。私も『どくとるマンボウ航海記』
以来の大ファンで、北さんに傾倒していました」と話していました。そのうえで、「昨年、電話をしたときも元気そう
だったので、思いもよらず、本当にショックです。小さなマンボウを剥製にして送ろうと思って用意していましたが、
畏れ多いこともあってなかなか直接会えず、生前に渡せなかったのが残念です」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111026/t10013511501000.html
935 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 18:06:55.16 ID:Czu+cBs90
躁鬱なら阪神の暗黒時代はどういうテンションだったんだろうか?
936 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 18:06:58.33 ID:4QA9BmX5O
>>928 ぱっと見は大理石に見えるけど、柱の中は木造で、
それにモルタルやら何やらで装飾して、大理石に見せかけていた、
インチキな建物だった、と北先生がエッセイで書いたら、
それに対して一番熱心に反論したのが、誰あろう斎藤茂太さん(w)
「当時の一般的な建築方法だったはずだ」と、
他の実例を挙げて反論しておられましたね。
>>934 ムツゴロウさんは東大医学部卒だっけか。
>>936 ww おもしろいエピソードありがとうございます
この人のユーモア小説は結構読んだな・・・
中公文庫の「人間とマンボウ」もいいね
ムツさんのことの褒めかたがいい
ご冥福をお祈り申し上げます
人の家にいるときウンコ漏らしてパンツを洗濯機に入れちゃう話が面白かった
娘さんの連載では「大腿骨を折るとマズイ」ということで
死んでから処分するに忍びない大量の書籍を片したが
手塚さんのCOMとかは手元に残していたとあった
947 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 18:58:13.79 ID:J3z1f2360
メロン だと思ったら マロンでしたw
なんでやねんw
by 遠藤周作
949 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 19:01:29.83 ID:J3z1f2360
>>931 まぁ正しいだろ
今でも読むに堪えるのは楡家の人びとぐらい
俺はマブセだマブセだぞ
どうだ、みなちゃん恐いだろ
ご冥福をお祈りします
魚油で自作のランプ作った話とかあって面白かったなぁ
>>949 宮脇さんが「楡家で終わっていれば惜しまれたでしょうね」とかいって
北さんもそんなこと言ってたけど
怪盗ジバゴは傑作、作中の風俗が古くなってもあのユーモア感覚は大切にしてます
953 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 19:14:48.60 ID:4QA9BmX5O
井上ひさしさんも北杜夫に憧れたって言ってたしなあ。
影響力はすごかったんでしょうね。
八重洲ブックセンターの文庫売り場のレジで、
「北先生関連のフェアとかありますか?」と店員さんに尋ねてるおっさんがいたな。
「あると思いますが少々お時間かかると思います」って返事だったけど。
辻邦生との往復書簡がよかった
955 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 19:21:22.96 ID:njNN3jh80
先生宅を見て、今、フリー切符で玉川電車往復。
956 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 19:22:17.57 ID:mmaauL/p0
慶応医学部じゃなかったけ?
昔本読んだら慶応医学部学生時代を語っていた記憶があるんだが・・・
東大(医学部にあらず)に一回入っていたような記憶が……
>>929 本当の阪神ファンは辞められんのが本当だ。
北先生だって辞めてねーだろ。
この程度で辞めてたら、お家騒動で最悪な時期や暗黒時代に
とっくに辞めとるわアホが。
何がこころあるだよ!糞ニワカめ。
959 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 19:27:33.88 ID:J3z1f2360
960 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 19:27:40.97 ID:qm2XQoJB0
昔、九十九一が真似していたのを思い出した。
962 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 19:30:00.74 ID:4QA9BmX5O
『みちのくの ははのいのちを いちもくみん いちもくみんとぞ いそぐなりけれ』
大学の卒業論文のテーマに『斎藤茂吉』を選んだ斎藤由香嬢が、
生まれて初めて斎藤茂吉の赤光を読み、
ご両親の前でその一首を音読してみせたときのお話。
……そりゃ、北先生も奥様も仰天しますわ(w)
『猛女とよばれた淑女』斎藤由香著・新潮文庫より。
俺の伯父さんの結婚式に出席してたって聞いた
何か遠縁に当たるとかで マンボウも厨房の頃よく読んだ
そろそろかな、って思ってたが、いざ亡くなられるとやっぱ寂しい
次は和久、西村、眉村、筒井、ナベジュンあたりかな・・・
964 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 19:30:36.49 ID:KF9DoObG0
死因がどこも報じないが自殺なのか?
>>964 インフルエンザワクチン接種→体調が少し悪くなる→年齢が年齢だけに入院→翌朝危篤→逝去
のようですね。
一部新聞報道によると「腸閉塞」が最終的な死因らしい。
966 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 19:41:57.00 ID:sJ5k4MhY0
一時期、青春記の文庫本をいつも持ち歩いてたな。
ありがとうございました。
80過ぎてるのに死因を問うのは野暮ですぜ。
腸閉塞か
腸さえ、腸さえなければ死ぬことはなかったのに…
てな。
充分に老衰じゃん。
969 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 19:55:32.51 ID:Cct58bde0
SbSzbbswO←こいつw
作家が一番、有名だった時代じゃないかな?
北杜夫とか遠藤周作なんて、誰でも知っていたような気がする
この人のエッセイを中学時代に読んで、読書の楽しみを覚えた。
「楡家」とか「輝ける…」とかは残念ながら社会人になってから読んだ。
この人のユーモアセンスが好きで、今では私の中の一部となってる。合掌。
972 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 20:07:03.35 ID:bubFiPQJ0
ムツゴロウとつきあいがあったのか…
八千草薫の大ファンだというし
人格が歪んでいると同業から忌み嫌われている人を
受け入れるところは
いかにもお坊ちゃんらしい…・
合掌。
>>146 >
>>142 >お前もさっさと死ねばいい
貴方のの考え方と文章は韓国人そのものですね。かっこいいですね。
やっぱり韓国人の貴方は
ウ・ンコ氏のノーベル賞を来年も祈るのでしょう、分かります。
>>813 多分全部読んだがなぜか一つも思い出せない
狐狸庵先生だのたばこのけむりだのはよく覚えてるのに
976 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 20:09:21.84 ID:bubFiPQJ0
>>970 純文学書き下ろしなんて新潮の目玉企画があったね
箱男あたりまでは初版予約して買ってたな
あっさり亡くなることが出来て、本当に良かった
随分死に方にこだわっておられたから、最高の最後
・・胡椒たっぷりのラーメンを食べていただろうか。
978 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 20:10:54.43 ID:08SHynmT0
>>958 阪神は大阪の巨人ジャイアンツ
阪神ファンに苦節も暗黒時代も存在しない。
苦節を言う権利があるのは、阪急、近鉄、南海を応援してるファンだけr。
わかったか、ニワカw
979 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 20:11:03.44 ID:5HLc9LHB0
躁鬱病の☆!
980 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 20:12:32.17 ID:bubFiPQJ0
缶ピース全部出して入れ直したら一本どうしても入らないが
船乗りクプクプの書き出しだっけ、
981 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 20:12:41.95 ID:HGw5u9pU0
なだいなだもかなり体はきつそうだもんな
>>168 さすがは韓国人。
発想が他国とは違うね。
高校の時、読書感想文のために楡家の人々を読んだ
波乱の一代記だから、普通に面白かった
中で斎藤茂吉の短歌が出てくるのは、ちょっとした、お遊びだったのかな?
984 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 20:13:43.82 ID:vmNM/d3Q0
986 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 20:19:00.49 ID:td/ECmcg0
20年前、読書感想文書かなきゃいけなくて本買ったなぁ。
未だに読んでないけど。
もし読んでない人がいたら「白きたおやかな峰」も読んでほしいねぇ。
奇病連盟なんか、ホッコリする話だったよなー。
アニメにしたら面白いかもw
文庫本が高くなり絶版のサイクルも凄く早い
井上ひさしの「腹鼓記」も読めないんだ
>>205 >
>>200 >読まないだろ。小説読むとか時間の無駄だし。
うるさい韓国人ですね、貴方は。
あ、韓国人はうるさいのが当たり前か
991 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 20:31:08.68 ID:2AB8mq1a0
作家というと別の世界の人と言う感じがするが、北杜夫さんだけは家族のような親近感を感じる。
>>988 北さんの作品は映像化するには色々難しいみたいだなw
こんな時代だから奇病連盟はアニメでもアウトだと思う
993 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 20:33:11.33 ID:bubFiPQJ0
三島由紀夫との初対面ではかなりでかい態度とったので
激怒した三島が引き合わせた奥野健夫に
『あんな無礼な奴は絶対に認めん。』と電話してきたそうだね
最後に三島とあったのは伊藤整の葬式で少し離れたところで外人と話していた
三島と目があったので、躁真っ最中だった北さん思わず楯の会揶揄するような軍隊式敬礼
三島はそのままどっか行ってしまった
最初と最後の失礼が大いに心残り
995 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 20:35:43.17 ID:MbNzABhX0
ご冥福をお祈りいたします。
996 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 20:39:20.04 ID:xHgJGUu+0
>>993 でも、それでいいんじゃないかなあ。人生考えたら、
おかしな生き方をしているのは三島だよ。
ああいうひとは、愛情をもってからかってあげれる人が必要。
あの才能は敬愛するけど、あのひとにすかれたいとは思わん。
>>992 奇病連盟のバツイチの彼女が「あなたと結婚するわ」と決意する場面
めぞん一刻並みのいじらしさだったなあ
中学生の時、航海記を読んで面白くて面白くて、
北さんの著作は殆どむさぼるように読んだ。
楡家や幽霊なんかの純文学もとても好きだった。
本当に悲しいです。
天国でもマブゼ王国作って国王として君臨して下さい。
三島さんは才能はあるけど愛嬌をもてない人だったね。
北さんを笑って許せるぐらいの余裕があればもっと良かったんじゃないかと思う
1000 :
名無しさん@恐縮です:2011/10/26(水) 20:41:08.48 ID:+ZbVj8+60
ボッコちゃん読んだ
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